最新の観てきた!クチコミ一覧

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青翅に眠る

青翅に眠る

快飛行家スミス

アユミギャラリー(東京都)

2005/07/29 (金) ~ 2005/08/03 (水)公演終了

満足度★★★★★

ノスタルジックな
神楽坂の木造の洋館でした。
舞台の奥が出窓になっていて(セットではなく、ギャラリーそのもの出窓ですよ~)なんともノスタルジックな素敵な雰囲気。

目くるめく8の字渦巻きに引き込まれました!
自然光を活かした明かりの使い方も素敵でした。

是非再演してください。

泥水の杯

泥水の杯

快飛行家スミス

松陰コモンズ(東京都)

2005/03/26 (土) ~ 2005/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

上質で濃密な時空間
そこに、奈佐さんの、もの凄いオーラが充満していました。

ブラックコメディ

ブラックコメディ

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2007/02/03 (土) ~ 2007/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

シチュエーションコメディ?
笑いにもいろいろあるけど、演出でおもしろさを増大させている作品かな。主役がイケメン!(ほんとは歌がもっと上手いんだけど)

12(twelve)〜「十二人の怒れる男」より〜

12(twelve)〜「十二人の怒れる男」より〜

SHOW-GO produce

新宿シアタートップス(東京都)

2007/01/31 (水) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

出ずっぱり。
映画は細かく撮影するのでしょうが、同じような密室を舞台の上でしっかりと再現するというのは、袖に引っ込めないわけで緊張を強いる舞台です。

映画と同じ物語。出ずっぱりという凄さはあるにせよ、独自の部分がちょっと欲しい

シフト

シフト

サンプル

アトリエ春風舎(東京都)

2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

底意地が悪い。
のは、作家の特性で、あたしはそれを期待して見に行くのです。

なんか、「くんずほぐれつ」という単語が始終頭の中で廻っている感じがしました。

ネタバレBOX


姉と近所の上司の二人の物語はちょっと素敵。それが神のように超越する存在として現れるとは誰が想像したでありましょう。
肖像 オフィーリア

肖像 オフィーリア

シアターオルト Theatre Ort

自由学園明日館 講堂(東京都)

2007/02/01 (木) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

膨大な引用は、私の無教養をさらす。
わからないのです。だから、ちょっと辛い。

断片の会話は面白いのだけど、これは原作の力。構成し編むのが今作での作家の役割なのだけど、「作家には世界がこう見えている」ということをもっと感じたい、のだけれど。

場所の力は確かにあります。

Black Jack Pizza

Black Jack Pizza

仁3プロデュース

OFF OFFシアター(東京都)

2007/02/01 (木) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

男三人、坐っている。
嘔吐の声から始まる芝居。心に受けた傷や圧迫が吐き気に繋がるという全体が見えてくるスリリングな感じ。
もっともっと笑いがあるといいなと思うのですが。

えっと、おいらは誰だっけ?~Cash on Delivery~

えっと、おいらは誰だっけ?~Cash on Delivery~

Me&Herコーポレーション

青山円形劇場(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

気楽に面白い。
スタンダードなシットコム。台詞に翻訳臭さはないけれど、欧米固有の濃さと、潔癖さがあります。

演出のありかたが、東京乾電池な感じで、役者の年齢には合わない感じもするのですが、ずっと笑い続けていられるのはそれはそれで素敵な時間で。

銀髪

銀髪

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

物語がちゃんとある。
ひょっとこ乱舞を最近見はじめたので、見せ方のスタイリッシュさスピードは強みだと思いつつ、アタシはもっと物語が観たいと思っていました。

初期作品の再演という今作には、ちゃんと物語や作家の想いが濃密に込められている気がします。客演陣のはまり具合も素敵。

7の椅子 3

7の椅子 3

7の椅子

劇場MOMO(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

笑うし息を呑む。
シリアスな話をベースにしつつ、笑いをちゃんと取るオムニバス3本。

もう、ほんとうに芝居に慣れない人でも、誰でも楽しめること請け合い。小劇場の小さい椅子に座って、テレビ的有名人なんか居なくても面白い芝居ってのを見てみたい、と思う方は是非。

