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グランプリ
『お台場SHOW-GEKI城』とは?

フジテレビ本社屋マルチシアターにおいて、将来を嘱望される小劇団たちが個性あふれるオリジナル作品を全力で披露しました。
審査員は全12劇団の作品を鑑賞し、脚本・演出(ストーリー、構成力ほか)、役者(演技力、個性)、劇団(将来性ほか)などの項目ごとに10段階評価で採点。最終審査会議ではその集計結果をもとに審議を尽くし、各賞を決定しました。
グランプリ
・賞金100万円
・フジテレビによる作品の映像化への道(詳細未定)をGET!
★STORY 妻に浮気の証拠をつかまれた中年・秀夫は、衝動的に妻を絞め殺そうとする。その瞬間、過去の自分やこれまで関わってきた人々が、走馬灯のように頭の中に現れてきた。目を逸らしていた“カッコ悪い自分”と向き合った秀夫が下した決断は……。
★審査員コメント
| フジテレビドラマ制作 | 生きていくことを真正面から捉え、笑いもある。脚本家の背景も感じさせる物語に好感が持てる。 |
|---|---|
| フジテレビ事業 | 観客の心を動かす力を感じた。 |
| TOKYO★1週間 | 演出的なド派手さが、昔ながらの活劇世代にも響く。シンプルにエンタメとしても魅力的。 |
| 高野 | 安定感と完成度に納得。“いい意味で観客を裏切る展開”が欲しかった。 |
※1月29日発売のTOKYO★1週間では劇団からの喜びのコメントが掲載されています。
最終候補4作品
★とくお組とは 男性6人のコメディ集団。南極に巨大ペンギンが現れる話や、3400階のタワーを昇っていく話など「舞台でどう実現するのか」という世界を、淡々とリアルに描き続ける。演劇公演以外にも映像やコントなど、ジャンルを問わず活動中。
★審査員コメント
| フジテレビドラマ制作 | コメディとしての出来は良いが、芸人のやるコントの舞台版っぽい。何がしかの問題提起が欲しい。 |
|---|---|
| TOKYO★1週間 | スマートなコメディ。キャストにも物語にも品があり、女のコに絶対ウケる作風。 |
| 高野 | キャストの“涼しさ加減”が魅力的。劇団全体の軽快なムードにも、大いに好感が持てた。 |
※1月29日発売のTOKYO★1週間では劇団からの喜びのコメントが掲載されています。
★柿喰う客とは セックスをテーマにハイテンションな「妄想エンタテインメント」と呼ばれるパフォーマンスを展開。正式に劇団化してからまだ2年余りで、主宰の中屋敷法仁はまだ23歳という若さ。今後3年のうちにメジャー化確実と言われる注目株だ。
★審査員コメント
| TOKYO★1週間 | 飽きさせずドンドン持っていくイキオイは素晴らしい。まだ23歳という主宰の若さを考えたら、将来性はNo.1か。 |
|---|---|
| フジテレビ事業 | “計算済みの若気の至り”をグイグイ押してくる独特の作風。 |
| 高野 | 演劇の世界では今後注目されること間違いなし。作・演の中屋敷法仁の動向に大いに期待したい。 |
★MCRとは 06年「お台場SHOW-GEKI城」にも参加し、審査員特別賞を受賞。作・演出の櫻井智也(ドリル)率いる、今もっとも注目を集める小劇団のひとつ。些細な日常を独特の切り口でテンポのよい物語に昇華させ「切なさと笑いの融合」を目指す。
★審査員コメント
| フジテレビ事業 | 何の予備知識もなく楽しめ、ウィットに富んだセリフと役者の個性が魅力的。 |
|---|---|
| フジテレビドラマ制作 | コントをつないで作ったような作品で面白くはあるが、「演劇ならではの“良い”気持ち悪さ」が残らない。 |
| TOKYO★1週間 | 物語色を薄め、分かりやすい「笑い」を求める方向に向かったイメージ。 |
| 高野 | 世相を映した親しみやすい設定に、ピリッと風刺も効いていた。爆笑できる短編芝居。 |
★クロカミショウネン18とは 加藤健一事務所、文学座出身のメンバーを中心に2002年に結成。シチュエーションコメディをベースに、“嘘と勘違いの演劇的トリックアート”で観客を魅了する。パルテノン多摩小劇場フェスティバル2005にて最優秀作品賞ほかを受賞。
★審査員コメント
| フジテレビ事業 | 小手先の笑いではなく、きちんとストーリーを作りうまく時間内に収めていた。 |
|---|---|
| TOKYO★1週間 | 過去と現在のシーンがテンポ良く入れ替わり、楽しめた。ラストのどんでん返しもなかなか。 |
| 高野 | 緻密な脚本にパズルのピースがかみ合っていく快感がある。役者の技術がそれに追いついてほしい。 |
その他の参加劇団 (順不同)
| ハイバイ | 『おねがい放課後』 ← ★現代演劇ウォッチャー 高野しのぶイチオシ! |
|---|---|
| ブラジル | 『センチメンタル★草津』 |
| 劇団上田 | 『ハリウッド』 |
| タテヨコ企画 | 『宇宙の正体・メロス編』 |
| Space Noid | 『No.721』 |
| 猫★魂 | 『happiness!!!』 |
| 劇団コーヒー牛乳 | 『コーヒーパーク~男の70分』 |
★審査について
脚本・演出(ストーリー、構成力ほか)、役者(演技力、個性)、劇団(将来性ほか)など、全劇団に対して各審査員が項目ごとに採点。
採点基準は、【フジテレビ事業】は、観客を満足させられているか、今後ビジネスパートナーとしてタッグを組める劇団か、【フジテレビドラマ制作】は映像エンタテイメントとしても通用する才能かどうかを脚本と俳優をメインに、【TOKYO★1週間】は演劇を見慣れていない若いカップルでも楽しめるか、【高野しのぶ】は小劇団界そのものをメジャー化してくれる可能性を持つか、というそれぞれの視点で行った。
審査を終えて
最終審査会議は各審査員が自分のイチオシ団体について熱く語り合う、「お台場SHOW-GEKI城」さながらのガチンコ勝負でした。上位5劇団を選出してからグランプリ決定にいたるまでは長い道のりでしたが、最終的には審査員全員が納得のいく結果を導き出すことができました。
演劇界を突っ走っている若手精鋭劇団との出会いはとても貴重で、多くの新しい才能に触れることができただけでなく、演劇の底力と可能性を存分に感じ取ることができました。ご参加いただいた小劇団の皆様、本当にありがとうございました!
【審査員】フジテレビ事業センター、フジテレビドラマ制作センター、TOKYO★1週間編集長・奈良原敦子、現代演劇ウォッチャー/ライター・高野しのぶ
【主催】フジテレビジョン
【協力】TOKYO★1週間 / CoRich舞台芸術!




