最新の観てきた!クチコミ一覧

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播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/14 (金) 14:00

以前、他の公演で素敵だと思った俳優さんが3人出てらしたので、初ホチキスを体験しましたが、いや〜おもしろかった~
脚本も面白いし、やっぱり俳優さんのレベルが高いので、テンポもいいし間合いも面白いし、楽しめました
笑って、ほろっとして、温かい気持ちになって帰れるとても素敵な舞台でした
ありがとうございました。

播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/14 (金) 14:00

劇団さんも役者さんも全くノー知識で観劇したけれど、本当に満足、面白かった!!
しゅっとした453さんは、ぶっ飛んだストーリーにしゅっとしたまま全力で生きていたし、駐在さん1,2もNICE!
特に駐在さん1の変態(メタモルフォーゼ)具合がとてもステキだった。
最初から最後までほんと、素晴らしかった。

こぼれるかけら

こぼれるかけら

UGM Kreis

Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)

2023/04/12 (水) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チケプレで頂いたチケットでUGM Kreis「こぼれるかけら」観劇。

若い役者さん達がキラキラ眩しかった✨是非ご観劇を。

木下綾菜ちゃん超カワイイ🥰元さんみゅ〜。セラミュにも出演。

西川俊介くん。ニンニンジャーのアカニンジャー。イケメンなのに全部の動作が面白くてツボ🤣

藤代海くんも良かったです🙂

ありがとうございました。

猫と犬と約束の燈~2023編~

猫と犬と約束の燈~2023編~

劇団TEAM-ODAC

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/04/12 (水) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

何度も上演されいるハートフルコメディ。フライヤーにある通り、「人が嘘をついて何が悪い?」の意味を考えさせられる舞台でした。お笑い芸人さんも出演されており、小ネタ等も楽しめます。ただ、出演者が多い為、各人の掘り下げがやや弱く感じてしまいました。2時間超の舞台で暗転も多い為、個人的には少し集中力に欠けてしまいました。

播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 おおよその流れや今作の結末を予想する為のヒントはネタバレで書いたが、結論まで明かしてしまっては観る楽しみが失われよう。実際に観た場合、イマジネーションで結末迄の大筋は正確に予測でしるし楽しめる。
 気になったのは、時間を短縮する為とコミカルな味を出す為ではあろうが、飲み物を飲む時の仕草や乾杯のシーンでキチンと間をおかず、ぞんざいな演技に見えるシーンがあることだ。華4つ☆

ネタバレBOX

 物語冒頭は、ホリゾント2階部分に設けられた踊り場を小部屋に見立て、母が幼い子に御伽噺を聴かせるシーンから始める。内容はこうだ。太陽と月は昼も夜も交代で地球を照らし悪を監視している。彼らのお陰で悪者たちは普段地下に潜み悪さをすることは基本的にできない。太陽は一所懸命に働いていて問題は無いが、体の弱い月は身が細り遂には休む日も出てくる。そうなると悪者たちの出番だ。闇夜を利用して地上に表れ盛んに悪事を行う。
 これに対抗する為、人間は悪を狩る殺し屋集団・ナンバーを創設した。組織は孤児たちの中から才能のある者を選び徹底的に鍛錬、殺し屋のノウハウを教え込んだ。そして月の無い夜多くの悪人を狩ってきたのである。組織の名はナンバー。構成員は個々独自のナンバーを持ちナンバーで呼ばれる。
 ところで、物語は御伽噺から、実際ミッションを帯びたナンバーのメンバーの仕事に移って展開してゆく。この辺りの繋ぎ方が上手い。
 主人公は、453。現ナンバー中、組織ナンバー1の実力を持つ。453に憧れる後輩803はナイフの使い方、戦略・戦術の立て方等が453に劣るものの、453が承けた新たなミッションは、敵陣に千日潜り込む中で実行され、任務遂行中は持ち場を離れることが許されない為、この約3年の間に453に代わる組織ナンバー1に成ることを目指す。
 453の潜入先は、地方のドライブイン・播磨谷。そば、ラーメン、油揚げで地域起こしに成功しこれらのメニューの味が余りに素晴らしいことから今では遠方からの客も多い。そして453のミッションとはこの播磨谷のボスを始末すること、そして先に既に送り込まれ現在音信不通になっている2人のナンバーの捜索、可能であれば奪還であったが。
わたつうみ

