
「OTO~デシベルジャングルにグラマー美人~」
劇団きらら
西鉄ホール(福岡県)
2007/05/07 (月) ~ 2007/05/07 (月)公演終了

試演会1・音楽劇「三文オペラ」
新国立劇場演劇研修所
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/05/06 (日) ~ 2007/05/08 (火)公演終了
満足度★★★
みずみずしいです。
新国立劇場演劇研修所の初めての試演会。今年度中にあと2回あるそうです。楽しみ。『三文オペラ』大好き。でも荷が重すぎたんじゃないかな。感想はトラックバックしました。

藪原検校(やぶはらけんぎょう)
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/31 (木)公演終了

となり町戦争
ALGO
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★
「わけわかんない」
主人公が劇中何度も叫ぶ「何これ、わけわかんない」が、とても
共感できる本当にわけわかんない作品。
原作を読むか映画を事前に見るという事を前提に作られた
芝居なのかもしれないですね。
ただ無名キャスト無名劇団が上演しているのに
そんな横暴な事をしているなら、フジテレビに踊らされているかも
しれません。
初日だからかもしれませんが、役者も台詞カミカミ、
舞台の上の動きもチグハグ、昼間見た、青果鹿に比べ
あまり、まとまりや舞台の上の情熱が伝わりずらい作品。
ザムサ阿佐ヶ谷って200人程度収容の普通の小劇場で
椅子が階段上の座布団なんです。
こんな背もたれのない座布団椅子で、しかも
知名度のせいでしょう、ぎゅんぎゅん満員で隣の人と
膝を寄せ付けながら1時間45分、しかも話は訳わかんない、
更にチケット値段が、なんと5000円以上!アングラな
小劇場で無名のキャストで5000円以上してます。
これは、もう制作陣の暴走でしょう。
でも作品名に踊らされて(僕はイープラスのハーフプライスですが)
見に行く客を見越しての足元を見たのか
お客は入ってましたが、
3000円程度で十分な芝居と思う。

コンフィダント・絆
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/04/07 (土) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
「コンフィダント・絆」最高です!!
4/7のプレビュー観劇に引き続き、本公演観劇です。
2回目の「コンフィダント・絆」!
いやぁ~、何度観てもいいです。
3時間弱と長いのに、そんなことを感じさせないほど
今回ものめりこんで観てしまいました。
本当に素晴らしい作品ですね。
5人の役者さん、一人ひとり個性があり、
みなさん、お上手ですね。
最高のキャスティング。
ゴッホ・ゴーギャン・スーラ、と、それぞれ個性的な
役柄を上手く演じていました。
紅1点の堀内敬子さんの存在感もピカイチ!
光ってましたね。
やはり、歌は最高!
いい人、シュフネッケルもいい味出てましたね。
最後の方の存在感は素晴らしいです。
そして、やっぱり三谷さんの脚本がいいんですね。
それぞれの画家の性格を、上手に描いています。
三谷さん的な笑いが随所に入りながらも、緻密な演出が!
今日も二幕はじめに三谷さんが登場して、
いきなりアコーディオン演奏始められましたね。
毎日かなと思ったら、そうでもないようです。
2回とも三谷さんに会えた私、ラッキー?!

エリザベート
梅田芸術劇場
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2007/03/28 (水) ~ 2007/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
大阪まで観にいったかいありました。
梅田芸術劇場のみの公演とあって、大阪まで行ってきました。
行ってヨカッタ!!
日本にいながら、ウィーンオリジナル版を観られる幸せを、
しみじみと感じましたね。
もう全てが鳥肌もの!!
舞台に引き込まれちゃいました。
本場ウィーンでも、なかなか揃わないという
ベストメンバーを揃えての舞台は、
”素晴らしい”の一言に尽きます。
“本物”の迫力を見せつけてくれました。
今までDVDで観ていましたが、
目じゃないですね。
あぁ~、1回分しかチケット取っておかなかった事を
ひど~く後悔しました。
カフェの客が乗る遊園地の電動カートや、
ハプスブルク家の紋章を形どった観覧車、
チェスボードの床・・・・etc、
本当にセットがすごいです。
こんなに贅沢なものを見れるなんて、
これだけでも観る価値がありますね。
マヤ・ハクフォートさん、やはりすごいですね。
1994年以来、この役を演じ続けているエリザベートそのものです。
ルカス・ペルマンは、とってもハンサム!
まさにプリンスですね。
声が美しい!
ウィーン少年合唱団を少し思い出しました。
マテ・カマラスさん、ワイルドなトート閣下の魅力が
あふれています。
夜の帝王、闇の帝王がお似合いです。
荒々しい激しさの合間に見せる、少年っぽい眼差しに
心を捉えられました。
ルキーニ役のブルーノさんの歌声がセクシーでしたね。
この方、舞台のナビゲート役として、最高です。
みなさん、すごいレベルが高くて圧倒されますね。
これが、本当の「エリザベート」って・・・・!!
あぁ~、もう東宝版、観ても物足りないかも?!
次の宝塚観ても、きっと別物だと思うでしょうね。
とにかく、最高の舞台でした♪

