最新の観てきた!クチコミ一覧

178161-178180件 / 189916件中
怪談 牡丹燈籠

怪談 牡丹燈籠

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

おおー
広い舞台を感じさせないお芝居でした。
長めのお芝居だったのですが、見せ方が楽しくあきませんでした
思っていたよりも楽しめてよかったです。

トカゲを釣る-改-

トカゲを釣る-改-

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/02 (火) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

不思議な
雰囲気。
音楽や効果音にも凝っていて、楽しかった。

髪形がぁっ!!

髪形がぁっ!!

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

センスが魅力!
この公演が行なわれている劇場で観劇するのは初めてなのですが、面白いつくりの劇場だと思っていると、すぐにこの劇場を選択した理由がわかりました。舞台の使い方がセンス抜群です!いい意味で舞台の中に映像的感覚を、もっとも単純な方法でもっとも効果的に創り上げています。自分の古い知識の中では「サイケデリック」と言う言葉が思い浮かんでしまったのですが、
今の若い方の感覚ではどう思うのか分かりません。いずれにしても、視覚的にこれほど強い印象を残した演劇は、最近ではすぐには思い出せません。
観劇中はもう少し言葉の表現を豊富に使ってもいいのではないかと思いましたが、後から考えるともっとも単純な方法で舞台空間を演出している作品には、単純明快な言葉こそ最大の効果を生み出すのではないかと思い直しました。個人的には好きな感覚なのですが、困るんですよね。初めて観劇させて頂く劇団のことを何も調べずに行った自分が悪いのですが、ちゃんと「R指定台詞あり」と表記していただかないと・・・次回公演を観劇させて頂く時は、一緒に行く相手を慎重に見極めた上で連れて行くか、一人で観に行かせてもらいます。面白いけれど、ちょっとあ・ぶ・な・い劇団でした!

全身ちぎれ節

全身ちぎれ節

ピチチ5

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★

装置もおもしろいよ
最近は猫ホテでもみれない千葉雅子さんの業に深い女が見られる!

美少女Hの人気(追加公演決定しました)

美少女Hの人気(追加公演決定しました)

範宙遊泳

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/10 (日)公演終了

ありがとうございました
制作を担当(と、いいつつ本番には1ステしかおらずすみません)しております、赤羽ひろみです。

皆さん範宙遊泳『美少女Hの人気』へのご来場、本当にありがとうございました。
今まで範宙遊泳は桜美林大学の劇場を中心に活動してまいりました。今回が初の大学外での公演という事もあり、色々な意味でのドキドキを詰め込んだ公演となりました。そんな本公演にお立会いいただけ、心から嬉しく思います。

今後も範宙遊泳はウニョウニョ活動を続けます。
そう遠くないうちに、もう一度皆様とお会いできるよう準備を進めてまいります。その際はどうか、またお声かけいただけましたら本当に幸せでございます。


範宙遊泳(制作) 赤羽ひろみ

ねもと

ねもと

COLUMBA

STスポット(神奈川県)

2008/09/12 (金) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度

笑えない笑い。
フライヤーの夢の話に惹かれて、STスポットを訪れた。

石神夏希(脚本家/演出家)は、客を笑わそうとして自分が笑ってしまっている。
言ってしまえば、それに荷担している役者の仕事も、ちょっと許せない。
何も共有することはできないし、共感することもない。ごく悪い意味で。
久々に観劇を後悔した作品となった。

PPTは、大変楽しかった。
中野成樹と石神夏希の掛け合いで幾分面白みを理解できたが、
そこは絶望的に共有できないのだな、とも認識できた。

ネタバレBOX

中野成樹も指摘していたが、パーツとしていろいろなモノが出てくる。
その種のばらまきは、決してカタルシスとか収束とかを目指してはいない。
それはそれで潔いのだけど、徹底的に共感が出来ない。
中野は「逆に面白い・格好いい」的なニュアンスで評価をしていたけれど、
猫も杓子も「逆にいい」では、ちょっとなぁ、と思う。

「石神夏希のやりたいことやってる」のを満足できる人なら納得できると思う。
少なくともこの作品に説得力の欠片もなかったので、僕は好みません。
ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

サードステージ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/09/04 (木) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

