うつくしい世界 公演情報 うつくしい世界」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 28件中
  • 満足度★★★★

    優しい
    とても優しい感じの作品でした。悲しさと暖かさ幸せっていろいろあっていいんだなと感じさせられました。

  •  
    観劇させて頂きました。

  • 満足度★★★★★

    世界をうつくしく
    ラストシーンではなぜか世界がうつくしく見えました。 

    今のうつくしい世界に対して傲慢になってはいけない、世界をうつくしくしなければ、、そう伝えられた気がします。 

    「愛してる」という言葉を聞いて、これほど泣けるとは思いもしなかった。 
    味わい堂々の浅野千鶴さんと、ぬいぐるみハンターの猪股和磨さんがとてもかわいらしいかっただけに、クライマックスは本当に胸が打たれる。 

    宮崎駿の天空の城ラピュタで「バルス」を言うシーンのような。 

    しかし陰の主役、まさかあの役を佐藤みゆきさんがやられてたとは、、、もしそうだったら凄いな~~と序盤に思ってたら、中盤にそうだと気がついてビックリしました。

  • 満足度★★★★★

    素晴らしかった
    タイトル通りほんとにうつくしい話で、素晴らしい内容でした。それ以上にその物語の世界観をきっちり表現出来ている役者陣がさらに素晴らしい作品にしている。
    また、佐藤みゆきの演じる役の姿にはビックリだか、この役をやりきる女優魂を非常に感じた。
    もう素晴らしかったです。

  • 満足度★★★★

    なんだか幸せな気持ち
    少しダークさのあるファンタジーで
    突っ込みどころもいくつかあるんだけど、
    それを忘れるくらい私はおもしろかった。
    なんだか幸せな気持ちになったなぁ。

    かなり個性的な役者さんが揃っていて
    ちょっと不思議な、絵本のような感じも。

    浅野千鶴さん(味わい堂々)と
    猪股和磨さん(ぬいぐるみハンター)がとてもかわいかった。
    この2人のやり取りに涙なみだ。
    永山智啓さん(elePHANTMoon)のいかがわしい感じも良かったなぁ。
    欲を言えば、
    大ファンの彼女をもっと違う形でも観たかったことだろうか。

    そのうち空気もこうやって扱われるのかも…。

    観れて幸せ!ってたしかアンケートにも書いた。
    なかなか見終わった後に“観れて幸せ”って思うことは…少ない。

    ネタバレBOX

    佐藤みゆきさん、
    初っぱな表情豊かなやさしい演技で…始まったと思いきや、
    ヤドーナ役に変わってからもの凄い熱演と扮装(前髪で口しか顔が見えない+ボロルック)で最初誰だかわからないくらい…。
    気がついた時は驚愕…これ…彼女かと。
    こんな役もできるんだ…とおどろいたのなんの。
    欲を言えば、次回は大ファンの彼女をもっと違う形でも観たい!

    帰り際、観客全員にクリスマスのクッキーがプレゼントされました。
    紅茶の香りがしておいしかったですよ。ありがとうございました!
  • 満足度★★★

    久々のこゆび侍
    空気を買う時代も来るでしょう。

  • 満足度★★★

    ほんわかしました
    きれいな話は好きなので、楽しくみれました。
    またこのような優しい話が観てみたいです。

  • 満足度★★★★★

    うつくしい世界を創るもの
    こゆび侍、初めて拝見しました。作風その他まったく知らず、真っ新な気持ちで観ましたが、どっと黒く染められていきました。目の前で繰り広げられる世界に抵抗できず、ただ受け止めることしかできない。しかし、傍観することしかできない観客は、いつの間にか闇に包まれ、無力な存在として舞台上の世界を構成する一つの部品となりました。ただただ悲しく、涙を流してしまいましたが、観てよかった、ということだけははっきりしています。ただ、すべての者に救済を施す必要はなかったような気はします。

  • 満足度★★

    えーっと、
    オープニングのシーンから「この先大丈夫か?ちょっと心配」と思ったけど、ほぼその通りになった。ファンタジーの良さがあまり感じられなかった。膨らむまでを骨太にしたものが見たい。

  • 満足度★★★★

    うつくしい話
    童話から抜け出したような
    優しいはなし。

    少し最後が優しすぎたかなという
    感じがしましたが好きでした。

  • とにもかくにも
    観れるのであれば、絶対観てください。

  • 満足度★★★★★

    ふうせん
    とてもきれいな 光景を 見ました。

    ネタバレBOX

    ラストの2人が素敵でした。
  • 満足度★★★

    初見
    説明通り、ふうせんにんげんとその彼女の周りの、いびつな物語でした。ちょっとブラックな部分もあるメルヘンチックな作品で、想いは美しいかもしれませんが、イマイチ、世界観に浸りきれず、、、

