最新の観てきた!クチコミ一覧

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愛のテール

愛のテール

ニットキャップシアター

駅前劇場(東京都)

2008/04/24 (木) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★

まあ、観とけば?
まず、作・演出 ごまのはえ って・・・ww
どこをどー考えても、人間じゃあないおね?(・・)
そんでもって、胡麻も蠅もちっさいやん!(^^;)

だがだがしかし・・・だがしかし・・・、

本当の・・・ってか、本物の・・・ってか、リアルの脚本家はちっさくてデカいww。

要するに縦はちっさいのに・・・のに・・のに、横がデカい!(^0^)

まあ、そんな事はどーだっていい。。



公演中なので、ネタバレBOXに。。


ネタバレBOX

レビューの筋の半分は既に説明に載ってるから、それ以降をUP。

顔に傷を負った女に対して恋人は急に結婚話を持ち出す。
女は同情から結婚したいと男が言い出したのではないか?と疑心暗鬼になる。
葛藤の末、結局薬局、女は男と別れる決意をするが、その間、女は妄想の中で、ちあきなおみの国の出来事と、自分を重ねる。。

女の母がいい演技をしてた。女の父は自分の妻を考えが浅い。と決め付けるが、最終的に女の母が、女にとって良い相談相手になり、癒しになっているのだ。

女は男に対して「貧乏は解るけれどビンボー臭いのは嫌なの。」と言ってさっぱりと別れる。。

ふ?(・・?)
貧乏だったらビンボー臭くなるおね?(・・)
だって、貧乏なんだもん!


たぶん、この言葉・・・脚本家がかつての貧乏同棲生活が破綻した時に、彼女から言われた捨て台詞なんやないかなーー。。


笑いどころもあって、それなりに楽しめた芝居だったけれど、インパクトは薄かったような・・・。

まあ、ワタクシがいい作品にめぐり合えてる。ってことも要因しているけれど・・・第11回OMS戯曲賞大賞を受賞した再演希望No.1作品って、これね?(・・)って感覚で観たらいい。。程度の作品です。。

考えようによっては、OMS戯曲賞大賞の審査員には到底なれないですわ。ワタクシ。。(^0^)

THE BEST PARTNERⅡ

THE BEST PARTNERⅡ

ジーモ・コーヨ!

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/04/10 (木) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★

犬好きだからこそ
ちょっと期待しすぎていた部分がありました。
犬の想いと飼い主の想いのすれ違いなどは非常に面白かったんですが
もっと犬の仕草とか入れたらよかったのに。
あと舞台装置の下手にあった洞穴みたいなの使うと思っていたら
最後まで使わなかったので謎でした。
個人的な好みとしてストレートプレイにおいて最初と最後に歌と踊りが入るのが好きでないので☆は2つに留めておきます。

あなたの部品 ファイナル

あなたの部品 ファイナル

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

あっという間だった。
言葉のひとつひとつになるほどと感心。
今日も日本でオリンピックの聖火リレーのデモ等のニュースが流れる。
何てタイムリー。近未来はこうなるのでしょうか。怖かったです。

飛ぶ痛み

飛ぶ痛み

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

設定を想像しながら
なるほど。関西の秘密兵器だわ。
でももっと気持ちよくなりたいな。
多分楽日くらいだと違うんだろうね。
2回観ないと気付かないところがたくさんありそう。

ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」

ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」

わらび座

新宿文化センター(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

澄んだ声と真っ直ぐなことば
手塚治虫の漫画「火の鳥~鳳凰編~」が2時間で描けているのが凄い。
プレビューよりも格段に良くなっています。

素朴で清楚。作品にこめられた意味と感情が鮮やかに伝わってきます。一人でも、恋人同士でも、家族連れでも楽しめると思います。

イープラスでA席5000円が3500円!(S席は6000円) 破格です。
わらび座、手塚治虫、火の鳥、栗山民也。このコラボは必見でしょう。
5/4(日)まで!