なんて楽しい。
楽しい、本当に楽しい舞台でした。

舞台的な制約も受け入れさせるような演出。素敵でした。


楽しめました。

森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

同類!
まず、言いたい!
折角の字幕付きなのに、字幕の出し方が役者のセリフと合ってない。
セリフに対して、字幕が遅かったり早かったりして、チグハグなんだよね。練習不足です。


以下はネタバレBOXにて。。

ネタバレBOX


コンゴに生息する類人猿「ボノボ」を飼育する人々が一室に集まっての会話劇。

ここではサル研究者や言語学者、農学者、心理学者、観光業者が真面目に研究成果やプロジェクトの実現に向けて話し合ってる。

ボノボ同士を掛け合わせて猿を人工的に進化させて人類化しようというもの。
ネアンデルタール人やピテカントロピスは人間に進化するのに500万年かかった。我々はボルボの人類化を50年で進化させよう、というもの。

それぞれの学者は成長ホルモンに詳しかったり遺伝子操作のエキスパートだったりするから、やけに自信に満ち溢れちゃってる。

一人の学者が言うには、人間は猿が突然変異して幼児化したものだ。と説明する。
それって・・・(・・!)人間は猿以下なんじゃあ??

学者達は、ボノボ同士の掛け合わせはクローンボノボとは違うレベルとか、ジャングルの人たちは普通にボノボを食料にしてるとか、同じ種同士で殺し合いをするのは人間だけだとか、風刺的なセリフも飛び交いながら、ボノボの多夫多妻制度にまで話が及ぶ。
要はボノボのセックスは乱交型で一夫多妻制に見られるような非対等ではなく、オスもメスも対等な乱交型との説明で、だからこそ、チンパンジーに見られるような子殺しはボルボの世界ではない、という。誰の子か分からないからだ。
もしも、殺してしまった子が自分の子、という可能性も含んでいるから。という説明だ。


観光業者はこの地を猿のテーマパークにしたい。と収入面を考え、一方で心理学者は自分の5歳の息子が自閉症なのを理由に、自閉症のボノボ、つまりノックアウトボノボを作って研究したい。と言い出す。更に他の研究者達は研究費捻出の為に、多少の猿の尊厳を見逃しても観光業者の考えを受け入れ、研究費の援助を希望する。

それぞれが自らの思惑通りに要求する。要するに猿だ!(^0^)


お堅い話ばかりでなくシンデレラのかぼちゃの馬車に話が及んだり、日本の島の伝説をしたり、日本は組織を組みたがると耳が痛い話もする。



最後の場面では二人の学者が「たまにこうやって解放したくなるんだ!」と猿真似をする。



ワタクシ、この時、思いました。
もしかして・・・この学者達は本物の学者が作った、ボノボを人工的に進化させて人類化した「新型ボノボ」なのかと・・。

もしそうだとしたら、新型ボノボ学者が自分達の更なる進化の為に研究してる図、ファンタジーでしょう?(^0^)



ボノボも人間も大差ないです。
もしかしたら近い将来、新型ボノボが人間を超えます!

ファンタスティック!(^0^)

似た者同士

似た者同士

We We BeT

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめた!
観ながら思わず突っ込みをしてしまう舞台。
少し強引かな?と思うところもあったけれど、若い役者の力ある演技で気にならなかった。

衣装もあえて、リアルっぽくないものを使ったのだと思います。
配色がそれぞれのキャラクターの色を表しているのかな?たぶん(笑)

笑いで終わらせるだけじゃなくて、きちんと物語を終わらせていたのが好感触です。
まだ始めたばかりということで、期待してます。
安いのでまた行きたいですね。

怪談 牡丹燈籠

怪談 牡丹燈籠

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった
長いお芝居だったのに、それを感じさせない楽しい舞台でした。
演出も凝っていて、満足の舞台。

役者の方々それぞれの魅力がいっぱいで、そういった意味でも面白かったです。また観にいきたいですね。

顔を見ないと忘れる

顔を見ないと忘れる

演劇ユニット昼ノ月

調布市せんがわ劇場(東京都)

2008/09/10 (水) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

こまかいところが、作られていく感じ
刑務所の面会室。テレビなんかでよくみる光景。でも、それが舞台に乗ると、こんなに広い世界につながるのかと、不思議な気持ちになる。

