最新の観てきた!クチコミ一覧

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回転する夜

回転する夜

モダンスイマーズ

新宿シアタートップス(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

ずしりとストイックで暖かい。
見終わった時、ガツンと直球勝負をしてくださったように感じて、大きな充実感がありました。骨太でバンカラな雰囲気も健在で、エロスもあります。少々トリッキーな場面転換も狙いが堅実で素晴らしい。私が今までに観たモダンスイマーズ作品の中で一番面白かったです。上演時間が1時間30分というのも快感!

場所と思い出

場所と思い出

兵庫県立ピッコロ劇団

俳優座劇場(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

別役まつり三番手。
1本目と2本目を観た目にはちょっと不利に映ったかなー。

ネタバレBOX

一部関西のアクセント。わたしは関西人なのだけれど、それで余計意識してしまうせいなのかなんなのか、微妙。標準アクセントでやったほうが、丁々発止(?)がおもしろかったんじゃ、という気がする。
大ギンギラ博覧会 2007 流通戦争スペシャル

大ギンギラ博覧会 2007 流通戦争スペシャル

ギンギラ太陽's

西鉄ホール(福岡県)

2007/04/19 (木) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

おバカ+α
玉屋さんを中心とする女ビルの活躍が嬉しい120分。
たっぷり笑ってちょっぴり泣ける、ギンギラ節は健在です。

ネタバレBOX

いつものアレがありますから、早めに会場入りしましょう。
マトリョーシカ地獄

マトリョーシカ地獄

クロムモリブデン

サンモールスタジオ(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了

満足度★★

筋の通った話は期待してない
つじつまともかく終始ハジけるように動き回ってほしいところだけど中盤でスピード感が損なわれてたのが残念。90分。

ネタバレBOX

いろいろな性格のキャラが同居するのは面白いが、いつも飛び道具としてかなりの活躍を期待されるはずの板倉チヒロさんと重実百合さんが一歩引いた位置で大暴れという感じじゃなかった点が物足りない。
OZ(オズ)

OZ(オズ)

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

心に力が貯まる芝居
日頃、忙しくしている人こそ見るとよいかも。

ネタバレBOX

いくつかの話で全体を構成しているのだけれど、それぞれの描き方が丁寧でわかりやすく、飽きさせない。(多少、説明台詞が多いのはご愛嬌)
ドロシー、カカシ、ブリキ、ライオン、それぞれのキャラクターを捉えなおしが気持ちよく、どの役者さんも魅力的だった。
会場のレイアウトの関係(メイン舞台+サブ舞台2:Z反転型)で見えないところもあったのは残念だけど、それを補う力強さがあった。
ぞっとしたり哀しくなったり暑くなったりの120分。
マトリョーシカ地獄

マトリョーシカ地獄

クロムモリブデン

サンモールスタジオ(東京都)

2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了

ジュークボックスジェットコースター
cinra magazine STAGE【世界の劇団】
http://cinra-magazine.net/vol.13/CONTENTS/STAGE/CROME.HTM

物販に過去公演のDVD、今回公演のTシャツ。

ネタバレBOX

紹介して良かったなぁと思える瞬間って幸せです。

終盤は爆笑しながら壮大な気分に。
巨大モンスターシーン、必見です。
ウェルカム・ホーム!

ウェルカム・ホーム!

Msquare's company

ウッディシアター中目黒(東京都)

2007/04/17 (火) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★

「普通」って難しいですよね~。
視点には共感しますが、セリフも演出も私の好みではなかったです。
全席自由で整理番号順の入場ですが、整理番号の早い人に手厚いシステムになっていて、80番以降だと開演ぎりぎりまで待たされます。当日精算にも色んなやり方があるんですね。初めての体験でした。

修学旅行

修学旅行

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/20 (金)公演終了

とてもよくできたお芝居、
だとは思ったけれど……自分としては、長い時間をかけてやっと学校という伏魔殿から逃げおおせたのに、自分から危険域に入ってしまった、みたいな感じ。痛烈ですわ、コレ。わたしのように、同窓会は欠席と決めてる種類の人間は、観ないほうがよろしい。解毒用に、『マシーン日記』が観たい。

ジューゴ

ジューゴ

TEAM 発砲・B・ZIN

本多劇場(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

遊び心満載
設定も展開も、遊び心満載な感じで、面白かったです(^-^)ここのところ長い芝居に慣れてしまったせいか、ちょっと短く感じましたが(^^;
キャラもそれぞれ個性的でわかりやすくて面白くて。エンディングは発砲らしいってこいう感じなんだろうなって感じさせる気がして。そのお決まりも気持ちよかったですね。

