満足度★★★★★
端正な作りで歌もよく、ハッピーなことのない話なのだが、観劇後の印象は悪くない。我々の文明の仕組みが、リタ・ジョーにとっては何から何まで、ディストピアの様相を呈してくる。宗教も慈善家も教育も、彼女にとっては抑圧的でウソウソとなる点では同じ。リタの絶望的な孤独に、ほんの少しノゾミを匂わせる終幕であった。
ネタバレBOX
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2019/09/30 01:38
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