最新の観てきた!クチコミ一覧

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悪い冗談のよし子

悪い冗談のよし子

拙者ムニエル

本多劇場(東京都)

2008/07/31 (木) ~ 2008/08/06 (水)公演終了

幾度目かの拙者ムニエル
役者、くだらなさ、音圧、小手さん◎。懐かしさすら覚えてしまった。

ローションパック

ローションパック

♂本番ナシ♀

atelier SENTIO(東京都)

2008/08/01 (金) ~ 2008/08/04 (月)公演終了

初の♂本番ナシ♀
空間、空気、役者、脚本◎

ネタバレBOX

1話目。個人的にとても大事な作品。根津氏の人間味がとても楽しい。
あばれ野球 今夜も涙の日米決戦

あばれ野球 今夜も涙の日米決戦

劇団東京ミルクホール

SPACE107(東京都)

2008/11/19 (水) ~ 2008/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しい劇団です
今回も、楽しくて切なくてグッときて。
テンポが良くて、2時間もあっという間のお芝居でした。
ちなみに、誘った友人は、皆リピーターになってくれますよ。

下條アトムひとり芝居『思ヒ出ニ、タダイマ!』

下條アトムひとり芝居『思ヒ出ニ、タダイマ!』

トム・プロジェクト

ザ・スズナリ(東京都)

2008/10/22 (水) ~ 2008/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

感想遅くなりましたが・・・・
友人に誘われ観に行きました。。。。

ネタバレBOX

まず一言・・・
主に、下條さんと同年代の方向けの作品なだけに、私にはわからないネタが結構多かったです。。。


まあ、それはさておき・・・
初めて、下條アトムさんのお芝居を観劇させていただきました。
しかも初めてが、一人芝居とはなんといっていいのやら・・・

やっぱり、とってもお芝居上手いです。
「この人芝居うまいな~」と思わせないところが、上手いです(汗)
もう、なにげなく一人で全部やっちゃってますからね・・・・もう芸達者です。

ただ尺がとても長く感じてしまいした。
対象年齢的に私が外れてしまい、さらに一人芝居ということで仕方がないとは思いますが・・・・

ただ、やはりラストはもう、ちから技というか、演出・芝居・照明・音楽、全てにもってかれちゃいました。 「終わりよければ全て良し」って感じでしょうか?

テーマが「家族愛・命」ってのも誰しも共感できるって事で◎
最後の『お母さん』のくだり、年齢関係なく誰だって、「ぐっ!」きますよそりゃ。
年配のお客さんにはドマン中!ってとこでしょう♪
幻のセールスマン

幻のセールスマン

舞台芸術集団 地下空港

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度

ボールに沢山材料いれて分離しちゃってるかんじでした。
予備知識なく観たので長くて長くて長くて長くて死にそうになりました。
血気盛んで時間沢山ある18の若者だったらぐんぐんついてけるのかなー
それともやはり難解過ぎて求心力に欠けていたのか。しんどい、正直に。


特に役者がとてもうまくなってきて、その世界のなかでは、どんどんいいものに仕上がっていっても、伝わってくるものが…ないのかなぁ。

ネタバレBOX

前と比べて格段に良くなってる、人材もとてもいいひとたちが揃ってちゃんとしてきている、のに評価できないというのは、ちょっと自分としてもショックです。

1.今のこの市場主義の金がないとだめで不安な世の中で、労働市場が不安定で未来が不安。
2.ジンの自分探し? 
この二つが大きく分離して、結局

3.主人公はパートナー見つけて家庭を設けて幸せになって自分になって家に帰ったって、そういう結論なのかな?

