最新の観てきた!クチコミ一覧

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カラスカ

シアターシャイン(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

青春時代はいつの時代も・・・
観劇させて頂きました。この作品の舞台構成は素っ気無いほどの無機的でありながら、物語が進むにしたがい舞台上がのどかな田舎にしか見えなくなっていくから不思議です。のどかな田舎の気持ちのいい若者たちの青春物語と呼ぶべき作品なのですが、自分にはこの作品が全体的にきわめて詩的な作品に映りました。特にこの作品のテーマである「忘却」に関する台詞に余計な肉付けがされたものが全く無く、素朴で必要最低限な言葉が素直に観ている者の胸のうちに伝わり十二分過ぎるほど広がりをみせるので、実に詩的な作品と思えてしまいます。しかし、この作品の中のユーモア、青春時代特有の感覚が、数十年前の自分の青春時代の感覚とあまり変わっていないことに驚かされました。どうやら自分はマスコミに毒されていたようです。観客の方々は思いっきり笑われていましたが、自分にはこれがひどく懐かしいものを思い出させるので、笑うというよりも心地よく微笑ませて頂かせた感じです。ただこの作品、女性は素直に観ることが出来るでしょうが、まだ若い男性で青春時代真っ盛りの方や、まだ青春時代からそう離れていない方にとっては、自分の青春時代ならではの後で思い返すと恥ずかしい行動を思い出してしまって、観劇に素直に集中できるかどうか・・・すっかりいい年した自分の年代ならこのくすぐったさが逆に目を細めて懐かしめるんですけどね。

HERE WE ARE -テアトロフィーアがやってくる!-

HERE WE ARE -テアトロフィーアがやってくる!-

テアトロフィーア

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/24 (水) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

航空ネタ
どうせならスペイン、カナリア諸島ネタでもやってくれりゃあ、東京砂漠のかたすみで、もっとパラダイスな気持ちになったかも!(^0^)

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

本日の言葉を使わない演劇は航空ネタ。

機内の座席に並んで座った3人のパフォーマンスは見事!
バカバカしいパロディだが、真ん中に座った男が気弱だった為に両サイドの男からやりたい放題にされる。迷惑だと思っているのに「NO!」と言えない切ない表情が面白かった。


他にも短編的に芝居はあったが、ネタは古い感じがした。
ユーモラスな感覚は伝わるが、日本の劇団のネタって常に進化し続けているのに対して、この劇団のネタは数年前のネタを大切に使ってる気がした。

だから、彼らのコミカルなネタは日本ではきっと古い。



観劇後、ポストパフォーマンストークで多田淳之介氏の喋りが少なかったのが残念だった。

道化師集団テアトロフィーアは劇団を立ち上げてから今回の作品は7作目で、TV,映画にも出演し、その他客演もこなしている、とのこと。
色んな劇場で今回の作品は上演しているようで、日本のように公演一回ポッキリで次の作品という公演の仕方はしない。

要は状況に合わせて、過去の作品を満遍なく回して公演し続けているのだ。

海外の殆どはこういう風に大切にいつまでも一つの作品に拘って公演する事が多い。一方で日本は新作を短期で終了という事が多いから、日本の脚本家は自分の身を削りながら書いているんじゃあないの?と案ずると、きがきじゃないんだよね。

良い作品なら、何度も公演していいんじゃないの?と感じるのはワタクシだけなのだろうか?

それとも、日本という土壌が芸術に対してまだまだ未熟で、観客が集まらないのだろうか?



いずれにしても、劇団には頑張って欲しいのだ!



