最新の観てきた!クチコミ一覧

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PTA

PTA

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2008/01/19 (土) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

PTA版『12人の怒れる男』
自転車運転免許証制度を導入する承認を得るための小学校のPTA会議を描いた作品。

事前にはコメディ系と勝手に思い込んでいたが、フライヤーにあった「こ、これじゃぁまるで、裁判じゃないですか!」というヒント(劇中出てくるセリフでもある)の通り、PTA版の『12人の怒れる男』で、キレイに一本とられる。

そう思って観れば、会議の出席者は12人だし、コトの真相を究明するべく事故をその場で再現して検証するしと共通点も少なくなく…

序盤は笑えるものの、後半はむしろシリアス系なところがどちらかと言えば『日本人』ではなく『怒れる男』。

さらに、劇中でも「ユニークなデザイン」とされた校舎を表現した装置、壁と思っていた所に書いてあったタイトルを拭き消したばかりでなく、その壁がまんま黒板として使われようとは…(驚)
(しかも最初に板書する字がとてもキレイ)

ほかにも装置では、平行四辺形なフライヤーと統一された会議机が展開までできる設計になっていたりして、そのセンスには脱帽。

東京遠景

東京遠景

楽園王

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/01/18 (金) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

幻想的な雰囲気
三島由紀夫と寺山修司の作品3編を、入院している友人を見舞った男が聞かされる話として構成したドラマリーディング…ってか、朗読劇というよりはもっと芝居寄り、的な?

特色である言葉の切り方を意識してズラした台詞回しと、おそらく元の作品自体の相乗効果で幻想的な雰囲気。

前回の『6よりも先』では「夢」ということで夏目漱石の「夢十夜」を連想したが、今回は「百年」をキーワードに同作品(「第一夜」)を連想。

夢~池袋ミッドナイツ~

夢~池袋ミッドナイツ~

LIVES(ライヴズ)

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった
声が皆さんとてもすてき。
個々の役者さんの個性が出ていて、魅力的な芝居でした。

その反面、出演者が多く、一つ一つにエピソードを盛り込んでいるので、どこにいちばん注目したらいいのかわからなくなることがありました。

最後のほうにしかセリフがない人とか、もったいない!

少人数でやってみても面白いのかなあと感じました。

ネタバレBOX

グットないとうです。の、エコーは最高すぎです!!
うちに来るって本気ですか?

うちに来るって本気ですか?

劇団6番シード

劇団6番シードアトリエ「ねりまの隠れ宿」(東京都)

2008/01/12 (土) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

王道コメディ、臨場感アリ
複数の招かれざる客が訪れ、勘違いや取り違いで事態が混乱するという王道コメディ、芝居のウソの範囲内の無理や先読み可能な部分が多少あったりもしつつ、好きなタイプの作品なのでそんな部分も含めて楽しむ。

また、アトリエといっても和風建築で、上演されたのも2間続きの和室を改装したような空間なので、一般家屋という設定にピタリと一致して、まるで御殿場家の一角で騒動を傍観しているような臨場感アリ。

さらに終演後は台詞にしばしば登場した素麺がふるまわれたりもして、これまたアトリエ公演ならではのイキな趣向。

あーさんと動物の話

あーさんと動物の話

飛ぶ劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

座って10分で、
全く体に合わないタイプだと判明。
文部科学省特別選定って感じ。

サバンナ チャンス

サバンナ チャンス

大人の麦茶

本多劇場(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/05 (火)公演終了

満足度★★

本多劇場の広さを制圧できず、
散漫な印象で残念な仕上がりに。

ネタバレBOX

抽象的なセットで、
複数の物語がパラレルに進み、
奇妙な共同生活をしている男たちとか、
その共同生活を監視するために
隣の部屋に押し入る女とか、
ディテールはオカシイのだけど、
お行儀良く収めようとした分パワー不足に。
もっとぶっ飛んだ感じにした方が好みかなと。
革命日記

革命日記

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

キチガイとKYが交錯する瞬間が面白い!
世界同時革命の為に
自己を犠牲にして暴走する過激派集団と、
自己願望実現の為に
他人を巻き込んで暴走する一般人の
コントラストの妙が可笑しい。

