満足度★★★★★
うつくしい世界を創るものこゆび侍、初めて拝見しました。作風その他まったく知らず、真っ新な気持ちで観ましたが、どっと黒く染められていきました。目の前で繰り広げられる世界に抵抗できず、ただ受け止めることしかできない。しかし、傍観することしかできない観客は、いつの間にか闇に包まれ、無力な存在として舞台上の世界を構成する一つの部品となりました。ただただ悲しく、涙を流してしまいましたが、観てよかった、ということだけははっきりしています。ただ、すべての者に救済を施す必要はなかったような気はします。
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2011/12/28 22:47
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