ハリー☆ポッタァーと曖昧なアーチの向こう

情熱のフラミンゴ（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

2012年、島村和秀(演劇作家)、川本直人(映画作家)、服部未来(ダンサー)の3人を中心に結成。
西遊記のような暗黙の人間関係で作品ごとに編成を変えて制作。
2015年より西調布一番街つくるまちプロジェクトに参加、アトリエ『浮ク基地』を構え公演、市民向けワークショップ等を行う。
社会の見えづらい存在や変化していく場所に光を投射し、喜劇的な批評性で独自のブラックユーモアを展開するのが特徴。
2016年、舞台『きれいなひかり』で第7回せんがわ演劇コンクール グランプリ他3冠を獲得。他作品に、舞台『やんごとなきため息』（演出：島村和秀/14）映画『パレード』（監督：川本直人/14）、ダンス『彼女はわたしに戻っていく』（演出・振付：服部未来/15）など多数。
2017年5月に新作舞台『ハリー☆ポッタァーと曖昧なアーチの向こう』上演予定。

応募公演への意気込み

綱渡りのようなスリリングな作品になります。
際どいモチーフを渡りきれるかという危うさも去ることながら、偽善と偽悪の谷に落ちないよう、足の裏にめり込むロープを頼りにゆらゆらバランスを取る。列をなす綱渡りはひとりで後戻りすることも許されず、向かう先に戸惑いを感じながら、なんとなく、曖昧なアーチの向こうへ。
尊敬してやまない“例のあの本”の名に恥じないよう、愛と勇気をもって、ゆらゆら綱の上を渡り続けるひとの歩みを描きます。（脚本・演出：島村和秀）

将来のビジョン

遊びの場を無制限にもつ団体になりたいと考えています。
そのため2017年は、演劇作品では夏にツアー公演、冬に都内での本公演を予定。映画は、川本直人が毎年夏に主催する「瀬戸田映画祭」の更なる成功を目指し、ダンスはアトリエでの公演を企画しています。また、年度末には毎年恒例のオルタナティブイベントを開催し、音楽アルバムのリリースも画策しています。
そうして、西調布のアトリエ「浮ク基地」を拠点に、じわじわと活動領域、制作規模を拡大させ、あり余るパッションをボーダレスに発揮していきます。