
鱈。
Hula-Hooper
7th FLOOR(東京都)
2007/05/07 (月) ~ 2007/05/16 (水)公演終了
ここで起きたことは内緒、だそうなので。
まあ、たしかにそうかもしれない。
音楽と芝居のコラボというか「境界を壊す」公演。みんなチャーミングで歌い踊る、そりゃオヤジは喜びますとも。
ストレートな想い、学校の中で女の子同士で微妙な恋心になる(けど見つめ合うぐらい)ような雰囲気の瞬間を描かせたら抜群に巧いなぁ。

ドラマのつくりかた
ZIPANGU Stage
萬劇場(東京都)
2007/05/11 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★
着想は良いと思う
時は30年前。「脚本家がテレビの家族ドラマのシナリオを書き上げる」姿を描いたストーリ。
なにかとコマゴマした設定、仕掛けがあってドタバタ・コミカルに仕上げてあるが、なかなか入り込めず居心地が悪い。基本的な着想は面白いし苦心して話を積み上げたと思えるだけに残念。
たとえば、勘違いからくる錯誤な会話で笑いを捻出させてもあまりに話をひっぱり過ぎるがために面白味を損なっていたり、スパイス的な狙いでキャスティングしたと思われる掃除のオババが薬味どころか部屋のすみの埃にしかなってなかったり。

鱈。
Hula-Hooper
7th FLOOR(東京都)
2007/05/07 (月) ~ 2007/05/16 (水)公演終了

月の船
快飛行家スミス
KAWAGUCHI ART FACTORY(埼玉県)
2007/05/13 (日) ~ 2007/06/05 (火)公演終了
満足度★
アングラっぽい一人芝居。
吐き出され続ける言葉の洪水とはうらはらに見えてこない世界観。受け取れきれずに時間だけ過ぎてしまった感の60分。

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」
AND ENDLESS
笹塚ファクトリー(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★★
新鮮な味。
シルバー見てきました。
今回はアセスメント公演ってことで、芝居要素が強いアンドレでしたが、惚れ直しました。ここ最近はエンターテイメントの要素が強すぎて
ちょっと遠ざかっていたんですけど。中身はここに書きませんが推理ミステリーが展開されていくんですが、かといって物語が決して難解というわけでもなく。2時間半楽しく見れました。
ゴールドが見たくなったぞ・・。どうしよう。

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」
AND ENDLESS
笹塚ファクトリー(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/05/23 (水)公演終了
満足度★★★★
まず、シルバーを観ました。面白いです。
初めて、エンドエンドレスの舞台を観ました。今回の企画は、いつもの舞台とは異なる、番外編のようなものらしいです。
内容についてはあえて触れない方が良いように思えますのでここには書きません。
ちなみに、カテコの演者挨拶によると、まだチケットに余裕があるそうですで気になる方は是非。お奨めします。

7
studio salt
相鉄本多劇場(神奈川県)
2007/05/16 (水) ~ 2007/05/24 (木)公演終了
満足度★★★★
見てきました
私は、作演出の椎名さんや、役者さんと世代がほぼ一緒なのだが、
社会人の痛さ、社会の痛さに、とても共感できる。
消えもの一杯は相変わらずの楽しさ。新しいキャラに挑戦する役者の楽しさ。
いじめがしっかりそこにある、作りこまれた空間を感じることが出来た舞台でした。
鍵など細かいところはまぁ、いくらでも直せるわけで。
これから、楽日までがんばってくださいませ!

「何日君再来」(いつの日か君帰る)
キョードー東京
日生劇場(東京都)
2007/05/04 (金) ~ 2007/05/22 (火)公演終了
満足度★★★
楽しめますが、テーマはおもい!
e+で、お得なチケットが手に入ったので、
内容も知らないまま観にいってきました。
「何日君再来」という歌は、結構好きな歌だった・・・・・
ただ、それだけの理由で!
このお芝居は、故テレサ・テンさんが台湾が中国に放った
“秘密兵器”だったという設定で、テレサ・テンさんの半生をからませ、
台湾、日本、中国、そして韓国の人間が織りなす物語です。
殺陣やダンス、歌があり、なかなかの舞台でした。
これって、関係ないけれど、出来ちゃった婚の
辻希美ちゃんが出る予定だったんだよね。
いきなり、イマジンの歌が流れ、
筧利夫さんが語りだします。
『イマジン』は、これまでに三度その意味を
問われたことがあるそうです。
一度目は1971年、イマジンが発表された時。
ベトナム戦争が泥沼化していた時に、
平和の歌を歌ったジョン・レノンは、FBIにマークされ、
アメリカ政府は彼に国外退去命令を出したそう。
二度目はジョン・レノンが死んだ時。
三度目は、2001年…9月11日。
アメリカ中が報復攻撃へと沸き立つ中、
政府はこの歌を放送することを禁止したそうです。
米英のカトリック教会では、ジョン・レノンの
『イマジン』を歌うことを禁じているなんて初めて知りました。
『何日君再来』が、禁じられた歌だったということも、
今回初めて知りました。
中国で、日本で、台湾で・・・・!!
フィクションなんですが、中国大陸と台湾の問題や
日中問題の核心に迫る問題等、ノンフィクションの部分が
結構あり、何だか考えさせられるものがありました。
ストーリーは、題材が大きすぎて、深いものだけに
ちょっと、消化不良気味!
民族問題は、難しい問題ですよね。
でも、歌とダンスの舞台は、とっても楽しかったです。
最初は、なんだかイマヒトツと思っていたけれど、
いつの間にか舞台に引き込まれていました。
筧利夫さん、さすがですね。
素晴らしい役者さんです。
この方の舞台が見れてヨカッタです。
迫真の演技に引き込まれちゃいましたよ。
そして、黒木メイサさん。
まだ18歳だなんて・・・・・!!
チャイナドレス、素敵でしたよ。
スリットからのぞく足もとっても綺麗♪
美しいだけじゃなく、アクションも決まっていて
カッコよかったです。
en-Ray(エンレイ)さん、
この方、テレサ・テンを思わせるような声ですね。
劇中、テレサ・テンさんの歌が用いられていて、
懐かしく聞きながら、昔の思い出に浸ったりしました。
「時の流れに身をまかせ」は、特に好きだったので
なんか感じ入るものがありました。
筧利夫さんの台詞、
「夢や希望は、あきらめず想いつづければ、
大概の事は成せる」
いい言葉ですね!!
この言葉を胸に生きていきたいですね。
エンディングは、これまた私的にいただけなかったです。
なんだかすっきりとしない終わり方と感じたのは、私だけ?!

