最新の観てきた!クチコミ一覧

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ツグノフの森

ツグノフの森

G2プロデュース

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/05/18 (金) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

入り込みにくい状況設定。
関係性や設定の構造が明らかになる後半は求心力を持ってくるが、登場人物がバラバラに見える前半は少し冗長。130分。

ネタバレBOX

森から想起された話を描きたかったのか、平面のことについて語りたいのか、あまりに大風呂敷を広げすぎたために、終盤半ば強引なまでにエピソードは繋がりはするものの、話自体はそれこそ深みはなく、薄っぺらで。地元の地名を使った設定や笑いも小手先な感じが色濃く感じて△。役者は転球さんの力によるところが大きい。

マンマ・ミーア!【2021年4月28日~5月11日公演中止】

マンマ・ミーア!【2021年4月28日~5月11日公演中止】

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2007/05/19 (土) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

感動の再会!!!
3年前に東京で2回観て以来。大阪では残念ながら観れなかったけど、
念願の福岡公演です。 四季ですからお約束のつっこみどこは
数々あれど、もうあのブルーの緞帳(?)を観ただけで胸がじーん・・
ドナもソフィもお初でドキドキもんだったけどよかった。。。
理屈じゃないんです、私にとって。

ネタバレBOX

私は決してきらいではないんだけど、久々に四季の舞台を見ると
四季節が非常に気になる。特にサム、アリ、リサ、たどたどしすぎ~(^^;;
活舌は飽くまでよくて、それでいて自然であるというのが理想。
あまり舞台経験のない四季役者はこれがまだまだの感があり。
ドラマのつくりかた

ドラマのつくりかた

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2007/05/11 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

変形タイムスリップ+家族の絆
30年後の人物の魂・意識が時空を超えて現在の人物に憑依するという発想がユニークで、途中で観客が持つであろう疑問(タイムパラドックス関連など)をタイミング良く登場人物に質問させて答えを導くというのも巧い。

幕末異聞 黒魔天狗

幕末異聞 黒魔天狗

アブソリュート・ゼロ

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2007/05/17 (木) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

娯楽作品として上出来
虚実取り混ぜ(ただし虚が9割以上?(笑))人造人間まで登場する裏幕末史。正史とツジツマを合わせたり、意外な黒幕が判明したりしつつ、どこに落とすのか?な興味で最後までひきつけられる。
また、無国籍・無時代的な衣装や小道具もセンスが良く、娯楽作品として上出来。

ハナレウシ

ハナレウシ

演劇集団Z団

シアターサンモール(東京都)

2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

映画を見ているような・・・
音響の使い方、舞台上での見せ方。ドラマティックで派手さがあって、それでいて嫌味じゃないのです。映画を見ているような気にもさせられる、大きな感じの舞台でした。公演時間は長いけれど、長さを感じさせないドラマティックなつくりだったと思います。
高杉晋作という人物の魅力が存分にあらわされていたと思います。高杉のまわりに集まる人々の魅力も。高杉役の原田さんの熱演にはひきこまれます。勢いがあるんですね。個人的に久坂役の根本さんに眼がいきました。素直な演技だけど、なんだか印象に残る。あと近藤勇役の石川さん。敵役としての悪そうな雰囲気がいい。粟屋役の北村栄基さんの高杉への執着が見えるシーンもよかった。そしてお紋役間山さんの雰囲気づくりがとても好きでした。
Z団の殺陣はすっきりしていて爽快。図式がちゃんと1対2~3程度、長すぎず短すぎず、迫力あって気持ちがいい。

