最新の観てきた!クチコミ一覧

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砂利

砂利

劇団ダンダンブエノ

スパイラルホール(東京都)

2007/07/21 (土) ~ 2007/07/31 (火)公演終了

毒気の足りない本谷は物足りない
本来下衆な役をしない役者さんが、お上品なまま演じてしまった(特に歌舞伎の人と冬ソナ声の人)。上品さの裏に狂気とかが見え隠れしたりすることを期待しもしたが、表面的な見え方のほかは、あまり伝わらない感じがした。片桐はいりの迫力だけが救いだった。うーんもったいないもったいない。

ネタバレBOX

ファザーファッカーと背中に書いてあったのはウケた。
宇宙の仕事

宇宙の仕事

ブラボーカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/08/15 (水) ~ 2007/08/21 (火)公演終了

満足度★★★★

コントだw
予備知識無しで観にいった舞台でした。
東京で もう1本 なんか みれないかなぁ?って探して みてきたんですが。。。
おもろかった!!
宇宙防衛軍コントですなww
にしても ボスキャラ 毎回 つくってたんだろうなぁ・・・。
大変そう( ´艸`)ムププ

ロマンス

ロマンス

こまつ座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2007/08/03 (金) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロマンス
すごい よかったなぁ。。。
大竹しのぶさんって すごいね?
初めて 生でみましたけど・・・・
TVや 映画の中とは 違う すごみを感じました。
でも やっぱ 生瀬さんが 好きw
生瀬さんのトコが たのしかったなぁ・・・。
チケット代 高いなぁ・・・ってちょっと思ってたんですけど、
十分 その価値のある お芝居でした!!

GHOOOOOST!!

GHOOOOOST!!

TEAM NACS

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2007/08/11 (土) ~ 2007/08/21 (火)公演終了

満足度★★★★

音尾さんが
よかったわぁ。。。

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

真心一座 身も心も

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

前作は
見てないんですが、十分楽しめました!

ネタバレBOX

聖子さん 男前でしたねぇw
TAKEOFF~ライト三兄弟~(再演)

TAKEOFF~ライト三兄弟~(再演)

KKP

日本特殊陶業市民会館(愛知県)

2007/10/02 (火) ~ 2007/10/03 (水)公演終了

満足度★★★★★

飛んだ!
これは もう すごい 楽しいですよ!!
名古屋公演 2回飛びました!!
HAEで総立ちです!!

豚と真珠湾

豚と真珠湾

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

命を繋げるということ
戦争という苦痛の嵐が過ぎ去っても
こんなふうに人の生活に関わってくるのだということを
静かに淡々と描いて観せてくれた。

市井の、しかも離島で隔絶された人々の
無骨で決して器用ではない「いきかた」。

特に命の方舟である女性達のしなやかさと逞しさが印象的。

観るまでは突拍子の無いタイトルだと思っていたが
人の体温を感じられるエピソードからの引用と知ると頷けた。

ネタバレBOX

エピソードの繋ぎ目(幕間)に語り部として
日系アメリカ人役の方から当時の状況や
歴史的な背景などが端的に挟み込んでくれることで
その空気が非常に解りやすくなっていた。
戦後生まれの当時を知らず教育でも補われていない者達にとって
こういうカタチ、いえ、どんなカタチでも
あの時代の様々な側面を知る事は大切だと思う。
今回の脚本はそういう点でも良く出来ていて
自分の勉強不足を補っていただけて嬉しかった。
越前ファンタジア

越前ファンタジア

OSK日本歌劇団

越前市文化センター(福井県)

2007/10/03 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

3回目達成!
ダンズ仲間の5人で行ってきました。レッスン後だったので、まずは腹ごしらえ。文化センターにあるデル・ソーレでイタリアンランチ。満足して外を眺めると,長蛇の列。私の中では嬉しい悲鳴!今日もパワーを貰って帰って来ました。

