最新の観てきた!クチコミ一覧

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門番の秋

門番の秋

劇団ノックステージ

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

街の何処かにある
舞台は階段というので
基本素舞台なセットに3段ほどの
白い段が置かれて舞台角には枯葉を模した
布が散りばめられてました
偶然階段で出会った男女4人の会話劇
特にドウという事も起こらず
淡々とした時間が流れる感じの
60分の作品
あまし自分には向かなかったかなぁと

ネタバレBOX

ラストで信楽のタヌキの置物の目が光るのが
まぁ日常とは異なる演出?かしら
Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

劇団ミュ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

小劇場とは思えない上質な舞台で
近いからこその迫力があって
涙が止まらなかった😭

キャストさんみんな良かったけど
特に 大天使ミカエル役の田中海咲ちゃんの歌が
めちゃくちゃ胸に刺さった✨

脈〜MYAKU〜

脈〜MYAKU〜

劇団フィータル

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2025/10/03 (金) ~ 2025/10/03 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

奇妙な葬式から開幕。アングラ仏教の式典。母親が事故死して独り取り残された中学生の息子(浦嶋建太氏)。親族は誰も手を差し伸べない。独り施設送り。

時は経ち、新人新聞記者になった主人公。小さな町、海まち市の地方新聞社・海洋新聞。同棲している恋人(小峰千采〈ちうね〉さん)は大学院生でネットで書いた詩が評判を呼んで出版された。彼女を見付けた出版社の渡邉理衣さん。中学の廃部寸前の演劇部では空木彩(うつぎさい)さんがその詩を演劇化して演出、部員は栗原菜瑠さん、片瀬尋さん、香取八重子さん。臨時顧問代理として滝本美成(みな)さん。
主人公の取材先の菊農家と花屋の夫婦(梅﨑信一氏、小川友子さん)。

時折、挿し込まれる奇妙なコンテンポラリーダンスや擬音の行進が印象的。呼吸。奇妙なセンス。テイストがホラーなんだよな。無機質な集団の群舞が作家の武器だと思う。

前説の(ジェシカ)さんが秀逸。忘れないようにボールペンで両腕にメモを書き込んでおり、更には脚にまで。

ネタバレBOX

(ジェシカ)さんの描く世界は病んでいる。トラウマによるPTSDに悩まされどうしてもそこを断ち切れない。「あの時のあの人の悪意が今も自分の身体に脈づいている」。その感触が身体中の血管を巡り侵食し汚していく。だが悪い記憶が自分を苦しめるのならば、同様に良い記憶が自分を救けてくれる筈。演劇部の顧問教師に性暴力を振るわれた中3の少女はもっと楽しいこと優しいこと元気になれることに自身を向ける。若き新聞記者は社の意向で、ある候補の当選に貢献。当選した新市長は劇場を建設する為に縁ある菊農家のビニールハウスを埋め立てる。絶望して亡くなった菊農家の老主人。記者は仏壇に焼香を上げに来て、遺された妻に謝罪する。「何にも出来なかった。一体自分のやってることに何の意味があるのか?」妻は以前彼が書いた記事が家に飾られている様子を見せる。「人を喜ばせることだって出来るのよ。」人の為にだってなれる。実はこの世の全ての力は相反する方向性を併せ持つ。人に光を射すことに半分、闇に突き落とすことにも同じく半分。その加害性に絶望もするが人を苦しめるばかりではない、もう半分で人を救えもする。

物語のキーとして、恋人の詩が重要なのだが使わないのは勿体ない。主人公の記者を詠んだ詩に感銘を受けて、中学校の演劇部で公演。その舞台を観てかつての自分自身に励まされる記者。亡くなった母親の記憶が絡むべきだろう。
事実は小説よりも奇なり

事実は小説よりも奇なり

Unit NA

新宿眼科画廊(東京都)

2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高でした。また推しの劇団が1つ増えました。基礎がちゃんとできた俳優さんだなと思いました。正統派の俳優というか実力派の俳優だなと思いました。たぶん、数年もすると化けますね。東京でかなり有名な劇団になるのではないでしょうか。俳優さんの演技はもちろん、声がいいですね。トーンが最高で滑舌も最高です。期待大の劇団です。ほんと素晴らしい舞台でした。素敵な時間をありがとうございます。

すきだった、うた

すきだった、うた

空晴

OFF OFFシアター(東京都)

2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/09/22 (月) 14:00

とある町の公民館の一角、「うた会」サークルのメンバーたちの会話劇。
で、最初は「え、どういう状況?」「この人たちの関係は?」「口を開けばすぐ否定されるあの人は誰?」など観客に疑問を持たせておいてその後の会話の中からそれらを解きほぐしてゆく構成がいつもながら巧み。
そうして語られるのは出演者たちの年齢相応なコミカルだがペーソス(?)も漂う「等身大の物語」。
そんな味わいは空晴ならではのものかもなぁ。

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/10/02 (木) 14:00

キャラクターも個性的で、王道のストーリーが面白いです!