ネタバレBOX

最後にやってくる、劇場全体がひとつになる静寂。世界は美しいって思えます。
ミュージカル『レベッカ』

ミュージカル『レベッカ』

東宝

シアタークリエ(東京都)

2008/04/06 (日) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

満足度★★★

薄っぺらなのはシアタークリエが原因(の一つ)!!!
「レベッカ~♪」本当に印象的なメロディが劇中何度も響きます。
あぁ何をしていても頭の中に鳴り響く・・・使われ方には問題もあるけど、
ミュージカルには、こういう口づさめるような旋律が必要だよね。
「トウーランドット」も見習って欲しい。

どこかで見たようなシーン、どこかで聞いたようなフレーズが、
見ていてフラッシュバックされます。
これは僕がこの人達の作品を見すぎてしまったせいか、
どうも新鮮さに欠ける。
それでも最新の照明を利用したり、
少しだけ毛並みの違う雰囲気が感じられたのは、
山田演出の力でしょう。
(僕の中で大好きなミュージカル作品歴代5本の指に入る
「ローマの休日」の演出家ですから。でも、そもそも三谷組なんだよなぁ)

きっと膨大な原作を3時間にまとめているのだろうと思いますが、
とても芝居の内容は薄っぺら。
説明が少ないのか、役者が薄いのか、多分両方でしょうが、
あまりにも軽すぎて、見ているほうは楽です。

ヤマユウって本当に大根役者ですな~。
とってもお歌は上手なんですが、なにを歌っても、なにを演じても一緒。
歌っている姿はカリオストロ伯爵(マリーアントワネッ(ト)、感情を出す
シーンはコロラド大司教(モーツァルト)、スーツ姿は(ローマの休日)、
これがヤマユウの味だから仕方ないけど、役に近づく努力をしても
いいんじゃないかな。

実質、この作品の主役は大塚ちひろ。
彼女ではあまりにも平凡すぎた。もちろん四季の若手に比べれば
数千倍スター性はあるんだろうけど、話の核を背負うほどの
オーラがない。
歌手(アイドル)でもモデルでも、ババァでもいいから、もっと存在感のある
役者を起用して欲しかった。

シルビアクラブはアムネリス(「アイーダ」)以来の大きな役じゃないかな。
ある意味、儲け役。いやでも目に入ります、目立ちます。
演じやすい役です。
顔が綺麗でかわいいのに、ドスのきいた低いアルトボイスは、
ゾクゾクセクシーだなぁ。

それ以外の人は、本当に出番が少ないです。
アンサンブルのほうが多いくらいです。
ソロの歌も舞台に立つ時間も、石川禅なんて、いるのかいないのか、
よくわからないほど。

曲もいいし、演出もいいし、中身も軽いのに、とても肩が懲ります。
理由は劇場です。
見ていて、本当に窮屈な圧迫感に苛まされます。
視界には、常に剥き出しの天井が入ってきます。
全く開放感のない劇場に、押し込められた感があるので、
つい体に力が入ってしまう。
作品に集中できないのは間違いなくシアタークリエが原因(の一つ)と
思います。

オリジナルは、もっとセットも豪華で立派です。
そして作品の大きさから考えれば、最低でもルテ銀、
日生か青山(帝劇は大きすぎる)で上演すべきでしょう。
曲もいいから、ちゃんとオケも剥き出しにして。
シアタークリエで上演する為に、
セットは割愛、オケも隠し、チケットは割高に、
全てがデフレスパイラル・・・
事情を把握して観劇をする場合はマシとしても、
付き合いで、初めて、特定の役者を見る為に、
舞台を見慣れていない人がこの劇場へ行ったら、
中身を関係なく、芝居嫌いになっちゃうんじゃないかなぁ。

ネタバレBOX

「レベッカ~♪」メインテーマだけど、これシルビアクラブの歌なんです。
主役の二人とは関係ないし、歌わない。
1幕ラストで歌い上げるのはいいけど、2幕早々、また長々と歌います。
クドい!!しつこい位歌います。

2幕でのヤマユウの独白のソロの歌のシーン。
まんま「ダンスオブバンパイア」です。少しは工夫して欲しいですね。

殺しのくだりが、よくわからなかった。
ボート小屋で打ち所が悪くて死んだレベッカをボートに乗せて???
なんか良くわからないけど、
ヤナユウは殺人者だけど、バレなかったって話でいいのでしょうか???

オリジナルは真ん中に大きな螺旋階段と、シャンゼリアがあります。
クライマックスは炎の中、これが崩れ落ちます。
そういうスペクタルも作品には必要だな。

とにかく話が浅い。
わからないシーンがいっぱい。
なんで唐突にヤマユウは大塚ちひろに惚れるのか?
あれは一目ぼれ?それとも殺人の隠れ蓑?
シルビアクラブは、なんでレベッカが死んでも屋敷にいるの?
というより、あの執拗な態度は何?実はレベッカと同性愛で出来てた?
よりによってバカなイトコと何でレベッカはエッチをしたの?