ウエストバージニア州立大学最期の学内放送+レボリューション革命

ウエストバージニア州立大学最期の学内放送+レボリューション革命

office-over

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/10/16 (火) ~ 2007/10/17 (水)公演終了

満足度★★★

1人芝居って大変!
office-over.「ウエストバージニア州立大学最期の学内放送」
コンビニでバイトする若者、中年男性、謎の美女を
演じ分けるもどれも中途半端な印象で、
脳の中にシーンが再現されない。

落語の時にも同様な思いをする時があるなと。
演者が話す内容が情報としてしか伝わってこず、
徐々にその話に対する興味が薄れ、眠りに落ちる。

これは、間も含めたしゃべるリズムが重要ではないかと思っていて、
リズムが単調で平板だと100%聞く気になれない。
しかし起伏があれば良いというものでもなく、
演者自身のリズムだけでは、空回りしてる印象になる。

しゃべりの緩急を自在にすることで、
感情の中の起伏を微妙に表現し、
(例えば、喜びのレベルを70%~100%~30%に変化させる。とか)
より多くの観客のリズムとシンクロさせる事が
重要ではなかろうかと。

ま、これは普通の芝居でも同じだとは思いますが、
1人芝居や落語等では顕著に感じてしまいますね。


ハンマーブロス「レボリューション革命」
若い頃の小倉一郎を思わせる
スヌーピー顔の大林剛士が上手い、良い。

ネバーランド☆A GO!GO!

ネバーランド☆A GO!GO!

bpm

SPACE107(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/16 (火)公演終了

満足度★★

アニメっぽい!
声優としても活躍する主宰の浅沼晋太郎 作・演出の
エンターテイメント系劇団。

ネタバレBOX


<誰にも言っちゃ、だめだよ。>
山荘でホラー番組の撮影している撮影スタッフの1人が、
暇つぶしに、その山荘で起きた大量殺人事件の話を始め、
2つのシーンが交互に曲者キャラ満載で演じられる。
トンチンカンなキャラがドタバタして笑わせたり、
扉を開けたら惨殺死体がドーン!とビックリ箱的な
ドッキリシーンも満載。
実は○○○でした。とスタッフが暴露し、
観客をホッとさせたトコロに
突然、殺人事件の△△が現れビックリさせるも、
これも×××××のための◇◇でした。
と、サービス精神溢れる4段階のオチ。

構成も飽きさせず良く出来ているのだが、
全体的にアニメっぽい雰囲気で、
変に力の入った喋りをする役者も多く、
そういうのに抵抗感がない人には良いのだろうなと。
個人的にはもっとリアルな表現のほうが良かったなと。

エンターテイメント系劇団には
アニメっぽいの雰囲気のが多い気がするのですが
どうなのでしょう?
ツーアウト

ツーアウト

自転車キンクリーツカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★

瀧川英次 奮闘!
これから観に行く人で野球を知らない人は、
大まかルールと用語だけは覚えて行った方が良いですよ。
取り残される可能性があるので。

ストーリーの進み方が遅めな
オールドスタイルな演技のストレートプレイ。
悪い人は誰も出てこないので、
安心して観られるお芝居が好きな人向き。

ネタバレBOX

瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)だけが、
ニュースタイルの演技なのが面白く、
物語のスピードを可変させて
舞台がグッと締まって見える。
これが彼をキャスティングした意図だとすると
与えられた役割をキチンとこなした印象。
この役もオールドスタイルの演技だと
個人的にはツラーい感じの仕上がりだったかも。