ネタバレBOX

個人的に目がいく役者さんはやっぱり小林愛さんでした。でも発砲は皆さん個性が生かされた役どころを演じていて、そういう点は見ていて安心できます。夢の中では誰もがヒーロー。そしてあの夢を観ている間の時間は誰もが一緒にあの世界の住人。難しいことは考えず、現実からはなれて楽しいひとときを・・・。そういう精神が伝わるのも発砲ならではなのかもしれないと思います。
錨の矛先

錨の矛先

劇団上田

サンモールスタジオ(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/17 (火)公演終了

満足度

with battered brain
ジャケ買いして見事に失敗。だが悔いはない。「花小路男D」の読み方がわかってスッキリした。イイ名前だ。

CLEANSKINS(クリーンスキンズ)/きれいな肌

CLEANSKINS(クリーンスキンズ)/きれいな肌

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/28 (土)公演終了

満足度★★★★

笑いながら、胸にグサっとくる家族のお話
パキスタン系イギリス人のシャン・カーンさんの新作を、日本人キャスト・スタッフで創作しています。世界初演です。青年団『別れの唄』もすごかったですし、演劇人の国際交流の豊かさをひしひしと実感します。
公式稽古場レポートと初日のレビューをトラックバックしています。よかったらご覧になってみてください。

OZ(オズ)

OZ(オズ)

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

話の構成が巧く飽きさせない
童話の世界を繰広げながらも台詞や笑いは至極現代的でそのギャップが面白い。話の転がり方にも見どころあり。120分。

ネタバレBOX

キャラクター達は最初はしつこかったりくどかったりしてても、だんだん味が出てきて目が離せなくなる。良い魔女のすっとんきょうさやライオンの出オチ的見栄えは卑怯。

いくつものシーンが交錯して展開する。関係なさそうな話が繋がり、新たな事実がわかるとさらに話に引き込まれる、その世界の構築の仕方は見事。ラストの落としどころはちょっと気にならないでもないが、それでも人の在り方・大切なモノって?というテーマ性までちゃんと持たせてるストーリーはなかなか。

オープニングで舞台床部分に映像を投影しての役者紹介があるが、さすがに見にくい、というか読めない。もし映像紹介するなら奥の暗幕に映すか、少なくとも床に書かれた黄色いラインは外すべきかと。
vocalise (ヴォカリーズ)

vocalise (ヴォカリーズ)

リュカ. (Lucas [lyka])

インディペンデントシアターOji(東京都)

2006/11/02 (木) ~ 2006/11/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

集大成。
出演者の能力を最大限に引き出す「黒澤マジック」の集大成とも言えるべき作品でした。夫と、夫を想う妻の演技。お互いに想い合っているのにすれ違っていく。ラストシーンの、存在だけで、ただ立っているだけで劇場の空気をやさしつ包み込んだ2人の演技は圧巻の一言に尽きる。

月並みな言い方でしか表現できないのがもどかしいですが、公演を観終わってから、自分の好きな人に「好き」と言いたくなった、そんなお芝居でした。これはDVDでも良いからもう一度、好きな人と一緒に観たい。

おやつの時間堂

おやつの時間堂

時間堂

a-bridge(東京都)

2004/12/10 (金) ~ 2004/12/13 (月)公演終了

満足度★★★★

地元のバーで飲んでる感覚で。
というか、そもそも公演会場が三軒茶屋のカフェバーなので、全くもって「地元のバーで1杯引っ掛けてたら、隣の席で2人芝居が始まった」という状況そのものになっているワケです。

いわゆる現代芝居を観慣れてしまった人には物足りないし、あるいは酷評するかもしれません。でもでも、演劇を全く観てないけど抵抗がある人や、対面式の舞台に抵抗がある人にはもってこいの内容です。

お芝居は全部で10ネタほどあり、毎回出演者が入れ替わり立ち替わり、そして舞台となる場所も窓辺だったり、トイレの近くだったり、ベランダではじまったりしてて、小さなワクワク感が子気味良く続いていきます。爆笑あり、悲劇あり、何でも少しずつだけネタ見せする、まさに「おやつサイズ」のお芝居。
公演が始まるときには、堂主が「じゃぁ次は○○さんと○○さんがお芝居しまーす、場所はこっちの席ですよー」と、ゆるーい感じで案内するので、観客(というより飲んでるお客さん?)が、わくわくしながらそのスペースを空けて、その周りにぞろぞろ集まる感じがとても面白かったでです。

じっくり小劇場でやるばっかりじゃなくて、こうした小物があると演劇の裾野が増えると思いました。

で、投稿タイトルに書いたとおり、公演当日はお友達と1杯引っ掛けながら、ゆるゆると楽しませて頂きました。

友達の賞味期限

友達の賞味期限

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2000/04/08 (土) ~ 2000/04/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