明智小五郎の事件簿〜黒蜥蝪/TUXEDO JAZZ
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2007/04/06 (金) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
2日続けて観ちゃいました。
「黒蜥蜴」と言うと、美輪明宏さんって思い出すのですが、
宝塚も取り入れていたんですね。
江戸川乱歩の傑作作品で、ストーリーも面白いですよね。
楽しく観れましたし、最後はホロットきちゃいました。
明智小五郎の春野寿美礼さん、本当に素敵ですね。
スーツ姿がお似合いです。
めちゃくちゃ、決まっていて・・・・・
クラッとよろめきそうです。
女性だってことを忘れてしまいそうになります。
先日DVDで観ていた「うたかたの恋」でも
ルドルフ皇太子によろめきそうになりましたが・・・・・!!
黒蜥蜴役の桜乃彩音さん、意外とよかったですね。
美輪大先生の黒蜥蜴とは、また違った魅力でした。
雨宮氏役の真飛聖さん、
この作品ではあまり目立ちませんでしたよね。
「TUXEDOJAZZ」では、かなりイケテましたが・・・・
ピンクのスーツが、やたら目立ってました。
あのプロポーズは、なんだったんでしょう?!
あんなに簡単に結婚しちゃっていいのって感じ。
急展開でした。
桜一花ちゃんの小林少年は、とってもキュート!
本当はこの話には出てこないはずなんですよね。
波越警部もですが・・・・・!
でも、おかげで楽しい舞台でした。
日本の戦後を少し考えさせられもしました。
上野の大仏のことは知りませんでした。
まだ顔が残っていると聞きましたので、
近いうちに行ってみようと思います。
「TUXEDOJAZZ」、
昨日は、不覚にも熟睡していて全く観ていなかったんです。
でも、今日はしっかり観ました。
こちらは唄とダンスのショーで、豪華でした。
気分はニューヨークのジャズクラブです。
これぞ、宝塚・・・・と言う気分で楽しんで観ました。
古きよきアメリカ、いいですね。

三月の5日間
チェルフィッチュ
イムズホール(福岡県)
2007/05/02 (水) ~ 2007/05/03 (木)公演終了
満足度★★★★
まいったなこりゃ
予備知識なしで観るとかなりの衝撃を受けます。
それもアッパーカットみたいにフィニッシュブロー級のじゃなくてボディーブロー的な鈍い感じの奴。
後から効いてくる奴。
いわゆる熱い演劇しか知らない人はそのクールさに唖然となりそう。

ハウ・トゥー・サクシード
フジテレビジョン
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2007/04/21 (土) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★★
「ハウ・トゥー・サクシード」楽しめましたが♪
ブロードウェイを代表するコメディミュージカル、
「ハウ・トゥー・サクシード」を芸術劇場で観てきました。
ストーリーは、邦題の通り『努力しないで出世する方法』です。
要領の良さと、口八丁手八丁、ずうずうしさで上司に取り入り、
ライバルを追い抜き、出世していくサラリーマンを
描いた成功物語です。
主人公のフィンチ、西川貴教はこの役柄、
ぴったりですね。
ローズマリー役の大塚ちひろさん、とってもキュートでした。
恋に一生懸命って感じがよく出ていました。
ヘディ・ラ・ルーの三浦理恵子さんのスタイルには惚れ惚れ・・・・・
そして、ミス・ジョーンズ役の浦嶋りんこさん、
さすがぁ~!歌は素晴らしいですね。
赤坂泰彦さんも出ていましたね。
こんなに配役が豪華で、素晴らしいのに
どうも、イマヒトツ盛り上がらないのは私だけ?
楽しくて笑えて、すっきりハッピーエンドなんだけど、
どこか物足りない!
まぁ、客席のお客様殆どがT.M.Rのファン!
多分、西川貴教、彼だけを観に来ましたーって
感じだからいいのかな?!
カーテンコールも凄かったです!
西川貴教さん、さすがライブの方、
しっかり盛り上げてくれました。

