ぼくの好きな先生 公演情報 ぼくの好きな先生」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★

    重いなりにもユーモアあり
    中学生の同級生がいじめを苦に自殺し、本人は直接の加害者ではないが傍観者と言うか関わらないようにしていたため、自分も加担していたと思いしそして悔やんで、教師となった今、自殺した同級生が見え、同級生に償うのと同時にいじめをなくそうと、自分が尊敬する先生達の助言(脳内でのやり取りか)をもらい、奮闘する物語でいいのかな。
    (なくす奮闘と言うより、自分の心から同級生を救うのが主だったように感じた)

    ネタバレBOX

    予想外の内容でしたが、前半は重い中にもユーモアを交え、後半は前半の雰囲気をガラッと変えた作品になってたと思います。
    ただ、主人公の妄想の中の世界で話が進んでいくのが大半であるので、同級生を救えなかったことを悔やんでいることは感じるもののどうもそれほどの重さは感じず。もっと悩んでいる場面があったほうがよかったのかな。
    また、小さい劇場でするのがあってる戯曲だとは思いますが、この劇場ではあまりあってなかったかな。

    後、この回は場内が相当暑くなっていたようだが、オイラは暑いより体勢のほうが辛かった(笑)
  • 満足度★★

    辛口の感想です。
    評判が良かったので観に行きました。終わった直後は、役者さんたちの熱演もありましたので、良かったのですが、徐々に後味の悪さが込み上げてきました。馬場少年とその父親に「許さない」というせりふを言わせたことで、救いがなくなってしまったかなと思います。「許さない」ことは、加害者よりもむしろ被害者にとって重荷だからです。でもその科白しかないのかな。あと、いじめは、やってる方が100パーセント悪いって言い切ってほしかった。悪気がなくて、面白がってやってるだけみたいな科白だったけど、思いやりのある人ややさしいひと、強い人は、弱い者いじめしないわけで、やはり、いじめの加害者に問題があるんだってことを強調してほしかったです。また、絶望して自殺するかもしれない人に対するメッセージも入れといてほしかった(「生きてればいいことあるよ」みたいな)。。。

  • 満足度★★★★★

    最高~!
    熱い心が伝わるお芝居でした。

    磯貝奈美さんの演技は特に秀逸でした!!

    ネタバレBOX

    読書を通じて知り合った賢人たちもイジメを解決することはなかなか難しいようです。

    過去のイジメ黙認を反省して、先生になった今、イジメの加害者の可能性のある全校生徒の家庭訪問をしようとするほどの熱血教師…、顔はエベレストに登った人に似ています。

    疲れたを連発する同僚先生にも、過去の自身のイジメ経験を書きださせ、イジメ被害者に直接電話したりして10年以上前のことを直接謝らせます。

    そこまでやるには訳がありました。

    熱血先生の部屋に入り浸っている中学生は、当時イジメを黙認したために自殺してしまった中学の同級生だったのです。

    罪悪感から逃れることができず、中学生の思い出、面影、妄想がつきまとっています。彼の存在のために先生の道に進んだのです。

    ただ、負い目がある場合ですが…、殺人の意志があった場合はともかく、過失致死などで人を死なせた人はいつ心の底から笑えるのでしょうか。いつも気になります。

    ところで、話を幽霊物にせず、自分の頭の中の産物としたところが好きで、私は作家さんを評価します。

    熱血先生の婚約者も同級生で、同じように後悔していて、時々妄想が訪れます。

    そして、なんとも面白いのが、二人が思い描いている印象が異なるため、中学生は衣装を着替えて出てきたり、それぞれに対する接し方が少し違うことです。

    へっと言ったり、うじゃうじゃとじゃれついたり、つまんないギャグを言ったり、しかとしたり、磯貝奈美さんの中学生の男の子らしい演技は本当に秀逸でした!!

