あるいは友をつどいて 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

あるいは友をつどいて

ハツビロコウ(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
2015年、演劇企画集団THE・ガジラによる年間ワークショップで出会った俳優たちが発足した演劇企画ユニット。
『この時代と共に生きる俳優が、今一番気になることを、自らが主体となって発信する。』をコンセプトに、特定のプロデューサー、脚本家、演出家を置かず、松本光生を中心とした俳優たちが、公演毎にそれぞれ企画を持ち寄り、その時々のテーマにより、表現方法から興行形態まで模索する『俳優発信の演劇ユニット』である。
旗揚げ公演は、演劇企画集団THE・ガジラ 鐘下辰男氏による脚本「セルロイド」を、演劇集団砂地 主宰 船岩祐太氏の演出で上演。家庭内暴力と、その発生のメカニズムを探求した。
第二回公演は、同じく鐘下辰男氏による脚本「わが闘争」を、本ユニット代表の松本光生が演出。この公演で松本は、より現代を意識すべく上演台本を書きかえ、この国の過疎地が抱える問題点を明らかにし、未来にその解決法を提示した。
応募公演への意気込み
今回応募した「あるいは友をつどいて」は、1974年にこの国で実際に起きた連続企業爆破テロ事件をモチーフに書かれた作品である。
全てのテロリズムに関して、その行為を擁護するつもりはない。が、モデルになったテロリストたち、一人ひとりを詳細に調べてゆくと、彼らはあの時代の日本におけるいわゆる普通の人たちである。さらに、ある種素朴な正義感を持った、真面目で誠実な人たちだったということがわかってきた。
―彼らがなぜあのような残虐な事件を引き起こしてしまったのか。ある種素朴な正義感が、なぜ人として最もしてはいけない大きな過ちにつながってしまったのか。―
今回の上演における台本の書きかえ作業により、その疑問を検証し、明らかにする。
それは、いま世界中で頻発している、ひとつの正義を掲げて行われるテロリズムと、根は近くにあるような気がしてならない。
将来のビジョン
俳優の仕事を「待つこと」から、「行動すること」に変える―
『この時代と共に生きる俳優が、今一番気になることを、自らが主体となって発信する。』という、団体設立当初のコンセプトを大切にし、今なぜこの題材を生の舞台でやらなければならないのか。映画やテレビではなく、生の舞台でしかできないこと。生の舞台だからできることにこだわり続け、それを上演してゆく。
今後は、現代劇の枠にとらわれることなく、古典を現代にアレンジした作品づくりにも挑戦しようと画策している。

また、将来、わたしたちのコンセプトを共有できる俳優を一人でも多く増やし、大人数による様々な視点からのディスカッションを積極的に行い、時には分裂し、時には結合し、舞台表現の未知なる可能性を大きく広げてゆきたいと考えている。

公演に携わっているメンバー(6)

森郁月
役者・俳優

劇場でお待ちしております。
井手麻渡
役者・俳優

ぜひ、観にきてくださいっ!
大木明
役者・俳優 演出助手

1974年、いまの私と同じ、27才の「狼」が起こした爆破テロ事件をもとにした6人芝居です。事件から40年過ぎてなお犯人の数人は逃亡中、リーダーたちは死刑囚として、あれからずっと牢獄で、いまを生きています。ぜひ観にいらしてください。
先輩
役者・俳優 演出

演出します。出演もします。楽しみです。
荒川大三朗
役者・俳優

観に来てください。よろしくお願い申し上げます!
岩野 未知
役者・俳優 制作 宣伝美術

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