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

レティクル座

萬劇場(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/10/02 (木) 19:00

ゾンビメイク見事でした!ストーリーも面白いです!

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

コミカルで始終、笑わせていただきました!愉快なひとときを過ごさせていただきました。面白い!

Letter2025

Letter2025

FREE(S)

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

戦争ものは苦手なのですが素晴らしい出来でした。キャストの皆さんの熱気も伝って来てラストは、自然と涙が出て来ました。

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Red Devils回を観劇しました。
テンポの良いストーリーは面白くて、どんどん惹き込まれました。
役者さん達の好演に加え、癖が強い登場人物達が面白過ぎて、すっと笑っていました。
佐野瑞樹さんの脚本、演出は間違いないなと思いました。
とても面白かったです!

D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜

D.S.T.P (Don`t stop the play) 〜芝居を止めないで〜

A.R.P

小劇場B1(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い。
「シチュエーション・コメディの新定番」という謳い文句。チラシの説明の通り、一般の客が来る喫茶店でリアルに演じることが求められる映画の最終オーディション。現実と虚構が混在し 想定外のハプニングが次々と起こる。タイトルから映画「カメラを止めるな!」を連想したが、Don`t Stop The Play ⇨Show Must Go On といった条件以外は違った物語。次の展開がどうなるのかワクワクする。

少しネタバレするが、遠隔地で審査しているため姿を現さない映画監督、一度きりのオーディション、その一回きりのチャンスに挑む3人の役者と周りの人々を巻き込んでの ありえないアクシデントの連続。一度もカメラは止まらないという〈NG〉が許されない極限の緊張空間。それが いつの間にか、或る事件の現場になっており 何の関係も繋がりもない人たちが一丸となって…。

オーディションを題材にした笑いと ちょっぴり感動する衝撃 いや笑劇作。計算されつくしたストーリー、でも そんなことを微塵も感じさせないところが実に巧い。
ちなみに小劇場B1は 2面客席の時が多いが、本公演は一方向のみ(自分が観た回だけか?)。
(上演時間1時間35分 休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は 喫茶Transitの店内。奥の上手にカウンター席、下手は段差を設え 少し高いテーブル席。観客席側に丸テーブル席が3つ。所々にメニューやフォトフレーム。奥の少し高いテーブル席にプロデューサーとアシスタントプロデューサーが座り 様子を見る。

物語は 店の店員の弟に彼女ができて、一週間後にこの店でプロポーズする、その段取りをしているところから始まる。そしてラストはフラッシュモブプロポーズで決める というもの。一方、店 オーナーの先輩で映像の仕事をしているプロデューサーから、映画の(最終)オーディションをこの店で行いたいと依頼。店長の思い違いで この2つが同日に行われることになり、誤解と勘違いで大混乱。オーディションの条件は2つ---①45分間でハッピーエンドで終えること、②途中でオーディションということがバレないこと。

会話の中で ポロっと匿流(トクリュウ)といった台詞がこぼれる。オーディションは、一般客が来る店内で 即興の芝居がどれだけ自然に行えるか、というのが審査のポイント。当日 店には男と女の客が一人ずつ。そのうち 宛名不明の荷物が届き…。次から次とハプニングやアクシデントが続き、観ている客は笑いの連続。3つの丸テーブルには、弟と彼女、オーディションの即興劇、一般客の女。カウンターには一般客の男、その座る位置が計算され絶妙 ドタバタを効果的に観せる。

