最新の観てきた!クチコミ一覧

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誰

掘出者

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

前回・前々回とはちょっと違う・・・?
前作「ハート」が傑作だったので期待して見に行ってきました。
まず、今回は舞台が寂しかったな。。。

今回のチラシも凄くセンス良いし、前回・前々回の舞台の美しさにすっかりやられた人間としては、今回の普通のフローリングの床に学校で使うようなの机とイスがあるだけの現実的で味気ない舞台がちょっと残念。

内容はやはり掘出者さんらしい、丁寧な言葉のやり取りと繊細な感情の表現で大好き。

でも、何故か普通の舞台に見えてしまい残念でした。
前作は演出も素晴らしくてほれ込んでしまったのに。。。
今回は演出としてはストレートで普通ですよね。

飾り気のない舞台と普通のお芝居からだと、やはりせっかく持っている良いものが生きてこない気がしてしまいました。

ブ、ブルー

ブ、ブルー

川崎市アートセンター

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ダンスでも文学でも演劇でもない
育世と日出男の物語。普段雑誌なんて読まないのに、思わずCoyoteを買ってしまった。で、小説読み終わったらさっそく持て余している。

L・I・V・E vol.2

L・I・V・E vol.2

エムキチビート

神楽坂セッションハウス(東京都)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

原爆
素舞台に素役者は寂しく感じました。
しかし、だからこそ、なのか、原爆は面白かったです。なにもやってない筈なのに……

ALTAR BOYZ:アルターボーイズ

ALTAR BOYZ:アルターボーイズ

ニッポン放送

新宿FACE(東京都)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

ミュージカルでは、あらず
「ヘドウィグ~」と」同じ劇場?ライブハウス?プロレス会場?で、
上演されていただけあって、同じようなスタイルの構成。
ミュージカルというよりも、ライブです。
客層も女性が殆どなのはミュージカルと同じだけど、
少し様相が違う・・・ジャニとも違うようで、あれは誰のファンなんだろう?

宗教がベースになっている作品であるので、
無宗派な僕には、今三つチンプンカンプン。
その上、四季上がりの良知がいるにもかかわらず、
(彼は、マンマミーアで何度も見たなぁ)台詞というか歌詞が
良く聞き取れず、どうも内容がわからない。
それでも、リピータらしい女性陣達が、なぜかギャハハと
内輪ネタなのか笑って楽しんでいるので、
これはこれでアリなんだろうか・・・?

ミュージカル界のアンサンブルを背負っている若い男の子達が、
一生懸命、歌って踊って。
それはそれで、元気ハツラツ、汗がキラキラと光り、
とっても清清しい雰囲気はあります。
韓流風なルックスの、植本って子の踊りは特に目を惹きます。

僕は付き合いで見に行きましたが、
特にお目当ての男の子がいなければ、
このチケット代は、近所の紀伊国屋ホールにでも回したほうが、
いいかもしれませんね。

ネタバレBOX

ポスターは、男の子達が肌を露なポーズですが、
劇中では、決して服を脱ぎません。
銀河鉄道の夜

銀河鉄道の夜

TOKYO NOVYI・ART

東京ノーヴイ・レパートリーシアター(東京都)

2008/12/21 (日) ~ 2009/05/10 (日)公演終了

満足度★★

みた。
空間は嫌いじゃないけど、少年と語りは???・・・zzz

流れる生活

流れる生活

ワワフラミンゴ

bar & lounge "greenz"(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

みた。
こんな心地のいい芝居初めてです。すてきです。とっても。

汝、隣人に声をかけよ

汝、隣人に声をかけよ

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

悪くは無い。
コマツ企画の劇団員の男性3人、こまつさん、流石の演技。
物語自体は、実験的すぎたように思う。スクリーンの必要性が見えてこなかった。
ラストシーンが印象的。

俺の宇宙船、

俺の宇宙船、

五反田団

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

以前観た五反田団とは
大分違うものにも思えたが、飽きずに楽しめた。

誰

掘出者

サンモールスタジオ(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄かったです
最初劇場に入って舞台を見たとき机と椅子が置いてあり、照明と劇場に流れている音楽で不思議な空間をかもし出していました。どんな公演になるのか?期待が高まりました。