「OTO~デシベルジャングルにグラマー美人~」
劇団きらら
西鉄ホール(福岡県)
2007/05/07 (月) ~ 2007/05/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
世界は創り出すもの
今回は前から3番目の列の真ん中で観劇。
まず入ってすぐ驚かされたのがあのセット!
まさにジャングルジム!!
あれは具体的かつ抽象的で、3次元を上手く利用した感じで好印象。
役者さんはあっちこっちを飛んだり跳ねたり。
もぐらたたきゲームのもぐらの様でもありました。

モーゴの人々
シティボーイズ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2007/04/25 (水) ~ 2007/05/06 (日)公演終了
テレビ的?
面白かった!ただ、例年、コントの内容というより、見た目の派手さが目だってきているようで、ちょっとテレビ的な感じがする。もっとそのままで勝負してほしいなぁ。きたろうと中村有志は最高です。

写楽考
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

コッペリア
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2007/05/13 (日) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
キュートなスワニルダ
ミュンヘン・バレエプリンシパルのルシア・ラッカラの演じるスワニルダがとてもキュートでした。
ラッカラはとてもスリムで、しなやかな動き・可愛い表情などとても魅力的でした。

新装開店危機三発BAR黒髭
劇団†勇壮淑女
シアターVアカサカ(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
カラフル
海賊の衣装がオシャレだった♪女性ばかりのキャストだったのに小気味良く展開し、大人数なのにそれぞれが引き立っていて、とても観やすい芝居だった。

『わたしは血 JE SUIS SANG』〜中世妖精物語〜
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2007/02/16 (金) ~ 2007/02/18 (日)公演終了
チラシからは想像がつかない演出・・・
客入れの時点から、舞台上にパンツを喰い込ませた小柄な中年太りの
役者がクネクネと女性的な動きをしながら歩き回っていました。
この時点では、どんな斬新な演出が観れるのかと期待を膨らませていましたが、いざ、観始めてみると【R-指定】だろ!と突っ込みたくなる様な露出度で、男女問わずパンツまで脱ぎ捨て、惜しげもなく観せつけてくれました(汗)
・・・・でもそれだけの内容(怒)
今や、アダルトビデオも芸術なのでは?と錯覚してしまうほどの演出でした。
論理的な部分を見つけ出そうとしたのですが、何処にも見当たりませんでした。
しかし、それこそ「人間の本能」か・・・?

ラヴ
キョードー東京
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2007/05/10 (木) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
面白いことは面白い
うたい文句の「抱腹絶倒」は明らかに誇大広告。
ただコメディにはなってるし、面白いことは面白い。
森山開次のダンサーならではのしなやかさを伴った演技は大変興味深い表現方法。ただ、彼もそうだし、安寿ミラもそうだが、自らの持つチカラの全てを舞台で披露して盛り立てて欲しいと感じる。
もっと面白く楽しい舞台にできるんじゃないかと思う。

下周村(かしゅうそん)
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/05/15 (火) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★★
意味がわかんないのに、面白かった(笑)
何度も驚かされて、置いてけぼりにされて、でも、すっごく面白かったです。中国人キャストのパワーが凄かった。感想はトラックバックしました。

ナチョ・ドゥアト「バッハへのオマージュ」
神奈川県民ホール
神奈川県民ホール(神奈川県)
2007/02/03 (土) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

Le Vertige du papillon 蝶のめまい
アフタークラウディカンパニー(ACC)
川崎CLUB CITTA'(神奈川県)
2007/01/18 (木) ~ 2007/01/20 (土)公演終了

道化者の茂木君 -Do? kemono no Mogikunn-
ノアノオモチャバコ
サンモールスタジオ(東京都)
2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
スタイルが独特
まさにおもちゃ箱をひっくりかえしたように細かい場が沢山提示されて、それらが暗示的なストーリーを構成するというスタイルが独特。
その一方、ピースが細かすぎて組み立てられないパズルのような感覚もあり、また、抽象的なだけに観る側の解釈に委ねられる幅が大きくて、観客それぞれ受け取るものは異なるかなぁ、などとも思う。

燃えてサムライ~FINAL BURST~
劇団ヘロヘロQカムパニー
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
メッセージ性と見せ方で満足
復讐のためとはいえ過去に人を殺めるという過ちを犯した主人公が、生き抜いて殺させないことでその罪を償おうとしているという設定ならびに「殺すな、そして殺されるな」という台詞に始まり「殺すな」で終わるところに強いメッセージ性を感じる。
また、映像で始まりそれがライブアクションと同期・融合する幕開けとか、歌をバックに曲のスローな部分は動作もスローモーションで見せるクライマックスの殺陣とか見せ方のアイデアも良く、満足度はかなり高し。