満足度★★★★
下が剥き出す本能を 上が理と利と倫で押し戻す。 いくらやさしく諭されても、施されても、教を受けても、上下に立つ社会システムに受け容れられることはない。その現実に挑みかかる世代の憧れ交じりの悲憤が、色付きの証言の数々に纏わり 忘我の中で噴出する。 くにの地平を夢に見るリタのよろこびは、おそらく未来を見つめている。
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2019/09/23 20:25
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