サイトなんかに写真が載っているけど、まず、舞台美術が不思議。実際に行ってみると、木の匂いと手作り感に溢れる、なんだか暖かいセット。そして、俳優と客席が、ほとんどふれあうくらいの、狭い、緊張感漂う、熱いセット。僕らも演劇の監獄に入れられたみたいな気になる。

獄中の夫と、面会にやってくる妻の、ふたりのやりとりだけなのに、そこに見たのは、夫役の二口大学さんと、脚本・演出の鈴江俊郎さんの、火花を散らすやりとりだった。濃密な関係を、こっそり、堪能した気分。

ネタバレBOX

冒頭、ぎしぎしとやってきた二人は、おもむろにリコーダーを吹き始める。なんだなんだ? と焦っていると、吹き終わって、あたふたと定位置に移動する。この「あたふた」な瞬間から、二口さんに釘付けになった。なんというか、なめらかな佇まいに。

面会は、緊迫した雰囲気に、なりそうで、ならない。終始、ぬるい、夫と妻のなれあいの空気。でも、その底に、冷たいものがある。次第に、妻に、男の影が。夫は、焦り始めるけれど、それを、気にしないそぶり。

妻は、夫の窃盗癖を、なじる。こちらは、なんだ、窃盗だったのか、と、安心するけど、妻は、職場で、いじめられるし、息子に、説明できないしで、つらいと訴える。これで、窃盗でつかまるのは四回目。二人とも、どこかで、慣れている。「もうしない」という約束に、安心して、またやってしまうのだろうと、夫を責める。それも、そこまで緊迫はしない。というか、緊迫できないところに、悩みがあるようだ。

なれ合いの空気というのは、舞台で、よく見かける。でも、そのほとんどは、役者の甘えから生じる、自然と生まれてしまうものだ。ここでは、「抜け出せない、なれ合い」を、「あえて」作ることが要求されている。難しいことだ。しかも、妻の役の押谷裕子さんの方は、結構必死になってしまっている。それを、二口さんは、膨大なぬるさで、包み込む。と、同時に、自分の空気を、容赦ない作家の要求を越えて、するどく、作っていく。こまかいところが、目の前で、今、作られていくかんじがする。

テアトロに、戯曲が載っていて、読んでみると、この戯曲は、かなりナイーブに、象徴的なモチーフをちりばめて、詩的な伏線を、文字の上で張っている。気づかなかった。気づく必要がなかったのだろう。あらかじめ作られた細部は、その場で俳優が生み出す細部に、瞬時に上書きされる。舞台って、面白い。

役者と作家の信頼が、濃密な関係を作る。昼ノ月は、京都のユニット。長く続けるつもりだという。今作も、去年初演の再演。じっくり、残して、育てる。地に足のついた、職人のような作家と役者が、高め合うような関係を作っていくのだろう。日々、消費されて、関係が生まれるほどに作品が残らない、東京には、足をつける地がない気がして、少し、うらやましくなった。

舞台は、最後、それまでのぬるま湯を吹き飛ばす、二口さんの、哀切極まる長台詞(方言がきつくて、ほとんど分からないのに、涙が出る)のあと、それでも夫を捨てられない妻の、「顔を見ないと忘れるぞ」で終わる。昼ノ月は、京都へ帰る。東京へは、しばらく来ないみたいだ。さびしい。また来てほしい。東京の僕は、顔を見ないと、京都の人が驚くくらい、あっという間に、忘れるだろうから。
「谷間の女たち」~ 河よ、伝えておくれ、物語を~

「谷間の女たち」~ 河よ、伝えておくれ、物語を~

双の会

笹塚ファクトリー(東京都)

2008/09/06 (土) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

安定した演技力!
1973年、軍部がクーデターを起こして軍事独裁政権下となりました。その後チリが民主主義を取り戻すまでの17年間、軍部の独裁政治に反対した民衆はことごとく、拉致、監禁、逮捕され拷問を受けた挙句、殺害されたのでした。この物語は残された女たちが命懸けで立ち上がり、「男たちを帰せ!」と切実に訴えた姿を描いたものです。

以下はネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

とにかく、ひじょうに素晴らしいです!