    イジメに遭った小学生の女の子役も演じましたが、ちょっと中性的で、こんなに気持ちが表現できる女優さんがいることに驚きました!!いっぺんにファンになりました。

    そして、先生と婚約者は同級生のお父さんに謝罪することで一つの区切りを付けることができました。これからは心の中の彼も少しずつ成長させようとする温かい気持ちに感動しました。素晴らしい作品でした!
  • 満足度★★★★★

    好演でした
    胸が熱くなりました。

  • 満足度★★★★★

    鮮やかによみがえるいじめの記憶
    タイトル、フライヤーからは想像のつかない、いじめをテーマにした本作。
    コメディタッチであるがゆえに、浮かび上がるいじめの悲惨さ。
    見事な作品であった。

    ネタバレBOX

    主人公は34歳の教師。
    教師には中学校時代の同級生のフィアンセがおり、彼女に懐妊を契機に同居、結婚を控える。
    そんな彼には、忘れえぬ記憶がある。
    それは、中学校時代、一時期親しくしていた同級生をいじめが原因の自殺で亡くしてしまったというもの。主人公はいじめには加わることなかったものの不作為によって彼を追い込んでしまった。
    亡くなった同級生は頻繁に彼のもとに、亡くなった中学生当時の姿で現れる。彼は時に主人公をなじり、時に今ってほしいかのようにじゃれてくる。
    実はそのような体験は主人公だけではなく、主人公の妻も共有していた。彼女の元にも、彼はときどき姿を現していた。

    また、主人公には、空想癖があり、あるとき、彼の部屋で、「世界教育者会議」と題する教育者の集まりが催され、主人公の敬愛する「先生」たちが、次から次えと搭乗する。コルチャック先生、宮沢賢治、「いまを生きる」のジョン・キーティング、坊ちゃん、など。
    その会議の題材はいじめ。

    そこから、いじめを巡る旅は始まる。
    主人公夫妻、亡くなった少年、そして、主人公同級生それぞれの、いじめ、いじめられ体験が再現される。

    衝撃的だったのは、それらの再現を見ている最中に、自分自身のいじめ、いじめられ体験が鮮やかによみがえったことである。
    演劇を見ていてこれほどの追体験をしたことは始めてある。
    見事の一言である。

    今後も、このような良質な作品を作り続けていただきたい。

  • 満足度★★★★

    説明文通りでしたが予想外
    いじめをテーマとした作品でした。チラシの印象から軽い感じを予想していたら、意外に重い内容で、良い意味で裏切られました。

    過去の、あるいは小説や映画の中の著名な先生たちが出てくる前半はコメディータッチで、少々滑り気味にも感じたのですが、中盤からグッとシリアスな話になって引き込まれました。
    いじめられた少年を演じた磯貝さんがとても良かったのですが、調べてみたら本当の中学生だったんですね。素晴らしい演技でした。

    個人的な話になりますが、主要な登場人物の年齢設定が自分と同い年で、小・中学生時代に流行っていたアイテムが色々と出てきたのが懐かしかったです。

  • 満足度★★★★

    チラシ絵に騙された・・
    説明気にせず、チラシから家庭教師ものの王道少年ラブコメかなぁ。
    などとと思っていたら・・・。
    さまざまな教師たちが群雄闊歩(ちょっと違うか)する話でした。
    イジメというテーマを真正面から捕らえた、
    重厚なストーリーに脱帽しました。
    またその重い話になりがちなトコロを、
    上手に明るく愉しく見せていただきました。

