
東京ノーヴイ・レパートリーシアター
TOKYO NOVYI・ART
東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)
2008/12/18 (木) ~ 2009/05/30 (土)公演終了
満足度★★★★
ハムレット
壮大なメッセージを伝えようとする制作側の意欲と、レパートリーシステムの醍醐味を感じることができました。ハムレットがいう「この世の関節がはずれてしまった」(福田訳)のを元に戻そうとするようなエネルギー。このエネルギーが舞台に発散されるようになったら、観る者の人生に大きな影響を与えるすごい演目になるだろう。、まだできたてほやほやの新作なので、まだ今は試行錯誤するプロセスだと思うけど、これからどんどんいい方向へ変化していく作品であると期待。このような大作を予感させる演目の制作過程をみられるのも、この劇団の特徴のひとつであり、面白い。鑑賞側は、単に俳優によって演じられる役にフォーカスするだけではなく、役を演じている俳優そのものにフォーカスするからだ。「ハムレット」を演じる俳優とともにハムレットを探求しながら、自分の人生と投影させていく。今までの成熟した当劇団の演目を見るよりも、あ、これがレパートリーシステムなんだなという感じが妙に落ちて、俳優との距離が縮まる、そんな気が少しした。期待も含めて4つ星。

ライトフレア
少年王者舘
七ツ寺共同スタジオ(愛知県)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/26 (月)公演終了
満足度★★★
摩訶不思議
いやはや
何と表現していいのやら…
摩訶不思議な舞台でした
非現実的な人(?)と現世に生きるの者との
まったく噛み合わない世界
誰かが見た夢物語なのか
はたまた妄想か
観ているこっちも夢の中のような
飲みすぎて思考回路が故障しちゃったような…
そのまんま
気が付いたら幕が下りてた感じです

忘れ雪
宝塚歌劇団
【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/29 (木)公演終了
満足度★★★
原作がよくないと思う。
ミュージカルシーンの演出と音楽・歌はよかった。
前半、桜木が深雪のことを思い出せないのは、いかなる理由によるものなのか問いただしたいが、きっと原作が悪いのだろう。後半の「男たちの挽歌・最終章」みたいな展開は好きだけど。
小犬の出来がいまいちよくないのが惜しい。

即興
川崎市アートセンター
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2009/01/24 (土) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★
照明も即興!
照明とかの関係などもあるから
即興とは言え、ある程度構成は事前に決めてあると思って観ていた。
しかし、アフタートークを聞いていたら
最初の出てくるところしか決めず、本当にダンス・演奏ともに全編即興!
照明も即興でやっているらしい。その点には驚かされた。
でも、やっぱりダンスはどうも苦手かな...
確かに凄い動き、演奏だったが、自分の中でどう受けとめていいのか
よく分からない。
今回も30分区切り、生演奏でなければ集中力が続かなかったと思う。
公演は
第1部30分くらい 休憩10分 第2部30分くらい
終演後 アフタートーク30分くらいという構成。
会場は普段の客席は使わず、舞台上にパイプイスを並べて
ステージを囲むように座席を作ってあった。

西成の★虎!!
ネコ脱出
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかったです
ストーリーの展開、役者のテンポ、セリフ回しがよくて時間を感じさせないお芝居でした。感涙する場面でしっかり泣かせていただき、笑う場面では存分に「わはは」とわらわせていただきました。
劇場の独特の構造を利用した演出も盛りだくさんで、後ろのほうで観劇していた私でも十分に楽しむことが出来ました。

天の空一つに見える
髙山植物園
アトリエ春風舎(東京都)
2009/01/23 (金) ~ 2009/02/01 (日)公演終了

s.e (エス・イー)
座”K2T3
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/24 (土)公演終了
満足度★★★
いろんなse
4話のオムニバスに共通しているのが「se」と「別れ」「再会」
共通テーマがしっかりしていたのでとても観やすかった。
時に振り返りながら次へ進もうとする女性達。
まとまりのある芝居だったと思います。

リチャード三世
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2009/01/19 (月) ~ 2009/02/01 (日)公演終了
満足度★★★
前半いまいち後半面白い
ベテラン組のセリフ回しは音楽的でたっぷり酔わせてくれるのだけれど、古田氏は声はいいのに語尾が不明瞭だし、あまり酔えない。だから会話中心の前半がいまいちに感じたのかも。
二幕の銀粉蝶・三田・久世のやりとりは鳥肌モノだった。古田氏も彼女たちのように会話で魅了させてくれたら満足できたのにと思う。
ラストはいかにも新感線な盛り上がりでよかった。

s.e (エス・イー)
座”K2T3
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/24 (土)公演終了
満足度★★★
大人の舞台
オムニバスなんだけど共通のテーマがあり、笑いもあるけど最後はしんみりと振り返ってみたり。大人が大人のために創った舞台でした。
役者さんの芸達者ぶり、舞台のシンプルなんだけど穴のない感じ、完成度の高さを感じました。

あひ
多少婦人
OFF・OFFシアター(東京都)
2009/01/21 (水) ~ 2009/01/25 (日)公演終了

西成の★虎!!
ネコ脱出
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★★
ありがとう。
これがキーでしょ。
今回もパラダイスなうねりあり、笑いあり、涙ありーの、終わってみれば、楽しい舞台!(^0^)
以下はネタばれBOXにて。。