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カラスカ

シアターシャイン(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇の醍醐味
初めて観たのですが、いい作品でした。
舞台美術はいっさい無し。でも、本がいいのか、役者に表現力があるのか、演出が素晴らしいのか、テンポ良くおかしくも感動的なヒューマンドラマでした。
ストーリーに少し接点を持たせたもう1本の作品が2週間後に同じ劇場で公演するとのこと、なかなか味なまねを絶対観に行きます。

ニューデリーの恋人たち

ニューデリーの恋人たち

sunday

HEP HALL(大阪府)

2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

パフォーマンス
おもしろかったです!
#1よりもパフォーマンスの見応えがあるのでは?と、勝手に思いました。(出演していたので冷静ではないのですが。ああ。あそこに立っていたの?マジで?!などと思うとあわわわとなります)

ここがこうで面白かった!と言えません。
あれも!これも!と色んなことが押し寄せる感じです。
それが苦手な方は苦手かもしれません。
私もテキストにならない情報がばばーっと押し寄せてくるお芝居は、苦手なのですが、楽しめました。だから大丈夫かもしれません。(はっきりしないなぁ)

見終わった今は、チラシを手にじっくり恋について考えたいなと思っています

ネタバレBOX

途中、椅子がふわわ〜っと遊泳する場面で、涙がでそうになりました。
新装 四谷怪談

新装 四谷怪談

第七劇場

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2008/09/27 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

ボクの勉強不足でした
四谷怪談ってこんな話だっけ?
と戸惑う自分に反省…

一口に「四谷怪談」と言っても
いくつかのバリエーションがあるんですね

勉強になりました
 

ネタバレBOX

80分余りの限られた上演時間で
上手くまとまっていたと思います

ただ
パンフレットの

“あの名作が、艶やかで美しい
 劇空間とダンスで生まれ変わる”

という文句から想像していたものとは
大きくかけ離れていました

驚くような演出を期待していたのですが
淡々と…といった感じでしょうか

ボクの場合
もう一度この公演を観るとなると
少々辛い思いをすることになりそうです

どうやら縁がなかった…かな

壁一枚の向こう側

壁一枚の向こう側

village80%

ぽんプラザホール(福岡県)

2008/09/27 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

出だしつらかった
私の最もきらいなタイプの男女が出てきて
いらいらいらいら

なんかそのいらいらが・・・・そわそわになって・・・わくわく・・・ええ??おおお~~!!!

って感じの舞台でした(^^)なんのこっちゃ

ネタバレBOX

説明できないおもしろさ
STAR MAN

STAR MAN

KAKUTA

青山円形劇場(東京都)

2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

王道作品
 

ネタバレBOX

青山円形劇場に豪華に作られた美術セットは客席にいながらも舞台の中で見ているような気分にさせられる。夏の山中のバンガローでの5年間の話。悲劇の終幕に向かっていく術を時間軸を交互させながら見せる手法は今までもあった常道手段。今回は、夏の夜の夢のような若い二組のカップルをサイドストーリーにして話が展開するのだが、この4人がとても面白い。桑原裕子の最高傑作ではないが、安心して誰もが楽しめる作品になっている。そして、KAKUTAの役者陣がとても安定した演技を見せるのである。
 
リメイク~BREAK OR REMAKE~

リメイク~BREAK OR REMAKE~

ZIPANGU Stage

シアターサンモール(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

どこかでこっそり号泣したい
舞台はとっても非現実な世界なようだけど、現実ですよね。もう、あの環境といい、親の勝手さ、娘の優しさ、おばあちゃんの家族的位置とか、、、多国籍の人たち…。良かったなぁ。28日までやっているのでお勧めですよ。

ネタバレBOX

お客さまの平均年齢は高いですよね。初めてのジパングステージだったのですが、雰囲気的と言うか分野に分けるとすれば、ふるきゃら的かな?と思いました。
また、日本語と外国語が混ざり通訳がいて、というのがいいですよね。
客演の古川健さんが好演していましたね!!強さと優しさと、、、しかもあの髪型!!面白かった。
ただ、音響がバランスとかきっかけとか最悪だったのが残念。
同じシアターサンモールで観たヤンキーでは良かったから会場のせいじゃないですね。
4x1h Play #0

4x1h Play #0

4x1h project

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/09/20 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

濃縮な2本
1部「ひとさまにみせるもんじゃない」

柿の中屋敷さんの脚本ですが、柿のお芝居に見えてしまう‥
あれだけクセがあると、多少の演出では超えられないのかな

でも、ポーズ=役柄 という約束の中で、演者さんが入れ替わる
スタイルはなかなか楽しませていただきました。
エンディングの作り方がきれいだなぁって感じました。

2部「いそうろう」

「ひとさまに~」の後だけに、動から静に切り替わった違和感で
出だし少々退屈に感じてしまいましたが、中盤持ち直しました。
舞台で泣ける役者さんってホントにすごいと思う。


