最新の観てきた!クチコミ一覧

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血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

はじめての
クロム。おと、すきです。

RUN AWAY OFF

RUN AWAY OFF

IQ5000

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

満足度★★★★

走る走る走る!
感動しました。小さな舞台なのに、確かな距離感があったのは、ソウタの走りっぷりでしょうか?

以下はネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

舞台にはセットも何もありません。

役者の動体とセリフで、その情景が映し出されるさまは、「愛情爆弾」と方向性は似ています。

照明の使い方も非常に上手いです。


チャイミン国の牢獄に監禁された山川ソウタは、シュンマ民族のハッカー、アクション、シジンと呼ばれる3人に助けられ脱出するが、そこでソウタの特別な能力が解明される。

ソウタの能力とは、能力者の能力を最大にレベルUPする事が出来ることだった。


チャイミン国がこの不思議な力を持ったシュンマ民族の人達を牢屋に閉じ込めた理由は、その能力が他国に流れて、政治に使われないようにする為だ。

しかし、閉じ込められた能力者たちは、ソウタに出会ってから、自分達もソウタの手助けをしたいと思うようになり、それぞれの能力を使ってソウタにテレパシーを送受信しながら、脱走の道順などの指示を遠隔操作によって手助けをする。


ソウタの脱出の走りが素晴らしいです。
とにかく走る!走る!走る!走りっぱなし!

その走り方が上手く舞台を使ってるものだから、舞台が広く感じて、荒野を走ってる風景までもが安易に想像できます。

スローモーションの場面も素敵です。
照明の使い方で、こんなふうになるのね。


最後の場面、ハッカー、アクション、シジンの3人は敵対するドン・チェンキムに殺されてしまうが、死ぬ前にアクションはソウタを気遣い、「俺達は無事に逃げてる。ソウタは走れ!」とテレパシーを送信してソウタを安心させる。

無地に逃げ切ったソウタは、どんな時でも希望を捨てなかった。
それは、ジパに残してきた大切な人(恋人)のもとに帰るという目的があったからだ。

そしてこの事実を世界に発信して、ハッカー、アクション、シジンを救うと心に誓う。


事実を知らないソウタの刹那と3人の戦士の最後の場面にやられて、泣けた!

とても素敵な芝居でした。
導入音楽といい、迫真の演技と言い、



いあー、舞台って本当に素晴らしい!
七月大歌舞伎

七月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2008/07/07 (月) ~ 2008/07/31 (木)公演終了

満足度★★★★

面白かったです!
昼夜の通しで見るという強行軍でしたが、どっぷり歌舞伎の世界に浸れました。
一部の「義経千本桜」はきれいで、狐六法も宙乗りもあって、早変わりに拍手!!
「夜叉ヶ池」は百合の美しさにうっとり。
「高野聖」は玉三郎様の余裕の演技と、清廉な海老蔵様。
そして次郎役の味がよかったです。

セイリング!

セイリング!

プラズマニア

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2008/08/01 (金) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

期待しすぎた???
今回も親子モノということで、前回作『バウンティ!』と被る部分が多く…
使用曲も何曲か同じものが使用されていたので、いいような悪いような。
オリジナル時代劇、やっぱり難解なような気も。

怒涛の3連続公演、本当に楽しみにしていたのですが
多少間隔が開いていたほうがいいのかな?なんてことを思いました。
今までの公演で感激しまくりだったので、一方的に期待感が膨らみすぎたようです。
山場も前作と同じような感じだったため、大きな感動もなく涙も出ません。残念。

さいなら !

さいなら !

おぼんろ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

学生!
学生演劇祭りにふさわしい濃さと若さ。

とても荒荒しい舞台のカットを楽しめました。
音響の音圧が素敵でした。

僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

空想組曲

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

200808011400
200808011400@王子小劇場

僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

空想組曲

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

8月1日(金)M
極彩色なドラマ。暑くて集中力が切れ掛かったのが残念。

血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

7月30日(水)S
いつもよりシリアス。爆音、大好き。

SISTERS

SISTERS

パルコ・プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

7月23日(水)S
重厚で骨太なドラマ。ラスト、なぜか「アメリカンビューティ」を思い出す。

恋人ができないが、もういい

恋人ができないが、もういい

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2008/07/12 (土) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

7月19日(土)S
後半の社会派に向かう変化球に驚く

審判員は来なかった

審判員は来なかった

ペンギンプルペイルパイルズ

シアタートラム(東京都)

2008/07/10 (木) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

7月18日(金)S
シュールでナンセンス!笑った。

アジサイ光線

アジサイ光線

少年王者舘

精華小劇場(大阪府)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇的ダンスあるいはダンス的演劇
こういうの、好きです♪