ネタバレBOX

話は登場人物が精神的に不安定な人ばかりしか出てこなく、びっくりしました。こんな公演は初めて観ました。
誰がいつ精神的に爆発するのか?そしてどんな事をしてしまうのか?公演中ずっと緊張感があり凄かったです。
キダが秘密を知られてしまいツルを追いかけるシーンは、キダの切羽詰まった感じが事件を起こしそうで怖かったのですが不謹慎にも笑ってしまいました。そしてミワがコートを脱がされるシーンもおもしろく笑ってしまいました。
あと守衛さんとツルの会話もシーンも守衛さんがかなり危なそうで怖かったのですが、不謹慎にも笑ってしまいました。
でも今後今回の公演の登場人物のような人が増えてきそうな気がするので、不安になりました。そんな人が出てこない社会になって欲しいです。
役者さんは皆さんとても素晴らしく、精神的に不安定な人々を好演していたと思います。
特にキダ・ミワ役の役者さんが良かったです。(キダの切羽詰まった顔が最高でした。不謹慎ですが・・・。)
最後のシーンは人とのかかわり方やつながりなど、いろいろことを考えさせられました。
傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★

花組芝居の堀越さんの回
終始惜しいと感じる瞬間ばかり。もう一捻りと銀河鉄道の夜に沿った部分が欲しかった。正直、わかりにくい作品としか言いようがない。

パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★★

人間の証明
テーマ的には面白いです。
演出はまぁそこそこ。
当然役者さんはガンバっています。
主役二人が終盤手をつないで言葉を紡ぐ場面などは迫力を感じました。

ただ、ちょっとありきたりかな、という印象と
野田氏の中の何かにブレがあるのかな、という感触をもちました。
なんで最期に待っている人が帰ってきたのかな?

ブ、ブルー

ブ、ブルー

川崎市アートセンター

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

「×(かける)」の効果。
コラボレーションとは聞こえはよいが、なかなかに胡散臭い。
ダンス×文学という今回の企画にしてみても、同じこと。
多少の疑いを持ちつつ、2人の爆発力に賭けて、新百合ヶ丘に足を運んだ。

正直、ダンス嫌いの私が圧倒された。
『ブ、ブルー』という言葉から、生まれた物語とダンス。
そこに圧倒的な早さで『ブ、ブルー』という物が構築されていく。
ダンスとも文学とも言い難く、まさに「×」の効果が見えたように思う。

たった2回の公演であったことがもったいない。
こういったコラボレーションならば、いつでも歓迎である。

ネタバレBOX

花火を使っての圧倒的なスタートから爆発的なダンス。
静と動を繰り返しながら、朗読と絡み合いながら、世界が構築される。

それにしても、古川日出男が踊るとは思わなかった。
これも、「×」の効果か。
傑作

傑作

世田谷シルク

ART THEATER かもめ座(東京都)

2009/02/14 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

憧れまでの距離。
小さい劇場でしたが、奥行きのある舞台には「遠さ」があって素敵でした。

その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

誰かの英断。
宮崎あおいを小劇場で観られる。それだけでも価値を見出すことは可能だ。
大河ドラマ後第1作に、まさか小劇場でやることになるとは。
そのような驚きを引き出せただけで、この企画は成功したも同じだ。
そんな3人芝居を、雑音を気にせずにまっすぐに見つめてみた。

吉本菜穂子・六角精児という気鋭を起用したのは、正解である。
おかげで、舞台慣れしていない宮崎あおいがのびのびと遊べている。
線の細い感は否めないが、円形劇場では、さほどマイナス要素でもない。

そして、何となく成功しちゃっている福原充則。
3人それぞれ複数役で遊ばせることで、3人の魅力を引き出している。
あまりにもライトで投げっぱなし感があるのも、福原の魅力。
やりたいことはやれていたのではないか、とは思うのだ。
1時間40分で逃げ切れれば、傑作であったろう。