全ての出演者の演技力は勿論のこと、女たちが撃たれるシーンの照明、形、情景、その場面は一枚の画にすっぽり入ってウフィッツ美術館あたりに展示されてるかのごとく美しい絵になります。

きっと、すべての細部に渡って計算された場面なのでしょう。


さてさて、この「双ノ会」、毎回のことですが、ワタクシの中では沢山の観劇数の中でも5本の指にきっちり入っている劇団なのです。

一人一人の演技に一分の落ち度もなく完璧に観せる、という意味に於いてひじょうに高い評価をしております。

それは・・・東京には本当に沢山の劇団がありますが、それなりに有名でも毎回の作品が、いつもいつも、これだけの実力を持って安定した演技をみせる。というのがとても難しい事だと理解しているからです。



さて、本題です。

ある日の事、拉致された男たちを待っていた女たちの下に一体の死体が川から流されて浮いているのを見つけてしまいます。
フェンテス家と村の女たちは大騒ぎになり、その死体を墓に埋めようとしますが、軍隊の追及により没収され焼かれてしまいました。

その死体の処理の仕方をめぐって、軍隊の隊長は副官のなかば強制的な態度に疑問を感じて、村の女たちの感情を逆撫でしないように人情的な配慮をしますが、かえって住民達の側に立って配慮した事がきっかけで軍隊の統制が乱れてしまいます。

そんな隊長を見かねた反対派の副官は「住民は権力でもって押さえつけておかないと、どんどん図に乗って押さえつけられなくなってしまう。いいのですか?そんな事になったら隊長、貴方の立場も悪くなるし、村を統制できないという事実も公表されてしまうのですよ。」という言葉によって気持ちがぶれてしまいますが、それをあおるように村の女たちが結束して立ち上がります。

そこへこの地を牛耳っているカストリア家の一言で、軍隊の隊長の意思は固まり、真っ向から軍隊と村の女たちは対立する事になってしまいます。

村の女たちは隊長の「大人しく家に帰ってくれ!」との説得の言葉にも耳をかさなくなってしまった経緯から隊長の心理状態はどんどん変化していきます。

この時、カストリア家の正義、軍隊の正義、村の女たちの正義がぶつかります。

ここでの正義とは・・・その立場の人達が考える正義であって、見方によってはどの正義も正しいのだと言う事が分かります。


やがて女たちは命を懸けて軍に抗議しますが、しめしのつかない軍は女たちを殺害してしまいます。


この物語のみどころは、隊長(高橋耕次郎)の住民側にたった考えから、どんどん感情が変化していくさまです。人間の底の部分にひっそりと流れている優しさや悲しみ、哀れといった感情を押し殺して役職の為に鬼になろうともがく苦しみです。


戦争が続く限り未来は犠牲にされるのは常ですが、こうやってチリの女たちは戦ってきたのですね。現在の幸せの為に。

人が人と共に生きる限り、どこかでせめぎあい、どこかで摩擦を起こしどこかに歪みが生じる。


人間とは実に愚かな生き物なのです。


「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

「マーチ!」「タマゴよ、みな鳥になれると思うな」

世界名作小劇場

サンモールスタジオ(東京都)

2008/08/14 (木) ~ 2008/08/18 (月)公演終了

満足度★★★

「マーチ!」のみ観劇
掛け合い漫才のようにテンポ良い会話や、自分の関心の有無によって態度がガラリと変わる外国人が楽しく、また、状況が昨今あっても決しておかしくはないものなので引きつけられる。
 
ただ、劇中で「ウソは良くない」と何度も主張していただけに十分に理解できるとはいえ、ブラックな結末には若干の抵抗を憶える。
 
まぁ、海外に行ったらその国の情勢や事情をよく頭に叩き込んでおかないと大変なことになりますよ、という警告・教訓としてはアレでイイのか。

服部!

服部!

風雷紡

シアターシャイン(東京都)

2008/08/13 (水) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★

どちらかと言えがA面が好み
ユニコーンの曲をタイトルにして、30代の人物を描いた作品という共通の「縛り」で4人の作家が書き下ろした短編を2編ずつA面とB面に分けての上演。それぞれ特色があるがどちらかと言えばA面の方が好み。
 
なお「観たい!」に書いた各エピソードのリンクは記憶違い。

沼田宏の場合。

沼田宏の場合。

モノヅクリズム ソラトビヨリ。

劇場MOMO(東京都)

