その夜明け、嘘。 公演情報 TBS「その夜明け、嘘。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    誰かの英断。
    宮崎あおいを小劇場で観られる。それだけでも価値を見出すことは可能だ。
    大河ドラマ後第1作に、まさか小劇場でやることになるとは。
    そのような驚きを引き出せただけで、この企画は成功したも同じだ。
    そんな3人芝居を、雑音を気にせずにまっすぐに見つめてみた。

    吉本菜穂子・六角精児という気鋭を起用したのは、正解である。
    おかげで、舞台慣れしていない宮崎あおいがのびのびと遊べている。
    線の細い感は否めないが、円形劇場では、さほどマイナス要素でもない。

    そして、何となく成功しちゃっている福原充則。
    3人それぞれ複数役で遊ばせることで、3人の魅力を引き出している。
    あまりにもライトで投げっぱなし感があるのも、福原の魅力。
    やりたいことはやれていたのではないか、とは思うのだ。
    1時間40分で逃げ切れれば、傑作であったろう。

    誰の英断か分からないが、円形劇場を選んだのは正しい。
    身の丈という意味において、小劇場を選んだことが正解だった作品である。

    ネタバレBOX

    某紙で、役の入れ替わりがわかりにくいという指摘があったと伝聞で聞いた。
    (確認が取れ次第、この部分は修正します)
    これでわかりにくいのであれば、もう少し目と耳を頭を使ってほしいものだ。

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    2009/02/15 21:23

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