蜃気楼を抱け! 公演情報
観たい!クチコミをする

公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

蜃気楼を抱け!

アトリエ・センターフォワード(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
劇作家・演出家・俳優の矢内文章が、自身のオリジナル戯曲と海外戯曲を上演するため2008
年に結成。矢内が海外演出家と仕事を共にしてきた経験を活かし、「今何をしているのか」を重要視する「動詞で考える演技法」を軸に、個人では抗えない大きな社会的流れのなかで右往左往する人間たちをユーモアを交えながら描く。
2011年、文化庁「新進劇団育成公演」に選出され、関ケ原合戦前夜の小早川秀秋陣屋の屋根裏に潜む忍者たちの葛藤を描くなど、リアリティを土台にしたファンタジックな表現法に定評がある。「演劇を体験してもらう」が創作上のモットー。
近年では、古典落語を題材に2人芝居「演劇落語」を創作し各地で上演。さらに廃屋を利用して公演を打つ(共同主催)など、「場所の持つ力」を信じ、新たな表現の場を求める活動も重ねている。
また、「動詞で考える」ワークショップも各地で開催しているほか、コロナ禍の活動継続の刺激として、国内外の短編戯曲を様々な角度から味わい、自分で料理するならどうする?と吟味もする「演劇食堂」を毎週開催。
創作上演と演劇教育および演劇人口の拡大という2つの目的を両輪に楽しく活動中。
【応募公演への意気込み】
『蜃気楼を抱け!』はブラックコメディです。笑って楽しんでいただきながら、登場人物たちが描く「蜃気楼」に思いを馳せていただければと思っています。
お金とは? 心とは? 信用とは?
「失われた30年」とも言われるほど長く続く不景気。行き過ぎた資本主義。自己責任論。そんな息苦しい社会のなかでなんとか成り上がろうとする詐欺師たちの話ですので、不謹慎な事柄や政治を揶揄することも出てきますが、それをしっかりユーモアに昇華させてお届けしたいと思っています。
また、プロデュースユニットである私どもが様々な団体で活躍するキャスト陣とともに「動詞で考える演技法」を軸にして創るアンサンブルにもご注目いただきたい点です。
「他者を聞くので湧きおこる衝動」に乗って、どれだけ豊かな表現が創りだせるのか、という点です。
演劇の持つ生のエネルギーと虚構性を如何なく発揮して、楽しくて笑っちゃうけど実はコワ~い作品をお届けいたします。
【将来のビジョン】
私どもは小さな小さな団体です。このコロナ禍でまずは地道に、着実に歩いていくことが第一です。その上で、創作上演と演劇人口拡大という活動の両輪を存分に動かせるアトリエを持つことが目標です。人が出会って刺激し合い、少ない負担で創作と発表を継続できる「ホーム」を足掛かりに、当団体の表現を広く楽しんでいただけたらと思っています。
また、公演やワークショップを全国各地のみならず韓国など海外で行うことも現実的な目標としています。様々な文化、歴史、考え方の人々との交流を通して自分たち自身を見つめなおし、研鑽を積む。そんな愚直ともいえる演劇活動を続け、団体の表現機会を増やしつつ若い世代の育成をはじめとした演劇人口の拡充に寄与できるようにしていきます。

公演に携わっているメンバー(6)

岡田篤弥
役者・俳優

「蜃気楼を抱け!」に携わっているメンバーです。
稲葉 能敬
役者・俳優

「蜃気楼を抱け!」に携わっているメンバーです。
田中希望
役者・俳優

「蜃気楼を抱け!」に携わっているメンバーです。
山村茉梨乃
役者・俳優

「蜃気楼を抱け!」に携わっているメンバーです。
たぶちまさひろ
役者・俳優 脚本 演出

「蜃気楼を抱け!」に携わっているメンバーです。
矢内文章
役者・俳優 脚本 演出

「蜃気楼を抱け!」作・演出・出演です。大変な状況ですが、皆さまにお会いできると信じて、対策して、前に進みます!

このページのQRコードです。

拡大