いと愛し 公演情報 劇団競泳水着「いと愛し」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    三者三様の女優の魅力が光る
    いつも構成力抜群の上野さんと、劇団員3人の女優さんだけで、創り上げた舞台は、破綻がなく、魅力に溢れていました。

    3人の女優さんが演じる役と、衣装が又見事にマッチング。

    全てにおいて、一定レベル以上のセンスに溢れていて、厭きさせません。

    競泳水着の3女優さんは、それぞれ、ドキドキするほど魅力的で、これ、男性が至近距離で観たらタマラナイでしょうねえ。

    ただ欲を言えば、と言うか自分の好みから言えば、後半の展開にやや、必要以上の作意が感じられ、それがちょっぴり残念ではありました。

    ネタバレBOX

    最後の終り方が、あまり好きではない。と言うか、この作品では、もう少し、しんみりと終ってほしい気がしました。

    最後は、一人残った細野さん扮する門脇玲子の死者への想い、他の二人への想いを押し出して、エンドマークという方が、余韻が残って良かったように感じました。

    何故、玲子があそこまで、甘栗を拒絶するのかも、ちょっと不明でした。
    私が玲子だったら、最後に一人残った部屋で、甘栗を泣きながら口に含むように思うのですが…。

    コンビニのエピソードは、アクセントとして、面白かったけど、あの終り方は、ちょっと、3人のスタンスとして、作為的過ぎて、好きになれませんでした。

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    2011/11/06 21:29

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