でも、オールドスタイルに慣れたお客さんには
彼の芝居は相当な違和感があるはず。
おこめ

おこめ

毛皮族

本多劇場(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

新機軸
「おこめ」本編と「おこめ外伝」007編の2本立て

ネタバレBOX

「おこめ」本編
ポツドール米村亮太朗を投じて
毛皮族の「へなちょこ」な世界に
無軌道な暴力をミックスさせた
異種格闘技戦のようなストレートプレイ。

目が行っちゃってる米村の演技を
極端に芝居がかった演技で受ける毛皮族の女優たちの
レイプシーンの数々が凄い変で面白い。
しかしながら客席は完全に凍りつく。

明るく楽しくない毛皮族という新機軸。
毛皮族ファンには受けないだろうな~。

澤田育子が内田慈に見えた。


「おこめ外伝」007編
従来版毛皮族。
相当にグダグダなくだらなさに時折大爆笑!
町田マリーが「スチュワーデス物語」の堀ちえみを完コピ。
で、今日の昼に「ごきげんよう」に堀ちえみが出ていて笑う。
町田の物真似シリーズは面白いなぁ。丹波哲郎とか。

竜宮城のシーンの女優たちが可愛い。
こういうエネルギーに溢れたシーンの分量がもっと多いといいなと。

グダグダの部分とエネルギーが爆発する部分が、
絶妙のバランスで成り立っている時の
毛皮族が最も面白いと思うので。
第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

第二章『流れ姉妹〜ザ・グレートハンティング〜』

真心一座 身も心も

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/10/05 (金) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

次回作も、見逃せません!
小劇場ならではの痛快おバカ芝居。
前作よりさらに面白く、くだらない
「粋な大人の夜の学芸会!」

ネタバレBOX

「村岡希美×高田聖子」の壮大でドラマチックなレイプシーン、
「千葉雅子×ワニ(着ぐるみ)」の貧弱でグダグダな格闘シーン、
「小林顕作×政岡泰志×伊達暁×信川清順」の無敵の出落ちアンサンブル。

イイ年した大人が何をやってんだかと、
日本が平和であることに改めて感謝できる
まさに「心の演劇」。

「大阪の婬売宿」が舞台になる
次回作も、もちろん見逃せません!
「肉体の神秘」

「肉体の神秘」

おども

シアターPOO(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

オムニバス芝居は鬼門
福原充則(ピチチ5)参加の
オムニバス芝居ということで期待して観劇するも、
玉砕。

複数の作家が戯曲提供するモノに
当たりを引いた記憶がない。
DNAが薄まるからな~船頭が多いと。

「トワイライト王女」〜孤独が中途半端で困る〜

「トワイライト王女」〜孤独が中途半端で困る〜

天然スパイラル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★

あま~い演劇
翻訳物独特のバタ臭い演技スタイルのミュージカル風演劇。

ネタバレBOX

とある外国のお姫様が、
困窮している庶民とのふれあいを通じて
人間的に成長するという
あんみつに生クリームとメイプルシロップを
たっぷりかけたような少女趣味的な物語。
お姫様役の真白ふわりが宝塚の娘役っぽいなと思っていたら
本物でした。 元宝塚劇団歌劇団 星組だそうで。

ロリキャラの子が唐突に下ネタ発言をしたり、
バタ臭い演技や嘘っぽい展開に
自虐的に突っ込みをいれたりするも
「お姫様物語」は粛々と進んでいく。

三鷹市芸術文化センターという公共ホールでやるなら
無理してポツドールやサンプル等をやるより
こういうお子様連れの方でも楽しんで頂けます的な演劇の方が
良いんじゃないの。と思いますがいかがでしょう?

宝塚歌劇団や東宝ミュージカルや
キャラメルボックス好きな人には多分オススメ!

ラストシーンで、キャスト全員による
KANの「愛は勝つ」の大合唱を見た時には、
汚れてしまった自分自身を再確認!

