ファントム・ビー

X-QUEST（東京都）

公演に携わっているメンバー：10人

団体紹介

『X-QUEST（エクスクエスト）』は2001年に前身の『1999QUEST』から改名。主宰トクナガヒデカツの作・演出作品を上演する。
入り口はダンスと殺陣を多用したアクションエンターテイメント。戯曲はディープで演劇的。言葉遊びを張り巡らし、膨大なイメージと日本語独特の美しい韻律で台詞をつぐみ、命そのものの輝きをテーマとした作品を創る。
2014年王子小劇場にリングステージ（客席四方囲み舞台）を展開し、その年から2016年までの佐藤佐吉演劇賞を完全に荒らす。３年間（６作品）で、最優秀演出賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀衣装賞、最優秀照明賞、その他に、優秀作品賞、優秀音響賞、優秀宣伝美術賞、特別賞、を獲得。

応募公演への意気込み

独創的な美学と物語を携えた作・演出トクナガヒデカツと、ハイスペックなメンバーによる、高速での殺陣、ダイナミックなダンスでの表現、独特の言い回しとリズムに乗せた台詞群によるスペクタクルな世界の構築は健在。
限界ギリギリまで肉体を振り絞り、頭脳と身体を酷使する演劇。真面目かと思ったら以外と笑える演劇。観客の心だけでなく全身に響くようにリアルと虚構を膨大なエネルギーを使って成立させる演劇などを創ってきました。

今回は「ヒト成らざるモノ」を主軸に置いて「ヒトの本質」を浮き彫りにしてゆく作品です。アクションエンターテイメントの側面ばかりでなく、強靭なテキストで武装し、劇団史上最強の演劇を創ります。

将来のビジョン

演劇で生き残る。
その為にオリジナリティの模索と追求をつねにしたい。
たとえば戦いの場には殺陣を入れるのですが、リアルとアート性とどっちも欲しいので
理に適った一手一手と様式美の両立、それをギリギリ認識できる最速のスピードでこなすこと──とかを積み重ねていくうちに劇団の色が出ると思ってます。

世の中をよく見て、演劇で意見を言い、
世の中が暗くても、生きるエネルギーを観た人に与えられる
そんな演劇が創りたいです。

あと
よその演劇の人に刺激を与える
劇団でありたいです。

将来のために
「今」に全力を尽くしたいです。