最新の観てきた!クチコミ一覧

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遊べ!はじめ人間

遊べ!はじめ人間

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2007/05/19 (土) ~ 2007/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

ワールドクラスのグルーブ感
感想書き忘れてた。
とりあえず。

廃車長屋の異人さん

廃車長屋の異人さん

(財)舞台芸術財団演劇人会議

新国立劇場 中劇場(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2007/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

アジアンのカオス
とりあえずの感想。

剣を鍛える話

剣を鍛える話

(財)舞台芸術財団演劇人会議

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/12/22 (土) ~ 2007/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

凄い安定感
とりあえずの感想。

呉将軍の足の爪

呉将軍の足の爪

(財)舞台芸術財団演劇人会議

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/12/22 (土) ~ 2007/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

もっと先がある感じが……
とりあえずの感想。

ある朝、かの昼、とある夜

ある朝、かの昼、とある夜

演劇創作館 椿楼

甘棠館show劇場(福岡県)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

むぅ・・・
正直、見てるのがしんどかったというのが感想でしょうか。
伸びしろはあると思います。成長に期待。

ネタバレBOX

scene.1⇒芝居の形態としては面白くなりそうな感じがした。あとは演出の工夫を最低もう一つ二つはほしいところ。
scene.2⇒3つの中で一番みてるのがつらかった。
scene.3⇒本がしっかりしている分、役者の技量が一番試されるものだったなぁと。役者がもっと力をつけた状態でもう一度みてみたい感じ。

1と3に比べて2が力不足すぎてお客さんがだれていたのがなぁ。もったいない。
ある朝、かの昼、とある夜

ある朝、かの昼、とある夜

演劇創作館 椿楼

甘棠館show劇場(福岡県)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

満足度

観た
とストックされただけの公演でした。3本のオムニバスにしたのは劇団としての方向性を模索しているためでしょうか。どの作風にしてもまだまだ未熟(内容、役者ともに)で、突き抜けたものが感じられず、今後の成長を期待するしかありません。

ネタバレBOX

きっとまだ、舞台を<作る>ことに夢中で、観客の反応を計算に入れて<見せる>ことまでは意識が充分に回っていないのかもしれないですね。料金と時間を預かる以上、自己満足で終わらせてはいけないと思います。まだまだ若いんだから要勉強、ですね。
演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

演劇LOVE 〜愛の三本立て〜

東京デスロック

リトルモア地下(東京都)

2007/09/30 (日) ~ 2007/10/09 (火)公演終了

満足度★★★★

3本続けて拝見
「社会」「3人いる!」「LOVE」を連続上演。演劇って何なのか、何ができるのかを、サラリと軽く体験できたように思います。そういう意味で初心者向けと言えるかもしれません。
どれも面白かったですが、一番楽しめたのは「3人いる!」でした。

遊び半分

遊び半分

中野成樹+フランケンズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

おしゃれなfringe演劇鑑賞のお手本
会社帰りに大人のたしなみとして鑑賞したい演劇。 “フランケンズ”とよく呼ばれますが、“ナカフラ”が良いそうです。

野鴨

野鴨

メジャーリーグ

THEATRE1010(東京都)

2007/11/01 (木) ~ 2007/11/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

完成度の高さに感動してメルマガ号外発行
庭劇団ペニノのタニノクロウさんが、商業演劇の世界でも確かな実績を作られたように思いました。

東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2007/11/29 (木) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★

東京裁判をしっかり描きつつ、ちゃんとエンタメでした
初日に観て、いろんな人に宣伝しまくりました。

その夜の侍

その夜の侍

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2007/09/29 (土) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★

改心の一撃!を受けた気分
2001年『アメリカ』以来の号泣。赤堀雅秋さんの演技もすばらしかったです。

ライオンキング【福岡】

ライオンキング【福岡】

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2008/01/06 (日) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

開幕!ブラボー!
何度も見たとはいえ、久々のシティ劇場には胸躍る。
マンマミーアが無念の撤退をして待つこと3ヶ月。
ご祝儀っぽいキャスティングでファンの心を取り戻したか?四季、
いやいや、若手のライオンたちも素晴らしかった。
ロングランで新規のファンもゲットして欲しい(^^)

ネタバレBOX

地元オーディションのヤングシンバ、ヤングナラも
堂々としていて可愛い♪四季の開口練習になじまないのか
セリフががちがちだったのは残念(男子)
手オノをもってあつまれ!