リーディングで選ばれただけあって、2作品ともとにかく台詞の
量が多いというのが印象。聴き心地の良い作品でした。

皇帝ガリレオ

皇帝ガリレオ

劇団ING進行形

池袋小劇場(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

【初日】
お疲れ様でしたm(__)m

思っていた通り【濃厚】な世界観でした。
渾身の作品と言うだけのことはある。


オープニングから一気に舞台の世界へと引き込まれました。

ダンスは個人的に満足のいくモノでした。(前回とはまた違った色、固さと柔らかさが存在している)


シンプルな舞台(大道具なし)でよくあれだけのものを現せるなと毎回感心します。

そこには【言葉】の道しるべがしっかりとあるからこそ成り立つ手法なんでしょうね。


だからこそ、一言でも【聞き逃せ】ばアウトになってしまう。
そこがこの劇団の醍醐味でもあるし、また難点な部分でもある。


噛めば噛むほど伝わる彼らの作品をこれからも応援してます。


あと四回、もっともっと良くなるよう、期待してます!

崩響

崩響

We We BeT

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

こうなったか
前回のコメディから打って変わって、ですね!
シリアスとは言っても笑いの部分がいくつもあった。
もう少し笑わせに行っても良いのにと思うのはたぶん私がコメディ好きなだけですけれど。
いろいろ引き出しはあるみたいだから、今後も期待!

ネタバレBOX

ネタバレほどではないですけれど、ラスト辺りは良い意味で予想外!
ふぅ。
まさかね。油断してました。
崩響

崩響

We We BeT

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほど
駅から近く、迷わず行けました。

開園時に少しもたついたが、それは初日の愛嬌という感じ。
内容は至って普通、の様に見せかけて色々複線を仕掛けている。
あとから、そういえばそうだった。と思わせる運びは良かったですね。

役者も若い人たちだったけれど、感じさせないものでした。

劇場にもうすこしタッパがあればよかったかな。
こことは関係ないですけれど^^;

ゆすり

ゆすり

アル☆カンパニー

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2008/09/23 (火) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

びっくり!!
芸達者な3人の芝居を楽しみに行ったんだが、なんと、ものすごいクオリティの脚本!! 75分という短さでここまで内容の濃いものができようとは…、脱帽。最近多作で多作で大丈夫なのか? と思う豪ちゃんだが、こりゃやられました。
平田満の人はよさそうなんだが、なんとなく嘘くさく、いんちきくさいというのが、とても芝居の中でキーになっている

となりのおうちは「柏木さん」。/ジョイフル24へGO!!

となりのおうちは「柏木さん」。/ジョイフル24へGO!!

コメディユニット磯川家

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2008/09/23 (火) ~ 2008/09/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高でした♪♪♪
もう本っ当ぅに笑った☆☆
お話が複雑で途中わからんくなっちゃったけど、でもそれがまた面白くて!!
ほんとおなか一っ杯っ♪超幸せです!!!

次のジョイフル24へGOっ!!もめちゃめちゃ楽しみ♪♪

トライアンフ

トライアンフ

KKP

大野城まどかぴあ(福岡県)

2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかった♪
さすが小林賢太郎、アイデアといい派手なパフォーマンスといい
十分にペイするだけの舞台だった。

ネタバレBOX

でも消化不良。 マジシャンのYUSHIさんがもう一歩だな~
アイデアとしてはよかったんだけど、マジックネタがあまりたいしたことがなかった。
期待しすぎたのもよくなかったのかな。
ま、そういうときもあるのです。
THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~

THE WINDS OF GOD~零のかなたへ~

エグゼ

西鉄ホール(福岡県)

2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり良かった
行ってよかった、躊躇してたけど。
毎年再演とはいえ、風化させてはならない真実。
それを笑いのシュガーでくるんで見せてくれる。
満席ではなかったけど、若い人もたくさんいて、
やっぱり涙涙・・・死んでいく若者よりその母親に
思いが至るのは私が女だからだろうな~