なんていうか、生きていくのは、ひとりだと思うんだけど。
自分として生まれ、死ぬとか、そういう意味では。

未来がお金でなんとかっていうのとも、パートナーと家に帰ろうっていうのとはまた別問題で。
なんか分裂というか飛躍している気が。

もしオリジナリティが、派遣がうーたらとかフリーターがかんたらとかを描きたい!組織内部の分裂とか裏切りとか新しくたちあげってドラマ(?)を描きたい、自分を認めて支えてくれる女の子が大事っていう恋の結末にしたい(しか見当たらないのだけど)なら、好みじゃないのかなぁ…。それとも読み取り能力不足か…。

ちゃんとプロっぽく(?)
セットや役者や証明や、などのインフラが整ってテンポの良いシーンが増えても、
壮大な現代社会の縮図を狙った(?)ストーリーが一層ファンタジー化しても
結局のところ、描かれてる主人公の心情などのストーリーが浮いてるのかなぁ。

もう滑り出し、ジンが診療所に運びこまれてくるまでの音楽が鳴ってる間はセリフが全然聞き取れなかったっていうのが致命傷だった。
寒い冬の朝に嫌々始めるマラソンの前のようなエンジンのかかり具合なのに(走り出したらアドレナリン出るんだろうけど)、舞台に出てくる人が多い!言葉が多い!とか情報量が多すぎて(どこを覚えとかなきゃいけないのか分からないから群衆の顔覚えたり)大きく引き離され、漢字の変換もままならず(途中まで“最後の借り入れ”だと思っていた)、現実離れした設定や組織の構図みたいなの理解するのにものすごい負荷がかかって、落ちこぼれたという疎外感やら、もうこんな状況や背景が意味不明でしかも何が起こってるかも分からなくてこれから2時間どうしようという思いで、リコールやらテロリストの侵入はとても大事なとこだろうに記憶喪失です。頭悪いと言われたらもう、何のもうしひらきもできませんが。結果として、後から追い上げてがんばったけど、絶望的に意味が分からなかった。
・米型の通信機といつの間にか書いた夕日、それが売れた意味とか、分からなかった
・こめしげ?が描いたでっかいバージョンと売り場のちっちゃいバージョンのつながりとかもわからなくて。みんなで共有してる分の未来と、それぞれ買う未来とのつながりも。
・コメが期限切れってどういうことなんだろう、期限はまた新しく設定すんのか
・テロリストが書き換えた欲の未来って期限切れするほうのキャンバスだっけ
塗り替えられないのか、それとも売り場でのシェアが決まった後に執筆権が決まるのか? 
・結局力が勝って?コメシゲだから?ジン描く権獲得?になったけど結局ジンが新しく描いた絵にエドは支配され続けるってことなのかな。あとから描きかえ効かないんだよね?
・で、自分探してきなところも『たむら殺しちゃったどーしよー俺ってわるもの?でも未来にかわいい女の子いるならがんばってそれ描こー』っていうのしか、分からなかったんだけど…
・なんだっけ、暗号みたいな謎?『じゃない、じて、なんとか、かんとか』未来の秘密?みたいのは解けたんでしょうか? 誰か教えてください、本気で。

あんな時間割いたセールス合戦は?(長すぎる…しかも悲しいことに唯一“見てて飽きない部分”)金で買う消費主義を批判したわけでもないのかな?に、最後に一応の、ちゃんとケリがつくというか合点がいくこともなく。
難しかったり意味深だったり、後で色んな解釈し合いに委ねられる可能性や余地はあっていいんだけど、分からないまま米やらなんやらもう中途半端な(大量の)伏線や謎のばらまき、意味深な禅問答、多くのひとのストーリーのばらまきのカオスの海で考える気力がどんどん削がれていくうちに、意味不明に無理やり終わりになったような。野田秀樹のようなものを目指しているんだろうか。そして大体、なにがいいたいのか?恋人見つけたいだけ?