わたつうみ

露と枕

「劇」小劇場(東京都)

2023/04/12 (水) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

露と枕 『#わたつうみ』観劇。

山奥の村で「神」として生きて来た若者達と、その社会復帰を支える施設職員達の物話。
若者達がとにかく可愛いかった。そしてその純粋さが怖かった。

12人の出演者さん皆素晴らしい演技で魅了されました。
特に主演 榊原あみさん、キーパーソンとなる谷澤翼さんが本当に素晴らしかった!

施設職員側では、若者達に歳が近い小林桃香さんの力演が光りました。
「目を見てちゃんと話そう!」の件は涙が溢れて来ます。

16日までやってます。1人でも多くの方に観て頂きたい、素晴らしい作品です!!

半魚人たちの戯れ

半魚人たちの戯れ

ダダ・センプチータ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2023/04/13 (木) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/04/13 (木) 19:00

初見のユニット。不思議な芝居だった。95分。
 あるセミプロ・バンドの人々を巡る人たちのあれこれ。死んでしまった彼女の代わるドラマーを選ぶシーンから始まって物語は展開するが、展開が急だったり、エピソードが唐突だったりして、何がしたいか分からん面がある。タイトル「半魚人の戯れ」は死んだ彼女が残した歌のタイトルだが、あまり活きてる感じはしなかった。

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

劇団★ポラリス

THEATRE1010(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度

基本田中角栄役をローテーションで回していきスピーチを再現していくのみで物語ではなかった。
歴史に疎い自分が悪いのだがあまり楽しめなかった。
チケットプレゼントで鑑賞したにもかかわらずこのような感想で申し訳ございません。

Dramatic Jam 5

Dramatic Jam 5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/03/10 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

面白いものをやりたいというより、新しいものをつくりたい、これやったら面白そうを優先した斬新なものがおおかったなという印象。

LALL HOSTEL

LALL HOSTEL

おぶちゃ

MsmileBOX 渋谷(東京都)

2023/03/29 (水) ~ 2023/04/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

笑いのない新喜劇
二人のカップルの仲を修復するというのが主軸なのだが、あーそうだろうなという展開ばかりでハラハラはせず、明るい作風なのだが腹を抱えて笑うシーンは個人的にあまりなかった。筋肉の人はちょっとおもしろかった。
この規模の劇場で容姿が整った出演者ばかりなのは珍しいなと思った。
チケットプレゼントで鑑賞したにもかかわらずこのような感想で申し訳ございません

紙は人に染まらない

紙は人に染まらない

藤一色

OFF・OFFシアター(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

こういうような仕事があったのだと知れる機会があってよかったと思える舞台。
ただ自分が歴史に疎いので、昔起きていたことをそのまま観ているようなお話は得意でないなと感じた。
最初と最後で主人公の主人公の考え方がどう変わるのか、周囲との関係性の変化などがわかりやすいものが好みだと再認識。

将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-

将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-

E-Stage Topia

上野ストアハウス(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

銀チーム鑑賞
詰め将棋の知識がなかったのでそれがあれば劇中様々な考察ができ、たのしめたのかなと後悔。
その知識なしで観ると主人公の動機がふわふわしてるただの復讐劇という印象。
観劇中にミスミソウがよぎったが、あちらよりも主人公の感情の機微は感じづらいと思った。
ただopとedにダンスがあるような舞台はやっぱり好きだなと改めて思った。

将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-

将棋図巧・煙詰-そして誰もいなくなった-

E-Stage Topia

上野ストアハウス(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

目当ての役者さん特になし。金チームを観劇。

演目が面白そうだったので飛び込みで行きました。拝見したことがあるのは「獅子の如く」でコミカルな演技をされた真田林佳さんだけだったかと。

さすがに将棋は知ってた方が楽しめます。さらに詰将棋は独特です。問題として成立する条件とか、煙詰の意味とか、細かい話をすると長くなりますが。

煙詰は最後に攻め方が2枚残るので、「そして誰もいなくなった」はどう表現するのだろう、と真面目に考えて観劇しました。

詰将棋で美しいとされる「完全作」はけっこう厳しい条件があります。大事なのが、別解が無いこと。攻め方の変化は最後の一手のみです。
煙詰なので、最後の攻め方は2枚だけです。その最後の選択にもドラマがあるのですね。個人的にはめちゃめちゃ面白かったです。腹の中で笑ってました。周りはそんな雰囲気ではないですが。