となり町戦争
ALGO
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
話は面白いと思うけれど…
抽象化と具現化のバランスが悪すぎて、舞台である町や人物の情景がイマイチ浮かび上がってこない。100分。

うたかたの日々
ヒンドゥー五千回
サンモールスタジオ(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/13 (火)公演終了
絵になる
ヒンドゥーの面々は、ほんとうにどんなシーンでも絵になっている。
静かなたたずまい、見習いたい。
列島の形の壁の穴、いろいろ妄想したらぞっとした。

狂想のユニオン
イキウメ
吉祥寺シアター(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/21 (水)公演終了

再生
東京デスロック
アトリエ春風舎(東京都)
2006/10/26 (木) ~ 2006/10/31 (火)公演終了

人魚まる裸みだれ髪
怪物がめざめる夜ゴールデン
「劇」小劇場(東京都)
2007/03/04 (日) ~ 2007/03/04 (日)公演終了

マトリョーシカ地獄
クロムモリブデン
サンモールスタジオ(東京都)
2007/04/19 (木) ~ 2007/05/01 (火)公演終了
玉手箱的な
マトリョーシカというか、玉手箱のような。
毎度、宣伝美術から何からのイメージの統一がすてき。
いいな、あんなかわいい格好してみたいわ。素直に。

屋上のオフィス
あひるなんちゃら
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/05/04 (金) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
ゼロって
以前から、某劇団員さんとはお友達だったのに、
被ったりなんやかやで初見あひる。
それにしても、すごいぞゼロ円。
観にいったのが雨の大楽のせいか、思ったより客席はゆとりがあったけど。
劇団員だけの公演ということで「なるほど、これがあひるカラーなのかぁ」と浸透。
簡素なセットだけど、かわいかった。

繭文
黒色綺譚カナリア派
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/02/08 (木) ~ 2007/02/13 (火)公演終了
みてきた!なんですけど
「見たい」でしか、登録できないの?エラー?
何はともあれ。
以前からチラシを見て気になっていたのですが。
自主映画つながりでの以前からのお友達が、舞台初出演でしたので。
これを機にと、初感劇でした。

めくるめく沈酔金魚
青果鹿
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2007/05/02 (水) ~ 2007/05/09 (水)公演終了
満足度★★★★
Wキャストの醍醐味
こんな小さな芝居でありながらWキャストの醍醐味を味わえるとは
嬉しい驚きでした。
先週見た、この作品が何となく頭にひっかかっていて
もう一組の配役と、あと見る席の位置を変えて鑑賞。
いやいや、モーツァルトの中川・井上コンビ以上の
新鮮さがあった。
こんなにカラーの違う作品に仕上がるとは、演出家恐るべし。
小劇場芝居を2回も足を運ぶなんて、めったにないんだけど
それだけ自分にとって本能的に好きな作品なのかな。
話の筋や、導入部など、初めて見たときには
よくわからなかったり退屈なくだりが、今回はくっきりと
輪郭や骨組みがわかり、改めて「よく出来た作品だなぁ」と
思いました。
1時間30分という上演時間も◎。
話を膨らまそうとすれば個性的なキャラクターの登場人物が
多いから、いくらでも膨らませられるんだろうけど
それをバサバサ切って、すっきりさせた演出力、改めて注目。
今後も見ていきたい劇団です。

血の婚礼
アトリエ・ダンカン
東京グローブ座(東京都)
2007/05/03 (木) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

屋上のオフィス
あひるなんちゃら
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/05/04 (金) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
満足度★★★
お初なんちゃら
飽きさせないし、会話のセンスも好きだし、面白かったんだけど、もうひとがっつり欲しい感じ。
無料公演て事で、お初な方も気軽に観に来てねという目論見なのだろうけど成功したのかな?インドア派な自分にとって王子は「よし行こう」と思って行く所なので、会場の選択肢は他にあったんじゃないのかなとかぶつぶつ。そんな事を考えてしまうのは自分も劇団の制作してるからか。