シャープさんフラットさん

シャープさんフラットさん

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

シャープなギザギザ・ブラックチーム
こまごめとなりさんのレビューに「最近、作り手の苦悩を見せる作品に触れる機会が多い気がする」とある。僕も同感だ。「作り手」の苦悩の多くは、「作り手」に向けて、苦悩を訴えるもの。「作り手」という人たちが、それだけたくさんいるということだろう。「作り手」たちの内で閉じた、不健全な市場だと思う。

だから、満員の本多劇場で、ナイロンの芝居を観ていると、観客の多さに、安心する。この作品も、「作り手の苦悩」を描きながら、きちんと、僕ら、観るものに向けて、作られている。2バージョン同時公演なんていう、観客に負担を強いる公演も、喜んで受け止める、作り手ではない、観客という人たちも、たくさんいるのだ。

ネタバレBOX

自伝が、2バージョンあるという時点で、まず、ギャグだと思う。僕らは、このことを通じて、この作品が虚構であるということを教えられ、好きなように観る自由を、与えられる。

主人公は、逃げた座付き作家の辻煙だけれど、物語は、彼が逃げ込んだ先のサナトリウムに暮らす人々、それぞれの抱える物語を、同時に、描く。要約不可能なほどに、拡散していく物語が、2バージョン、用意されることになる。

ブラックチームからは、波のある舞台、という印象を受けた。安定しない。時に、ついていけないほどに拡散したり、ある場面が観客を置いて、どんどん深く潜っていったりする。でも、反面、時に、異様な盛り上がりも見せる。

それは、チーム編成によるものだと感じられる。つまり、バランスの悪さは、あらかじめ、意図されているのだろう。主要なキャストがナイロンメンバーで占められたホワイトチームに比べ、ギザギザの度合いが違う。物語においても、劇中の悲劇が、各人に分散されていたホワイトチームとは違い、ブラックでは、より、辻煙を演じる、大倉孝二に向かって、一方的に、突き刺さって行くように出来ている。

ただでさえ、身長が異様に高い大倉は、その存在感から、どこか、孤高の人であり、バランスとは無縁の雰囲気を持っている。でも彼はまた、迷子の子犬みたいなオーラを出していて、だから、彼の演じる辻煙は、非常に尖っていて、感情移入を拒むけれど、放っておけない。

ブラックチームを観る僕は、この大倉との、距離の取り方が、うまくいかない。こちらの意図を無視して、大倉は、どんどん入り込んできたかと思うと、また、ずっと遠くにいってしまう。自身を襲う、色々な悲劇との距離の取り方に苦悩する大倉の姿が、だから、より、切なくて、気がつくと、泣きながら、笑わずにはいられないのだった。

してみれば、「クリエーターの苦悩」という言葉は、入り口であって、出口は、そこにはない気がする。そのような、射程の広さを、この作品は持っていて、だから、観終わったあと、ずっと、もやもやと、舞台の隅で、人々の暮らしを傍観する、大倉の佇まいが、胸に住み着いて、離れずにいるのだろうと、思う。
秀山祭九月大歌舞伎

秀山祭九月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2008/09/02 (火) ~ 2008/09/26 (金)公演終了

吉衛門さんの・・・
盛綱陣屋を幕見で。

とびきり不幸な旅行店

とびきり不幸な旅行店

東京ハートブレイカーズ

ザ・ポケット(東京都)

2008/09/23 (火) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

物語が
良いです。ファインベリー中島新さんの作品はまえから注目してたのですが未見でした。気に入りました。ハートブレーカーズは初見なのですが演奏する俳優さんたちの表情が魅力ですね。演技してる時とはまた違った楽しそうな、でも真剣なお顔がみれます。

髪形がぁっ!!

髪形がぁっ!!

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

小ネタの嵐
次から次へと小ネタが繰り出された。客にも比較的受けていたが、ドーンとした芝居の好きなオイはノッていけなかった。それと、あれだけやるなら役者ももっと体力つけないと…と気にならずにはいられなかった。

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