満足度★★★
重いなりにもユーモアあり
中学生の同級生がいじめを苦に自殺し、本人は直接の加害者ではないが傍観者と言うか関わらないようにしていたため、自分も加担していたと思いしそして悔やんで、教師となった今、自殺した同級生が見え、同級生に償うのと同時にいじめをなくそうと、自分が尊敬する先生達の助言(脳内でのやり取りか)をもらい、奮闘する物語でいいのかな。
(なくす奮闘と言うより、自分の心から同級生を救うのが主だったように感じた)
満足度★★
辛口の感想です。
評判が良かったので観に行きました。終わった直後は、役者さんたちの熱演もありましたので、良かったのですが、徐々に後味の悪さが込み上げてきました。馬場少年とその父親に「許さない」というせりふを言わせたことで、救いがなくなってしまったかなと思います。「許さない」ことは、加害者よりもむしろ被害者にとって重荷だからです。でもその科白しかないのかな。あと、いじめは、やってる方が100パーセント悪いって言い切ってほしかった。悪気がなくて、面白がってやってるだけみたいな科白だったけど、思いやりのある人ややさしいひと、強い人は、弱い者いじめしないわけで、やはり、いじめの加害者に問題があるんだってことを強調してほしかったです。また、絶望して自殺するかもしれない人に対するメッセージも入れといてほしかった(「生きてればいいことあるよ」みたいな)。。。
満足度★★★★★
鮮やかによみがえるいじめの記憶
タイトル、フライヤーからは想像のつかない、いじめをテーマにした本作。
コメディタッチであるがゆえに、浮かび上がるいじめの悲惨さ。
見事な作品であった。
満足度★★★★
説明文通りでしたが予想外
いじめをテーマとした作品でした。チラシの印象から軽い感じを予想していたら、意外に重い内容で、良い意味で裏切られました。
過去の、あるいは小説や映画の中の著名な先生たちが出てくる前半はコメディータッチで、少々滑り気味にも感じたのですが、中盤からグッとシリアスな話になって引き込まれました。
いじめられた少年を演じた磯貝さんがとても良かったのですが、調べてみたら本当の中学生だったんですね。素晴らしい演技でした。
個人的な話になりますが、主要な登場人物の年齢設定が自分と同い年で、小・中学生時代に流行っていたアイテムが色々と出てきたのが懐かしかったです。
満足度★★★★
チラシ絵に騙された・・
説明気にせず、チラシから家庭教師ものの王道少年ラブコメかなぁ。
などとと思っていたら・・・。
さまざまな教師たちが群雄闊歩(ちょっと違うか)する話でした。
イジメというテーマを真正面から捕らえた、
重厚なストーリーに脱帽しました。
またその重い話になりがちなトコロを、
上手に明るく愉しく見せていただきました。
満足度★★★★
死んだ人は年を取らないの。。。
「奥様は魔女」のクララおばさんが間違えてベンジャミン・フランクリンを呼び出しちゃった回とか(却ってわかりにくいか。。。)、「シックスセンス」(幽霊とは違うけど)をちょっと思い起こさせる。
偉人さんたちの意見を聞きたくなるような難しい問題。ずっと馬場君や高橋さんを引きずってるのも「自業自得だろ!」とは、ちょっと言えない微妙な年齢の中学生。文部省推薦にして、現役の小学生から中高生が見て、考えてほしい作品。(ゲンバクは使えないかな。。。)
結構たくさんの役者が舞台にいるときに、全員が観客に背を向けているときがあったので、ちょっと気をつけてほしい。馬場君と高橋さんの二役を演じた方は年はいくつなの?と、思うほど、はまってました。
満足度★★★★
結構胸にぐさっとくる
チラシのイメージとはかなり違った内容でした。いじめを主題にした、現実と妄想が交錯する芝居で、コメディタッチですが、結構胸にぐさっとくるもので、色々考えさせられて、十分満足できました。一瞬だけ登場のサリヴァン先生クールでした。
満足度★★★★★
やられた!
幕が開き、中盤までは宮崎駿の世界?みたいだなぁと思って観ていた。単なるコメディでもなさそうだし、不条理劇でも始まるの? いったい何がいいたいの? ところが途中から一転して、なるほど、そうだったのか。これは、うまいホンだ。初めての人にも演劇の楽しさを伝えることが出来る内容で、よかった。となると、チラシのデザインはちょっと損をしているかも、ですね。教育の現場(中学校の体育館とか)でも公演して欲しい気がする。坊ちゃんのセリフのトチリは逆にリアリティがあって悪くはなかった。最後の暗転でグラスをひっくり返したのは、惜しかった(笑)。
満足度★★★★
好きは好きでもフライヤーに出てるような先生ではない。笑
主人公・河合の中学時代の回想と妄想を具現化し現在の状況と交差さながらの悔悛物語。
ここで登場する河合の好きな先生は、尊敬する先生らでこれらの登場人物たちが実に面白い。今回のenjiはコメディ公演かと勘違いしたほど。だけれど後半はがらりと模様をかえてジーンとして泣ける。
以下はネタばれBOXにて。。
満足度★★★★★
普遍的テーマ
学校を通過した人なら誰もが多かれ少なかれ心に傷を抱えているイジメというテーマを、程よくユーモアを交えながら扱っており、学校から遠ざかって久しい私もあれこれ考えさせられました。自分の心の中の嫌な面を映す鏡のような作品でした。
満足度★★★★
初見でした
テンポよく進みとっても楽しくみれました。
久しぶりに演劇をみて、やっぱりいいなぁと思えました。
前半はきれもいいし、笑えるし、初めて演劇をみたという
つれも非常に楽しんでいました。また演劇をみてみたい
と言ってもらえたので、私としては大満足です。
展開が変わったところからラストまでのくだりは、少々唐突な
気もしたので、もう少し丁寧に描けたらもっとよかったです。
満足度★★★★
よかった!
会場が狭くて(前の席の女性が後ろに寄ってて)やや集中できませんでしたが、途中まで普通のお芝居かと思っていたのですが、彼の存在がはっきりしたとき、一気に内容が濃くなって、いいお芝居になりました。
無理な設定もありますが、とても楽しめました。
ありがとうございました。