鉄人28号
梅田芸術劇場
天王洲 銀河劇場(東京都)
2009/01/10 (土) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★★
押井守による押井守のための鉄人28号
良くも悪くも押井ワールドが炸裂していた。
それほど多くの押井作品を観ていない私から見ても、多くの「押井守」が舞台に溢れていることを確認できるほど押井ワールドが炸裂していたと言える。そういう意味では、いつもの自分を押し通した凄い人だ、とも言える。
もちろん、大もととなる設定自体が、「別の昭和史」というところが押井節で、組織や時代から「外れてしまった者」たちの哀歌という、実写やアニメと同じの印象だ。そこは面白い素材だと思うのだが。
レビューと称する舞台なのだが、肝心の歌も歌詞がイマイチ聞き取れない。リフレインが少ないからだけでなく、台詞のように内容を込めているからだろう。
とても大切な役の南果歩は、台詞のところはさすがと思ったが、歌が下手だった。ただ、曲はとてもいい。
舞台は拡散するだけでまとまりがなく(まるでサブストーリーの第二弾を作るつもりのような「えーっどうなったの?」が散りばめられているだけ)、一部の押井ファンと押井自らのためだけにつくったものとしか思えない代物であったと言わざるを得ない。
ただし、上演時間も長くなく、変な雰囲気のまま進む舞台は、「あれっ? 思ってたよりも面白かったかも」という感想もあった。
押井守の舞台はたぶんこれで最後だろう。だから「アレ見たよ」とほんの少しだけ自慢できる舞台であったとも言える。
で、結構楽しんだのだ。

伝記
サンプル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/01/15 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了
満足度★★
評価先行な気が・・・
観劇してきました。
勿論完成度は高いのですが、どうも「そこまでか?」と感じてしまいます。
カロリーの消費以降遠ざかっていたのですが、久しぶりに観てやはり同じことを感じました。
セリフがなんだか魂を感じない。
上滑りのセリフの応酬な気がしてしまい、
勿論面白くなくはないのですが、こんだけの評価の高さと岸田戯曲賞ノミネートという時期だからこそ言わせていただきます。

s.e (エス・イー)
座”K2T3
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/01/23 (金) ~ 2009/01/24 (土)公演終了

"INDEPENDENT"in 仙台
office-over
仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター(宮城県)
2009/01/22 (木) ~ 2009/01/24 (土)公演終了
満足度★★★★★
バラエティ豊かなラインナップ
菅原みちやさんの作品目当てで行ったのですが、他のお二人も素晴らしかったです。見応えがあって満足しました。とてもいい気分で帰ってきました。

神神の微笑
4RUDE
シアターX(東京都)
2009/01/21 (水) ~ 2009/01/23 (金)公演終了
満足度★★★
凄い!綺麗!…なんですが
役者さんは身体を気持ち悪いくらいに使って(誉めてます)肉体のコントロールが徹底している。
表情にも惚れ惚れするものがある。
それだけに…やっぱり台詞がほしいと思ってしまった。
こういう手法ということは理解しているのだけど、欲求が…。
この表情、この動きに台詞がついたらどうなってしまうんだろうという期待が…。

パイパー
NODA・MAP
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了
満足度★★★★
面白いのはわかってる
野田地図にはそれ以上のものを求めてしまう。
今回パンチがあまり効いてないような、物足りないような気がした。
それこそロープの暴力とか、THE BEEの直接的すぎる人間性とか、
野田にはそういったものを期待している自分がいる。
今回はそれが足りなかった。

君の心臓の鼓動が聞こえる場所
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2008/11/29 (土) ~ 2008/12/25 (木)公演終了
満足度★★
期待が大きかった分、肩透かし気味
事前に「終盤は大泣きだった」的な情報を目にしていたものの、キャラメルとしてはごくフツーの出来で、泣くとか涙を流すなどとはほど遠く、ホロリの手前が1回あった程度。その意味では期待が大きかった分、肩透かしに終わった感じ?
序盤でいぶきが母に電話するのが素振りだというのは見え見えで、それゆえ実は母が亡くなったのを隠しているのかと思いきや、おじいちゃんの姿が見えるということでもう1つの展開が浮かび、結局そうではなかったものの当たらずとも遠からずと、容易に読めたのもネックか?

AchiTION!WS
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
しもきた空間リバティ(東京都)
2008/12/19 (金) ~ 2008/12/21 (日)公演終了
満足度★★★
スタイルが斬新
07年2月上演作品に続くオムニバスで、どっかんどっかん笑わせるタイプではないが、「クスクス」「ニヤニヤ」「プッ」などと笑わせられてしまうユルめのコメディ。プロローグとエピローグに挟まれた短編たち全体で1つの大きな流れを作るというスタイルが斬新。
中では「世にも奇妙な物語」を想起させる不条理系シニカルコメディの「青池光芳大会」が特に気に入る。
しかし土曜のマチネとソワレが同一パターン(よって金曜と日曜がもう一方のパターン)というのはいかがなものか?

Speak of the Devil DJANGOⅢ
劇団S.W.A.T!
「劇」小劇場(東京都)
2008/12/17 (水) ~ 2008/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
完結編にふさわしく満足
基本的にはコメディタッチ(どころか時として大笑い系?)ながら終盤では悪魔であるジャンゴが契約者を救うことになるという基本路線を踏襲しつつ新キャラも登場させ、さらに天使と悪魔の関係やジャンゴ配下の小悪魔たちの過去も語るのはいかにも完結編。
より強力な敵の出現によりライバル…いやむしろカタキ役と力を合わせるという展開はシリーズ3作目(あるいは完結編)としてオーソドックスではあれ、王道でもあるワケでこれも完結編にふさわしくて満足。
また、そこに至る前、いわばシリーズのゲスト主役的ポジションである次女が「ワタシはどうなってもいいから姉と妹を助けて!」と願った時にジャンゴが嬉しそうに「契約変更、受け入れた」(ともに大意にて言い回しは違うかも)と言うところはお約束とはいえ、イイんだなぁ。(ホロリ…)