- HOME
- 舞台芸術まつり!TOP
- 舞台芸術まつり!2017春
- 応募作品
オシチ
KIO(大阪府)
公演に携わっているメンバー:5人
- 団体紹介
- 大阪・阿倍野で生まれて、
45年間続いている演劇会社です。
子どもから大人、海外の方まで、
対象の幅を広げた作品づくりを心掛けています。
子どもの教育にも力を入れており、
小中高校生を対象に芸術鑑賞会向けの公演、
小劇場の運営(オーバルシアター)、
国際パフォーミングアーツフェスティバル「TACT/FEST」を10年間開催、
海外との共同制作や海外アーティストの招聘なども同時に行っています。
▶︎「TACT/FEST」フェスティバル
http://www.tact-japan.net
▶︎オーバルシアター(劇場)
http://www.officephi.com/loxo.html
最近では、
コミュニケーションワークショップや防災を学ぶための演劇など、
社会問題を解決するために、
”演劇”というツールを使った企画を行う機会も増えています。
- 応募公演への意気込み
- 構想から、数年前。。
やっとこの時期、この場所での公演が決定しました!
原作は、作家・井原西鶴の『八百屋お七物語』。
十七歳のオシチと吉三郎の、切なくも激しい恋愛ストーリーです。
通称”八百屋お七”として有名なこの物語は、ドラマやアニメなどでも扱われています。
演出家である中立公平が、感銘を受けた、黒澤明監督の「羅生門」。
一つの事実であるはずの話が、複数の証言者が異なる事実を語ることで、
まったく違う真実が浮かび上がるという、人間の業、心のうちを描いた作品です。
今回の「O7オシチ」には、
真実が混沌としたこの時代にこそ、虚実の中にある真を捉えてみたい、
という想いが込められています
公演を見ていただいた方それぞれに、
自らの真実を見つけ出していただければ幸いです。
ロカルノ国際映画祭で受賞経験のある、スイスの音響アーティスト、
京都・高台寺でのプロジェクションマッピングを成功させた、映像アーティスト、
世界的に活躍する女性ジャグラー、バレリーナなど、
様々なプロフェッショナルとのコラボレーションも見どころです!
映像・音楽をふんだんに取り込んだ、アーティスティックな一作に仕上がっています。
- 将来のビジョン
- 「演劇」というひとつのジャンルに留まらず、
他ジャンルとコラボレーションをし、社会の中に溶け込む新しいエンターテイメントの場を築いていきたいと考えております。
まずはひとつひとつ、一歩一歩。
演劇というツールをつかって、
様々な人に感動と学び、気づきの場をつくっていくことが私たちの望みです。
公演に携わっているメンバー(5)