誰の英断か分からないが、円形劇場を選んだのは正しい。
身の丈という意味において、小劇場を選んだことが正解だった作品である。

ネタバレBOX

某紙で、役の入れ替わりがわかりにくいという指摘があったと伝聞で聞いた。
(確認が取れ次第、この部分は修正します)
これでわかりにくいのであれば、もう少し目と耳を頭を使ってほしいものだ。
真夜中の桃

真夜中の桃

イマカラメガネ

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/11 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

ここで終わりなの?
最初劇場に入って舞台を見たときセットが丁寧に作ってあり、部屋の雰囲気が出ていて良かったです。

ネタバレBOX

話はルームシェアしている人々の日常がのほほんとした感じで表現されていて良かったのですが、後半の現実から夢の話になる所が判りにくく少し戸惑いました。もっと判りやすくなる工夫が欲しかったです。(陽子が眠くなる仕草をするなど)
そして最後はここで終わりなの?という所で終わり途中半端な感じがしました。もう少し続きが観たかったです。
でも明穂の陽子の幸せはうれしいんだけど、自分から離れて行ってしまう寂しさで泣いてしまうシーンは良かったです。人の気持ちは複雑だなぁと思いました。
登場人物は、谷口明穂と三石亮太が良かったです。
役者さんは皆さん良かったです。
特に亮太役の役者さんが良かったです。
亮太を中心にした番外編みたいな話を観てみたいと思いました。
続々オールド・バンチ~カルメン戦場に帰る~

続々オールド・バンチ~カルメン戦場に帰る~

流山児★事務所

本多劇場(東京都)

2009/02/08 (日) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

最後まで大暴れ!!
観劇させて頂きました。いつもでしたら、作品の簡単なあらすじなどをご紹介するのですが、「伝説」のファイナルだそうなので、やめておきます。ただ、この日の千秋楽の舞台上の光景は、演劇界の重鎮たちの舞台と堅苦しく呼ぶよりも、「演劇界の歴代の番長たちが、舞台上で大暴れ!」と言いたくなるような光景が次々と繰り広げられていました!
どこまでも続く「面白さ!」と「楽しさ!」が、終演どころか帰宅中の自分の頭の中にまで依然終わることなく繰り広げられていました!このようなことが起こるのならば、若い役者さんたちが奮起してさっさと引導を渡しておいた方が良かったのではないでしょうか?劇場の舞台上は、ほんの隙間もなく今だ歴代の番長たちの縄張りみたいです!舞台上で次々と展開される光景に、観ている者はもはや何一つ注文することはありませんでした!舞台上で大暴れしている歴代の番長たちに、どこまでも付いていくのみでした!どこまでもどこまでも続く舞台上に対して、ただ「楽しむ用意」をしていればいいだけの、最終公演でした!また、この日観劇させていただいた自分の席の隣の方は、出演されている方の元生徒さんだったそうですが、公演時間内をおおいに「笑い」そして絶えず「涙を流され」ていらっしゃられました。世の中には羨ましくなるほど、全ての者に愛される方々がいらっしゃられることを実感してしまいました!こんな人生を送られる方々は幸せです。それも、まだまだ愛され続けるのですから幸せ過ぎます!今回の作品の評価については、自分の場合は本作品がどのようにいい作品かそれとも悪い点があるのか、といった点からは一切観劇させて頂いておりません。開演から終演まで、ただただ歴代の番長たちの後を付き従っていたのみです!そのような意味での星の評価です!終演後の舞台挨拶では「さようならは言いません。また会いましょう!」とのことでしたが、ぜひともまたお会いしたいので、自分もまた「また会いたいです!」と言うのみです!ただ、この日の終演後の様子では完全燃焼したようには観えず、むしろかえって役者魂に火がついてしまったようにも観えてしまいました!あと一ヵ月後ぐらいには「今の若い連中にはまだ任せてはおけない!」と舞台上に殴り込みをかけて来るのではないでしょうか?そんなことを期待してしまいます!

