「CoRich舞台芸術まつり!2023春」の審査員5名のご紹介です!(あいうえお順)

丘田ミイ子

ライター

大学で文学を学んだのち、2011年よりファッション誌にてライター活動をスタート。『Zipper』、『リンネル』、『Lala begin』などの雑誌で主にカルチャーページを担当。出産を経た2014年よりかねてより切望していた演劇の取材を始動、育児との両立を鑑みながら『SPICE』、『ローチケ演劇宣言!』、『演劇最強論-ing』などで執筆中。近年は小説やエッセイの寄稿も行い、直近の掲載作に私小説『茶碗一杯の嘘』(『USO vol.2』収録)、エッセイ『母と雀』(文芸思潮81号 第16回エッセイ賞優秀賞受賞作)などがある。2022年5月より『演劇最強論-ing』内レビュー連載<先月の一本>で毎月劇評を更新中。
劇場を出た後も続く日々の中で、ふと思い出すあのシーンやセリフ。心の中で再生せずにはいられない演劇との出会いを心待ちにしています。

關智子

演劇研究、批評、翻訳。

早稲田大学他講師。専門は演劇学、現代英国演劇、戯曲理論。批評、翻訳も手がけつつカンフェティ等でライター業も行う。共著に『紛争地域から生まれた演劇』(ひつじ書房)、『西洋演劇論アンソロジー』(月曜社)、共編著に『ポストドラマ時代の創造力』(白水社)。戯曲翻訳にナシーム・スレイマンプール『白いウサギ、赤いウサギ』、アリス・バーチ『自殺の解剖』。「演劇」をラディカルに更新する作品に出会えると盛り上がります。

園田喬し

演劇ライター・編集者・『BITE』編集長

そのだたかし◯演劇ライター、編集者、『BITE(バイト)』編集長。2005年より演劇専門誌『演劇ぶっく』の編集部員として国内現代演劇の最先端を取材。演劇ぶっく副編集長を経て、現在は演劇雑誌『BITE』を発行、マスメディアの取材対象になりにくい小劇場シーンを積極的に取り上げている。2018年から「演劇のしゃべり場イベント」として『BITEキャラバン』を開催し、2020年のコロナ禍を機に音声配信『BITEキャラバンのラジオ』を開始。この他、演劇情報媒体での執筆や演劇関連事業に携わるなど、その活動範囲は多岐に渡る。この舞台芸術まつりでは「参加者たちが、いま表現したいもの」を見逃さぬよう、しっかり観劇させて頂きます。

深沢祐一

編集者・ライター

学生時代に社会学を専攻し現代演劇界のフィールド調査をもとに修士論文を執筆。2013〜17年に早川書房に在籍し、雑誌『悲劇喜劇』やハヤカワ演劇文庫、海外文芸・ノンフィクションの書籍編集を担当。近年の仕事に『国際演劇年鑑』の共同編集や雑誌・web媒体への公演レポート・インタビュー寄稿など。「観劇」をめぐる厳しい状況は続いているが、今回もまた新しい才能に出合いたい。

松岡大貴

豊岡演劇祭2022 プロデューサー・コーディネーター/一般社団法人COs 代表理事

1989年生まれ。日大藝術学部卒業、同大学院舞台芸術専攻修了。都内公共ホールの事業担当を経て、2019年東京芸術劇場プロフェッショナル養成研修修了。2020年豊岡演劇祭の立ち上げに参画。2020年コーディネーター、2021年アソシエイトプロデューサー、2022年より現職。同年、フェスティバル運営や自治体と協働事業を行うための一般社団法人COsを設立。
この数年、1人では解決しようもない大きな問題が、探さずとも眼前に現れます。表現の場や創造環境はどのように担保されるべきか。一人一人が大切にする価値観にとって、社会が無慈悲な荒波となってはいないか。必死に考えています。これを読んでいる皆さんと、その表現と、必ず出会えますように。

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