
CANVAS〜draw a philharmonic〜
Matsu-Ragi丸
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2025/10/11 (土) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
声優の松本さちさん。河原木志穂さん。ヨドミの藤丸亮(あきら)さんによるユニット。
作・演は、藤丸さんによる。
朗読ミュージカルとの看板。なにそれ?って感じしますよね。
藤丸さんの朗読公演はWS公演から座・高円寺でのまで観ましたが。
台本こそ演者は手にしてるものの、朗読劇の範疇超えてるって思うところが多く。
実際、今年はキキタガリの”踏切のサーカス”とこちらなんですが。
どちらも、衣装・美術、照明が簡素だったりはせず。
ミザンスも緻密で、目まぐるしく舞台上は変化します。
ただ、演者は台本を手にしていて、観客に語り掛けるようなスタイルがある。
ミュージカルって言葉通り、歌も踊りもたくさんあります。
歌は、僕は楽しんだし聞きほれましたが。
本職でミュージカルをやってるレベルじゃないかな、とは思ったかも。
ダンスはね、今年は本職のダンサーの方々が参加していてい、その表現力はとても舞台を彩ってました。
昨年観たやつは、基本、楽しい感じで(ただ、一皮剥くとの怖さはあった)納めていたのですが。
今作は、序盤こそ、にぎやかでギャグテイストだけど。
そこから急転直下。
芸術家の業、売れる売れない、何のために?誰のために?みたいなのを主人公の変遷を通して、抉り出していきます。
ただね、最後はハッピーエンドだと自分は感じたのですよね。
藤丸作品には珍しく、一途に頑張った人は報われるし。
不幸になる人がほぼいない。
最後にどん底に落ちる主人公も、一枚の絵を残せたのですから。
やはり、声優ファンの目にとまりやすい公演だと思うのですが。
そちらには疎い観劇ファンにもぜひ、観て欲しいと思える充実度でした。

ハハキのアミュレット
(公財)可児市文化芸術振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/15 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/09/07 (日) 14:00
座席1階
横山人情劇の本道を行く作品。笑いあり、少しの涙あり。ほっとした気持ちで劇場を後にすることができるすてきな舞台だ。
ハハキとは箒のことで、舞台は棕櫚(シュロ)の皮の繊維を原料にして作っている老舗。人口減少で活気がなくなりつつある街で、伝統工芸と言ってもよい独特な技法でつくられた箒だが、電気掃除機が当たり前の世の中でなかなか売れない。そこで伝統技能を生かした箒のミニチュアを、神社に祈祷に訪れた人にプレゼントすることなどで町おこしを図る。
主人公は箒製造の女主人だが、跡継ぎを期待されていた兄が東京に出ていったため仕方なく継いだという事情がある。しかも、夫は香港に住んでいて別居生活。長年の箒づくりで重い腱鞘炎を患っているところに、都会から弟子入り希望の有能な若い女性が入社した。物語は、女主人の家族や神社の神主など、地元の人たちの人間関係が交錯しながら展開していく。
過疎化、町おこし、伝統工芸。ちりばめられたキーワードで舞台は社会性の帯びているが、本筋は横山お得意の群像劇。舞台を関西に設定してあり、スムーズな関西弁が舞台に味わいを添えている。
主演の南果歩の奮闘に拍手を送りたい。兄役の平田満は、その勢いに押されたかのように少し影が薄い印象を受けた。サプライズはなく無難にまとまっているところに物足りなさを感じた人もいるかもしれないが、安心して楽しめるというメリットは捨てがたい。各地で地方公演あり。一見の価値ある舞台だ。

埋められた子供
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

秋の第九惑星は、ポップアップストア&ゆったりおさんぽ街歩き演劇!
第九惑星
オルタナキッチンOooze(大阪府)
2025/10/11 (土) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
中々工夫を凝らした演劇
一人が猫に扮して、その地域の歴史や日常などを解説しながら、エリアを歩き回りながら演じるというもの
過去にも同様な演劇は有ったものの、自治体の意向(多分補助金が出ている)に沿った感が有り、個人的には、この作品の方が良かったかな
違うエリアでの開催もして欲しいかな