ネタバレBOX

理想を掲げながらも色恋には翻弄されるし、
気の狂った論理思考の会話に大笑い。
殆どマトモな人間が登場せず、
ヘドが出そうになる程のリアル感を持った
どうしようもナイ残念な人たちのオンパレード。

あ、このどうしようもナイ感って、
ポツドールの芝居に近いかも。

若手公演ということもあり、
役者の技術レベルにバラツキはあるものの、
全体的にはハイレベルで驚く。

ただ、色恋沙汰が取り沙汰され大騒ぎで熱演する女性が、
同情の余地が全くない程ウザくて、
そういう演出なのかなと思って観ていたのだけれど、
後で聞くと彼女の役は、観客からは愛される設定と聞いて、
疑問符が頭の上を飛び交うも、
つか劇団にいたらしいと聞き、納得。

もっと精度が上がっていく思うので、
あと2回位観ても良いかなと。
TRASHMASTERSIZM'08

TRASHMASTERSIZM'08

TRASHMASTERS

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/01/23 (水) ~ 2008/01/29 (火)公演終了

いやぁ~、まいった。
座って10分で全く体に合わないタイプだと判明。
しかも上演時間2時間40分!
もう荒行の世界でした。(笑)
前作を観た時は、そこまでではなかったのだけれど...。

ネタバレBOX

オールドスタイルがどうとか、
もうそれドコロのお話ではなく、
深夜の低予算ドラマの役者陣が、
初めて舞台をやりました!という感じで、
殆どの役者陣の技術力が痛い。
そういう狙いの演出ではないと思うし、
というかこれをOKとする演出はナシでしょ。

物語の設定自体はおっと思わせるモノはあるが、
その面白さを超えるようなエピソードにもならず、
ベタな感動物語風で終わってしまうのも、
いかがなものかと。
投げられやす~い石

投げられやす~い石

ジェットラグ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2008/01/24 (木) ~ 2008/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日のあまりの衝撃に新たに2人引き連れて観劇!
初日と比較して、悲劇的な面が強調された印象。

滑稽さと痛さとがごちゃ混ぜになって、
舞台から客席に次々となだれ込んできて、
もう笑ってていいのやら、何が何やら状態。(笑)

ネタバレBOX

物語の構造がシンプルな分、
登場人物の複雑な感情のユレを追うのが面白い。

また、ベタな演劇になるのを回避する為に
リアルさを剥ぎ取った舞台美術や衣装やアノ髪型も
卑怯な位に効果抜群だったかなと。

ふと思ったのは、
この脚本を学生時代のキラキラとした青春エピソードや
恋愛ゴトを書き足して、完全な泣けるモノにしたら、
キャラメルボックスのテイストになるなぁと。(笑)
もっとも、舞台美術や衣装や髪型は、
マジメに作らないとダメでしょうけどね。(笑)
すのーどろっぷ

すのーどろっぷ

あくりるがっしゅ式

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/19 (土) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な時間でした〜
今回、またまた泣いてしまいました〜!
ストリーが進んで行くにつれ、主人公を軸として見えない糸が見えてくるっ!!みたいな感じにそれぞれの個性溢れるキャラクター達との関係性だったり、コミカルなシーンとシリアスなシーンと幻想的な舞いな部分が融合してて、舞台に魅入ってしまいました〜
涙が溢れ出て、『今を生きたい』と強く思いました。
力丸サン、素敵なお話を観れて本当に良かったデス。

革命日記

革命日記

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2008/01/30 (水) ~ 2008/02/12 (火)公演終了

満足度★★★★

わかい人たち
本当に日本のどこかでこんなやりとりがされていたらどうしよう。と心配するほど会話の形態がリアル。内容はリアルとは遠くはなれていそうなのに。
平田さんのお芝居を見たのは二つ目なのですが、料理の片付け方がすごく粗雑なので平田さんは食べ物に執着するタイプではないみたいです。

feel trip

feel trip

alliancedesign+プロデュース

スパイラルホール(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

長さもタイプも異なる作品群
事前情報では公演主体は芝居関係ではなく商社的な会社(?)で「劇中登場したものを購入することができます」というふれこみだったけれどその趣向は1編目と6編目(および各編の間に投影されるスライド)のみだったのは良かったようなちょっと残念なような。