    ネタバレBOX

    メルヘンチックなファンタジーは好みなのですが、部分的に違和感を感じてしまい、世界観に浸りきれませんでした。

    空気汚染が進んで、空気の配給が行われている領土という設定が、個人的過ぎますが、妙に生々しく感じ、世界観に浸れませんでした。

    生まれた時から、ふうせんにんげんだったニカロに、普通の生活は不可能なのでは?
    外出できず、家のみで勉強し、友達もいないのが、自然なのでは?
    病弱なピコが憧れる学校の人気者には、なれないのでは?
    ・・・と言うか、生存してられるのが不思議な設定と、思ってしまった。
    突然変異で、ふうせんにんげんに、なった方が、理解しやすいと思った。もしくは、本人の好きな人(両親や大切な友達や彼女等)限定で、好意的な言葉をかけられると、膨らんで破裂してしまう方が、まだ納得できるような。。。?
    だったら、日常生活も可能だと思われるのですが・・・
    全ての作品で、つじつまが合うわけも無く、気になる事がたくさんあっても、そんなのどうでも良い、面白さや感動に包まれる事も、あるのですが、今作品は、気になってしまい、、、

    それでも、貧しいながらも明るく生きているピコ(浅野千鶴さん・味わい堂々)とウピ(小石川祐子さん)姉妹の登場で、世界観は、見えてきました。2人の純粋さ無邪気さは、とても良く、惹き付けられました。
    ピコが、窓から出入りする姿も、キャラらしく、可愛くかった。
    2人が、セロテープで遊ぶ姿も、無邪気で可愛く、テープがキラキラ光り綺麗で、メルヘンチックでした。

    しかし、この二人が秀逸過ぎたのか、一部キャストの力量不足も、世界観を断片的にさせてたように、感じてしまいました。

    綺麗な空気を作り出す存在の実態は、『バラ』と呼ばれる、フウセンにんげんというのも、、、空気が足りないのに、ふうせんにんげん一人(数人かもしれないが、はっきりした数は、出てこなかった)で、まかなえるのか?
    勝手に想像してしまった、その図も、不気味すぎて・・・
    本当の植物の方が、理解しやすかったです。
    しかも、現『バラ』は、女王の父親・・・も生まれた時から、ふうせんにんげんならば、女王の存在すら、難しい。女王の悲哀や、非情さの理由等も有るはずだが?何度も登場する女王だが、非情なだけで・・・その辺の見せ方(セリフや演出)を工夫すれば、作品の厚みを増す事も可能だったのでは?と、思ってしまいました。

    ニカロの体が膨らむ姿も、シャツの間から、赤い風船が膨らむのが、あからさまに見えてしまい、覚めてしまいました。
    赤い風船は、ニカロとピコの、素敵な思い出だったはず・・・
    せめて、肌色っぽい風船にして、シャツの色を黒紺等の濃い色にすれば、体が膨らんでシャツがはち切れそうになる図に、なったと思いました。

    ベタ甘なメルヘンにはしたくないというのが、作者の心情かもしれませんが、陰の要素の描写が、とって付けたかのように、感じてしまいました。
    《長所と短所は紙一重的》な、物事の多面性でも、陰を見せる事はできると思ってるだけに、この世界観に浸れず、残念でした。
    煙突を利用した畜空機や、シャボン玉の演出等、好みの部分もあるので、違う作品も観たいと思いました。

    ニカロ(猪股和麿さん・ぬいぐるみハンター)も、とても良かったです。
    ヤドーナ(佐藤みゆきさん)顔もほとんど見えず、セリフも少ないのに、手足の隅々まで行き届く表現力は、さすがでした。

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった
    うつくしい世界にどっぷりと浸かる。まさに演劇を体感するってこういうことか。年末に観るにふさわしい。

  • 満足度★★★★

    美しき哉、世界
    正直序盤で、登場人物のキャラ設定に月並みっぽさ、在り来たりの展開の話になりそうな感じがしてしまい、これは飽きるなと不安になりました。しかし、中盤からラストに掛けて多少冗長で型どおりな展開にも陥っていたように感じられた所も多少ありましたが、脚本の巧みさと役者の力量で全く飽きませんでした。

