スネーク・オイル 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
不条理コントユニットMELTは、1998年生まれの映画監督/作家/デザイナー/カメラマン/ラッパー/保育士が集まり2022年に設立された、不条理コントを創作・発表する集団。
情報学研究者ドミニク・チェン氏に命名された「世界の欺瞞ネイティブ世代」を標榜しながら、メンバーそれぞれの技術を駆使し、自分たちの手で舞台・映像・漫画・音楽など、あらゆる表現を実践する。国際問題や身近な差別など「笑い」の中では扱いにくい、社会的なトピックからしょうもない下ネタまであらゆる事実を並列に、観光客のように首をつっこみ、喜劇に翻訳することで、スペキュラティブな(笑いつつ立ち止まる)体験を生み出すことを目指す。2022年に第13回せんがわ劇場演劇コンクールの一次審査を突破。自団体の公演のみならず「新宿コントレックスFINAL」や「GO→TENライブ」「オルギア視聴覚室」などお笑いや他ジャンルの現場にも積極的に出演している。
【応募公演への意気込み】
英国のコメディグループ<モンティ・パイソン>のエリック・アイドルは、「人生は笑いであり、死はジョークだ」と言った。その言葉に従えば、ユーモアは一般に「コント」と言って思い浮かべられる3~5分のネタよりも、はるかに豊かな題材を描くことができるはずである。本公演では、お笑いの文脈で求められる「短い時間でたくさんの笑いをとること」ではなく、笑いを通じて人生や死の一面を描くことを実現するため、コント的なシチュエーションを徹底的に会話劇のスタイルで書き、手ざわりのある演技に定評のある演劇界のキャストを起用して表現する。

物語の舞台を「魂が科学的に証明された世界」に設定し、異なるコントに登場する人物同士を魂でつながる「前世」「来世」の関係に見せることで、連作短編でありながらひと繋ぎの物語としての作品像を実現させる。体は死んだが魂が滅びていない「動く死体」となった妻と夫婦生活にわだかまりを抱えた夫を中心に、クレーマー対応から感情に目覚めてしまう悲しき配膳ロボット、心中相手との破局で自殺の実行を棚上げされてしまうヒロイン、それぞれの悲哀とおかしみを丁寧に描き出す。人と人ならざる者、生者と死者、権力者と民衆、それらの境界の曖昧さを令和の寓話として切り出す連作喜劇を制作したい。

また、映像や生演奏による演出、当日パンフレットのデザインにいたるまで、あらゆる文化の交差点としての演劇を実践し、全員クリエイターを標榜する団体だからこそなしえる、コンセプトで貫かれた観劇体験をデザインしたい。
現実を忘れるユーモアよりも、真実を見つめる喜劇を心がけたいです。
【将来のビジョン】
HIPHOPやテクノが日本で生まれた頃、クラブの中にギャグやコントがありました。ラッパーや音楽家と共に芸人や演劇人が笑いを通して、新しい文化を志向していたと聞く。音楽・美術・思想・ファッション、あらゆる文化が交差できる地点として演劇が再び立つことをMELTは目指している。親交のある漫才コンビ・劇団と作るお笑いフェス、旧知のグラフィックアーティスト・DJと企画するクラブイベント、同世代・他ジャンルのクリエイターとの演劇の枠に収まらない共創を通じ、各カルチャーの観客の対流を生み出し、越境と横断が繰り返される文化圏を作っていきたいです。

公演に携わっているメンバー(6)

伊藤圭太
役者・俳優

出演します!
江益凛
役者・俳優

卍スネーク・オイルに出演します卍
Yosuke sacai
役者・俳優 演奏 脚本 作曲

「スネーク・オイル」演奏です。
平田純哉
役者・俳優 お笑い 演奏(ラップ) 脚本 演出 映像 舞台監督

「スネーク・オイル」演出・出演です。
馬場光太
役者・俳優 映像 宣伝美術

「スネーク・オイル」映像担当します。
宇城悠人
脚本

「スネーク・オイル」脚本です。

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