タイムリミット
アカルプロジェクト
アカルスタジオ(大阪府)
2025/10/11 (土) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ランタイム70分のなかで、何作品かを演じるオムニバス方式の作品
演技にばらつきは有ったが、特に気にならず
ウェディング👰ドレスの女優は元気で花があったな〜
年代もバラバラだったが、とても上手くまとまってました

坂口安吾「鳴らない電話」
G-フォレスタ
青山ビル(大阪府)
2025/10/13 (月) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

はざまっこ
無名劇団
神戸三宮シアター・エートー(兵庫県)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/14 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても良かったです
シリアスな内容だけに、マウスのボケツッコミが必要だったかは置いておいて、素晴らしい出来だったと思います
客は9割方が女性で推し活なのは明らかだったが、脚本が良い劇団なんで、もっと純粋な演劇ファンにも観て欲しいかな…

白貝
やみ・あがりシアター
浅草九劇(東京都)
2025/10/08 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/10/13 (月)
対面舞台なんだけど、最前列のお客より低い位置の舞台、珍しい! ちょっと見づらい。。
照明の使い方が印象的でした☆ かなり暗いシーンが多かったですが、なかなか良かったと思います☆

マクベスに告げよー森の女たちの名前を
MyrtleArts
劇場MOMO(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
くるみざわしん氏が、どストレートで精神医療の闇を描いたすごい舞台。
尋常でない迫力、緊迫感の一方、面白い。とても面白かったです。
マクベスの一部を借りた構成、桟敷童子・大手忍さんの患者ぶり…。演劇的だなあ、とつくづく感心しました。ほかの役者さんからも目を離せませんでした。もう1回観たいと思いましたが完売。
くるみざわ氏の作品はいつもすごいけど、かねて素晴らしい劇団・演出家だと思っていた桟敷童子・東憲司さんはやはりすごい。
それぞれの今後の活動と、またタッグを組まれることを期待しています。

ながいみじか〜い
キルハトッテ
王子スタジオ1(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
「時間」がテーマの短編3演目を連続上演する企画公演。ナンバリングは「vol.5.5」。劇団員の吉沢菜央が3作全てに出演し、そのうち1作は一人芝居。こういう機会だからこそ、改めて「目を引く俳優さんだなぁ」としみじみ。会場が王子スタジオ1ということもあって、シンプルな舞台セット、シンプルな舞台機構、コンパクトな空間性で上演され、そのことが作品と観客の一体感を生む効果もありました。日常的でありながら非日常な世界観。小劇場らしい上演と言えます。

Mary Said What She Said
Théâtre de la ville de Paris
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
今年7月に亡くなられたロバート・ウィルソン演出による今作。16世紀のスコットランド女王、メアリー・スチュアートの処刑前夜を描いている。出演はフランスのイザベル・ユペール。不勉強ながらあまり知識のない私ですら、直感的に「…すごい上演を観た」と感じる公演でした。

三島由紀夫レター教室
AOI Pro.
紀伊國屋ホール(東京都)
2025/10/07 (火) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
原作は、三島由紀夫が残した異色作として根強い人気を誇る『三島由紀夫レター教室』。登場人物たちが書いた「手紙」で展開する昭和の恋愛小説であり、同時に「三島由紀夫による手紙の書き方講座」の機能を併せ持つ、凝った趣向が特徴的です。この原作を、映像をふんだんに交えた朗読劇として舞台化した今作。5名の登場人物を担うキャストは総勢48名、日替わりで組み合わせが異なり、公演ごとの特色もはっきりしていたと思います(私は俳優回の1ステージのみ観劇)。原作の持つ言葉の美しさ、奥深さが秀逸で、朗読劇として強い個性を発揮していました。

223番のはなし 東京公演
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF OFFシアター(東京都)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
千秋楽を拝見。いつもながらとても面白かった。少し不思議で、しかし、今の時代をきちんと反映しつつ考えさせられる作品見事でした。役者の皆さんのお芝居も安定の演技で素晴らしかったです。春から関西に転勤しているのですが、たまたまこちらで拝見できて良かったです。また次の作品も楽しみにしています。

