悪童日記 公演情報
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公演地:京都府

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公演地:愛媛県

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悪童日記

サファリ・P(京都府)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
サファリ・Pは2015年利賀演劇人コンクールに参加したメンバーが中心となって結成されたカンパニーです。京都を拠点に、毎年、前年度よりクオリティの高い作品を作ること、またなるべく同じメンバーで継続した作品作りを行う事を目指しています。メンバーは俳優とダンサーで構成されており、普段はそれぞれ様々な分野で活動しています。年に一回のサファリ・P本公演では、既成の戯曲や小説を元に半年前からプレ稽古を行い、物語の解釈や身体訓練を行います。物語や作家について深く丁寧に掘り下げるとともに、そこから一旦大きく飛躍することを恐れずに創作するためです。
我々の拠点とする京都は、小劇場を日常的に観る人口が非常に少ない半面、稽古場や時間がたっぷりとあります。じっくり時間をかけて創作できるという利点を生かしながらも、自己満足に終わらないことを肝に銘じて活動していきたいと考えています。
応募公演への意気込み
「悪童日記」は物語としても大変面白い小説ですが、風景を写実的に立ち上げることは、すでに映画にもなっている為得策でないと考え、私たちはこの世界的に有名な小説の、文体に着目しました。ハンガリーで生まれ育った筆者が、母国語でないフランス語で書いたこの小説は、わかりやすい言葉で綴られているだけでなく、感情を定義する言葉が一切排除され「真実」のみで綴られています。ただしこの「真実」というのは、主人公である「双子」にとっての真実であるという点が、この小説のさらに興味深いところです。そしてこの「文体」こそが、この小説の特異な、そして麻薬的なところなのです。私たちはこの文体に着目し舞台化することを今回の目標にしています。ただし、小説を知らない観客にも十分楽しんでいただけるような演出を施したいとも考えています。
将来のビジョン
私たちは定期的に東京や京都以外の地方や、また海外などに積極的に作品を発表して、様々な価値観の人々と出会い、自分たちの作品の強度と普遍性を確認する作業を行いながら、同時に舞台芸術に全く興味のない人々と作品を通じて関わっていくためにはどうすれば良いかを考え続けたいと思っています。なぜなら、私たちが拠点としている京都には、小劇場を日常的に見る観客の数が、東京に比べて圧倒的に少ないからです。カンパニーとしては、この比較的競争の少ない地域でいかに自己満足で終わらない作品作りを重ねていくかが重要になってくると考えますし、京都の舞台芸術に関わるものとしては、多種多様な作品を内包できるような土壌作りが必要だと考えます。上京して夢を叶えるという物語に負けない魅力が京都の舞台芸術シーンに備わった時、私たちはその中の一つのカンパニーとしてさらなる飛躍ができると考えています。

公演に携わっているメンバー(7)

日置あつし
役者・俳優 ダンサー 演出 作曲 振付

「悪童日記」出演者です。 振付家・舞踊家として海外でも活動しています。
芦谷 康介
役者・俳優

「悪童日記」に携わっているメンバーです。
達矢
ダンサー

「悪童日記」に携わっているメンバーです。
高杉征司
役者・俳優

「悪童日記」に携わっているメンバーです。
松本 成弘
その他(スタッフ)

「悪童日記」に携わっているメンバーです。
山口茜
脚本 演出

「悪童日記」テキストと演出を担当します。
まんまる
その他(スタッフ)

「悪童日記」に携わっているメンバーです。

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