私はだれでしょう

私はだれでしょう

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2007/01/22 (月) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

もっともっと。
初日が遅れたのはともかく、ちゃんと芝居としては成立してるし、唄もあるし、個人的なイデオロギーの考え方も近い。

が、こまつ座です。もっともっと密度が濃くなる筈。再演されればもっと良くなるだろうし、公演中も成長しそうな感じです。

monde

monde

mon(2008年解散。現在は青年団若手自主大久保企画)

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/01/25 (木) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

ちょっと素敵。
まったく違う二本組。

ガーリッシュな魅力一杯の「コラージュ」はオヤジ的眼福の前半から、後半、あまりの悲しさの落差をたった20分で。

女、男、幽霊の「カラメル」は会話の芝居。女性の視点でこういう話を見るのが好きなアタシの評価はもちろん高いのですが。

原形質・印象

原形質・印象

ピンズ・ログ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

寓話のフォーマット
ごく短い物語。独白が多いので観ている側のテンションを維持するのはちょっと大変。

地面にごく近い場所から、世界全体を俯瞰しようという無茶な試みなのですが、それをやろうという心意気がいいじゃありませんか。

煙が目にしみる

煙が目にしみる

鈴置洋孝プロデュース

シアターサンモール(東京都)

2007/02/06 (火) ~ 2007/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

煙が目にしみた・・・
この作品、何回観ても良い!

今回は特に役者さんたちが、缶酎ハイ片手に劇場のどこかで観ている鈴置さんを安心させる様な熱演だったし・・・

涙が止まりませんでした。

朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

松竹

新橋演舞場(東京都)

2006/12/29 (金) ~ 2007/01/27 (土)公演終了

満足度★★★★★

感動
基本大人計画ファンなのでサダヲさん、新太さんをメインで
行ったのですが、染五郎さんのかっこいいこと!
笑えるシーンも多彩でしたが
クライマックスは涙でした。

衣装も舞台も役者もすべて一流で
完璧な舞台で、これだけの値段払っても大満足でした。
もう一回みたいな~

肖像 オフィーリア

肖像 オフィーリア

シアターオルト Theatre Ort

自由学園明日館 講堂(東京都)

2007/02/01 (木) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ど真ん中の剛速球
これはとにかく先ず場所ありきの作品でしたね。こういうモダンな建物で女学生ものって言うのは、似合いすぎるというかそのまんまだ。そして本当にやってしまう行動力がステキだ。
各スタッフがいい仕事してた。特に音響は素晴らしかった。「音楽が良かった」ではなくて「音響が良かった」というのはこういうことだろう。
内容は賛否両論だろうな。更に女性には圧倒的に理解され難いだろう。と言うか大人の女性には拒否られるだろう、これ。
以下ネタバレに。

ネタバレBOX

所謂男性から見た「少女」、男性が思い描く(願望としての)「少女」を大直球に見せる。身体も、台詞も。なんせ女学生だからなあ。大変素直にキャーキャー言ってる。
絵的にもそんな感じで作られてる。真っ白な娘さんたちが講堂中を奔放に動き回る。
そして時にギュッと身を寄せ合う。少女合唱までやる。そして普通に上手い。
これを「まあ可愛らしい」「うふふ、楽しそうね」と受け入れるか、「こんなのはアンタ、男のロリコン願望に過ぎないんでしょ?」「キャーキャーうるさい」と受け入れないかで先ず観方ががらりと変わるだろう。
そんで、全体的にとにかく派手な身振りで演技してる。所謂オーバーアクション的な。これに不快感を覚える人もいるかもしれないが、でもこれはわざとやってて、んじゃ「何でそんなことやってんの?」っていうと、つまりはこれが「西洋主義にかぶれた日本人」ってことなのだろうなと。
「男性の願望としての少女」と「奇矯な西洋主義」、今となっては偏った変体趣味みたいに思われてるけど、でもそれは確かに存在していて、(男性は)誰もがどこかに隠し持っている(と私は思う)、そういう直視しがたいものを「でもやっぱそういうのってあるじゃん?」と正直に、そして大仰に、衒いもなく観る者の眼前に晒して見せると。そういう意図の下に極めて自覚的に作られた芝居だろうと。
その辺をどこまで読み込むかでまた観方が変わるだろうね。
『新ハムレット』の冒頭、「こんなものができてしまった、と言うほかない」を地でいってるのだなと。
私としては、俳優に自覚的な部分が足りないからなのか、男優の演技がそれでもちょっと鼻につく部分が多かったけれども、娘さんたちは正直観ていて楽しかったです。「雨に唄えば」とかもう思わず笑っちゃうくらい。もちろん良い意味で。
なんか微笑ましさすらある。
シフト