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

劇団東京ドラマハウス

劇場MOMO(東京都)

2009/02/12 (木) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかどうして!
カレッジ・オブ・ウインドはキャラメルの2000年のヴァージョンを観ている。「ほしみ」は小川江利子だった。あちらは本物だ。でもでもでも,こちらの「ほしみ」も負けていない。いやー良かった!隣のお姉ちゃんが泣いていて鼻をグジュグジュうるさいくらいにすすっていたのも気持ちとして許せる。やっぱ,本が良くて,役者さんに気持ちと演技力があれば,話って生きるもんだよね。あと,「藤枝さん」も良かったと思う。

噺劇と落語の会

噺劇と落語の会

北沢タウンホール

北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)

2009/02/05 (木) ~ 2009/02/05 (木)公演終了

満足度★★★★

試みとして非常に面白い
桂九雀が企画して大阪では4年前から演っているという「噺劇」、東京での初上演とのこと。落語作品を舞台化したものはAGAPE Storeの『地獄八景亡者戯』(02年)やG2プロデュースの『地獄八景‥浮世八景』(07年)があるが、それらは装置を使って「演劇」にしていたのに対してこちらは装置はなく小道具も扇子と手拭いだけ、BGMも三味線と太鼓の生演奏とかなり落語寄り。
が、それだけにラストが落語本来のサゲの一言でスパンと決まる潔さに欠ける難点もあるものの、試みとして非常に面白い。
噺劇2本目の「芝浜」なぞ、3年の経過を語る地の部分をどうするのかと気をもんでいたら女房の1人語りにするというテを使っておりそのあたりの工夫も見事。

レモネードと天の浮橋

レモネードと天の浮橋

SPINNERS

劇場MOMO(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★

往年の日本映画のやわらかさ
宇宙飛行士養成施設での人間模様、ちょっとした謎や軽いサスペンスなども絡めた80分の中編、SPIRAL MOON出演経験者2人が立ち上げたユニットだけに出演者、スタッフに「そっち関係」の方々がいらして、結果的に「似て非なるもの」に仕上がっているのが面白いところ。
喩えて言えば、友人の子供の写真を見て、友人に似ている部分と、まだ会ったことのない配偶者に似ているのであろうところがあって、いずれにしても将来どんな風に育つんだろう?みたいな。
実は掃除のオバちゃんも判定員なのではないか、なんて展開があるので観ながら「候補者の中にも実は判定員がいるんじゃないか」などと深読みしたりして、それもまた楽しからずや。
また、厳しい判定員が根はイイ人と明かすところでふんわりとフェード・アウトするように終わるあたりが往年の日本映画のやわらかさに通ずるようにも思う。

LIFE IS HARD

LIFE IS HARD

少年社中

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/02/03 (火) ~ 2009/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

「ファンクラブ感謝イベント」的?
メインの中編と日替わり(全5本)の新作短編の2本立てという構成、どちらも普段の少年社中らしからぬノリでしかもハコも小さいのでどちらかと言えば「ファンクラブ感謝イベント」的な印象?(笑)  
中編「LIFE IS HARD」は、エレベーターに閉じ込められた4人の男というところから始まり、密室パニック系かと思いきや、ストーリーの進行とともに次第にタガが外れて荒唐無稽方向に向かい、どこに落とすの?と思っていたら終盤で突如不条理系に転じてラストはタイトルに示されたテーマに行き着くという。不条理に転ずる前はホントに「少年社中らしからぬ」と思っていたけれど、その終わり方で「なるほど少年社中」と納得。 

続いての「絶対ヒーロー!光の戦士!シャイニングファイブ」は戦隊もののパロディで、キャリア組なのに新人であるがゆえに工作員なので早く怪人になりたい「ショッカー12号」が目立とうとしてことごとく段取りを無視するという物語。戦隊ものの「お約束」にツッコミを入れるという発想はTEAM 発砲・B・ZINの『ゴメンバー』と共通ながら、また違った切り口で楽しい…ってかかなり笑う。

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