ネタバレBOX

「あなたがそこにいるから殺せない」。効いてる駒が邪魔なんですね。
「玉ちゃんやっぱり謝りたい」からの「あっち行ってて」。そういう手順だったのです。
詰将棋を知ってるからでしょうが、めちゃめちゃ面白かったです。
ブレイキング・ザ・コード

ブレイキング・ザ・コード

ゴーチ・ブラザーズ

シアタートラム(東京都)

2023/04/01 (土) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

チューリングを扱った映画を何年か前に観たが、舞台だと「コペンハーゲン」のような高尚な科学・哲学論議が展開されるか・・と予想して見始めたのだが、予断を持ったせいか、焦点がぼやけて構図が今一つ見えて来なかった(例によって眠い体だったせいもあるか、「ダウト」で見せた凄絶な亀田佳明を期待し過ぎたか、あるいは公演序盤でまだ舞台が熟していなかったから?・・どちらにせよ疲労は頭を固く鈍くするのでそのせいだろうと言えてしまいそうでもある)。

ドイツのエニグマ暗号の解読で第二次大戦での勝利に貢献した栄光の過去(欧州では終局までドイツと対峙したのは英国)と、同性愛者である事による不遇と死という後半生。この両者を、恐らくこの作品は華美な修飾を施さず、チューリングの主観に沿った等身大のそれとして描こうとした、のではないか。
だがそうする事により、「別にチューリングでなくてもいい」物語と見えなくもない、というのが正直な感想だ。日本ではさほど知られていない人物であるだけに、「今なぜチューリングか」の問いが最後まで残った。
断片的には役者の存在感により生き生きと場面は立ち上がっていたのだが。(存外、見返してみれば見落とした細部が埋まって印象は真反対、という事もあり得るが。。)

ネタバレBOX

二幕の冒頭、チューリングが大学でだろうか、聴衆に対してコンピューター技術ひいては科学の発展について語る場面がある。現代にあやかって「AI」の語が入っていた。台詞は、科学の進歩があらゆる事を可能にする、「コンピューターは何でもできる」、とチューリングは言う。(当時の聴衆はきっと目を輝かせていた事だろう・・。)
「あれもできる、これもできる、あんな事も、こんな事も・・」とカウントし、「できない事はない」と言いきる言辞は、勿論「現在の事実」ではなく、実際にはコンピューターに「できない事」は無限にある訳で、この言葉が成立するのは、科学・技術が新たな地平を切り開き、人類に新たな風景を見せて行く「進歩の先の未来」への信頼であった。
作品上の問題は、この演説を科学への無垢な信頼の生きていた過去のものと描くか、現在を重ねられるものとして描くか、だ。「過去の人」チューリングを突き放して描く方法も演劇にはあるが、客席に語り掛けるこの台詞の中に「AI」を含めたという事は、後者を選んだ訳である。「今ならチューリングはこう言うかも?」と今に寄せた。そこに噛み合わせの悪さを感じたのである。科学への全幅の信頼を抱く人など現代では希少だろう。チューリングの言葉が浮いて聞こえる。(実はチューリングは講演反語的に「何でもできる」と言っていたのかも?何せ疲れて感性鈍磨であったので..)

