レモンキャンディ

匿名劇壇（大阪府）

公演に携わっているメンバー：7人

団体紹介

2011年5月に結成。大阪を拠点に活動。
作風はコメディでもコントでもなく、ジョーク。自分たちの身近にある出来事を、自分たちをモデルにしたキャラクターを登場させながら、自己言及的な台詞を吐かせつつ、客観的でスマートなエンターテイメント作品に仕立て上げる。
ポストドラマ的な表現方法を取りながらも、非常に分かりやすい作品になっていることが特徴。疾走感のある演出で、共感のしやすい物語を、メタフィクション的な多重構造で描く。同世代から強い支持を受けている。と思っている。

2013年　space×drama2013にて優秀劇団に選出
2014年　芸創セレクション＋参加
2015年　AI・HALL　次世代応援企画　break a leg 参加／Ｍゲキ→ネクスト参加
2016年　演劇エキスポ、アートグラウンドcocoromiフェス、荒馬祭に参加。
福谷圭祐作「悪い癖」（第六回本公演）が第23回OMS戯曲賞大賞受賞。

応募公演への意気込み

昨年12月、主宰で作・演出を担当している福谷圭祐が「悪い癖」で第23回OMS戯曲賞大賞をいただきました。
今公演が受賞後初の新作公演であり、初の単独東京公演です。勝負です。
大賞受賞後の新作であること、2013年に優秀劇団に選出していただいたspace×dramaの集大成「應典院舞台芸術大祭space×drama（わ）」に参加、初の単独東京と、この勝負で勝たなければいけない要素が偶然ではありますが重なりました。
今回も出演者は「劇団員だけ」でオリジナル戯曲を上演します。
大阪・東京計15ステージでこれまでの最大動員数を大きく更新、1000人動員し、次の活動へ続けたいと思っています。

これまで観て頂いた方、またこの公演で初めて観て頂くお客様に出会う事、多くの方に作品をご覧いただくことが今からとても楽しみです。

将来のビジョン

結成5周年の年も終わり、新たな一歩の年が今年なのではないかと思っています。
東京公演をはじめ、各地での公演は今後も続けていき、その中でも関西のみの公演を行いたいと考えています。
今回の公演で大阪にはこんな劇団がいて、関西のスタッフとともにこんな作品を作っているぞ！というのをアピールし、今後の作品で活動拠点である関西に他の地域のお客さんにもきていただきたいと考えています。

また、これまで匿名劇壇では「再演」というものをしてきませんでした。本公演すべてが新作です。
ですが、今後劇団を続けていく、「長く続けていく」うえでは「再演」についても考えていかなければならないだろうと思っています。そして「良い作品は再演を行い、より多くの方に観て頂きたい」と思っています。
本公演では1000人以上を動員、いずれは本多劇場でも公演ができる、そんな劇団になり、全国を飛び回りたいです。