2008/08/12 (火) ~ 2008/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

新キャストも全く違和感なく見事
初演時は少なからずアテ書きであったであろう各キャラクターなのに、演出・演技(そして改訂した脚本?)によって全く違和感なくハマっているのが見事。
自殺説が有力となったところで一旦スピードが緩み、その後、真相究明に向けてテンポ・アップするというリズムの巧みさに気付いたりもする。
さらに、ラスト前に1人ずつ名乗りをあげてハケる時の演出も、より上手くなっていたしね。

なお、16日にもう一方も観劇

ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

ドラえもん「のび太とアニマル惑星」

サードステージ

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/09/04 (木) ~ 2008/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ドラえもん!
少年時代にドラえもんを探しに行ったことがあります。
ドラえもんはごみ捨て場に落ちている!と思った自分はごみ捨て場を探し回りましたが落ちていません。あたりまえです。しかし、あきれめられない自分はごみ処理所にもぐり込み、ごみの山を探し続けました。日が暮れるまで・・・。ドラえもん、それだけで全てを受け入れてしまう、いつまでも誰からも愛されるドラえもん!しかし、観劇後の帰り道で思いました「ドラえもんはともかく、なんとかドラえもんのポケットが手に入らないものか」もう二度と、のび太にもジャイアンにもスネ夫にも戻れない寂しい年になってしまっていたのです。

森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

楽しめた
字幕付きということで、観劇がかなり制約されとしまうかと思っていたのだが、実際は、それほどではなく、かなり楽しめた。
くすっとしてしまうユーモアの中で、「さて、どちらを選ぶのだ」というテーマをじわりと突きつけられた。

ネタバレBOX

「猿と人間のどちらかを殺さなければいけないとすれば、どっちを殺すんだ」という台詞に表されているように、人間の病気を治すためという目的で人工的にノックアウトモンキーをつくりたいという意見と、人間と猿の違いは長い生物の歴史の中で、ほんの一瞬なんだ、つまり、その違いは、人種の違い程度だ、とする意見がぶつかり合う。
これは、ボノボという人間に近いといわれる猿だけのことではなく、そしてさらに動物実験という特殊なことだけではない、人の他の生物との関係についてもう一度考えてみようというメッセージではないかと思った。
怪談 牡丹燈籠

怪談 牡丹燈籠

花組芝居

あうるすぽっと(東京都)

2008/09/03 (水) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

役者の魅力
花組芝居の役者力を魅せつけるような公演だった。八代進一の女形は美しく、お茶目で面白い。匂い立つ良さがある。水下きよしの立ち役は昭和の匂いのする圧倒感。山下禎啓は大きな役ではないのに瞬間で客席を魅了する。それは、北沢洋や高荷邦彦、大井靖彦、原川浩明などにもいえる。美斉津、磯村、堀越はその力量をさらにあげ、小林大介、丸川敬之などはセンターにどうどうと立てる力と華をもつ。そして、桂憲一の見事な役作り。全体のレベルが物凄く高いので、少しでも嫌らしいことをすると目立ってしまう(のだろう)。今回も加納幸和は上手いし魅力的でダントツなのだが、花組芝居役者陣の総合力が物凄く、それはこの劇団の新時代を確実に印象づけるものだった。

Down Down Down

Down Down Down

劇団てあとろ50’

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

見比べの結果。
提案するだけでは無責任なので実行してみました。あくまで個人的な主観ですが、今回はてあとろの勝ち。
役者達は大学だと新人なんだろうけど、ある程度は経験がある人々だったんじゃないかな。芝居が達者だった。

ネタバレBOX

65分という短かさだったものの、葛藤を初めとする張り詰める類の感情をしっかり見せていました。これで90分やられたら客はかなり気疲れしたはず。あえてまた同じ路線の芝居をこの面子で観てみたい気がします。
みんなのシェンロン

みんなのシェンロン

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2008/09/04 (木) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

ここからを期待。
大学から芝居を始めた人々が多そうだったという点に関しては良かったなぁと思います。将来的に続けるかどうかは各個に任せるとして、本人なりの目標や覚悟をもうちょっと感じたかった。

ネタバレBOX

なんとか安心して見られる役者は2人くらい。全体的に粗が目立ちました。それよりも、自分が何をやっているのかよく分かっていない様に見える人が・・・。まずは自分が楽しいなら楽しそうな顔をして欲しい。

このページのQRコードです。

拡大