マジ泣き。
10代の等身大のオンナノコ3人。いわゆる演劇的な台詞、振り、伏線といった類の仕掛けは全く無い。見るために頭を使う必要は全くなかった。それぞれの主張や想いが、ミルフィーユのように1枚1枚丁寧に重なっていった。

それは例えると恋愛映画のようなときめき。1人が問いを発した時、もう片方の1人は何と答えるのだろう?自分だったら何て答えたんだろう?それを外から見ている3人目の子はどう思っているのだろう?そうしたやりとりが、徐々に高まっていく感覚は他の演劇と一線を画していた。

ハリウッドのアクション映画のように分かりやすく痛快に終わるのではなく、雨の日の映画館で好きな女の子と一緒に観たい映画。このお芝居は、そんな恋愛映画と同列に置くことが出来る、素敵なお話です。

これが2007年に再演されるとのことでとても期待している作品のひとつ。初演を観ていない方にも十分オススメできるお話なので、観てない人はぜひ再演に足を運ぶと良いと思います。

写楽考

写楽考

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

スズカツ+倉本泰史+高橋克実
いや〜大満足でした
余分なものを削ぎ落として
あくまでキャストの芝居を中心に据えつつ
様式美的なシンプルさで魅せてもらった舞台でした

●スズカツ
まだ2回目ですが大好きな演出家です
エネルギーや輝きをシンプルにセンスよく上品にまとめつつ
小さく終らない圧倒的な存在感...
すごい美意識の高い方なんだろうな〜と
勝手に想像してます
内容も「人間」に焦点をあてた
脚本の魅力を存分に引き出したものだったと感じました

●倉本泰史
すばらしい...きっとスズカツ+倉本は黄金バッテリーなんだろうな
基本的に美しかったし
心を深くえぐられるようなシーンもありました

●高橋克実
いや〜...今更ですけどスゴイ
禿禿祭が初見で「スゴイかも」とは思ってましたが
和服の立ち振る舞いも美しいし
もちろん笑いを取りにいくところは外さないし...
是非ぜひまた舞台上で拝見したいです

まつさをな

まつさをな

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2007/04/07 (土) ~ 2007/05/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

本当に面白かったです。
絶対にもう一回観に行きます!
福岡の皆様も是非!

Angels in America

Angels in America

TPT

ベニサン・ピット(東京都)

2007/03/20 (火) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

恋をせねば。
ただそのままの自分であればいいんだと思いました。そして、そのままの自分が、本当に好きだと思える相手に出会えたら。本当の恋愛って、きっとものすごく「のっぴきならない」もの。でもだからこそ、そこから学ぶことって、あるんですね。

ウェルカム・ホーム!

ウェルカム・ホーム!

Msquare's company

ウッディシアター中目黒(東京都)

2007/04/17 (火) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

一人でも多くの人に観てほしいな
初日観劇。
私は鷺沢さんの書くものが好きなので多少s贔屓入ってますが、鷺沢さんのエッセンスが満載された舞台になっています。
キャストもチームワークいいし、時間こじ開けて観に行ってもがっかりすることはありません。

天国と地獄

天国と地獄

演劇ぶっく社

シアターアプル(東京都)

2007/04/12 (木) ~ 2007/04/16 (月)公演終了

満足度★★★★

はちゃめちゃ
なんでしょう?とにかくはちゃめちゃでした。観ていてすごく楽しそうだなと思いました。
町田マリーさんを中心に主役級の役どころの人たちは良かったと思います。他の人はこれといってとくに。まあ、しょうがないでしょう。
ストーリーはなんだかよく分からなかったです。ところどころ台詞聞き取れなかったりしたんで。
最後は圧巻でした。あれはすごいっす!

ネタバレBOX

作演の江本さんといえば毛皮族。毛皮族といえばエロ馬鹿満載。
ということで予想通りの女性陣ほぼ全員半裸です。二幕からですけど。
二幕は田口トモロヲさんも出演してたし内容的に濃い気がしました。
一幕は町田さんの歌がすごい!ただ、ところどころ声の出しすぎなのかあまり感じの良くない音程でした。
なんだかんだいって町田さんはすごかったですけどね。演技は上手いです。
他の人と比べて断然上手いです。
澤田さんもそうです。一幕の長台詞なんか圧巻です。
この二方はすごかったです。
小林さん、トモロヲさんも負けないくらい上手かったです。
今回、周りにいる取り巻きを毛皮族のメンバーとオーディションで選ばれた人たちで固めたらしいのですが、毛皮族のメンバーは上手いです。オーディション組みは初舞台の人もいるみたいで、しょうがないでしょう。

とにかく芝居的には楽しめました。ただ三時間なんで長いですけど。

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