わかりやすかったのは、寿ひづるの「大阪のおばちゃん」キャラ。
柄の大きい派手なブラウス、態度、発想などなど。
「おばちゃんの基準は大阪のおばはんなんだ」と納得。

ヤクザとアリス

ヤクザとアリス

ろりえ

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/28 (月)公演終了

満足度★★★

紙一重?
個人差による好き嫌いがあるというよりも、紙一重だなという印象でした。確かに引き込まれる演出で、すべて狙ってやっているんだろうなとという舞台。ただ一箇所、それはないでしょうと腹が立った場面がありました。そういう反応があることもわかったうえでやったのだと思いますが。なんだかんだ言って、腹が立ちつつも好きです。魅力的な劇団だと思いました。

風林火山 晴信燃ゆ

風林火山 晴信燃ゆ

松竹

日生劇場(東京都)

2008/04/05 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★

煌びやか
劇団四季以外では 初の舞台観劇 でした。
18:30から始まり22:00まで。なかなかの長時間戦で仕事の後にそのままいったのでお腹が減ってしまいましたが、軽食が食べられるようになっていたので小腹も満たされ満足です。

やはり演技が上手い。しびれる。特に年配の出演者の声がよく通る。
途中、亀治郎さんの発声が弱く聞き取りにくい所有り。
山本勘助の役の方がドンピシャだったように感じました。
JJサニー千葉さん、かっこよすぎです。

ハリジャン

ハリジャン

innocentsphere

シアタートラム(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

そういう事かー。
初、InnocentSphere。既に登録されている「観てきた!」のコメントを見て色々と思案していたのですが、やはり自分で見るのが何より。抱いた印象としては「ブラックなディ○ニーランドだな」と。見世物であろうとする意思が感じられ、それに伴ってエンターテイメント性も高いなと。作風的に好みが分かれるのは仕方ないかと。反社会的・非社会的な描写が多いですし、どうしてもそちらが前面に出ている様に受け取ってしまうのがあります。面白かったと口にする人はいても、楽しかったと言う人はなかなかいないのではないでしょうか。
非常に惜しいのが「小劇場と歌舞伎の融合」ではなかった点。自分としては興味のあった点がここだったので残念でした。演出家の方が以前から交友を持っていた為に自分の作品に出て欲しくて起用した、それ自体は何の問題もありません。しかし今回はあくまで「尾上松緑さんという役者を主役に据えた」のであって、彼が「歌舞伎役者」であるという事を押して謳い文句にするだけの利点は見出せませんでした。本当の意味で融合出来ていれば、元は歌舞伎のみに興味のあった観客が今回を期に小劇場にも興味を持っていたかもしれないしその逆もまた然り。個人的にはそれを望んでいたので。歌舞伎みたいのが観られるのかなー、と。
演技的に浮きを感じるという感想もありましたが、今日の時点では別に気にならなかったです。役柄的にそれぞれ合っていましたし、舞台上で共存出来ていない人物はいなかったかと。

ネタバレBOX

エビスが例の火に執着を持っている理由がよく分からなかったかなぁ。そういう立ち位置の存在であるというのは分かったのですが、エビスが何故そこまでして矛先をそれに向けて固執するのかという動機が微妙だった気が。沢山語ってくれたので情報としては届いたのですが、イマイチ合致しなかったというか…。
その如月の望月の頃

その如月の望月の頃

アルザマス16

OFF OFFシアター(東京都)

2008/04/24 (木) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★

色んな意味で・・・
安心して観られた・・。

自分としては好きな感じ・・。

公演中なので、以下はネタバレBOXへ・・。

ネタバレBOX

予想通り、と言う訳でもないが、「サルの手」をモチーフにした作品。

余りにも素直な展開過ぎて、先々の展開がすぐ読めてしまうのだが、それを差し引いても、なかなかいい雰囲気だったと思う。

少なくとも、自分は好きな感じ。

多分、根底にある「人のよさ」みたいなものが漂っているからだろう。

時間がとても早く過ぎた・・。

終演後、えっ、早っ、携帯の電源入れて時間を確認したが、事前のアナウンスと寸分違わぬ時間。

早く感じられる舞台と言うのは、やはりそれだけ引き込まれた作品ということだろう。

ラストもいい感じだったと思う。





自分だけの好き勝手なイメージだが・・・・。
(多分ご本人達は不本意かも・・・、そうだったら、ゴメンなさい・・・、以下気にせず読み飛ばしてください・・・)

劇団ひとりと藤田朋子がいた・・。
恐縮して汗をふきふきしてる「ひとり」と、マイオウンペースの藤田朋子・・。
・・・を連想して、自分的にはなぜかとってもコミカル。
それもあって、何だかほのぼのとした雰囲気・・。