    ネタバレBOX

    ラスト近くの哀しくも美しく気高い女の子の選択に感動したのですが、利潤を独占する独裁者を倒せば丸く解決と言わないまでも、良かった良かった的になったのは如何なものかなと。もう少しあの主人公の男の子・女の子の二人がいたから、世界は変わった感があれば、もっと良かったのかなあと思いました。
  • 満足度★★★★★

    台詞で語られず、シーンで綴られる物語だから
    初日を拝見。
    なんだろ、物語が台詞でくみ上げられていくのではなく
    シーンの重なりで綴られていく感じ。
    だからこそ、
    そのまま観る側の視野から五感にまで至る
    舞台の空気の豊かさがあって
    浸りこんでしまいました。

    ネタバレBOX

    冒頭、
    誕生を寿ぐ家族のシーンから物語が始まります。
    母親に戻される赤ん坊、
    それとそぐわない銃声・・・
    意図などわからないのですが、
    舞台の感触が肌触りで残る・・・。

    そこから、淡々とシーンが紡がれていきます。
    特に台詞がその場所の説明をしてくれるわけではない。
    ひとつずつのシーンの状況は
    その場の雰囲気や、キャラクターたちのしぐさや会話、
    さらに醸し出される想いから観る側に映し出されていく。
    舞台の絵面や空気が
    観る側の内側に
    その世界のありようをくみ上げていくのです。

    その街の広さも、人々の暮らしのディテールも
    断片的にしか見えない。
    でも、見えないから曖昧なわけではなく
    そこにはくっきりと伝わってくるものがある。
    歴史も生活の感覚も描かれるわけではないけれど
    でも、役者達は
    そこにキャラクターたちの雰囲気や刹那の感覚を
    しっかりと根付かせていく。
    幼子が絵本を読んで、
    その世界に取り込まれてしまうのって
    こんな感じなのかもしれないと思う・。

    そしてシーンたちは重なり、冒頭のシーンにも繋がって
    観る側を浸しこむように広がっていきます。
    作り手の描く世界のしたたかさが、
    観る側の意識の水面下に
    そのシンプルな世界を描きこみ
    驚くほどたくさんのことを織りこみ
    観る側に広げていく。
    畜空器や金貨、棘状の凶器、セロハンテープなどの道具立ても
    ぞくっとくるほどに秀逸で
    物理的なものも
    物語のニュアンスへとしなやかに編み込まれていく。
    後付けで言葉にしてしまえば
    空気が汚れていくことや
    貧困や格差のこと、
    独裁者のことや
    人々の心の豊かさや貧しさ、
    などとくくられるのでしょうけれど
    でも、それらは概念としてではなく
    もっと細かいイメージとなって観る側の内側に織り上がっていくのです。

    絵本の世界の虚と現の時間の区別がつかなくなるように
    なにかがすっと入れ替わって、
    その世界の肌触りのなかで
    それぞれのキャラクターの想いに染められていく。
    清いものであっても醜いものであっても
    舞台上の人々の心情を受け取るの中でなく
    もっと内側から染められていくような感覚にまで
    引き入れられて・・・。

    役者たちのお芝居にも
    特に大仰やあからさまなデフォルメを感じるわけではない。
    でも、そのトーンのなかに
    高い解像度で細密に織り上がるものがあって。
    銃声も、恋する気持ちも、死者への喪失感も、
    愛するものへの想いも、
    貧困の感覚も、
    支配者のロジックも、
    憎しみや恨みすら
    それらの事象や刹那のあるがままのごとくやってきて。
    舞台の広がりは、そのままの感覚で沁み入り
    抱いているものと結びついて
    観る側の物語に変わっていく。
    舞台の、そして役者の演技に向かい合うという感覚から、
    もう一歩踏み込んだ質感が生まれて
    場の色やキャラクターに浮かぶものが
    そのまま、自分の感覚になっていく感じ・・・。
    それは愛情のぬくもりや
    恋する心や
    思いやる気持ちの清いものにとどまらない。
    よしんば、
    それが独裁者の想いであっても
    保身や訪れることの醜さであっても
    陥れることであっても
    さげすみであっても、
    人の死の軽さですら、
    役者が描き上げた
    あるものがあるがごとく感じられる。

    そうして観る側が抱いた物語の終盤には、
    たくさんの含蓄がありました。
    そして、深く満ちていくものに
    ゆっくりと心を揺すぶられた。

    多分、作り手にとっても劇団にとっても
    エポックメイキングになるような作品なのだと思う。
    少なくとも、これまでに体験したことのない感覚で
    演じ手たちの世界に浸されたことでした。
  • 満足度★★★★★

