満足度★★★★★
この作品も今年を代表する作品になるかも。
劇団員三人だけの公演。それなのに逆に豪華ささえ感じさせるのが凄い。三人の女優の個性が(いい意味で)ぶつかりあって素晴らしい作品が出来上がった。この空気感と質感は上野友之しか出せない。見事だ。今回、川村紗也が新境地を開いたような演技。ほれぼれした。
競泳水着は昨年のCoRich舞台芸術アワードナンバー1作品を作った団体。今年は劇団としてはこの1作だが、この作品も今年を代表する作品になるかもしれない。
満足度★★★★★
セリフが切れる
セリフがかなり印象に残った。
切り込み方・切り返し方。設定のシチュエーションでああいうやりとりは
えらく緊迫感があった。
それでいて、適度なユーモアもあり
とても締まったお話だった。
女優さんも3人、それぞれ別の存在感があり印象的だった。
満足度★★★★★
力ある公演、、
愛しくて、切なくて、面白くて、時には怒ったり、、
でもやさしくて、様々な感情が渦巻いては、最後ホッとさせられました。
競泳3姉妹に75分間ずっと釘付け!
橘さきに対する陽々野暦の心情の移り変わりや、門脇玲子が段々見せる
本心など、微妙な変化の感触がとても心地よかった。
“いと愛し”の愛しいって、亡くなった作曲家のこともそうだけど、
残された橘、陽々野、門脇の築かれた関係なのかもしれないと思いました。
満足度★★★★★
劇団員のみ
劇団のいいところを凝縮したような感じがした。
三人の女優もそれぞれ素晴らしく、三人を活かした脚本・演出、美術も素晴らしかったです。
満足度★★★★★
個性豊かな女優さん達。
まさに期待通りの「競泳水着」の作品でした。
個性豊かな3人の女優さん達が織りなす、人間模様。
劇場の空間も上手に利用していて、その場の空気、物語にすぐにのめり込んでしまいました。
上野さんの人を描く表現力の高さは、素晴らしいです。
あっという間の時間でした。
この作品が、観劇出来て良かったです。
満足度★★★★★
満足
久しぶりの競泳水着の公演。今回は劇団員3人による芝居。
上野さんの脚本ののセンス、演出のシンプルさ、大川さん、川村さん、細野さんの演技が、相乗効果を経てすばらしい作品に仕上がった。
いい芝居を観れて満足であった。
満足度★★★★★
目印はコンビニ。
「NOT BAD HOLIDAY」初見からずっと観てきたけど、今回が一番好きかも。
三人のあいだの探り合うような間が好き。噛みあっているのかいないのか的な会話の面白さ。苛々しながらも優しさを感じさせる台詞も良い。
満足度★★★★★
大好きです。
なんかこの空気感とかすごい好きですね。
15MMでは細野さん&大川さん2人芝居だったので
「いつかは3人のも見てみたいなぁ…」とつぶやいたのですが
こんなにも早く実現するとは思いませんでした。
キャストが3人でもまったく物足りなく感じるところがなく大満足でした。
満足度★★★★
三者三様の女優の魅力が光る
いつも構成力抜群の上野さんと、劇団員3人の女優さんだけで、創り上げた舞台は、破綻がなく、魅力に溢れていました。
3人の女優さんが演じる役と、衣装が又見事にマッチング。
全てにおいて、一定レベル以上のセンスに溢れていて、厭きさせません。
競泳水着の3女優さんは、それぞれ、ドキドキするほど魅力的で、これ、男性が至近距離で観たらタマラナイでしょうねえ。
ただ欲を言えば、と言うか自分の好みから言えば、後半の展開にやや、必要以上の作意が感じられ、それがちょっぴり残念ではありました。
満足度★★★★
男が女性を描くということ
男が女性を描くことは難しいことだと思う。
女性は異性であるからわからないことがたくさんだ。
しかし、この芝居は女性をうまく表現している。
女性の嫉妬深さ、女性の距離感、女性の優しさ、そして女性の愛情。
きっと上野さんは女性というものがわかっているんだろうなー
同じモノカキとしてうらやましい。
シンプルだけど、無駄がない。時間が経つのが早く感じました。
満足度★★★★
いとおしい
劇団競泳水着。
以前の公演を観た途端に劇団の活動休止だったので、
待ち遠しい本公演でした。
さらに劇団員のみの3名の公演。
ある作曲家の元に3名が集う。
大川翔子さん演じる作曲家の実の娘。
大川さんってこんなに細かったんだとなで肩を見て、
改めて認識(笑)
とても皮肉の物言いする女性を好演。
川村紗也さん演じる作曲家の内縁の妻の娘。
川村さんのめがね娘でドジ属性の女の子にときめきました。
細野今日子さん演じる作曲家の昔の恋人の娘。
秘書であるので、その淑やかな美しい女性を演じていました。
相変わらずの美しさです。眩しい(笑)
物語は、作曲家が残した娘への曲を巡る、
3人の娘の話です。
それぞれの作曲家の父への想いが錯綜するが、
死人同様に彼女達も全てを語る訳でない。
そこは人の秘めた想いがある。
ただ一つ。
亡き者への愛しさだけは語らずとも共感する。
きっとコンビニが救いの神だ(笑)
シリアスで通すと思ったら、
甘栗にAmazonとローソンのネタに笑った。
いつも人を愛す簡単な気持ちを思い出させてくれる劇団です。
満足度★★★★
無題187
本公演は2回目。中央部分の座席は指定席でしたので、自由席の左側ブロック最前列に座ります、比較的狭い舞台、椅子があって、なにやら書類が散乱、ノートや楽譜なども、奥のほうは、本やファイルを収めた棚、「ライ麦畑で~」「アルジャーノンに~」、文庫も単行本も。
満足度★★★★
安定の
芝居運び
期待通りの上質な(上質な芝居と言うのが何かと問われたらわかりませんけれども…)ストーリー
とにかく、上野さんの作るお芝居と言えば…的な雰囲気を感じられました
欲を言えば、もっと良い意味で裏切られたい、と言う気がしました
面白かったです!
満足度★★★★
良かった!!
個人的には、とても良い時間を過ごせた!
劇団員3人の芝居をがっつり観れるのは、なかなか贅沢だ(笑)。
公演を重ねるごとに、劇団の新たな魅力を発見する。
上演時間は75分。
満足度★★★★
プレビューとして
劇団員だけの公演だからこそのチャレンジなのか、
物語の組み上がりの秀逸のなかに
脚本が役者に求める場の質感や密度の細かい作りこみが
がっつりと折り込まれているように感じました。
この作品、なんとか時間を見つけて
公演期間の終盤に
もう一度拝見したいと思います。
終演時に感じたこの舞台の秀逸にとどまらない、
伸びしろというか、
公演の重なりの中でさらなる豊かさの醸成を、
予感させ、
期待させる「プレビュー」でありました。