公演情報
「リタ・ジョーのよろこび」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
端正な作りで歌もよく、ハッピーなことのない話なのだが、観劇後の印象は悪くない。
我々の文明の仕組みが、リタ・ジョーにとっては何から何まで、ディストピアの様相を呈してくる。宗教も慈善家も教育も、彼女にとっては抑圧的でウソウソとなる点では同じ。リタの絶望的な孤独に、ほんの少しノゾミを匂わせる終幕であった。
満足度★★★★
途中休憩が入るものの、主役はほぼ2時間出ずっぱり。それでもテンションが維持され、セリフも聞きやすく小柄なのに声量もしっかりしていた。他の演者や、驚くほどの声量とぶれない音程・声質で多くの場面で歌い続けた役の方も含め、しっかり鍛え上げ、安心してみれいられました。
満足度★★★★
d-倉庫の奥行きある舞台に木の香りのするセットを組み、リタ・ジョーの裁判をメインに彼女の回想が挟まることでカナダにおける先住民の問題を描く社会派的内容の休憩あり2時間10分、幾度も交ざる歌声が独特のアクセント、幕引きも独特の味わい。
満足度★★★★★
当たり前のことと思っている義務教育は素晴らしいことなんだと、
しみじみと思わせてもらいました。
いやだなぁ~と思う気持ちと、知らないで可哀想と思う気持ちが
交差して考えさせられるお芝居でした。
満足度★★★★
自分は、文明その利便性の中で暮らしており、社会システムに組み込まれ規範に従い行動をする、それが当たり前という感覚にある。その感覚は、物語における一方の視座であり常識である。しかし物語に登場する先住民(ネイティブ)にとっての常識ではなく、文化等の違いによって常識が非常識になるかのようだ。”文明(文化も含む?)”という語彙からするとすぐに利便性を連想するが、そもそも文明は農耕での食糧生産とそこから生まれる余剰農作物が前提だったことを思えば、この物語は常識・非常識も含めた大きな対立ではなく、どこかで行き違った人間の感情、意識、その延長線上の社会組織等々を描き出しているような気がするのだが…。
同時に今、世界的な問題になっている環境についても考えさせる秀作。
(上演時間2時間10分 途中休憩15分)
満足度★★★★
下が剥き出す本能を 上が理と利と倫で押し戻す。 いくらやさしく諭されても、施されても、教を受けても、上下に立つ社会システムに受け容れられることはない。その現実に挑みかかる世代の憧れ交じりの悲憤が、色付きの証言の数々に纏わり 忘我の中で噴出する。 くにの地平を夢に見るリタのよろこびは、おそらく未来を見つめている。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/22 (日) 14:00
見方によって賛否がでる作品と思います。海外移住者が増加している社会現象にテーマを、感じながら観劇をしました。単に演劇を楽しみたいと思う人は、難解かもしれません。
満足度★★★★
休憩込みの2時間を超える作品でした。問う劇団は3回目の観劇。探偵もの殺し屋ときて少し社会派的な本作品。いろいろできるなあと感心しています。
本作品はインディアンの苦悩と、土地を奪って開拓した白人たちの考えの違いからくるいろいろな葛藤?的なものと勝手に理解して拝見しました。
明らかに悪いことをしている白人はいけないのですが、環境に適応できなかったという点でもいろいろ考えさせられるなあと思いながら見ていました。
観劇後、きっと今も世界中で起きているこんな問題を考える機会になったような気がします。一体なぜ仲良くできないのでしょうか? とても興味深い作品でした。
次回も期待です。
満足度★★★★★
素晴らしかったです。現代に通じる大きな問題提起だと思いました。
原作を、その背景を知らない日本人の私にもとてもわかりやすくかみ砕いたお話にまとめ上げて居られたことと、登場人物がその世界に存在しているように見える役者さんの演技が素晴らしかったです。
地球上のすべての人々に考えて欲しい問題だと思いました。
満足度★★★★★
途中休憩15分を含み2時間15分のお芝居でした。お腹と心に響く歌声と楽器の音色。素晴らしい舞台でした。特に二幕目になると話が凝縮し芝居にどんどん引き込まれます。原住民の人たちの苦悩と戸惑いを痛感しました。