喫茶店という日常に、オーディションという非日常を持ち込み、さらに或る事件という非常時が起こる。先に記した匿流が現れ、それを捜査している警察(女刑事)が潜入してくる。一人ひとりの個性というよりは、ハプニングに対応した全員の行動が結果オーライの大団円。そこに自然な人間の姿が立ち上がり…オーディションの結果は言うまでもない。よく考えられた脚本(勝負パンツ、ぶかぶかのズボン)と それを効果的(ベルトで縛る)に しかも印象的(赤いパンツ)に観せる演出がみごと。
次回公演も楽しみにしております。
いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チラシのビジュアルから想像していたのと全然違って良い意味で裏切られた感じです。
恋の行方はどうなるのかハラハラしつつも面白くて笑っちゃいました。
ポストクレジットショーも追加して最後まで楽しませていただきました。
予算があったらプラチナ体験もしてみたかったです。

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

レティクル座

萬劇場(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても面白かったです。ナンセンスコメディ作品でした。ストーリーが奇想天外で荒唐無稽のゾンビもので、すばらしかったです。

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

アニメを実写化したようなコメディ作品でした。楽しかったです。

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)

レティクル座

萬劇場(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

蔵王の御釜はよく知っているだけにすごく興味深く観させてもらいました。最初のほうでキャスト全員でダンスされましたが、ああいうのがもうちょっとほしかったなーと。できたら、スリラーなんかを最後の方でやってほしかったなと^^ あと、セットがすばらしかったです。私ゾンビもの大好きなのですが、『今、私たちの学校は…』や『ウォーキング・デッド』や『アイアムアヒーロー』あたりの舞台版も観てみたいです。権利関係で無理でしょうけど^^;

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

個性豊かなキャラ達みんな実力派揃いで、みんなの演技に多いに笑わせてもらった。
前説、後説的部分も含めて話が面白く、これで2000円席あるのはビックリです。

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

Jeanne d’Arc -ジャンヌ・ダルク-

劇団ミュ

ウッディシアター中目黒(東京都)

2025/10/02 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。初回ー満席どころか増席。
チラシにある「壮大な歴史スペクタクル・ミュージカル!」という謳い文句であるが、脚本・演出・演技(歌唱も含む) どれもレベルが高く観(魅)せる 力 がある。ミュージカルであるが、ヘッドセットマイク等は使わず 生の歌で聴かせる。地下であまり広くない劇場だから、十分聞こえる。声量をコントロールし安定した音程とリズム。舞台上でピアノとパーカッションの劇伴(奏者は黒衣裳)。「日本発のミュージカルを、世界へ!」を標榜しているだけのことはある。またフィジカル・シアターといった印象もある。

物語は、ジャンヌ・ダルクの異端裁判のやり直しを通して、彼女の生き様とシャルル七世の苦悩をダイナミックに展開していく。ジャンヌ・ダルクがどのようにして歴史の表舞台に現れ 去ったのかを回想するスタイルで紡ぐ。舞台は意識的に原色(衣裳や照明等)で彩っているようで、スタイリッシュといった印象。この裁判が異国の それも約600年前の出来事であるが、なぜか現代日本における司法の在り方(冤罪等)を連想させる。観応え十分。

なお ダブルキャストであるが、それぞれ12回公演があることから 声を大切にしてほしい。
(上演時間1時間40分 休憩なし)【ランス】

ネタバレBOX

舞台美術は中央奥に両引扉、その戸に横長の覗き窓。戸を少し開け後部から照明を照射すると十字架になる仕掛け。下手は演奏スペース。立方体・直方体 まるで積木のような箱が置かれ、上手にサークル状の柵。箱は 場景に応じて動かし光景や状況を表す。サークル内は裁判の証言席。上演前は宗教音楽が流れている。

物語は、異端裁判のやり直しの中で ジャンヌ・ダルクの生き様を生き活きと紡ぎ、史実に重ねる。フランスとイングランドとの間で100年戦争中。ジャンヌは 神のお告げを機に王太子に謁見し、シャルルは ジャンヌを指揮官に抜擢し「オルレアン包囲戦」で勝利する。彼女は 矢で負傷しても立ち上がり、劇中でも使った「百合の花」をモチーフとしたジャンヌ軍の旗を翻し戦う。勝利後、王戴冠の場所ランスを奪還し シャルル王太子は フランス王に即位。しかし 王からの軍事支援も次第に減り、ジャンヌはイングランド側に囚われ悲運の最期ー火あぶりの刑。この知られたジャンヌの生涯をコンパクトに時系列的に展開していく。