「ニュー御釜怪奇譚」(にゅーおかまかいきたん)
レティクル座
萬劇場(東京都)
2025/10/01 (水) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/10/03 (金) 13:00
言い伝え通り蔵王の御釜から出現したゾンビがなぜか人を襲わないことから廃村の危機にある村がゾンビを観光資源として活用して……な物語。
笑いはもちろん吸収合併しようとする隣村やマッドサイエンティストの思惑も絡めたスリルとサスペンス、アクションの娯楽作、複数の「親子の情」も描いて上出来。
また、「あの人とその人が共演!?」なキャスティング、ゾンビの動作やメイク、装置なども好みで満足♪
あと、排外主義が蔓延る昨今だけに「ゾンビは外国人の隠喩?」などと深読みをしたりも……。
初演は7年前なのでそれは考えすぎかもしれないが、逆に当時書いた内容がイマを皮肉るようになったのは先見の明?
それと、前日に観たものも「存続のピンチでの起死回生策」を描いており、小劇場シンクロニシティも。

桜の園
パンケーキの会
com.cafe音倉(東京都)
2025/10/10 (金) ~ 2025/10/11 (土)公演終了

シャガ
SHEDDING
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了

三島由紀夫レター教室
AOI Pro.
紀伊國屋ホール(東京都)
2025/10/07 (火) ~ 2025/10/12 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
俳優キャストバージョンを観劇
序盤から妙に艶っぽい
直接的な表現というより醸し出す空気感が絶妙に艶っぽい
「よこしま」という単語がピッタリくる大人の男女、そこに真っ直ぐな若い男女とヤバめの男がひとり
この組み合わせ、混ぜるな危険(笑)
奇妙な味のする人間模様がクセになりそうな面白さ
高飛車で意地悪そうな女性経営者役の小沢真珠さん、ハマり過ぎでした

シャガ
SHEDDING
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです。
どんな謎が隠されているのか?祠は開くのか?興味津々で観ました。
ストーリーが分かりにくい部分がありましたが、観応えありました。
役者さん達の熱演、とても良かったです。
幸せについて考えさせられる、良い舞台でした。

セイムタイム, ネクストイヤー
劇団しゃれこうべ
スタジオしゃれこうべ(東京都)
2025/10/11 (土) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
戯曲の出来が素晴らしい。これは傑作。一夜限りの情事が余りにも良過ぎた為、毎年一夜だけ不倫する事を決めた家庭持ち男女の25年間の物語。思いっ切り下ネタとリアルな男性の思考回路からスタートする為、登場人物に信頼が置ける。SEXの相性がいいというのは理由として通る。笑いのセンスはウディ・アレン。時代をリンクさせる手法は後の作品、『フォレスト・ガンプ』へと続いていく。(この戯曲は1975年、『フォレスト・ガンプ』の原作は1985年)。
時代は1951年、アメリカ東海岸ニュージャージー州の会計士ジョージ(木田博喜氏)27歳。丁度合衆国中央に位置するオクラホマ州の主婦ドリス(和泉美春さん)24歳。この二人がたまたまアメリカ西海岸カリフォルニア州のレストランで出逢う。家から遠く離れジョージの泊まる海辺のコテージで一夜限りの情事に耽ける。毎年同じ時期に顧客の監査業務の為この地を訪れるジョージ。そのコテージの老管理人チャーマーズとして安田美忍さんが登場。前説、暗転時の場面転換などかなりの作業量を一人で見事にこなす。二人芝居でネタは続くのか?と思いきや、ありとあらゆるアイディア満載。血を見ただけで失神してしまうジョージのキャラが効いている。年と共に二人の生き方が変わっていく様をファッションやメイクで表現。年毎にちゃんと演じ分けてみせるのが面白い。
朝食の出来が良く、食品サンプルかと思う程綺麗。和泉美春さんが本当に食べていた。回る天井扇。木田博喜氏は本当にピアノを弾いていたとしたらかなり巧い。
二人の会話の中にしか出て来ない妻や夫や子供のエピソード。会ったこともないのに段々と親しい友人のように思えてくる二人。

シャガ
SHEDDING
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/10/09 (木) ~ 2025/10/13 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
汗をかくほどの熱演。
縦横無尽に駆けめぐる演出、演技凄いですね。
古代と未来を融合するシナリオはなんともいえないですね。
だれもが目立たせる演出はさすがですね。