さぁ、ハバネロたっぷり振りかけた
パスタでも頂いてお口直しをしますかね。
オセロー

オセロー

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2007/10/04 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが吉田鋼太郎。
満足度は限りなく★5つに近い★4つ。
4時間の上演時間があっという間。
ソワレを観に行った人はきっと気が気じゃないと思いますが
マチネに行ったのでそんな心配も無く。

セリフの一つ一つが飛び込んでくる感じがしたのは
やはり吉田鋼太郎氏ただ一人。
格が違うんでしょうか。
あと好演していたのがエミリアの馬渕英俚可さん。

今度は吉田イアーゴーが観たいですねー。

ネタバレBOX

どうなんでしょ?
蜷川さんっぽく無いと感じたんですけどねー。
最終場に向けての大仕掛けでのスペクタクルを予想してたのですが
今回は無し。
いつもはちょっと「イキスギ」くらいに感じるのだけれど
やっぱり全く無いとそれはそれで寂しい。
役者が良いのだから「素材で勝負」という事なのだろうか。
イーストウィックの魔女たち

イーストウィックの魔女たち

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/10/09 (火) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度★★★★

セクシーでキュートでコミカル
ぐは!(吐血)
劇場に入った途端、仰け反りましたっ。
そして、触りたかったっ!(^0^)

そう、舞台上に巨大な丸くて白いオッパイが2つ、ドカン!と置いてありました。


も・もしかして、森久美のオッパイ?(^^;)


その後ろには上半身の一部が横たわっていて、でっかい穴、つまり、お臍があるんです(苦笑)

もぉ、これは笑う他ないでしょう?(^0^)



で、音楽が始まると、なかなかお洒落なプロロ-グ。

宇宙の彼方から幾つもの星が飛んで来て、赤や黄色、緑の光線が流れて、白くて丸い物がまるで地球のように演出され、そこに星くずが、地図が、イ-ストウイックと言う文字が映し出されました。

う~~ん。。おされ・・・。



ストーリーはネタばれBOXに・・・







いあ~~、ファンタジーというよりも・・・コメディでしょう?
しかも、すんごく愉快!(^0^)

音楽も楽しいし、魔女3人のコーラスは素晴らしく、個性豊かな其々の演技がとても可愛くてセクシーでコミカルです。

マルシアを筆頭にギリギリのところまで見せます!
相変わらず、素晴らしいプロポーション!
ちなみにパンツは黒でしたっ!(^-^#)


他のキャストも結構見せます!
セクシーな舞台です。


それから、陣内だから出来るこのキャラクター、悪魔的なのに全然嫌味がなく、愉快な悪魔に出来上がっています。


軽いようで、実は道徳的なお話でもあり、大胆でちょっとエッチな思い切った作品ではあったけど、馬鹿馬鹿しくて笑っちゃう!(^^;)


肩の凝らないミュージカルとして、なかなか面白かったのではないでしょか。

お勧め!(^-^)/

ネタバレBOX

のどかで平和だけれど保守的な町、イーストウィックには「トラブルの種」と言われる3人の女性がいた。

バツイチの彫刻家、アレクサンドラ(アレックス)・スポフォード、36歳。
別居中の音楽教師、ジェーン(ジェニー)・スマート、38歳。
不倫中のスーキー・ルージュモンド、35歳。

セックス・フラストレーションのたまっている三人は会えば酒を飲み、男の話ばかりしていて、

「男なんてもうこりごり」と言いながらも心の奥底では理想の男性が現れないかと夢見ているのだ。


そこに現れたのが、年齢不詳、正体不明のダリル・ヴァン・ホーン。

街はずれに豪邸を買い、召使のフィデルと住み始めた彼は、すば抜けたセックス・アピール、巧みな話術、そしてミステリアスな魔術で彼女たちを誘惑するとアレックスたち3人は魔法のように恋に落ちる。


そしてダリルの豪邸でそれぞれが、自分の殻を破り魅力的な女性へと変貌していくのだった。
そして3人に不思議な力が宿り始める・・・


噂好きのイーストウィックの住人たちはダリルと3人の熟女たちのアヴァンチュール話で持ちきり。


そんな3人を「町のモラルが崩れる」と、地元新聞社のオーナー、フェリシア・ガブリエルは苦々しく思う。
フェリシアは娘のジェニファーがアレックスの息子、マイケルと付き合っているのも気に入らない。


何かとうるさいフェリシアをアレックスたちが疎ましく思っていると、ダリルが魔法を使ってフェリシアと、そしてフェリシアの夫・クライドまでも殺してしまう。そう、ダリルは悪魔だったのだ!