キャラが全部アニメかなんかで見たような気がして(侍女や盗人三人組など)
(もしくは過去の地下空港劇の幹部で組織を裏切ろうとするやつとかしたっぱとか黒っぽいドレスに三つ編みの孤独なヒロインでも自分だけを見つめてくれるとか)
むずむず落ち着かない。

一番許せないのはあの演歌みたいなママ。ひどい、ひどすぎる、あんな典型的なのいないと思う。励ますヒロインは。女はもっと自信あってしたたかorなくてばかかどっちかに描いたら、と思う。
影絵とか枠とか演出もこれが初めての観劇ではないせいか、新鮮味もなく。(影絵、後ろ丸見えだったけど、あれはああいうものなのかな?)
白い布で溺れるのは面白かった。

衣装も広告もタイトルもキャラクターも設定も作品どうし似てて、見分けがつかない。(主にAHとフリーターのディズニーを彷彿とさせました)
それもシリーズものでまた見れてうれしいというようなカラーのたちぐあいではなく。
サビだけ少し変えて量産される歌謡曲のように感じた。

なんだろう、いつも舞台上舞台的な小劇場もの観てて、初めて観る人には新鮮なのかな。
玉青の行方

玉青の行方

地球割project

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/27 (木) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

うん、嫌いじゃない・・・
いや、
むしろ好き。

それにしてもあんな暗闇って初めて味わった。
最初の説明で『気分悪くなったら・・・』うんぬんとかなり脅されたせいで、照明が消された瞬間緊張で吐き気がした。

けれど、吐かずに済んだのは、お芝居が面白く、そちらに集中できたからだ。
うん、素晴らしい。

ネタバレBOX

いやぁ、
それにしてもほんと真っ暗。
びびるくらい真っ暗。
舞台のあちらこちらで灯がともる度にホッとする。
そしてその一点に、そして声に、息遣いに、動きに、集中する集中する集中する。

玉青。
幽閉された人って、ああいう感じなんだ。
もっとドロドロした感情持っていてもいい気がしたけど。

玉青。
昼間はちゃんと光があるのかな?
じゃないと本読めないわけだし。
そしたら芝居を暗闇にすること自体実はあまり意味がないんじゃ・・・。

玉青。
最後はハッピーエンドじゃないんだ。。。
2人で明るい外の世界に飛び出していく姿をすごく楽しみにしていたのに・・・。


玉青。

玉青。

王青。

玉青。



下から二番目の文字は『玉』じゃなく『王』で書いてみた。

なにしろ面白かった。
すごく。

それにしても
サキ役の子・・・よかった。
開演前、知り合いの顔を見て笑ってた姿が良かった。
かなり近いところで演技され、ドキドキした。

ああ、
俺ったら・・・。
黒猫

黒猫

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★


映像はとても素敵なのですが、全編で使われているため徐々にインパクトが薄れていったように思います。
基本映像は抑え目にしてポイントポイントで有効的に使った方が良かったのではないかと。

ネタバレBOX

ツタヤ、ウィルスミスなどの具体的な固有名詞が世界とマッチしていないように感じました。

豚とオートバイ

豚とオートバイ

d’Theater

タイニイアリス(東京都)

2008/12/06 (土) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

なるほど
キャスト表をみて、クラクラした。
旗揚げ公演で、こんなに出すとは…。
気が遠くなりそうだった。

途中、暗転が多くて、場面転換ばかりなので、
ちょっと、持続しないところもあったが…

最後の30分で怒濤のたたみ込み
脚本に惚れて上演にこぎ着けたというのがわかる
とても完成度の高いホン

韓国現代脚本を普通の専門学生がやる
というので、「?」と思ったのだが
これならやりたい、若いやつにやらせたくなるのもよく分かる

長いですけど、充実できました。

アキストゼネコ

アキストゼネコ

チェリーブロッサムハイスクール

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2008/12/04 (木) ~ 2008/12/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

うますご
うーむ。とうなることしきり。
うまいのう

しっかりした世界観を構築してから、戯曲を構成する手腕。
見事である。

キリスト教なしに日本の「黒ミサ」を作り上げられるやつが現れるとはおもわなかった。

ひとつ気になったのは、なぜ「17年」というスパンなんだ。
素数だからか?
その理由をきちんと示してくれたら
もっとうれしかった。

大満足。

冒険王

冒険王

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

モラトリアムはうらやましいけど(たぶん)終わりがある
芝居が進むにつれて、一人ひとりが魅力的に見えてきて、
そんな彼ら中にいたいと思わせる。
こんな感じならば、旅をするのも悪くない。
悪くないどころか、とってもうらやましい。