それはともかく、科学への疑義があっても、AIや遺伝子技術に人類は手を染める。探求への最大の原動力は、推進力はかつては戦争であったろうが(今もある面でそうなのだろうが)、今は商売へのモチベーションだろう。(大学「改革」なるものは国防をモチベーション発動の装置としようとするものなのかも..とすれば安直にすぎる。)
技術は人を助けるが、ネガティブな面は無視できない。例えば・・農業が大資本の手に渡り、種ができない作物の種が開発され、これを毎年買わされる農家との従属関係により、定額収入を生むシステムを資本は手にする。
特定の除草剤に強い(雑草だけが死ぬ)穀物とか、ブロイラー、やがては昆虫食もビッグビジネスの対象となるのかも知れぬ(その種蒔きが日本でも盛んだ)。

中小の企業体や個人店舗を淘汰し、刈り上げて更地にし、あるいは束ねて売りに出す。取引相手は外資か、大企業か、どちらにしても政治家が「恩を売れる」パッケージ作りは、大きなモチベーションを伴いそうである。孤独な彼らを企業は笑顔で迎えてくれるのだ。
今や古いと言われ、トリクルダウンなど起きない事はほぼ周知で、米国と日本以外に見向きもしない「新自由主義」。その亜種が経済特区、都構想(という名のスーパーシティ構想)、元を手繰れば規制緩和、公務員削減、民営化。途上国政権(開発独裁)の最後の頼みが、海外資本を入れるカンフル剤だが代わりに様々な犠牲を差し出す。これに加えて日本では指導者の関心が政治体制の維持、また己の政治生命維持にしかない事が、「外」からの視線には明白なのだが・・
吉村氏の「大阪の改革を全国に」など時代錯誤も甚だしい。
真っ当かそうでないかを判別する一つには例えば、水道民営化を「あり」と発想できてしまうかどうか。民営化の代償に「何」を得ようとしているか、言語化できるならしてみるがいい。
わたつうみ

わたつうみ

露と枕

「劇」小劇場(東京都)

2023/04/12 (水) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/13 (木) 19:00

価格4,000円

善と悪、良い/悪いの二元論で語れるほどこの世は単純ではない。そして人間社会に「適合」させることが必ずしも正しいとは限らない。そんな解決しない問題を安易に「解決」させなかった手腕に脱帽。シリアスに全振りした点も良かった。良作

ネタバレBOX

Z世代が描く悲劇、と言えばよいのか。ちょうどよいバランスになっていた。
ただ、110分という尺は少し長く感じた
ラビット・ホール

ラビット・ホール

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2023/04/09 (日) ~ 2023/04/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/13 (木) 13:00

座席1階

2006年初演のこの演目は米ピュリツァー賞を取った名作。私は昨年10月に劇団昴が上演した舞台にとても魅せられた。昴は小劇場、今回はパルコ劇場という全くタイプの異なる劇場で「ラビット・ホール」を堪能できるとは思わなかった。この幸運に、まずは感謝。

ニューヨーク近郊の一戸建てに住むベッカとハウイーは、数カ月前に交通事故で4歳の一人息子をなくす。ベッカはまるで息子の死を認めたくないかのように、子どもを失った人たちによるピアサポートの会への出席を拒否し、残されたおもちゃや絵本を処分しようとする。一方、夫のハウイーは息子の死を受け入れてピアセラピーに参加し、前に進もうとする。息子の姿が残るビデオを見たり、子ども部屋をそのままにしておいて、その死を惜しんでいる。そんなある日、道路に飛び出した息子を死なせた車を運転していた少年からの手紙が届く。こんな筋書きで物語は始まる。

劇場の大きさが違うのだから当たり前だが、ベッカとハウイーの自宅の居間、キッチンなどの舞台設定は大きく異なっている。劇団昴の舞台は客席をくの字型に折ってキッチンと居間を続けるような舞台装置だったが、パルコ劇場ではその大きな空間を利用して中央にカーブした階段をしつらえ、子ども部屋は二階に、キッチンと居間はゆったりと上手・下手に配置してあった。どちらがいいとは言えないが、ベッカが息子の残した衣類を売るためにきれいに畳んだり、おもちゃを片付けたたりという冒頭のシーンが目の前で激しく繰り広げられる迫力は小劇場の勝利かもしれない。
そしてあんどうさくらのベッカと宮澤エマのベッカ。これはある意味好対照だった。あんどうさくらは激しい気性を前面に押し出した迫力がすごかったが、宮沢エマは最初はクールで、妹のイジーの妊娠話にも驚きこそあれきっちり受け止める感じの演技。このあたりも、どちらがよいかは好みの問題かもしれない。
勝負はベッカの胸の内がどこまでストレートに客席に響くか、だ。息子の死を受け止めきれずに夫と激しく対立するベッカだが、そういう場面ではやはりあんどうさくらの方が一枚上手か。宮沢エマは舞台初主演とは思えないほど、洗練されたせりふの流れや演技で客席の目をくぎ付けにするが、ほとばしる感情表現はあまりない(抑えるような演出だったのかもしれない)