観終わって、何か心が温かくなる、そんな気がした。




ハローミスター・バームクーヘン

ハローミスター・バームクーヘン

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/04/24 (木) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

演出勝ち。
上演と共に「やられた感」あり。当日パンフレットを見る限りは5人芝居なので、コンパクトにまとまったものをやるのかなと思っていたら…。とても立体的な表現、としか言葉では説明出来ません。とにかく冒頭と結末の見せ方が良かった。それだけでも観た価値がありました。っていうか中盤は寝ちゃったんですけど。演出された方は6月に立ち上げる別ユニットで今度は作・演出を両方やる様なので(今回は脚本が別の方でした)、それも観ようかと思います。

ヤマトタケル

ヤマトタケル

松竹

博多座(福岡県)

2008/04/03 (木) ~ 2008/04/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

いよいよ千穐楽
スーパー歌舞伎の処女作であった「ヤマトタケル」のリメイク。その後のスーパー歌舞伎作品よりずいぶんと歌舞伎のよさをふんだんに取り入れている。中でも、終盤の、義太夫節にのせての舞が幻想的で素晴らしい!梨園の血筋ではない者が多いオモダカ一座では、歌舞伎の中で現代劇で使用されるような「演技」をする者が多いため、観客の心にダイレクトにドラマが響く。また、「気を飛ばす」ことを技術として重んじる猿之助の教えを守り、見得に限らず決め台詞の場面においても、ビンビンに気が飛んでくるのを感じるのも愉しい。
ダブルキャストの右近と段治郎、二人の「ニン」の違いを活かした魅せ方の違いもとても勉強になった。エンターテイメントとはいうけれど、織り込まれた人情噺や悲恋がとても丁寧に描かれており、とても胸を打たれた。

SAMURAIメガネ荒野に立つ!?

SAMURAIメガネ荒野に立つ!?

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

シアターブラッツ(東京都)

2008/04/16 (水) ~ 2008/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

続いて虎バージョン
甚とはうって変わったようなハードバージョン。また、展開が同じ前半部分も同じ時刻にもう一方では何が起きていたかを見せるのが上手い。

あなたの部品 ファイナル

あなたの部品 ファイナル

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

200804251930
200804251930@早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ

ここだけの話

ここだけの話

九州大学演劇部

九州大学六本松キャンパス(福岡県)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/26 (土)公演終了

満足度★★★

いい感じなんだけど
物足りない。大学生がこのテーマってのもなんだけど、
ドタバタの部分をもっと強調してもよかったかもー

ネタバレBOX

結婚3年くらいで説教口調の男性は
ちょっとなぁ~^^;;  
演劇の基礎的なことはしっかりしていると思った。
なのになぜあんなに客が少ないのだろう?(ノ_-;)
青葉の足音

青葉の足音

Jungle Bell Theater

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

笑えて泣ける
思っていた以上に素晴らしい作品!(びっくり仰天!)

川に住む龍と下水に住む蚊(みずち)と川の生態を調べる国土交通省に勤めている3人とが上手く絡み合ったお話。

だがだがしかし、だがしかし・・・。

それだけではありません。。

そこに人柱伝説が関わり、物語は二重にも三重にも伏線を張り、最終的には、その伏線が見事に一つにまとまるという、優れた本です。


だがだがしかしだがしかし・・・

それだけではありません!

そこかしこに笑いのネタを仕込み、観客を離しません。

笑いって好き嫌いがあると思うけれど、ワタクシはこの手の笑いは非常に好きです。。

それから・・・・立ってるだけで、何とも味のあるハッカイがおりました。

感動したいと思ってるあなた!お勧めですぞ!



公演中なので、ネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

今日こそは死のうと考えいつも橋の上から川を見つめるひとみ。

ひとみは心に闇を持っていた。その闇とは孤独なことだ。

来る日も来る日も、ここで朝起きて、顔を洗って会社に行って怒られてまた帰って来て、一人でご飯を食べるんだろなー。。

と考えると生きてる意味が分からないのだ。。


そんなひとみを見て青葉は声をかける。


ひょんな事から、この国土交通省に勤める3人はこのひとみの部屋に上がりこんで、飲み始める。。
そんな時、友達っていいな。。
人と関わることっていいな。。今夜は久しぶりにゆっくり眠れそうです。。としみじみと、ひとみは思う。