1編目「企画会議」こそ商品紹介以外のナニモノでもなく、ちょっと不安になったが、それ以降、2編目「被害者の会」では「相原美奈子ってばやっぱりこういうキャラにされちゃうのね」とニヤリとし、4編目「ぼくのともだち」は少年時代の「ちょっとイイ話」で終盤ホロリとさせられたりなど、長さもタイプも異なるバラエティに富んだ作品群をそれぞれ楽しむ。

真っ赤な真っ赤な物語

真っ赤な真っ赤な物語

ももいろぞうさん

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/01/17 (木) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

ウラミはありつつも満足
主人公がかなり裕福そうなので今一つ感情移入できないとか、欲を言えば主人公の4人の分身をもう少し活用して欲しかったとかのウラミはありつつ、オープニングのタイトル・クレジット場面のダンスや、主人公の娘が持っているぬいぐるみの表現及び劇中でのポジションなどが良くて満足。

MiSTAKE

MiSTAKE

劇団伍季風 ~monsoon~

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/15 (火)公演終了

満足度★★★★

両バージョンが互いに補完し合うシカケ
中心となる役が男性か女性か(&演出が女性か男性か)という違いだけで同じ脚本であるというのに両バージョンが互いに補完し合うという脚本のシカケが面白い。

残魂エンド摂氏零度

残魂エンド摂氏零度

芝居流通センターデス電所

ザ・スズナリ(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

人間同士のつながりが希薄となった世界
18ヵ国にまで減ってもまだ戦争が続き、人間同士のつながりが希薄となった世界を描いた近未来もの。
アンドロイドに依存して精神的に引き篭もっている主人公が初めて自らの意思によって他者に接しようとする姿が爽やか。

ナルシグナル

ナルシグナル

東京ネジ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★★

女の子として
自分が女の子だったことを久しぶりに思い出し、女の子でよかったな、と心地よく思えました。女ばっかりであんなにすんなり、派閥化されるでもなく、っていうのは微妙に納得いかない部分もあるけど。親身になっていそうで、そうでもなくって、でも本当に思う相手には本当に親身で、っていうさじ加減が。でも9人もいるのに、きちんとみんな個性が立ってて、全体としてかわいくて、っていうのは女性の作・演出の賜物かな。

第51回エンタメ笑LIVE

第51回エンタメ笑LIVE

MYMY(まいまい)

杉並区立産業商工会館(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/01/31 (木)公演終了

満足度★★★★

パントマイム凄い!
エンタメ笑LIVEは初めてでしたが生で見るのはテレビで見るのと全然違いました。MYMYさんパントマイム凄い面白かったです、ちゃんと形がわかるって凄いなあー。一発芸は一番面白かったです>< 5分って短い・・・残念。

すのーどろっぷ

すのーどろっぷ

あくりるがっしゅ式

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/01/19 (土) ~ 2008/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

いやー!泣けました!
力丸心斗さんの作品は以前観た事があるのですが、いいですね・・・。
人生や、今までの自分、これからの自分を見つめなおす作品ばかりです。

特に主人公?五十嵐寛治役の井吹隼也さんと、雪乃はな役の倖月美和さんは、力丸作品の顔なじみですが、さすがです!軍を抜いて演技が上手です。
このお二人は、表情も言葉もくるんですよね・・・。なかなかいません!泣けるし!
有名になってほしいなぁ・・・。

開場がちょっと暑かったです・・・。

目を見て嘘をつけ

目を見て嘘をつけ

KAKUTA

シアタートラム(東京都)

2008/01/10 (木) ~ 2008/01/16 (水)公演終了

満足度★★★★

ちょっぴり切なくもハッピーな幕切れ
誰もが持っていて、普段は覆い隠している「もの」のごく薄い表皮がピッと破れて一部が露見してしまう「とき」が上手く表現されていて、それでいて基本的には楽しく大いに笑えるし、ちょっぴり切なくもハッピーな幕切れにはホロリ。

トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

トーキョーより行先不明の穴に落ちて08

ACTOR’S TRASH ASSH

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/11 (金) ~ 2008/01/14 (月)公演終了

満足度★★★

戦争の不気味さと、ラストの開放感
近未来、日本から独立した東京から「穴」を通って脱出しようというゲリラたちが中心の物語。前半の閉塞感や中盤での迫り来る戦争の不気味さと、ラストの開放感の対照が印象的。また、「穴が開(ひら)いた」時の照明効果が特に見事だし「地底人」の表現も楽しい。

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