異端裁判を行う必要性と当時の社会状況も説明する。民衆から支持を受けるジャンヌを貶める必要があった。そのため 神のお告げを聞いた虚偽ー異端者、女性の身分で男装した規律違反者(フランスでは性別、階級によって服装が厳しく律されていた)という理由をつけ 火あぶりの刑に処す。この場面を描くことによって、裁判のやり直しの意義が浮き彫りになる。さらにシャルル七世は、自分が先王の実の子ではない と母に示唆されたことから、自分が王位を継承してよいのか苦悩していた。史実に人間性を巧みに織り込み、物語性を豊かにしている。

生の歌とダンスといった違う要素を巧みに取り入れ、物語に華を添えている。と いうか色々な演劇の魅力(心に響く表現力)を盛り込んで物語を成し、同時に楽しませるといったサービス精神。史実に人間性を織り込み、しかも分り易く展開することで 物語としての記憶と演出の印象が心に残る。
衣裳はデザイン違いの 白の衣裳と黒の衣裳、それにシャルル七世の母 イザボーのキャミソールのような真紅の薄着。淫乱王妃を演じるための色衣裳。基本は この3色で舞台を彩る。そして照明の光彩は、青金・白金・茜色などを照射し人物を際立たせる。細かく丁寧な演出が物語を分かり易くしている。勿論 演奏も効果的で公演を支えている。
次回公演も楽しみにしております。
いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

いえないアメイジングファミリー【2,000円席有】

sitcomLab

ザ・ポケット(東京都)

2025/10/01 (水) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Red Devilsの回を拝見、尺は約90分。

ネタバレBOX

 最近異類とヒトとの純愛作品が増えているような気もする、世の中しっちゃかめっちゃかだから、人間に対する不信感の根源的な現れかも知れない。今作では、異類の側が女性でヒトに恋するのだが、無論こんな転倒は文学上の初歩的なテクニックに過ぎず要らぬ摩擦を避ける為の常套手段だ。ジェンダー論が盛んになっていることとも関わるかも知れぬ。
 肝心なことは、それが純愛である点だ。ピュアなもの・ことは胸を撃ち心を締め付ける。今作の肝もその点にある。物語が展開するその日は、雨降りで太陽に焼かれる心配が無いので父や姉妹は青山墓地へ出掛けて留守、合間を利用して核を為す恋の成就を切望する乙女(メモリ)は恋人晴海を初めて実家に招いた。晴海が父に挨拶したいとたっての懇願をしていたからである。然し天気予報に反し雨は止んでしまった。急遽父たちは帰ってくる。準備も満足にできていない状態で大の人間嫌いで通る父が認めるハズがない。メモリは偶々残っていた叔父に晴海の保護を頼み、止んだ雨に急な対応をした為エネルギーを使い果たし休んでいる父を休息させた後部屋に戻った父方にLuciferの血を引く孫娘であるカイリ、サトリ姉妹がメモリを庇い、叔父とカイリの夫らがメモリの恋に協力することとなった。やがて力を回復した父がdevilsの館に入っていた泥棒とメモリが愛する晴海とを混同したまま晴海を殺害しようと乗り込んでくる。更に物語を錯綜させるのが館に棲む悪霊と様々な人間等に化体する能力を持つカイリの夫が化けた晴海が入れ替わり立ち代わり父の前に現れるので父は混乱を招く顛末。おまけにエクソシストの能力を持つ神父迄現れてシリアスな恋と喜劇的要素がくんずほぐれつする様は中々工夫されており、テンポも良く進行する。さて、メモリの純愛に応える晴海の覚悟は? そして大団円は? Luciferが元々、天使であったことも思いださせることもグー。
 wowの熱

wowの熱

南極

新宿シアタートップス(東京都)

2025/03/26 (水) ~ 2025/03/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

超熱演。会場の熱気もすごく勢いのある若手劇団という評判に偽りなし。

ネタバレBOX

野球のようにメンバー紹介されていく前半で少し長さを感じた。わからないギャグやネタも多かったが会場は大ウケだった。
ギフト オア アライブ ~ふれあい夏祭り~

ギフト オア アライブ ~ふれあい夏祭り~

シベリア少女鉄道

吉祥寺シアター(東京都)

2025/07/11 (金) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

発想がとにかく面白い。

ネタバレBOX

ただプレゼントのやりとりが途中から飽きてしまったのでもうひとつなにかあればなと思った。

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