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ドロップ
金曜の夜の集会(東京都)
公演に携わっているメンバー:1人
- 団体紹介
- 2013年に寺岡瞳を中心に旗揚げした演劇団体。
寺岡瞳
「金曜の夜の集会」議長。駒澤大学大学在学中の2011年、同大学国文学科にて開講された「古典を翻案し戯曲化する」特別講義をきっかけに作・演出に携わる。教授は元・夢の遊眠社である渡部泰明氏。また、同講義のゲスト講師、高都幸男氏に師事。
2013年の集会旗揚げ後、すべての作・演出・美術を手掛ける。
「翻案」をテーマにした授業を出身としているため、既存の物語を交錯させ、独自の物語に作り上げるオリジナル作品を毎回発表。
戯曲から公演のテーマごとに限られた「御趣向」を決め、それを使い倒し徹底して一貫した舞台の世界を作り上げる(花、布、ハガキ、傘など)。
さらに役者の身体性を重んじ、演劇の基礎とも言える言葉と劇空間を繋ぐ。
また、スタッフとのコラボレーションによる作品のトータルプランニングは毎回高い完成度である。
- 応募公演への意気込み
- 久々の集会です!
今回はホフマン先生の「くるみ割り人形」を題材に集会します。
が、いつも通り、紐解いてみると全然違う話になっていたりするかもしれません。
今までも、南極に修学旅行に行ったり、人魚が海底でラジオリスナーになるお芝居をしてきたので、どうなるか分かったもんじゃないです。
ただ、題材が「人形」なので、人の身体や尊厳について考えてみるつもりです。
「金曜の夜の集会」は、怪しいものではありません。
その名の通り、舞台の上と客席にいる人間による「集会」です。
同じ劇場に集い会って、同じ時間に同じことを考えて、家に帰って思い出したり、何十年か後に思い出したりして貰える集会をしたいです。
ちなみに金曜の夜以外にも公演はあります。安心してください。
- 将来のビジョン
- ビジョンが無い訳では無いですが、何事も表明するのが苦手です。
強いて言えば、常にこれまでの演劇に、何かをちょっとだけ、足せるようになりたいです。
キリストが生まれて2000年、みんな大好きシェイクスピアが去年やっと生誕400年、歌舞伎もだいたいそれくらい。人間生きても80年。
途方もない上に、先人は偉大で死にたくなります。
だからとにかくちょっとでも、それだけでも相当難しいことを、達成出来るようになれば嬉しいです。
その「ちょっと」がお客様の心に一石投じることが出来たら尚、喜ばしいです。
苦手と言いつつ結構大それたことを書いてしまった。
そのために、おおよそ年2回程度の集会を継続していくのが目標です。
皆さん、集会しに来てください。怪しいものじゃありませんったら。
公演に携わっているメンバー(1)