残火 公演情報
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公演地:愛知県

観たい!

公演地:愛知県

残火

廃墟文藝部(愛知県)

公演に携わっているメンバー:13人

【団体紹介】
2012年7月設立。名古屋近郊の小劇場を活動の拠点とし、一人称小説のような「誰かの視点から見た世界」を表現することをモットーとした作品づくりを行う劇団。
座付き作家は、劇作家協会東海支部事務局長も務める斜田章大。
脚本、音楽、映像等を劇団内で創作しており、異なる分野のクリエイターが相互に影響を与え合うことで、常に新しい表現を追求し、独自の世界観を表現している。

2019年には長編作品「サカシマ」が名古屋市民芸術祭特別賞を受賞。
同作品は、第26回 劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作品としても選出された。
当作品はそんな「サカシマ」以来の、二年半ぶりとなる新作公演である。
まだ上演歴の無い本作だが、既に令和3年度北海道戯曲賞最終候補作品に選出されており一定の評価を受けている。(最終審査は2022年3月の予定)
【応募公演への意気込み】
平成元年に私は愛知県で生を受けました。
阪神淡路大震災の時は6歳です。
テレビで流された破壊の映像は私の原風景として根付いています。
そしてその日以来、私達にとって、地震と、それに伴う破壊や死は、常に境界のすぐ向こう側にある可能性となりました。
東海地方でもそう遠くないうちに大地震が起こるであろうというデータがあったからです。
学校では年に一度は必ず防災訓練がありました。
家族も教師も、事あるごとに、「貴方たちが生きている間には大地震が来るであろう」と告げました。テレビでも何度も聞きました。
そして30年の時が経ち、平成が終わった日、まだ地震が来ていない事、まだ自分がこの地に生きていることに漠然とした空虚感を覚えました。それが今回筆を執った理由です。

劇団設立10周年の今年。私たちが挑むのは「平成」という大きなテーマです。一つの時代の始まりから終わりまでを描き、その30年間で変化した「人」と「生活」、そしてその関係性と可能性を表現します。
平成の始まりと終わりを描くこの作品が、新しい時代を切り開く傑作になる事を私たちは信じています。
【将来のビジョン】
当劇団の大きな特徴の一つが、上演作品の動画をインターネットで全編無料公開していることです。
2014年に劇団主催で行われた短編集公演「廃墟地獄」以降、年に一度のペースで行われる長編新作の本公演、劇団主催で行われる短編・中編公演は全作品YouTubeに無料公開しており、劇団公式チャンネル動画の総再生回数は、5万回を超えています。結果、地方劇団でありながら本拠地である愛知県外にもファンが多く、演劇に触れ始めた若年層を中心に強く支持されています。
令和二年度、三年度はコロナ禍のため劇場公演を断念しましたが、代わりに計三本の新作映像作品を制作、YouTubeで発表しました。こちらも大変好評で、そのうちの一作「文字すくい」はNAGOYA NEW クリエイター映像 AWARD金城ふ頭賞を受賞しています。

コロナ禍の影響で、今後演劇とインターネットの関係はますます深くなることが予想されます。インターネットで存在を作品を知り、我々を好きになった方が実際足を運んで劇場に来てくれる。これが我々が10年目指してきたものです。そのために今回の「残火」では、小劇場公演では珍しい、YouTube広告の作成も予定しております。
インターネットを活用する劇団のパイオニアとして、これからも新しいことに挑戦し、業界を引っ張って行きたいと、考えております。

公演に携わっているメンバー(13)

新谷梨子/RiCO
歌手 制作 当日運営 その他(衣裳)

制作助手です。
仲田瑠水
役者・俳優

「残火」に携わっているメンバーです。
道端タダシ
制作

「残火」に携わっているメンバーです。
八代将弥
役者・俳優 脚本 演出

「残火」に携わっているメンバーです。
おぐりまさこ
役者・俳優 脚本 演出 美術 映像 制作

「残火」に携わっているメンバーです。
あさぎりまとい
役者・俳優 歌手

「残火」に携わっているメンバーです。
元山未奈美
役者・俳優 その他(衣装)

「残火」に携わっているメンバーです。
渡辺浩之
演出助手

「残火」演出助手
山川 美咲
役者・俳優

「残火」に携わっているメンバーです。
瀧川ひかる
役者・俳優

「残火」に携わっているメンバーです。
小津山おず
役者・俳優

「残火」に出演します。 劇団員になってから初めての公演、出演になります。
佐和ぐりこ
制作 当日運営 宣伝美術

「残火」制作です。
斜田 章大
役者・俳優 脚本 演出

「残火」に携わっているメンバーです。

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