    素晴らしい
    現代社会の問題点が色々詰まっていて、とても考えさせられた。
    愛の表現って難しい。
    やはり、浅野さんと佐藤さんが良かった。
    うつくしい世界を堪能した。

    ネタバレBOX

    ラスト泣く。
  • 満足度★★★★★

    伝えたい
    泣いた。3年ぶりに芝居見て泣いた。
    鼻すすったり手でぬぐったりすると周りの集中切らすから流れるままに垂れ流しにしてたんだけどそしたらもうなんか声だして号泣したくなってきてこんなに泣きたい欲求を刺激されたのは初めてだ。堪えたけど。

    ネタバレBOX

    浅野千鶴さんが本当に良い。
    純粋でさー、本当に透き通ってて、すごく自然で迫力あって素敵だった。可愛かった。

    もう一人のお目当て佐藤みゆきさんが今回乞食の役。
    あんなに可愛いのに…そんな汚い格好を!と最初ショックだったんだけど(笑)目を奪われるほどに今まで見たことない佐藤みゆきさんがいた。
    その声どこから出してるのー。

    脚本も良かったわー。
    オリジナルファンタジーの世界観の確立。
    説明くさくなくてちゃんとそこに暮らしてる人々がいて。
    れきしの勉強が歌を歌うことだったり、ふうせんにんげん=バラって呼称も綺麗。
    本当汚いけれど美しい世界。

    セットも素敵だった。
    あの狭いサンモールのなかにあそこまできちんとした壁や家や世界を作り出せるものなのか。

    クライマックスの「好きだ」の連続にぶわっと泣けてしまって。
    でもピコとニカロは出会って数日だから、もしこれが長年付き合ってきた恋人同士とか、夫婦だったらもっと感極まったと思うの。
    長年罵声の言葉しか掛けられなかった相手に初めて気持ちのままの愛の言葉を伝えられる。
    (たとえばニカロの両親がその役目でもよかったと思う)

    バッドエンドスキーとしては最後はやっぱりニカロがいなくなってほしかったな。
    でもすごく素敵なお話でした。
    旦那に「愛してる」と伝えたいと思いました。
  • 満足度

    成島さん、ご健在ですか??
    と何度も、心の中で、疑問符が沸きました。

    あの繊細で、緻密な成島演出が、全く不在な印象を受けました。

    各人が、それぞれ、自分の裁量で、勝手気ままに演じている雰囲気で、トテモ秀逸な演技をする方がいるかと思えば、できれば、二度とこの方の出演している舞台には遭遇したくないと思う方も…。

    そんな中で、一人卓越した演技で魅了してくださったのが、ウピ役の小石川さん。
    彼女の出演作なら、また是非拝見したく思いました。

    ピコ役は、浅野さん、ご健闘されていましたが、個人的には、この役は、佐藤さんで拝見したかったと感じました。

    ネタバレBOX

    空気が汚れ、清浄な空気を配給されている世界なのに、息で、風船を膨らますというシチュエーションにまず疑問が湧きました。

    大変、緊迫感を必要とするストーリー設定なのに、キャスト陣のてんでんバラバラな演技が、その都度、その人カラーで、寸断されて、舞台にリズムも生まれず、ヒートアップして行く筈の緊迫度も、どんどん希薄になって行き、こゆび侍観劇で、初めて、時計を3度も見てしまいました。

    佐藤みゆきさんは、最初の看護婦役のちょっとの登場シーンでも、表情の変化が素晴らしく、やはり彼女は名女優さんだと感心しました。
    本役の方は、まるで、「スイニートッド」のキムラ緑子さんを思わせましたが、ここでも、空気を袋に詰める演技すら、本物で、驚きました。

    でも、こゆびの佐藤さんを観たくてチケットを買った人には、ちょっと誇大広告的な役柄だったのではないでしょうか?

    小石川さん、猪股さん、宮崎さんと、役を生きて舞台にいる俳優さんがいる一方で、急場しのぎの即興学生演劇まがいの演技とも呼べないレベルのキャスト陣がいたのが、全く舞台に統一性を感じさせず、残念でなりませんでした。
  • 満足度★★★★★

    究極の「愛」
    究極の「愛」ってきっと、こう云うコトなのかも。
    絶望的な世界かと思ったケド、最後にはちゃんと救われて、とても優しい気持ちになりました。

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