満足度★★★★
荒船泰廣の映像力
土着系幻想演劇を謳う小栗としては今回は異色の作品と言っても過言ではないと思う。
今回は1995年、阪神淡路大震災を題材に脚色した物語だ。だから以前のように幻想度は強度ではないものの、演劇としてはやはり虚構の世界だ。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★
「生」と「鎮魂」
場のコラージュなどいかにもqui-co.な手法で訴える「生」と「鎮魂」。
吉田能のピアノと武井翔子の歌も良く、それらが三位一体となったクライマックスは圧巻!
また、「いかにも荒船アニメ」な映像も好みではあるが、それが主張し過ぎる感があるやも?
満足度★★★★★
感動の大作
スケールの大きい考えさせられる作品。
役者がみなさん達者で安定感があり引き込まれる。
映像、音楽、照明も効果的で素晴らしい。
特に荒船氏の映像は味わい堂々や銀石でもお馴染みだが独特の世界観が印象的だ。
女性の強さが強調され、生きる希望が沸いて感動した。
もっと大きな劇場でより多くの人に観てもらうべき作品。
満足度★★★★
カタルシス味わえました
シーンごとの話はもとかく、全体としてのつながりがいまひとつ理解できませんでした。しかしカタルシス味わえたので、やはりスゴイのでしょう。母性には敵いませんな。
満足度★★★
はい。
プレビュー観劇。意味のあるパフォーマンスだと思う。が、シーンシーンでは対応するなにかがあるんだけど、それをつなぎ合わせたものであって、全体を通してのグッとくるなにかがいまひとつ感じられなかった。俳優個々は面白かった。
満足度★★★★★
演劇というよりアート
阪神大震災をテーマに被災した人々を描く芝居。
登場人物はどこか変、というより皆がどこか病的なものを抱えている。これがもしも阪神大震災によって彼らの心を変にしてしまったのだとしたら・・・と考えると妙にリアルだ。
とはいっても、芝居自体は妙に爽やかで重くない。
登場人物の心の闇を音楽、照明、映像が際立たせる。音楽、照明、映像がめちゃくちゃ綺麗。それぞれの場面を観客である僕の目に記憶に塗りこんでいく。それはまさに一発KOを誘うアッパーカットというより、徐々に心に染み渡っていくボディーブローだ。
役者、照明、音響、映像によって僕の心はいつの間にか芝居の世界に飲み込まれ、目には涙が。終わったあとには「すごい」の一言。しびれが止まらない!
ここまで心に残った芝居は久しぶりでした。演劇を見たというより、ひとつの芸術、アートを見た感じ。終わったあとはのどが渇いた!
満足度★★★★★
ダブルコールでした。
阪神大震災でのお話がそのまま今の私達にリンクして・・・という狙いは容易に想像がついたものの、ここまで心を震わせてもらえるとは思っていませんでした。黒沢世莉さんらしい毒のない素直な表現と、攻撃的な映像と美しいピアノの生演奏とが相まって、ノスタルジックな中にもリアルな現実を突きつけてくれて。その上で、放射能塗れのこの日本でもう生きていきたくないと思っていた私に、生きる希望を提示してくれました。こんな風に人の心を動かす演劇を創ってくれる人達がいるなら、まだ生きてみよう、と。きっと日本も、そして世界をも彼らは変えてくれるだろうと、そんな風に感じさせてくれるお芝居でした。あのスタジオでダブルコールはなかなかないのではないでしょうか。私も流れる涙を拭うことなく、拍手をし続けました。
満足度★★★★
地震をテーマに
震災前と震災後の神戸の町並みを描いた作品。描き方は断片的だけれど全体の構成は見事にまとまり絶妙だった。所々、クスッと笑える箇所もありテンポも絶妙。
満足度★★★★★
再生
後半は観客席からすすり泣きもきこええてきました。
このお芝居はこれからの私たちが再生できると思える応援歌とうけとめました。
後味はよかったですね。歌、ピアノ、映像もよかったです。
満足度★★★★
無題173
ここは初めて、18:45会場着、受付していただき中へ、広いです、入って左に客席(椅子席3列段差あり)、前列ほぼ真ん中に座ります、むき出しの柱、薄いグリーンの柱(こちらはセット)、下手にアップライトピアノ、両サイドに照明、正面、上、大きなボード。開演時間を少し過ぎ前説、かかっていたのはD.ボウイの曲ですね、開演、明るいままパジャマ姿の女性登場、21:08終演、休憩を挟んでアフタートーク(詩森さん:「日本の問題」観に行きますよ)。震災を扱ったお芝居は2作目…ミナモザ「ホットパーティクル」、ん〜、瀬戸山さんのアフタートークも聞きたい。帰りに台本を購入。