あたらしいバカをうごかせるのは古いバカじゃないだろう

あたらしいバカをうごかせるのは古いバカじゃないだろう

劇団道学先生

新宿シアタートップス(東京都)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

フォークの心
素直に楽しめる作品でした。人の見栄だとか、お互いの理解だとか。そんな気持ちも感じつつ。フォークが好きな方にはより楽しめる公演だったんじゃないかと思います。
出てくる女子高生の様子を見ていて、その自己中心さとか、世間ずれしてないとことかに「女子高生」というブランドを見たような気がすします。いい意味でも悪い意味でも、かな。彼女の存在ってなんか大人の中に、ひとり価値観だとかがずれてる感覚の子って感じもするんですが。でもまあ、それが潤滑油になったり、彼女の思い込みに始まる・・・が話の中心だったりで、それはそれで面白かったです。
劇中歌の「里帰り」。フォークの心を伝えてくれるようで、とってもよかった。フォーク詳しくないけれど、そのソウルを感じさせてくれるような。六角さんの歌い方がすごく胸に染みるのです・・・!

燃えてサムライ~FINAL BURST~

燃えてサムライ~FINAL BURST~

劇団ヘロヘロQカムパニー

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/05/09 (水) ~ 2007/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

唯一のラストシーン
ヒーローがヒーローらしくある。それがヘロQらしさであるとも思うのです。「殺すな」のメッセージが強く響くのは、「ヒーローは決して死なない」的なところを覆したラストであったとも思えるのです。
映像とのコラボ演出は面白い。あのハコで生声で勝負してくれるところもヘロQのすごさかな。殺陣の迫力はお墨付きな劇団だと思うのですが、少々長い印象が(^^;見せ場とはいえ、飽きが来ないことも大切かと。
芯のあるストーリーと遊び心のある部分、かっこいい部分、存分に楽しませていただきました(^-^)

COLT GOVERNMENTS(コルトガバメンツ)

COLT GOVERNMENTS(コルトガバメンツ)

ONEOR8

イマジンスタジオ(東京都)

2007/05/19 (土) ~ 2007/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

プレビュー拝見
ライター招待のプレビューに伺いました(ブログもSNSも可)。本日開幕だけど検索すれば感想が読めます。mixi日記にけっこうアップされてるみたい。感想はトラックバックしました。

Re-

Re-

BQMAP

シアターサンモール(東京都)

2007/04/27 (金) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

さすが代表作
義経モチーフの物語は数あるけれど、涙あり笑いありで私は好きなタイプのストーリーでした。まんまと泣かされた(^^;
小劇場らしい話のような気がします。そして劇団の代表作というにふさわしいものだって、すごくわかる気がしました。

ネタバレBOX

ストーリーのテーマ的にはディレクター葛木の過去の出来事と目指すところにあることがはっきりするんじゃないかと思います。義経の生まれ変わりだというクロちゃんが、これまで待ちつづけていた弁慶に言う台詞には本当に泣かされました・・・。
~昭和歌謡シアター『横須賀ストーリー』~

~昭和歌謡シアター『横須賀ストーリー』~

オデッセー

THEATRE1010(東京都)

2007/04/24 (火) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★★

ハロプロの華やかさ
ストーリーは先が読めるものではありましたが、それなりに面白かったと思います。昭和歌謡がテーマなので、そういう華やかな面がハロプロ系の皆さんの華やかさとはあっていたのではないでしょうか。ただ、役作りにおいてどうかといえば・・・そのままの雰囲気であるから成功したというところもあるのかも。大衆向けという意味ではわかりやすく、歌謡ショーもあってエンターティメントしてたかと。
脇を固める男性陣の安定した部分がよかったです。

軍鶏307

軍鶏307

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2007/05/20 (日) ~ 2007/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

また一歩、大きくなろうとしている。
もちろん会場の大きさもそうですが、作品も、エネルギーの塊を全力で箱に押し込めたようないつもの「熱さ」とはまた違う、柔らかく広がる「温かさ」な感じ。その点、観やすくはなってますが、欲張りな自分がいたりもします。いくつかのエピソードが拾い切れてないのが、もったいない気も。