ピース-短編集のような・・・・・

ピース-短編集のような・・・・・

グリング

ザ・スズナリ(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/11 (月)公演終了

満足度★★★

透徹する、負に負ける
連作短編は、多様な立場にある人の、様々な面を浮かび上がらせる。人々をつなぎ止めているのは、連作を貫く、強烈な、現代社会への問題意識だ。旧作2本、新作4本からなる6本の短編は、それぞれが、問題提起と、その回答を、提示する。

扱われている問題の設定が、とても鋭い、と思った。非常に強い、危機意識を、感じさせる。とはいえ、舞台は、バランスが考えられていて、非常に重いものを含みながらも、なんとか、明るく、軽やかな方へと、向かおうとする。

これを、どう見るか。僕には、問題意識が強すぎて、鋭すぎて、もう、オムニバスという形式では、背負いきれていないように、思えた。全体的に、意識的に作り出された、明るさ、軽さが、かえって浮いてしまい、全体を貫くテーマの抱える重さを、より、浮き彫りにしてしまっている、と、感じた。

ネタバレBOX

「世界は、確実に、悪くなって行っている」という独白が、出てくる。この作品で、短編たちをつなぐのは、このような「負」の意識だ。連鎖、というほど緊密なものではないけれど、玉突き事故のように、なんとなく、ネガティブなつながりで、それぞれの短編が、繋がっている。

「負」の問題意識の中で、最も先鋭的に扱われているのは、様々な形の、暴力の問題だ。冒頭、喫煙所に排除された人々の会話。タスポがなくて、タバコを買いにいっても、買えない。禁煙の流れが持つ、喫煙者への暴力の被害者たちが、今度は、原子力潜水艦の入港に反対する運動を行う側になる。

劇場は、下北沢再開発反対運動の中心地、ザ・スズナリ。舞台上で行われている、運動の、排除する側とされる側が、常に一人の人の中に同時に存在する構図が、運動のビラを見ながら劇場の入り口をくぐった僕ら、舞台の外まで、取り込む。

この問題意識は、作品の中で、蝶と蛾を区別し、無根拠に、一方を排除するという暴力として、繰り返し提示され続けることになる。

僕は、この冒頭に、やられた。鮮やかだ、と思った。そして、はっきりと提示された問題設定に、どのように取り組む作品なのか、息をのんだ。

作品中の人々は、みな、自分の立場が危うくなって、排除される側に回ろうとしている人たち。そして、彼らの出す回答のうちのいくつかは、自分が、排除される前に、排除する側に回るという、救いのないものだ。だが、このような回答に対する、さらなる反論として、エピローグが提示するビジョンは、あまりにも、無力だと、思う。

物語は、自分の世界を捨てて逃げ出そうとした男たちの断念と、夫の自殺を乗り越えた女性の、生まれてくる新しい命を、決して人を、殺さない、殺されない命に育てよう、という、決意、のようなもので、幕を閉じる。彼女の、のめりこんでいた「反対運動」に対する、「どうでもよくなっちゃいました」という言葉は、印象に残る。

でも、この彼女の決意は、積み重ねられた負の連作に対する反論としては、あまりにも弱い。結局、自身を支えるのは、自身の「決断」「意志」であり、「確実に悪くなっていく世の中」を、自身の意志で乗り切ろう、という、なんだか、精神論的な回答に、僕は、がっかりした。そして、せめてそれなら、彼女の心の変遷を、もっとじっくり、長編として描いてくれたら、と、思った。

男たちの、逃避への断念も、彼らではなくて、状況が引き起こした断念であって、結局かれらは、日々の生活へ、嫌々ながらに、引き返すだけだ。そこには、「回答」と呼べるようなものは、ない。

重い作品を、必死で軽めようと、笑いが挿入される。不自然ではないけれど、笑いを取るのは、いつも、物語の本質とは関係のない、いわば、笑い専門に用意されたような人物たち。作品が、自分の用意した自身の「負」の重さに負けている。自分で用意した問題に、答えることができずに、自身の重さで、つぶれてしまっている。そして、せっかくの短編集が、透徹したテーマによって、一つに回収されてしまっている、と、思った。
ゆめあそび

ゆめあそび

dlb-EnterPrise 舞台演戯事業部 Do-リンク場

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/07/25 (金) ~ 2008/07/27 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったです。
色々役者さんたちが楽しんでいたのではないでしょうか。