    ネタバレBOX

    成長しない、自殺した中学の同級生の霊
    (実際は主人公の妄想らしいのですが)にとりつかれている主人公。
    という設定にプラスして、舞台の壁側のスライド式本棚を扉にして、
    次々と登場する、理想の先生たち!
    登場の仕方や、そのらしさは。すごい存在感ありました!
    実は名前の無い”ぼっちゃん”や、
    本として世に出したのは2冊しかない”宮沢賢治”とか、
    (うーむつかみどころ無さそうな宮沢賢治は、
    一歩間違えると裸の大将みたく感じました)
    映画「今を生きる」も結構、教師ものの定番だったのですね。
    コルチャック先生は、なかなか髭が存在感UPさせていました。
    ちょっと出で終えてしまいましたが、
    教師ものでハズせない金八先生も出てきたし、
    サリバン先生も黒板届けるだけな感じでしたが、インパクトありました。
    その教師たちが、
    イジメについていろいろ討論するシーンは見応え充分でした。
    苛める側の軽さと、苛められた側の重さの対比や。
    時間が経過しても風化しない人の感情などを、
    明るい芝居ながらも丁寧に見せていった手腕に拍手です。
    自殺した馬場君のお父さんも、登場の理由といい。
    台詞の重さといい、考えさせられる事多くラストでの締めに相応しかった。

    結構キャストを後で見返すと、
    皆さんWキャスト上手に演じ分けられていて驚きました。
    コルチャック先生と金髪の俳優さんは、ホントに体型以外別人ですね(^^)。
    また馬場くん、可愛かったです。
    詰襟の学ラン似合っていました。
    (う~んショタ系にハマルお姉さん達の気持ちがわかります)

    舞台が主人公の部屋で、
    出入りする時に金属の扉の開閉音するのは凝っていましたが。
    たまに、ある筈であろうその音が無かったり。
    出待ちで暗幕の陰に待機中に、暗幕ズレて足とか見えていたので、
    星ひとつマイナスです。
    (せまい舞台で大変でしょうが、細かい所も頑張ってください!)
  • 満足度★★★★

    死んだ人は年を取らないの。。。
    「奥様は魔女」のクララおばさんが間違えてベンジャミン・フランクリンを呼び出しちゃった回とか(却ってわかりにくいか。。。)、「シックスセンス」(幽霊とは違うけど)をちょっと思い起こさせる。
    偉人さんたちの意見を聞きたくなるような難しい問題。ずっと馬場君や高橋さんを引きずってるのも「自業自得だろ!」とは、ちょっと言えない微妙な年齢の中学生。文部省推薦にして、現役の小学生から中高生が見て、考えてほしい作品。(ゲンバクは使えないかな。。。)
     結構たくさんの役者が舞台にいるときに、全員が観客に背を向けているときがあったので、ちょっと気をつけてほしい。馬場君と高橋さんの二役を演じた方は年はいくつなの?と、思うほど、はまってました。

  • 満足度★★★★

    結構胸にぐさっとくる
    チラシのイメージとはかなり違った内容でした。いじめを主題にした、現実と妄想が交錯する芝居で、コメディタッチですが、結構胸にぐさっとくるもので、色々考えさせられて、十分満足できました。一瞬だけ登場のサリヴァン先生クールでした。

  • 満足度★★★★★

    やられた!
    幕が開き、中盤までは宮崎駿の世界?みたいだなぁと思って観ていた。単なるコメディでもなさそうだし、不条理劇でも始まるの? いったい何がいいたいの?   ところが途中から一転して、なるほど、そうだったのか。これは、うまいホンだ。初めての人にも演劇の楽しさを伝えることが出来る内容で、よかった。となると、チラシのデザインはちょっと損をしているかも、ですね。教育の現場(中学校の体育館とか)でも公演して欲しい気がする。坊ちゃんのセリフのトチリは逆にリアリティがあって悪くはなかった。最後の暗転でグラスをひっくり返したのは、惜しかった(笑)。

  • 満足度★★★★★

    ずうっとそばにいてやるよ・・・♪
    この言葉を見た時 重松清の『青い鳥』を思い出した♪
    内容もそうなのかな?と思ったらまったくの逆でした♪
    重松さんの方はいじめ等で苦しむ子の『そばにいるよ』でこちらは自殺した子が同級生に20年も取り付いている♪
    かと言って怪談ものではない♪
    ドタバタのコメディタッチで物語りは進むのだが・・・♪
    最後にやられた(涙)♪