手オノをもってあつまれ!

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2008/01/04 (金) ~ 2008/01/07 (月)公演終了

厚みが足りないというか。
まずとても舞台美術がステキでした。舞台をみて、相当ワクワクしました。
それと、前回のアダムスキーが面白かったのと、金子ちゃんが主役っぽいということで、期待が高まっちゃったのか。始まってしばらくして、う~む、私のあまり好きでなかったスロウライダーの感じ。

ネタバレBOX

日下部さんが興奮してくるあたりが面白かった。

「スロウライダーすごいじゃん!」と思った前回と何が違うのか、私なりに考えてみたところ、
SF的部分(今回ではセカンドライフ的なバーチャル世界?)の厚みがないせいかなと。前回は実在の人物を下敷きにしているせいか、創作世界に厚みがあった気がする。
思わせぶりな造語が飛び交うのは、もともと私の嫌いなタイプなのだが、そこにフィクションなりの厚みがあると、いつのまにか物語の中に入っていける。あとは俳優が前回のほうが上手だったように思う。

そんなことを考えました。
ビューティ・クイーン オブ・リナーン

ビューティ・クイーン オブ・リナーン

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/12/07 (金) ~ 2007/12/30 (日)公演終了

満足度★★★

渋谷でやってもなあ。
二幕目。開幕しばらくの暗転とか、難しいことを気取らせずに進行出来る、技術的に高い舞台。ただ、根源的には、政治性の表現とか洗練されすぎていて、渋谷で上演は本当はもったいない。こういう問題、わからないだろう。
身近でも切実でも無いくせに「鬼気迫る」演技だとさ。
秋田、山形等の劇団は観客に充分な衝撃をもたらすだろうアイルランド演劇こそとりあげるべきだ(東京資本とか大学のセンセーが障害になっているのでなければ)。

なだれる

なだれる

劇団競泳水着

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/08/22 (水) ~ 2007/08/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

視聴率の取れないゴールデンタイムの連続ドラマより、
よっぽど面白いトレンディー演劇!
(投票用の追加レビューです。)

変なこだわりが強くほころびの多い演劇的な演劇より、
普遍的な設定での愛憎のやり取りを、
演劇の制約の中で成立させる方が、
とてつもなく大変だと思い。

妹役の梅舟惟永(ろりえ)の独特の存在感に驚く。

unlock#2:ソラリス

unlock#2:ソラリス

東京デスロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/08/10 (金) ~ 2007/08/14 (火)公演終了

満足度★★★★

う、海が!
アゴラ劇場の中に!ある?
(投票用の追加レビューです。)

演劇に一番求めているコトが、
この場所でこんなコトをやってくれるんだ!
という驚きだったりするので、
冒頭にあの海を見せられた時点で、
すでにガッツポーズでした。

夏目慎也と石橋亜希子(青年団)の
愛を確認し合うシーンが美しい。

再演とプレビュー(本公演ないかも。)

再演とプレビュー(本公演ないかも。)

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2007/07/24 (火) ~ 2007/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇的な嘘を逆手に取って
現実以上にリアルに観せる岩井ワールドに驚愕!
(投票用の追加レビューです。)

好き嫌いはハッキリと分かれます。
「30男が小学生を演じる」という、
この大嘘を受け入れられるか、受け入れられないかで。

逆にリアルさを単純に追求して、
これを本物の小学生の子役で上演したとすると、
痛々しくて目を覆いたくなる程、悲惨な物語にみえてしまうかな、
と思われます。

mrs,mr.japanease

mrs,mr.japanease

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/07/25 (水) ~ 2007/07/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

最新型の口語劇!
(投票用の追加レビューです。)
性的とか暴力的とかな表現を一切使わずとも、
リアルさが突き刺さってくる演出に度肝を抜かれる。

今後はどんな一瞬も観逃せない劇団です!