彼らへのうらやましさは、モラトリアムのうらやましさだ。
旅というある種の「言い訳」の中で楽しくモラトリアムな時間を過ごす人たち。
観ていて、「ああ、若いときに旅に出ればよかった」と思った。
ま、言い訳があってもなくても、どこにいても
同じと言えば同じなのだが。

同時多発的に交わされる会話の中にいると、
まるで同じ安宿のこちら側に座っているような感覚が襲う。
それは、入口に立ち挨拶する人に、
うっかりしていると「行ってらっしゃい」と
声を掛けそうになるぐらいの感覚だ。

ネタバレBOX

安宿に集まる人たちは、若くて楽しげ。
しかし、かつての仲間が婚約者と現れたり、
仲間の妻が現れたり、という現実がジワジワとやって来て、
旅の中で忘れてきたつもりの、日本に置いてきたはずの
現実がイスタンブールのこの場所まで追いかけてきて、
自覚のある者の背中をヒリヒリとさせている。

それは、イスタンブールにいなくても、
ある時期に自分も感じていたヒリヒリ感。
「後がない」という感覚。

ラストの唐突の旅立ちは、
そこからさらに逃れたいという願望ではないだろうか。
しかし、どこに行っても
彼をどこまでも現実は追いかけていくのだ。

蛇足的に少し残念だったのは、
最後に訪れるカップルはかなり汗をかいていたのだが、
そのほかの人たちに、気温を感じなっかったことだ。
『マグダラなマリア』~マリアさんのMad (Apple) Tea Party~

『マグダラなマリア』~マリアさんのMad (Apple) Tea Party~

ネルケプランニング

シアターアプル(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

丸尾末広の美術に注目
丸尾末広が美術で参加。彼の独特なイメージが確かに現れていた。
彼の漫画を読んでいる者なら、舞台の役者を二次元に脳内変換出来るハズ。

男性だけで興行する意味をイマイチ見いだせなかった。女性ではダメなのか?
男性が女装をして演じる奇妙な感じが、この演目には合っていたのは確かだが・・・

役者がノリノリで楽しんでやっていて良かった。
そういうことが、気持ちよく楽しめる第一条件だろう。

後半は準備不足。前半は完成度高い。

フユヒコ

フユヒコ

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/11/04 (火) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★

ここだけの持ち味・新しさは?
古い。話がっていうより、演技かな。
基本的なことは出来ている芝居で、
本の構成も上手く出来ている方だと思った。
でも、だからなんだ、というか
こういうガッチリ作ってくる芝居の場合は、
もう少し、テーマを掲げて突っ込んでくれた方が気分が良い。
こまつ座から引き算しただけのような。

この劇団、この演劇ならではの持ち味・新しさ、が分からなかった。

再婚熟年夫婦をたっぷりヤキモキしながら観察する芝居。
お母さん、良かったね。

鬨、唾棄すべき

鬨、唾棄すべき

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

キーはペイゲロという名のワイン
南洋に浮かぶ孤島ナンマドールでの出来事。

まず、照明が素晴らしいです。灯かりというのは使い方によっては幻想的でかつ、埃っぽさも出せるんですね。

今回の照明は赤を基調とした、ぼんやりと漂う照明の下、南の孤島の熱気、錆びた赤茶けた鉄の臭い、灼熱の太陽の温度までもが感じられると言う照明の凄さもさることながら、素晴らしかったのはキャスト全員が優秀な実力派だったことでした。

この芝居、観たのが日曜日だったこともあってUPが遅くなってしまいましたが、この作品は他の劇団の方たちに観て貰いたい作品です。

本も、良く練りこまれ、人生の縮図を観ているようでした。
第7回公演という事でしたが、若い劇団には稀にこんな秀作に出会う事もあります。

長くなりそうなので、以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

1932年、マレーシアにて犯罪結社『死の腕』によって殺された田島の妹。その亡骸を抱えて田島ハルは復習を誓う。以後、田島はマレーの虎(ハリマオ)との異名で呼ばれる。彼は報復組織『マレーの赤い虎』を結成し、打倒『死の腕』を掲げる。