  • 満足度★★★★

    好きは好きでもフライヤーに出てるような先生ではない。笑
    主人公・河合の中学時代の回想と妄想を具現化し現在の状況と交差さながらの悔悛物語。
    ここで登場する河合の好きな先生は、尊敬する先生らでこれらの登場人物たちが実に面白い。今回のenjiはコメディ公演かと勘違いしたほど。だけれど後半はがらりと模様をかえてジーンとして泣ける。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    34歳になった河合は現在、教師をしながらかつての同級生だった玲子と結婚し、彼女には新たな命が宿っている。こんな風に順調に人生を歩んできた河合には、同じく中学の同級生で、苛めを苦に自殺した馬場が今でも心に重くのしかかっていた。

    当時の事を回想するとあのころの馬場を助けられなかったという後悔が、罪の意識となって河合を苦しめる。だから今でも馬場は中学生のままで河合にまとわりついて離れない。それが現在の河合が見る妄想の中で河合の尊敬する小説の中の先生らと一緒に「いじめ」について議論し、自らの欝を消化しようと試行錯誤を繰り返すのだ。

    ここで登場する先生らはヤヌシュ・コルチャック先生、宮沢賢治、ジョン・キーティング、坊ちゃんらだ。これらの先生方は小説どおりのキャラクターだから、実に可笑しく楽しい!笑

    しかも彼らのような著名人な大人たちが結構バカバカしく、しょもない議論でもって「いじめ」について語り合うのだから裸の大将のさまなのだ。笑
    とにかく坊ちゃん先生のキャラクターが愉快だった。

    彼らは馬場を中心に「いじめ」についてとことん話し合いながら、その情景で河合の罪を消化させていくかのようだった。河合の頭の中の馬場は河合の感情によって服装やキャラクターが変化するので、河合の心の揺らぎも想像することができる。

    学校と友達が人生の全てだったあの頃、多勢に無勢ではないけれどいじめられている馬場を避け離れてしまった自分、想像もしなかった馬場の自殺。それらを背負った罪は河合の20年後に馬場の父が昨日届いたという馬場の「14才の手紙」を持参し河合家に訪れることでようやく消化される。

    手紙には「20年後の自分」というタイトルで自殺した前の日に書かれたものだった。そこには将来の夢を書いた手紙があった。そして馬場の34歳の自画像と河合の34歳の自画像も含まれていた。

    馬場の父のセリフ「恨んではいないけれど許すことはない。どうか翔太を忘れないでほしい。これは重いかもしれないけれど、これからも重くあってほしい・・。」と言う。

    セットが素晴らしい。本棚が扉になってここでキャストらが出入りする。温かな気持ちになれる舞台だった。



  • 満足度★★★★★

    普遍的テーマ
    学校を通過した人なら誰もが多かれ少なかれ心に傷を抱えているイジメというテーマを、程よくユーモアを交えながら扱っており、学校から遠ざかって久しい私もあれこれ考えさせられました。自分の心の中の嫌な面を映す鏡のような作品でした。

    ネタバレBOX

    コルチャック先生、キーティング先生、坊ちゃん、サリヴァン先生、宮沢賢治、金八先生まで出て来ちゃって、超豪華な顔ぶれ!このへんのユーモア最高!
  • 満足度★★★★

    初見でした
    テンポよく進みとっても楽しくみれました。
    久しぶりに演劇をみて、やっぱりいいなぁと思えました。

    前半はきれもいいし、笑えるし、初めて演劇をみたという
    つれも非常に楽しんでいました。また演劇をみてみたい
    と言ってもらえたので、私としては大満足です。

    展開が変わったところからラストまでのくだりは、少々唐突な
    気もしたので、もう少し丁寧に描けたらもっとよかったです。

  • 満足度★★★★

    よかった!
    会場が狭くて(前の席の女性が後ろに寄ってて)やや集中できませんでしたが、途中まで普通のお芝居かと思っていたのですが、彼の存在がはっきりしたとき、一気に内容が濃くなって、いいお芝居になりました。
    無理な設定もありますが、とても楽しめました。
    ありがとうございました。

このページのQRコードです。

拡大