一方、蚊(みずち)はかつて自分たちが住んでいた清らかな美しい川を取り戻すために洪水を引き起こし、この村も全部流してしまおうと企む。

その為に龍の目玉を奪い取り、闇を持った人間に隠そうとするが失敗して、青葉に隠してしまう。。


ひとみは3人と関わるうちに闇は晴れてきたかのようになるが、3人の1人からふられ、失恋し、また闇は深くなってしまう。。


そこで青葉は
「ただ下を向いてぐちぐち言ってるだけじゃあダメだ!上を向いて笑ってなきゃあ。」と励ます。。
励ましてる青葉にも当然の事ながら、過去に辛い経験を強いられることがいくつもあったのだ。

ここで激涙!(><)


話は遠い昔に遡り、人柱となって犠牲になった兄弟がお互いを思いやって、死んでいった経緯も語られ涙を誘う。。

ここでのキーポイントは鈴だ。

5日間なり続け、6日目の夜に静かに鳴り止んで死んでいった鈴と孝太。(滝涙!)



最終的には龍と蚊と鈴と孝太が身をなげうって、洪水を止めたという、お話。



いあいあ、聞くも涙。語るも涙。


泣く子も黙る九龍川のお話でした。。




追伸・・終盤にキョシン兵が出てきたのかと思ったらドラゴンでした!
これ、ワタクシ的にはツボですねん。。



洞海湾 ー九州任侠外伝ー

洞海湾 ー九州任侠外伝ー

サモ・アリナンズ

ザ・スズナリ(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/15 (火)公演終了

満足度★★★★

松尾ワールド
黒人のくだり、相撲のくだりの世界のチューニング、松尾ワールドですね。
キラキラの台詞が聞きたくて見に行きました。
よかった。そして、サモアリオヤスミ残念です。
平田さんのSWは卑怯だったw

顔よ

顔よ

ポツドール

本多劇場(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

周囲の目
顔の美醜をフィールドに、周囲の目(客観)、自己認識(主観)の関係性を、
そして我々がいかにその関係性を理解しきれていないかを明確に描いていたな、と思った。

ニンゲンの深くて濃い部分を、顔という表面的かつ、最大の業であるテーマで綴ったのが非常にアイロニックで見た後、ものすごく色々と考えた。

愛のテール

愛のテール

ニットキャップシアター

駅前劇場(東京都)

2008/04/24 (木) ~ 2008/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

初めてメジャー劇団以外で面白かった作品
強烈に面白かった。
初めてメジャーじゃない作品で当たりでした。
ホンも役者さんも最高。

あぁ、2500円で良いモノ見ちゃった。前から2列目のドセンターだったし。

あまりに感激したので、
戯曲本買ってみなさんにサインしていただいちゃいました!

これからもニットキャップシアター見に行き続けます!!

ネタバレBOX

内容があまりにも私ににドンピシャでした。

治りかけの鬱持ちの私の夫は底なしに優しいけど、何でなんだ?
アタシは彼に何か返せてるのか?彼が私を愛するメリットは?
愛って何だ?

ただ優しくされるしんどさ、愛の洪水の辛さ。
決断の意味、重さ。

テーマ以外の遊びの部分も最高。
役者さん達良く動くっ!
ダンス上手いし。

全体的な見せ方(演出)も上手い。
場面転換の上手さのせいか、一気に引き込まれる感じ。

あぁ、早く新作が見たい。
あなたの部品 ファイナル

あなたの部品 ファイナル

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2008/04/19 (土) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

役者がよかった
ホンが非常に単調で困ったが、役者が非常に良かった。
特に主役の2人、装具技師さんと、リーさんは最高でした。
その他の方はそんなでもありませんでしたが、
このお二方が本当に良く、全然飽きませんでした。

ネタバレBOX

ホンは、今起こっていること=現状を羅列しただけだな~と感じました。
日中間に今後起こりうるであろうと誰にでも予測できる問題ばかりを取り扱っていて、未来のお話とは到底思えませんでした。
また、日中間の問題全般が横糸だとすると縦糸がなかったように感じます。

どこまでを自分の体と認識するか・・・という台詞があったと思うのですが、
そこをもっと掘り下げて、国家論、アイデンティティ論、シティズンシップ論の方向に持っていけば、メッセージ性が強い作品になったと思います。
結局、何が言いたいのかがわからなかった感が強かったので。
『もうここが戦場だ』というメッセージが主なメッセージだとしたら、
あまりにも陳腐ではないかと思う。

医学的な分野の勉強はよくされていたようだが、
もう少し、『何を』伝えたいかを明確にして、その伝えたいものの分野の学術論文を読むなど勉強なさっても良かったかなと思いました。

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