孤島ナンマドールに『死の腕』の党首が潜伏している事を突き止めたハリマオはこの孤島でバーの店主になりすましていた『死の腕』の党首ダロを殺害する。復習の物語はここで終わるはずだった。

だが、ダロの妹は「兄はずっと貴方が来るのを待っていた。友人としてこのワインを一緒に飲むことを楽しみにしていた。」と言ってペイゲロワインをグラスに注ぐ。「飲んで!」と。

ここでの島民の掟はダロを殺した人物が次のダロになることだった。
ダロとは一人の呼称で本名ではない。だからハリマオは14代目のダロを殺して15代目のダロに就任したという訳だ。

島民達は主張しない、他人の過去に干渉しない、他言しない、島も出ないときてるから、悪党達が生きるのに丁度いいような環境だった事から、この孤島は悪人達の歴史を刻む吹き溜まりのような場所だった。

舞台は家族を殺された復習の為に、ターゲットを殺し、そのターゲットにも家族がいて、更に復習が復習を呼ぶ。という恨みの連鎖から開放されるまでの男の人生を描いたロマン劇。

かつて大虐殺を行った人達が見えない苦しみを抱えてこの島に死にに来ているという設定もさる事ながら、島の人達の他人を許す。という温もりや、最後にこの恨みの連鎖を断ち切る為にハリマオ自身が自害して終わりにするという心意気にも感動させられた。

人を殺めてしまった行為に対して悔やみ、そして償いたいという心の膿を上手く表現してたと思う。

そうして最後はハリマオの部下だった男パレンケが父親を殺されたナスカから、ペイゲロワインを差し出されるシーン。物語は冒頭のシーンと繋がり、ここでの隠された伏線がすっきり噛むように納得する。

色んな場面に秘密のネタは隠されており、ひじょうにレベルの高い作品です。
ハリマオが登場し全員が銃口を向けて撃とうとするシーンは壮絶なクライマックスで、ワタクシ、完全に磁場が狂ってしまい一人ワクワクドキドキ微笑んでしまったというおまけ付き!まさに樹海レベルでした。

「太陽を飲み込んで生きよ。」

そうだ!何でも飲み込んで生きよう。そう思わせてくれる作品。


・・・おまけ・・・
今回の出演者の日本軍兵桜田を演じた棟熊琢巳、素晴らしい演技です。彼ほどアロハと雪駄の似合う男は観た事ないです。一升瓶も持たせてやりたかったくらいだ。
くしゃみをする時は「へ~っくしょんチクショウ!」っつーてました。
オッサンですわね?オッサンくしゃみ!いいものをみせて貰いました。
棟熊、次回も頑張ってオッサンして欲しいです。
オッサンという呼称、君の為にあるのかも・・かも・・(^0^)ガンバレー棟熊!




黒猫

黒猫

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

好み♪
もちろん、映像作家にして映画監督でもある奥秀太郎が作・演出なので、多用される映像はほれぼれするほど刺激的で素晴らしい。ただ、そこに焦点を当てすぎてはいけない気もするなあ。

というのも、日本語の練度をもっと高めて欲しいとか、黒猫に収束しない余剰な物語が多すぎるとか、役者の演技に統一性がなさすぎるとか、じつは脚本や演出に不満も少なくなかったのだけど、結果としてはそういったことも含めて、ひとつの世界を作ることに成功していたからね。なんか、逆にその制御されていない不安定な部分が最大の魅力だったかも?
 
