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『或夜の感想』
隣屋(東京都)
公演に携わっているメンバー:8人
- 団体紹介
- 2014年4月旗揚げ。演劇をする団体。
三浦雨林(作・演出/無隣館2期生)主宰。他に、永瀬泰生(俳優)、御舩康太(ダンサー)が所属。全員、日本大学芸術学部演劇学科在学中。
生活の中の感情や言葉から、飛躍しないことを舞台作品の中に再現することを試みている。
<声に出すことの出来ない感情>を、<舞台の上で生身の人間が再現することの繊細さと芸術性を表現すること>を目標に上演。演劇においての空間と音、声と身体のあり方について、公演毎にアプローチを変化させている。
2015年、『どう考えても日本語』(作・演出/三浦雨林)で、「シアターグリーン学生芸術祭vol.9」優秀賞受賞致しました。2016年3月に行われる「道頓堀学生演劇祭vol.9」への出場権を獲得し、2016年、初の関西公演に挑みます。
- 応募公演への意気込み
- [或夜の感想]は芥川龍之介の〈侏儒の言葉〉と〈蜘蛛の糸〉から着想を得て製作している舞台作品です。
小説や文章の言葉と、それを舞台上に起こす、また人間の声として空間に漂わせることの違いを意識して製作中です。主題として『眠りは死よりも安易である、〜』を指標にしています。叶えたいけど、叶えちゃいけない欲求をどうやって昇華するのか、作中の“私”は向き合いながらも逃げ続けます。
この作品の舞台上には、俳優とともに、ダンサーが共存しています。上演時間約70分、最初から最後まで指先の一本一本まで繊細に彩り続けます。身体と言葉の分離が明確になる感覚を味わっていただけたら嬉しいです。
関西での初公演。隣屋としては、普段、東京では出会うことの出来ない皆様に隣屋の作品をお見せできることをとても嬉しく思っています。
2016年、隣屋、挑戦の年。この応募もその大きな大きな1つです!どうぞ、よろしくお願いします。
- 将来のビジョン
- 2014年、旗揚げの年の目標は「演劇を身近な場所で始める」。
2015年、2年目の目標は「演劇を上演することに挑戦する」。
そして、関東外への進出となる2016年の目標は「演劇に取り組む空間を広げる」。
2016年、隣屋3年目。道頓堀学生芸術祭参加を幕開けとし、今までとは違う土地、場所、空間で作品を創作・上演することに取り組んでいきます。
多様化していく演劇の上演方法。その中におかれた、隣屋の将来。隣屋がつくる”演劇”を様々な土地や風土を利用した上演の場へ、舞台芸術として進出させることを目指し、創作を続けていきます。このビジョンの1つの達成点は、海外公演。知らない場所に寄り添って創作、そして上演することが、隣屋の演劇の1つです。
公演に携わっているメンバー(8)