サバンナの掟

サバンナの掟

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

勢い
今ノリにノッテいる柿食う客の本公演。と言うことで期待して観に行きました。


シアタートラムと言う200ちょいのキャパながら広々とした、設備も充実している劇場。上手く使いこなせている気がしました。照明がとてもキレイで、作品にマッチしていました。

ハコが大きいと間が埋まらずに広く感じてしまうことも多いのですが、簡素な装置ながらもきっちり埋めていました。それはキャスト数の多さのためじゃないはず。


この勢いで王子、吉祥寺と頑張って欲しいですね!

ネタバレBOX

終演後に作・演出の中屋敷さんがあいさつをしたのですが、とても緊張されていてなんだか好感が持てました。若いのに凄いなー。まだ23か。
サバンナの掟

サバンナの掟

柿喰う客

シアタートラム(東京都)

2008/01/05 (土) ~ 2008/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

『サバンナの掟』を観て来た感想レビュー
空間ゼリー所属の岡田あがささんが客演した演劇、
柿喰う客『サバンナの掟』を観てきました。

「観て来た感想レビュー」
「演出家とゲストによるポストパフォーマンストーク」
「スジ、要約」
観て来たレビューを言います。

【観てきた感想】
≪総論、感想について≫
 赤裸々に人間の性について、セックス、援助交際、妊娠、性癖など赤裸々に演じていました。オブラートや隠語で表現せず、人間のもつ欲望、本能が剥き出しになっていました。
 クライマックスは登場人物全員の殺し合い。サバンナの掟。
 主人公の女子高生「比良山ソネコ」を除き全員絶命してしまう。


≪各論、岡田あがささんの感想について≫
「日本初の女性内閣総理大臣、富永正子(トミナガ・マサコ)」という配役で、主役と対決する悪の枢軸といった様相でした。
 客演ながらもメイン・キャスト級でした。

 羽根をまとったスーツ姿がかっこよく、男装の麗人、宝塚、パタリロにでてくるバンコランといった感じで、眉が細く凛としていました。

 男性役でもよかったんじゃないか、と一瞬思いましたが、日本初の女性内閣総理大臣という英雄的存在として演出したかったのかなと観終わって帰路の電車の中でそう思いました。

 人間の狂気、妄想、サディスティック、いやらしさ、憎らしさや醜さがあふれんばかりに出ていました。
 岡田あがさをこの総理役にキャスティングして正解だよ!
(僕はこんな発言して何様のつもりなのでしょう、調子に乗っていますね、ごめんなさい)

ネタバレBOX

【演出家とゲストによるポストパフォーマンストーク】
 終演後に「ポストパフォーマンストーク」と呼ばれるダイアログを聴きました。
 空間ゼリー・ラボでいう所の「アフター・トーク」でした。
 客席の質問コーナーで、イの一番に質問してしまいました。
 2個も質問してしまうという暴挙、会場からは冷たい視線、ごめんなさい。

 僕は知らない。この作家・演出家さんがどんなテーマを訴えたかったのか。
 僕は知らない。この方ははどんな頭の中、心の中を持っているのか。
 僕は知らない。この方はどんな生い立ち、人生観、世界感、ものさしをもっているか。
 だから。僕は知りたい。

 1番目の質問は『寡黙な父親の教育方針「幼少期にどうぶつ番組を見せられていた」の大罪で、少年時代にやれなかったことについて』を訊いてみました。

 ハンサムな2枚目、高校演劇コンクールで優秀な成績を収め、とくに不自由なかった。という答えが返ってきて意外でした。
 なにかしら、愛情が乏しい、女性に虐げられる男性をまのあたりにしたなど
パンフレットの挨拶文にあった『父の大罪』(※ 註1) がこの作品のテーマとして現れているのかと思いました。しかし僕のこの思い込みとは遠くかけ離れていて違っていたようです。