そしてなにより、演出家の作りたいもののイメージと、お客さんにひたすら楽しんでもらいたいと願うおもてなしの気持ちが明確に伝わってくる、とても美しい佇まいの心地よい舞台、でした。

七人は僕の恋人

七人は僕の恋人

大人計画

本多劇場(東京都)

2008/11/08 (土) ~ 2008/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★

35年後もこのままやっていってほしい
「普通に」と枕詞として書いてしまうぐらいに
普通に楽しんだ、笑った。

演じている自分たちが一番楽しんでいるように
見えているところ、
というか、楽しんでいるように
「見せて」いる(たぶん)ところが好ましい。

ネタバレBOX

デビュー35周年のズッキーとおんなじに
こんな感じでずっとやっていってほしいと思った。

ただ、ラストは、中学生コントに戻るのかと思っていたが
そうではなかったし、各コントのつながりは? 
なんて考えて観ていた自分がバカらしくなってくるぐらいの
どーでもいい感も好ましいと思ったりした。

ああ、でもズッキーの唄はちょっと長かったなあ。
もっと見る (公演終了・御来場御礼)

もっと見る (公演終了・御来場御礼)

殿様ランチ

サンモールスタジオ(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

あっけらかんと・・・
重たくないけれど胸に残る印象。
“セミドキュメンタリー”とは正にと言った感じで、大袈裟な起伏の無さが現実的。物語としての感動は薄かった。
一日反芻したけれど、未だに何を語りたかった作品なのだか掴めない。読解力不足で申し訳無い。

現実にありそうな、笑って良いんだかそしたらKYか、みたいなラインの笑いが塩梅良かった。こうゆうの好き。
でも、常連らしき観客のグループが爆笑していてちょっと興醒め。

ネタバレBOX

最期のシーン、恭一郎は声のトーンもボリュームも落として欲しかった。
喋り方が元気過ぎて今際の際の人間に思えない。小さな箱なんだから通るギリギリの声で良かったと思う。
鬨、唾棄すべき

鬨、唾棄すべき

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

キラー作でしたね。
海賊ハイジャックの定番とも言える作品形式でした。
でもスタートはゆったりとしていました。
後半はといえば、パワーにかさむパワー。騙されました。
言葉っていうのは、多く語りすぎると聞こえなくなるんですね。
最後のいくつかのシーンてそういうことですかね?

役者の顔が、はちきれる血管が、心を打ってくれました。

ありがとうございます。

ネタバレBOX

ヤマの人は次もでるんですか?
ドブネズミたちの眠り

ドブネズミたちの眠り

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2008/11/29 (土) ~ 2008/12/14 (日)公演終了

満足度★★

えっ?!
私のお目当てのチバテツさんを始め
役者の皆さんスゴクうまい。
役者のチカラは存分に味わえる。
が、全体としてどうかといわれると・・・・・・・・

ネタバレBOX

とにかくラストが弱い、弱すぎると思う。

あの理由であそこまで引っ張られたのかと
納得出来ませんでしたよ、自分は。
正直拍子抜けしてしまった。

狭い空間で緊張感のある芝居で
ラストに期待し過ぎたのか?

いや、あの着地点ではソレまでの熱演に見合わないと思う。

鬨、唾棄すべき

鬨、唾棄すべき

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/12/05 (金) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

鳥肌がたちました
舞台を見ていて久々に鳥肌が立ちました。

難解な言い回しや聞き取りづらい台詞なども多々ありましたが、それらが気になる以上に引き込まれました。

「罪の意識」、「贖罪の欲求」というものを「恨みの連鎖を断ち切る」という切り口から描く部分に脚本家の方の意地を観た気がします。

残念な部分としては、役者の方の声が枯れ気味だったところでしょうか。大きな声を出す演技が多いので大変そうですが、頑張って下さい。

ちなみにこの公演以前の作品の映像や脚本は劇場で販売したりしないのでしょうか?
次回も楽しみにさせていただきます。
頑張って下さい。

ネタバレBOX

ラストの「太陽を飲み込んで生きよ」という台詞に深い余韻を残されました。我慢する事と飲み込む事は違うものなのですね。
特異な設定でありながら、どこかしら日常に通じるものを感じるのが面白かったです。
黒猫

黒猫

TBS

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/12/03 (水) ~ 2008/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台装置に惚れぼれ
残虐な物語を、根底の残酷さを残しつつグロテスクにはしない、
そんな演出に好感が持てました。

映像とハコの使い方が巧みで、次々に変わるシーンも違和感なく、
これはおもしろいな、と。

演者さんも達者な方ばかりで、良いものを見せていただきました!

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