声たちの在る 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

声たちの在る

亜人間都市(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
亜人間都市は、早稲田大学の演劇サークル出身の黒木洋平が2015年に立ち上げた演劇ユニットです。
その場で消費されてしまうのではない、10年後、100年後というような時間の中で、それを観たものに影響を与えるような作品制作を目指し、そうした作品を蓄積する場として、また作品制作のために人々が集まり関わり合うための場として旗揚げしました。黒木のオリジナル戯曲を中心としつつも、チェーホフ『かもめ』のような既成作品の演出を行うなど、スタイルに拘らず様々なアプローチを試みています。
昨年より〈他者〉のテーマに演劇の本質を見出し、自分と全く違う存在ではない、かといって同じとも言えない、〈同じであり違う存在〉としての〈他者〉について考えるための作品制作を行っています。
応募公演への意気込み
昨年、〈他者への旅路〉二部作と銘打ち、〈他者〉をテーマとした作品を作りました。その際、他者との対話にこそ演劇の本質があるのではないかと感じました。『声たちの在る』もまた、〈他者〉のテーマを根底においた作品です。
「ポリコレ疲れ」とも言われますが、私たちの身体は疲れてしまいます。理性でどれだけ「他人の声を聞くべきだ」と考えていても、疲れてしまうことには敵わないでしょう。ここにあるのは他人の声を「聞く/聞かない」の分断以前。否応なく声が「聞こえてしまう」ということと、それに戸惑う人間の姿です。ここに普遍性を見出そうと思います。
出演者は一人ですが、描くのは〈他者〉との対話です。「言葉」という〈他者〉に対峙する「身体」から……無駄な要素を取り除いて、まず「一人」であることから、対話を始めます。演劇の力を信じるために、何よりもまず目の前の俳優を信じたいと思います。
将来のビジョン
目下の目標は「集団」となること、そしてその先で「場所」を持つことです。
演劇は集団制作であり、一人ではできないことを集団の力を以って成し遂げるものだと考えます。そうした強い協働の可能性を求めつつ、作品制作を継続していきたいと思います。
また「場所」には「人と人が集る」という役割と、「記憶が蓄積する」という性質があります。どちらも演劇とって重要であり、それを集団として持つことを理想としています。
また、活動として、演劇について語るための機会を作りたいと考えています。観劇後にTwitterに書くような感想も自己表現・社会参加であり、そうした「言説」を増やすことこそ演劇の役割だと捉えています。しかしその目的を達成する手段は作品制作だけではありません。創作者と観客、観客と観客が繋がり、言説を交わす機会の創出を、具体的にはトークライブやワールドカフェなどの企画を行います。

公演に携わっているメンバー(5)

おかべ
照明 制作 当日運営

お手伝いします。
藤井祐希
役者・俳優

出演します。
打土井大
脚本 演出 制作

正岡子規みたいな。
りりせ
脚本 演出 宣伝美術

宣美です。
くろぎ
役者・俳優 脚本 演出 演出助手 制作 Webサイト

演出です。

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