広い舞台空間をゆったりと使った演出は、それはそれで心地よいのだが、役者が空間を持て余すように左右に移動するのはラビット・ホールのような感情の揺れが大きい本だと効果が薄れると思う。ぎゅっと凝縮された小さな空間で激しく火花が散る会話もこの台本の魅力だと思うので、自分的には昴のラビットホールの方が心に染みた。
宮沢エマ、成河、土井ケイト、シルビア・グラブという豪華メンバーの座組みは魅力だった。米国などにルーツを持つ役者たちの独自の空気感が出ると、もっとリアリティーが増したのではないか。

播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い!お薦め。
大いに笑わせ、最後は少し感傷的に といった人の感情を くすぐるのが実に上手い。冒頭のシーンからお伽噺のような といってもファンタジーといった不思議な世界観ではない。物語を包むかのように「月に代わっておしおきよ!」ならぬ、「お仕込みよ」と修行させる 謎の女性の目的は…。

ホチキスが贈る、「ヒューマン アサシン コメディー」という一見矛盾した謳い文句通り、しっかりとした人間<再生>ドラマが描かれた衝撃、いや笑劇作だ。まさに この春一番!と言ったところか。
(上演時間2時間 途中休憩なし) 追記予定

ナイゲン(にーらぼ版)

ナイゲン(にーらぼ版)

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

寺園七海さんのリベンジ公演を拝見してきました
寺薗さんらしいハイテンションでアグレッシブな監査
ツッコミに翻弄されながらも、役員の本分を全うとしょうと必死な姿とは対照的に、役員の立場をほっと外れたオフ芝居の時に魅せる女子高生としてのリアルな感情表出は身体表現も、なかなか魅力的でした
24/7lavoとしての活動は続くらしいので、一安心

シアターミラクルが閉館になってしまうのは、実に残念
主宰池田さんが館主になってから変わらない「創る側にとっても見る側にとっても優しい劇場」として、多くの学生・団体さんがこの劇場で腕を振るい、学生としてこの劇場に見に来て、また学生としてこの劇場にたつことになった役者さんたちにとって、ある意味、帰ってきたと思わせるホームな暖かい劇場だったとおもう。
今後、池田さんはどうされるのかなとしんぱいだけれど、変わらずほっこりした暖かいお芝居と空間を創り続けられるんじゃないかなと、そんな嬉しくなるインフォメーションが聴けることを楽しみに待っている

けむりの肌に

けむりの肌に

キ上の空論

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

劇場は2・5ディメンションの興行のように入り口にグッズ売り場やリピート客のチケット売り場が大きく売り場を広げている。客はほとんどが高校上級生から大学生らしき若い女性客。初めて見る劇団で、しまった!と思ったが何事にも初見はある。数人の男性客もいることを確認して見始めると、意外に友人が自殺したことを巡るイマドキのストレートな青春群像ドラマである。しかし、見ている内に、どこかで見たという既視感が拭えない。さて・・と考えていると、結構登場人物の設定が細かく、同じような俳優が次々と出てくるので訳がわからなくなりそうになる。
しかし、何でも言葉で説明しないと人間関係が築けないとか、閉鎖的な自己中が蔓延しているとかの現代若者風俗は、会話やストーリーの組み方、セットのつくリからも解る。達者なもので、これでグッズが売れるなら、この薄い(ほぼ五割弱の入り)観客層も捨てたものではないかもと思っている内に一時間55分の芝居は終わった。
既視感の元は本谷有希子と「た組」の加藤拓也である。若者を素材にしてもテーマの置き方もストーリーの作りもとも何何枚も上の作者たちである。彼らの舞台より高い料金(7500円)をとるなら、どこかで彼らを超える青春の発見がなければダメだろう。

けむりの肌に

けむりの肌に

キ上の空論

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/12 (水) 19:00

115分。休憩なし。

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