満足度★★★★★
笑う笑う。
最初の30秒で「あ、おもしろいな」とわかる感じは、なんなんでしょうね。
ルールもすぐわかったし、ルールにもとずく遊びもいっぱい。
間違えて、訂正するとことか、笑った。
満足度★★★★
結局新作の方しか見れなかった
この舞台、構成が特殊なので
始まってから、それに気づくまではかなり「?」な感じ。
気づてからしばらくは構成の妙でなかなか楽しいが、
ストーリー自体はシンプルなので後半飽きというかやや退屈。
出演者、オーディションで集められた素人の人も結構混じってたみたいだが
みなさん健闘してたと思う。(素人っぽいところがなかった訳ではないが)
満足度★★★★★
するっとせつない
日程の都合で
旧作を後回しにしてこちらを観たので、
旧作の予備知識はあったものの
最初ちょっとわかりにくかったのですが・・・・。
法則がわかってからは舞台にしっかりと入り込むことが
できました。
満足度★★★
実験と観察
寺山修司の
「人は不完全な死体として生まれ、
何年かかけて完全な死体になる。」
という言葉を初めて知った時は吃驚した。
19歳くらいだったか?
その切り口を知って、10年経ってからこれを観ると、
あまり大きな衝撃は受けない。
細部の観察なくしては楽しめない感じになっちゃう。
観劇というよか
実験を観察するちゅう感じやね。
これは完全に好みの問題になる。
自分が観察して、
何かじんわり受け取って
「観てよかったなあ」という気持ちになったのは
妊娠したショウコの最後の台詞だけだったかもしれない。
もちろんそんな瞬間に恵まれたのだから
価値があったのだけど、
ちょっと俺には作風がドライ過ぎた。
知人の久保亜津子さんを目当てに
五反田団を初めて観たのだけど、
このような「見方が決まってない観察型の作風」ではなく
主観的な作品も創るのだろうか。
主人公が一人いて、時系列に展開するタイプの
オーソドックスなレパートリーがあれば観てみたい。
満足度★★★
かのもるてき生
旧作は前に見たので私は新作しか見なかったけれど、両方見る人はやっぱり旧作のほうから見るのが正解だろうと思う。どちらもワン・アイデアを作品全体に膨らませたものだが、ディテールが充実しているので、設定がわかってからでも退屈することはない。
これから見る人はネタバレBOXを開かないほうがいいと思う。念のため、阿佐ヶ谷スパイダースの次回公演を見る予定の人も。
満足度★★★★
これは秀逸!
はじめ、死んだ者がなにかのきっかけで生き返っていくんだと
思ってみてたのですが、いたるところに激しい違和感が。
(たぶんぼくは気付いたのがずいぶん遅かったと思う‥)
『生きてるものはいないのか』では不条理な印象を受けましたが
こちらはAnswer的な感じというか、「死に至る前」がメインになる分
避けられない運命、無念な印象が鮮やかに表現されていました。
『生きてるものはいないのか』があるから活きる作品ですが、
ぼく的にはこちらの方が、より「人生」を感じることが出来ました。
これはもう一度観たいですね。‥もっと体調万全なときに。
満足度★★★★★
シンプルなのに面白くて、じんわりせつない
ああ、なるほど、という演出の面白さはあるのだが、物語はシンプルな構造。
なのに面白くって、じんわりと後から時間差でいろんな感情がやってくる。
台詞と演技の不思議なリズムで、「行間」を読み取らせるような演出と脚本が見事。
満足度★★★★★
こりゃ傑作!
再演の「生きてるものはいないのか」はまだ見てないので先にこちらを鑑劇しました。
初演の「生きてるものはいないのか」を見てるからいきなり「生きてるものか」でも全然違和感なかったけど、絶対に先にもう一方を見ていたほうが良いです。
こちらの方が構造的に難解。
でもそれを逆手に取った傑作!
舞台は黒いピカピカ光る素材で作られた段差の浅いひな壇3段で構成されていて、シンプルだけど素敵です。
暗転をあまり使わないからあまり触れられないけど、五反田団は地味に照明が良いです。
主張しすぎない照明の使い方がうまい。