 刑事コロンボよろしく「あともう一つだけ」2番目の質問を訊いてみた
『この作品のテーマは何か』

僕の印象に残ったセリフ、キーワードはつぎの三つ。

『セックスを生活のツールにしている人がキライ』
『ハイエナの群れのリーダーはメスである』
『優秀なメスを探す。強い人で生き抜いてきた。実際に遭遇すると、殺さないと殺される』

作・演出の中屋敷 法仁さんからの回答
「オスは優秀なメスに殺される」

確かに受精したメスはオスを捕食し、子育ての養分とする。
「カマキリがそうですね」とあいづちを返す。

「自分自身に主義・主張がない、動物に教えてもらった」

ここに中屋敷さんの『父親の大罪』の一片があるのかなと思いました。


(※ 註1) パンフレットの挨拶文を引用

『幼少期、父親に
半ば強制的にさまざまな
「どうぶつ番組」を見せられていました。

それが、寡黙な父なりの
子育てのかたちだったのだろうが、毎日毎日
ライオンの狩りやらカバの交尾やら
シマウマがハイエナにぶちーって喰いちぎられたりするのを
見て、育った僕は

なんだか、よくわからないことになっていたらしく

思春期になってから親友が欲しいとは思わず、とりあえず
群れの中に紛れていないと気が済まないし
恋人なんていらなくて
とにかく多くの人とセックスできている事実に
安心感を覚えていたのです。

残念なことに、23歳になった今でも
そんな自分の本質は
変わっていない気がします。

ので、

父の大罪を弾劾する
っぽいこの作品を、このたび
再々演するのです』

【公演情報】
柿喰う客 第12回公演
<フリーステージ参加作品>
『サバンナの掟』(再々演)
作・演出 中屋敷法仁

http://kaki-kuu-kyaku.com/nextstage12.html


【スジ、要約】

 女子高生 名罪(ナツミ)は黒ずくめのスーツ姿の男女から報酬を受け取るが、口止め料を要求するシーンから始まる。ナツミはその場で射殺されてしまう。
 クライアントは総理大臣、富永正子(トミナガ・マサコ)。日本初の女性首相で英雄的存在であるが、サディスティックな性癖を持っていた。

 時同じくして、主人公ソネコは、援助交際の接客中に局部を咬まれる。謎の男は逃亡してしまう。

 援助交際斡旋組織の捜査・摘発をしたい刑事は、警部の上杉に捜査許可を求める。しかしことごとく却下されてしまう。
 刑事は警部が援助交際斡旋組織をかばっていると疑う。

 市長は地元出身の総理大臣が来ていることで、ご機嫌を取る。次第に自分が罷免されるのではと勘違いしてしまう。暗殺計画を企てる。

 総理の正子は、援助交際斡旋組織の抹殺を計画し、地元マフィアに暗殺を命ずる。

 援助交際斡旋組織のメンバー達はナツミの弔い合戦だとして、首相殺害を決意する。
 

 主人公ソネコが総理に対面する。目的はナツミの敵討ちではない。自分の大事なところを咬んだ男を探して欲しいと要求した。

 総理は目的は復讐と問うが、分からないとソネコが返答したことに「その男が好きなのね」と逆上する。
 もみ合いの末、ソネコは正子にのしかかり絞殺してしまう。

 クライマックスは斡旋組織、マフィア、警察、市長、総理による殺し合い。主人公ソネコと上杉警部以外は命を絶たれてしまう。

 上杉警部は刑事を殺害した。彼は斡旋組織の顧客名簿を探し消滅させたかった。
 彼が主人公ソネコの局部を咬んだ男であった。

 警部・上杉も銃撃戦の末、瀕死の重傷を受ける。そしてソネコと対面する

 ソネコは「愛してくれた人。あのときも今も顔を真っ赤にしている」と言う。
 上杉は「優秀なメスを探していた。ハイエナの群れのリーダーはメスで、強く生き抜いてきた。実際に会ったとき、殺さないと殺されると思った」と答える。

 ソネコは自分の白い下着を脱ぎ、額から流血した上杉の顔に覆い被せていく。

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