楽しんで演じていると、こちらにも伝わって楽しくなりますね。

ただ、それぞれの演技傾向がバラバラで、少し違和感を感じたということと、伝えるということが強すぎるかなと感じたことで、一歩引いてしまいました。

良く言えば、メッセージ性の強い作品で、悪く言えば押し付けがましい作品だったのではないでしょうか。

全体的には楽しく観させていただきました。

次回もまた楽しみにさせていただきます。

Liar Believer ライアー・ビリーヴァー

Liar Believer ライアー・ビリーヴァー

ホームワーカホリック

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/07/19 (土) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

騙す?
ちょっと残念でした。

チラシにもあった、「さぁ、見破ってごらん」の文句にドキドキしながら観に行ったのですが、あっさりと見破ってしまいました。

だもので、後半はただただ「観る」という作業になってしまいました。

もう少し騙してほしかったですね。騙し合いを緻密に描いてほしかったです。


脚本家さんは映画好きなのでしょうか?色々な映画の設定なり骨子が見えたりしてました。

個人的に最後のアクションシーンはいただけませんでした。
あまり緊張感を感じられませんで、残念です。

ある意味、チラシの文句に騙されたという点では、ライアーだったのでしょう。

大人狩り/トマトケチャップ皇帝

大人狩り/トマトケチャップ皇帝

劇団ぎゃ。

大野城まどかぴあ(福岡県)

2008/06/20 (金) ~ 2008/06/21 (土)公演終了

満足度★★★★

狩り。
面白かったです。ただ、序盤の勢いが、そのまま中盤まで続けばもっと面白かったと思います。

後半巻き返してきた感じでした。

三坂さん?の最後ポーズが、大人狩りをしている子供にしては大人っぽくて、演出としての大人っぽさなのか?などと考えてました。

もし、演出なら、なんと皮肉の効いたことか。

演出の中村さんはたいそう作り込むのが得意なのでしょうね。

大変、満足のいった作品でした。

僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

空想組曲

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

満足度★★★

ストレートなラブストーリー作品
前回の作品は奥深い良質なラブストーリー作品だったけど、今回の作品はかなりストレートなラブストーリー作品だったけど、シーンによっては、余計なセリフがあって、ストレートさをブチ壊している感じがあったのは、ちと残念。

特にラストの長セリフ・・・あの場面では一気に押し切った方がより感動的になったと思うんだけど、長セリフのせいで、緊張感が途切れてしまった。

もう少しセリフのブラッシュアップが欲しいな・・・また言葉の使い方も気をつけて欲しい。

ネタバレBOX

画家のアトリエが舞台となっているので、舞台美術が大きなキャンパスになっていたのは、素敵だった。
血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★

期待ハズレ?
初クロム。

期待ハズレというか。
客席の関係で非常に観づらい席ではあったのですが
それを差し置いてもイマイチ。
小笑いはできてもそれ以上にはならず。


あんだけスピーカーをこれ見よがしに仕込んでるのだから
もっとすごい音がするのかと思った。
劇場の選択ミスですか?
これまた期待ハズレ。

ピース-短編集のような・・・・・

ピース-短編集のような・・・・・

グリング

ザ・スズナリ(東京都)

2008/07/30 (水) ~ 2008/08/11 (月)公演終了

満足度★★★★

いろとりどり
いろいろな演劇をみて、それぞれ良い、本当に演劇の良さはどこにあるのかってまだまだ発展途上なとこだっ(あ、日本が遅れてるだけか)っておもうのですが、
グリングを見ると「やっぱり会話劇だっ!好きだ!!!」と、いつも思います。
偉大な先輩方。

ネタバレBOX

ゆるく繋がるいくつかの物語。
蛾のリンプンは日々、皮膚の上にうっすらと降りかかる毒のような、澱のようなものを感じさせて、なんだか厭ましい感じを抱いて観ていたのですが、
ああ、受け入れて、リンプンはつけちゃぁ拭いて、生きていくのよねーって
最後に思わせてくれて、荻原さんの身体にうっすら付いているのであろうリンプンが例えば、原子力みたく、人間として生きていくからには受け入れざるを得ない厄介、みたいなものになりました。
その微妙な違いは、でも、とても胸つかまれるニュアンスなのでした。

と、いいつつも、個人的にはいつものようにどっしり構えた1篇の方が好き。
血が出て幸せ

血が出て幸せ

クロムモリブデン

新宿シアタートップス(東京都)

2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

深夜のファミレス
パフォーマンス、ライブ、ダンス、コント、でも演劇。
最初は奇妙なのですが、すぐにそちらの世界に浸かって居られるようになる
のは、俳優さんたちが皆、同じ世界の人たちだと無理なく思えるからでしょう。

ネタバレBOX

音響さんが、会場時にテルミンをやってらして、釘付け。

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