スケベの話~オトナのおもちゃ編~

スケベの話~オトナのおもちゃ編~

ブルドッキングヘッドロック(東京都)

公演に携わっているメンバー:9人

団体紹介
「グロテスクな日常にささやかなおかしみを」をモットーに、不安、悪意、狂気といった人間の生き苦しさを描きつつも、それ故に発生してしまう、“おかしみ”に着目した演劇を創出する。また、人間の秘部を覗きこむ緻密な会話劇を特徴とする一方で、大胆な空間表現、各劇場の特徴を生かした柔軟な演出方法で、俳優と空間の特異な融合を提案する。

太宰治作品をモチーフに上演した『おい、キミ失格!』では、終盤で美術装置を解体し、広大な舞台空間を出現させる演出で観客を驚かせ、 昨年上演した『1995』では、激動の1995年に埋もれた無名のアイドルの静かな希望の日々と、2015年に暮らす元アイドルの鬱屈した日々を同じ空間にシームレスに重ね、果てには100年の時空を超える壮大な愛の物語へと昇華してみせた。

昨年で結成15年。作・演出の喜安が主宰に再任し、俳優のためのワークショップ開催や地方での劇作家育成にも積極的に参加している。他にも、音楽を担当する西山宏幸による音楽ワークショップの開催や、上演作品のビデオ上映イベントなど、劇場外の活動も精力的に行っている。
応募公演への意気込み
性欲の観点から人を見つめる“スケベの話シリーズ”最新作。「兵器」と「おもちゃ」を対のモチーフとし、大人たちの歪な欲望を炙り出します。

舞台は、とある将校の邸宅。宴席に集う軍人たちは皆、偏りと企みを忍ばせている。やがて、唯一健全なはずの中堅将校夫婦に、上官から意味深な遠隔スイッチが託される。経歴不詳の妖艶なメイドに誘われるまま、夫婦は宴の奥の妖しい世界へ足を踏み入れていく。スイッチが引き起こすのは、醜い争いか、淫らな戯れか…。

緻密にして執拗。欲望が欲望を生む軍人たちの会話劇。耳をすませば聞こえてくるのは隣国のマーチ?モーターの微音?戦争と性欲の狭間で電動玩具のように振れ動く、大人達のおかしみと哀しみをご堪能ください。

舞台をザ・スズナリの劇場中央に配置し、客席を手前と奥の2面に設置。挟み舞台で様々な角度から心の機微を覗き見していただきます。また、U-18割引、グループ割引などのサービスをご用意して、劇団未見の方のご来場をお待ちしています!
将来のビジョン
今年、ワークショップオーディションを経て準劇団員となった5名の俳優と、制作専任の3名のメンバーを加え、総勢26名となった我々は、組織を拡充させることで、作品の質と量の向上、活動範囲の拡大を目指しています。

具体的には、年2回の劇場公演の開催を維持し、近年定着しつつあるザ・スズナリでの公演を継続しつつも、3年以内に公演数の増加や中劇場への進出を果たし、動員数の倍増を達成させます。その第一歩として、本年は、4月にザ・スズナリでの最長公演期間となる12日間の公演を、11月には、こまばアゴラ劇場にて3週間に及ぶロングラン公演を実施します。

また、来年以降、1)地方公演の開催と継続、2)各地でのワークショップの開催、3)無料公演の実現と継続、を課題に挙げ、制作体制の整備と作品開発を進めます。年間の活動実績を充足させることで、“ささやかなおかしみ”の浸透を図るとともに、観客にとっても作り手にとっても、演劇が日常とともにある環境作りを目指します。

公演に携わっているメンバー(9)

髙橋龍児
役者・俳優

「スケベの話~オトナのおもちゃ編~」に携わっているメンバーです。
にしやま

脇ばっかり見ちゃいます。チラシ。
キヤス
役者・俳優 脚本 演出

ずいぶんイヤラシイものになるでしょう。オトナですので。ご覧ください。
山口かほり
役者・俳優

出演はしませんが、スケベにサポートします。
バイシ
役者・俳優

出演します。淡白な方ですが、スケベであることには変わりありません。よろしくお願いします。
halulu

制作として関わらせていただきます。 スケベ以外のなにものでもありません。
ツルサキ
役者・俳優

出演します。おスケベに頑張ります。
肉と飯
役者・俳優 Webサイト

出演します。もちろんスケベです。
あだち
制作

制作です。制作ですがスケベです。

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