彼らの死に疑問を持った三人は、ダリルから逃れようとする。すると、ダリルの魔の手が今度は、ジェニファーに向けられて・・・。

魔女三人組の"ハチャメチャな"反乱がついに始まる。


全てを察知した3人の魔女たちは、力を合わせて、悪魔退治!

習いたての魔法を紐解き、ダリルを痛めつけます。

結婚式の最中、痛めつけられたダリルはまるで、洞穴のような巨大なお臍の中に吸い込まれて行きました。


悪魔は去り、再び、イーストウィックの街に静かな平和が戻ってきましたが、3人の魔女たちには、ダリルが残してくれた何かがお腹の中で息づき、そして、何かが変わった…。


ツーアウト

ツーアウト

自転車キンクリーツカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★

草野球のベンチでのダメ人間模様。
自陣が守備についている、指揮官しかいないベンチで、男たちの情けなさ加減をちょっと丁寧すぎるくらいに描いている。109分。

ネタバレBOX

久々に観る自転キンは客層も普通の小劇場より高め。みんな昔から観てるような感じの方々が多数ご来場。

1回から7回まで、イニング毎に描かれるベンチの出来事は見えない試合の進行以上にテンポが遅く、冗長に感じる。せっかく草野球を題材としているのだから、野球のリズムにあった展開にしてもよかった気が。

役者は見てて安心のレベルだけど、役柄が少し極端だったり、過剰だったりと色の付け方がちょっと大げさでコントっぽく。なにもそこまでしなくても、なぁ。

やっぱりワンシチュエーション・コメディとしてはイニング毎に暗転が入るのは多すぎかと。大きくセットや展開が変わるわけではないので、暗転は流れを切ってしまうだけで効果的ではないように思う。
ファイナルファンタジックスーパーノーフラット

ファイナルファンタジックスーパーノーフラット

劇団、本谷有希子

吉祥寺シアター(東京都)

2007/06/04 (月) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

天才とミスキャストとミスマッチ
吉祥寺シアターとの相性がイマイチなんだろうか。脚本の性質だろうか。4畳半サイズのお話を、吉祥寺シアターの立派な奥行きのある舞台にあわせようとした点が、しっくりこなかったかもしれん。っていうのがミスマッチのお話。何人もの同じ服を着た女子がいて、実はそれは、身代わりでという設定は興味深いのだが、問題は誰の身代わりにするかということで、その点では、身代わりの対象にされたヒロイン(?)がお芝居はとても上手いのに華がなく、高橋一生が惚れる感じに違和感があったっていうのがミスキャストの話。でもやっぱり本谷の脚本は天才だって思ったっていうお話。

ネタバレBOX

観覧車が舞台の奥に設置されている。当然観覧車全体ではないが。そんなダイナミックな設定が、生かされていない。ラストシーン近く舞台全体が電飾で遊園地っぽくきらきら光るのはきれいだったのだがなあ。もったいない。
向島の音楽が聴こえてくる-日蔽-

向島の音楽が聴こえてくる-日蔽-

トリのマーク(通称)

向島百花園・御成座敷(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

こぐまで聞こえたものの色々。
向島に拠点を移し、オープンさせたカフェから聞こえた話や音をひとまとめ。実話にも十分ドラマ性があることを見せてくれて。36分。

ネタバレBOX

会場は閉園後の向島百花園のお座敷。なかなか入れないところでのお芝居。トリの公演は場所が大きなポイント。

柳澤さんや原田さん演じるボケキャラ陣もちょっとおとなしめに見えたのはやっぱり元の話を逸脱することができないから?事実の断片だけでもたしかに面白いんだけど、もう少し創作入れてハジけてみたり、話の幅を広げたり、エピソードを繋げたりした方がより面白くなったような気がする。

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