シフト

サンプル

アトリエ春風舎(東京都)

2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★

先ず言いたい
何で誰も言わないのかよく分からないが、座席が最悪だった。
狭い(と言うか殆ど無きに等しい)通路、直角のパイプ椅子。
一度座ってしまったら殆ど身動きが取れない。
それで110分。休憩なし。
60分を過ぎたあたりから腰が痛くなり始め、終わる頃には体がおかしくなっていた。主催者は事前に自ら座ってみて、ちゃんと確かめたのだろうか?少なくとも私はこの会場で長時間の芝居の上演はナシだと思う。
尺を短くするなり座席を改善するなり、会場を替えるなりの対応はいくらでも考えられるだろうに。これでは観劇にも集中できないし、本末転倒も甚だしい。
内容については以下ネタバレBOXに。

ネタバレBOX

作品のほうは色々と惜しい。何がやりたいのかちょっと曖昧。
人間のおかしいところを「標本(サンプル)」として見せたいのなら、物語の背景をあんな特殊設定にする必要はなかった。ちょっとファンタジー入ってるし。そのせいで人間の描写が曖昧になってる。
俳優では安藤の人が良かった。あの淡々とした演技を、最終的に笑いにまで昇華出来ていて秀逸。浮いてたけど。
物語終盤の展開がちょっと松尾スズキみたいになっていったのは正直どうかと思った。安藤と姉さんのやり取り自体は面白かったけど、これのせいで結局物語全体がぼやけてしまっている感じ。それよりも主人公の転向の描写をもっと粘り強くやるべきだと思う。
もうちょっと現実的なものと粘っこく戦ってもらえれば、もっと面白くなりそう。今後に期待します。
浮世混浴鼠小僧次郎吉

浮世混浴鼠小僧次郎吉

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/02/05 (月)公演終了

満足度★★★

古くて新しい
30年前の佐藤信の脚本だけど、全く古さを感じさせないシュールな展開。佐藤脚本が凄いのでしょうか、それとも演出の天野天街が凄いのでしょうか。
あと登場してきただけで場をさらってしまう、夕沈のダンスはやっぱり反則だよなぁ。。

森谷修治

森谷修治

旧劇団スカイフィッシュ

精華小劇場(大阪府)

2007/01/31 (水) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

ん~
台本、役者、スタッフワークはよかった。
だが、演出が足を引っ張っていた感あり。
今後の成長に期待。

ネタバレBOX

大阪のおすすめ劇団。
アウトローな人におすすめ。
私はだれでしょう

私はだれでしょう

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2007/01/22 (月) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

前田亜季じゅーよー
キャストに前田亜季ちゃんがいることに気づき、急遽観ることを決定しましたw
終戦直後、NHKラジオ「尋ね人の時間」のスタッフルームを舞台にしたお芝居。ピアノ生演奏による歌と踊りに彩られた楽しい音楽劇ではありますが、そこは井上ひさし、見終わった後に強烈なメッセージがズシリと胸に残ります。
久々の舞台となる亜季ちゃんでしたが、端正な歌とお芝居でイキイキと江戸っ子の女性を好演していました。

ネタバレBOX

GHQの意向に沿うよう無意識に放送内容の自粛をしてきた番組スタッフが、使命感に燃えて反旗を翻す展開には、井上ひさしの現在のマスメディアの体質に対する強烈な異議申し立てが感じられます。またスタッフルームに出入りする労働運動家が重要な役回りとなっているあたりにも、反骨の人・井上ひさしの本領が発揮されています。

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