ネタバレBOX

最後の大仕掛けを含め、物語の中心を「信仰」や「自然現象」から離したことがプラスでもあり、物足りなさを感じる部分でもあり。
最前列(下手側)だったのですが、奥が見えにくく空間を満喫できなかったのが、少し残念。
魔法の万年筆

魔法の万年筆

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/05/12 (土) ~ 2007/06/12 (火)公演終了

満足度★★★

美術が豪華
笑いがいっぱい、サービス満点のラブコメ。稲垣吾郎さんは色んなことをいっぱいされてました。ファンの方々は大満足なんじゃないでしょうか。ラストはちょっと驚いた。感想はトラックバックしました。

ドブの輝き

ドブの輝き

大人計画

本多劇場(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

3本立て
作品としては松尾さんのが好きだけど、笑えたのは宮藤さんの。映像作品は楽しめなかった。感想はトラックバックしました。

スイーサイズ・ハイ

スイーサイズ・ハイ

UNITレンカノ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2007/05/18 (金) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

Re:スタート

Re:スタート

幹生

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2007/05/03 (木) ~ 2007/05/04 (金)公演終了

確かな、
確かな筆力と安定した俳優陣でした。誠実なつくりにとても好感を持ちました。

阿佐ヶ谷にて君を弔う

阿佐ヶ谷にて君を弔う

ヒンドゥー五千回

スタジオ・アルスノーヴァ(東京都)

2006/05/10 (水) ~ 2006/05/15 (月)公演終了

俳優・扇田卓也
自分は、俳優・扇田卓也のファンだったんだな、と改めて認識した作品です。

夢から醒めた夢(2007年全国公演)

夢から醒めた夢(2007年全国公演)

劇団四季

川口総合文化センター リリア(埼玉県)

2007/05/22 (火) ~ 2007/05/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

あいもかわらずですが
カテコではオールスタンディングオベーション。
名作です。

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」

「ONLY SILVER FISH」「+ GOLD FISH」

AND ENDLESS

笹塚ファクトリー(東京都)

2007/05/10 (木) ~ 2007/05/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

お洒落!
観てきました
お洒落な大人のシチュエーションコメディって印象で最初は観てました。
ドタバタも面白くて、とても計算して作られた脚本でした。
最後の展開にもビックリ!きっと見過ごしている伏線があると思うのでもう一度観たいです。

下周村(かしゅうそん)

下周村(かしゅうそん)

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/05/15 (火) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★★

難しかった・・・。
字幕モノなのに、前から2列目という席で、字幕が非常に読みずらく、最初は「中国語ならちょっと位わかるだろう」と思っていたのに、予想以上に難しかった・・・。 です。

『その河こえて、五月』が本当に素晴らしい舞台で、それだけに今回の期待が大きすぎたのか、平田モノと思いすぎていたのか・・・

平田演出と李六乙演出がなんとなくアンマッチというか、同じ作品をそれぞれの演出の舞台最初から別物のそれぞれが見たかったかな。

中国の舞台俳優と言うと私には「京劇上がり」みたいな印象があるのですが、現代劇もとてもよかったです。キレイだし、パワフルだし。 せめて中国語がもうちょっとできればもっと楽しめたのになぁ・・・と思いました。

7

7

studio salt

相鉄本多劇場(神奈川県)

2007/05/16 (水) ~ 2007/05/24 (木)公演終了

アラさえない舞台
多かれ少なかれ如何なる職場にも、人間関係におけるオリやヨドみといったものは沈潜しているもので、それらを具さに描いていても、
動物処分場というやり場のない想いが行ったり来たりしているような場所を舞台としたことによって、それらがそのような設定ゆえにこそ発せられているものに見えてきてしまうのが口惜しいところである。

作品自体のクオリティは高く客席も空気を共有するが、世界に色々な光を当て過ぎて白色になってしまっているような印象を受ける。
打ちっぱなしのコンクリートによって見せ付けられる、逼塞感をあらわす灰色とはまったく裏腹である。

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