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ワタシは神様にはなれない

ワタシは神様にはなれない

劇団YAKAN

インディペンデントシアターOji(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

微妙な印象をもった公演。

説明にある 天界と魔界の戦争は、もう一万年以上続いている。しかし今では、末裔たちが先代の遺恨を継ぎ意味のない争いを続けているに過ぎない。そして「天使と悪魔の禁断の恋」となれば、異界版「ロミオとジュリエット」を連想してしまうが…。

物語は、人間の少女と天界・魔界との関係などを面白可笑しく、そして切なく描く。少女の心の彷徨が中心であるが、天界の民主制や魔界の世襲制といった体制の違いに苦悩若しくは苛立つといったシーンを挿入する。しかし、そのシーンが物語全体にどのような意味合いや影響を持たせているのかが解らない。

少女は高校の卒業式の後 転んで、天魔界の外れにあるライブハウス「Hell and Heaven 」に彷徨い込んでしまう。そこは何故か天使と悪魔が打ち解け共存している。彼女は、この場所で天使 悪魔と触れ合うことによって少しづつ孤独を癒していく。頑なに「一人で生きていく」という気持から他者との関わりの大切さを学んでいく。その意味では彼女の成長譚でもある。一方、天使や悪魔は人間に興味津々、人間界での流行りものについて彼女に質問するが…。
(上演時間1時40分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術はライブハウス「Hell and Heaven 」内…下手に音響スペースがあるが、それ以外は雑多な物が雑然と置かれている。人間界から流れてきたモノ、家具、衣類、電気器具といった日用品からステッカー、ポスターといった貼物まである。天使 悪魔の顔は特殊メイクか。
説明にある天界と魔界の戦争といった雰囲気はなく、和気あいあいと共存している。

人間界で流行っていると思われている 関西漫才、漫画、ファッション、ロックン・ロールの稽古・練習に励んでいる。時に披露しあって楽しんでいるようでもある。そんな天魔界に彷徨い込んだ主人公・蒼井カナタ(荏原汐里サン)と天使・悪魔とが織りなす異界群像?劇であり彼女の成長譚。カナタには両親がいなく、晴華高校卒業式の総代挨拶で「一人で生きていく決意」を述べる。が 転んで気が付いたら、ここへ来てしまった。早く人間界(現世)へ戻りたい彼女は、天使と悪魔そして第三の といった それぞれが持っている3つの鍵を手に入れて、といった物語。

天界は民主制で代表者・天使長を選出し、魔界は世襲制でサタンを名乗っている。先のカナタの話とは別に、天界における不穏<現民主制への不満、権力抗争>な動き、魔界の世襲制<現サタン 母⇒サタンJrへ譲位>について説明するシーンが描かれる。夫々のシーンが独立するように描かれており、天使・悪魔界の戦争に関係しているかのような印象を抱かせる。しかし、本筋であるカナタとの話に直接絡まず 収束してしまったのが残念。出来れば体制の違いが戦争の原因もしくは遠因であるといった、壮大な世界観を表現してほしかった。鋭い感覚というか豊かな感性が十分に表現仕切れなかったのが憾み。

ラスト…カナタは、天使(天使長の妹)と人間の間に生まれた子であり、といった予定調和。楽器の生演奏、カナタの歌で観(魅)せたり、天使・悪魔による関西漫才、書けない漫画家、勘違いファッションといった面白可笑しい場面の印象が強く残る。
他方、何故 カナタは異界へ逝ったのか、どうして父ナンシーは異界に居たのか、そして天使長の怒りに無事でいられた理由は といった疑問が解消されない。表層的には「天使と人間の禁断の恋」=カナタという愛の結晶を観たに過ぎないような。
次回公演を楽しみにしております。
二次会のひとたち

二次会のひとたち

エイベックス・エンタテインメント

紀伊國屋ホール(東京都)

2023/04/14 (金) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ここ最近観た中では一番面白い。コメディー&シリアスな群像劇なのですね。内田理央さん目当てでしたけど、主演の美村里江さんも実に素敵!

毛皮のマリー【2023年上演/B機関】

毛皮のマリー【2023年上演/B機関】

B機関

座・高円寺1(東京都)

2023/04/14 (金) ~ 2023/04/17 (月)公演終了

実演鑑賞

「星の王子さま」以来二度目(同じ座高円寺)の観劇。(正確にはd倉庫の現代劇作家シリーズに出品した短編を観ていて、抽象舞台だった事だけ覚えている。)
「毛皮のマリー」は以前戯曲を読もうとした事があり(読んだかも知れぬ)、冒頭の脛毛そりの場面、マリーに幽閉されている「息子」欣也に外へ出ようと少女が誘う場面に覚えがあった他はラストも含めほぼ初めての感覚で観た。
舞踏家の点滅氏がパンフに書いた如く、B機関のコンセプトである「演劇と舞踏」の融合が、文字通りの形で具現されていた。で、その分だけ長くなっていた。「演劇と音楽(ライブ)との融合」についても思う所が、両方を立てようとするとまあ大変である。今作はラストへ向かう手前、少年欣也の屈折が表面化したある衝動的行為の、内面の軌跡をなぞるような舞踏が長く展開し、あれこれと考えさせられる。ただ、解釈可能性の広い舞踏表現だけに(ストーリーを追う)演劇の一角を占めるには「何が表現されているか」が絞り込まれたい所、そこだけ舞踊表現によって完結する世界になっている(悲劇調の音楽が「演劇の時間の一部」に繋ぎとめていた)。
2016年始動したB機関の第一回公演が「毛皮のマリー」であった由。そして再びの今作で活動を閉じるという。出自である所の舞踏が如何に「演劇の附属物」とならず対等な表現たり得るか・・その挑戦・足掻きの痕跡を残して幕が下ろされたという訳である。
余談だが葛たか喜代は(前回観た「星の・・」にも出ていたが覚えておらず)「女優」という認識であった。美輪明宏のマリー役を想像し、成る程と感心しながら女装男の立ち居振る舞いを目で追ったが、最初は嗄れ声の「女優」だと思っていた!ので、素肌の上半身を開陳した折は「珍しい程のまな板胸だからこそやれる芸当を持つ希少な女優?」等と、けったいな想像をしていた。・・まああの眩惑的な佇まいに当てられてしまったという事にしておく。

ネタバレBOX

死を待つ人間の性だろうか、「最後」と聞くとそこに物語性を汲み取る感性が発動する。
全然関係ないが、長く続いて「そこでしか味わえない」味が幾つも消えて行った。あの中華屋さんの天津飯、あの定食屋さんのカレーライス、あの狭いカウンター席4つのラーメン屋、先日愛顧していた自転車屋(おじいさんがやっていた)が90年間有難うございましたと貼り紙をしてシャッターが下りていた。
劇団も有象無象、いつしか見なくなり、ふと思い出すという事がある。「もっと見たい」と芝居を、劇団を観てきたが、好奇心を否定しようと思わないが今のままではいかんという感覚もある。正解が何かは全く分からないが。。
ワタシは神様にはなれない

ワタシは神様にはなれない

劇団YAKAN

インディペンデントシアターOji(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/20 (木) 19:00

初見のユニット。2年前に上演しようとしてできなかった作品を上演したそうだが、面白い。(3分押し)108分。
 高校の卒業式で「一人で生きていきます」と挨拶したカナタ(荏原汐里)は転んでしまって、天使と悪魔が共存する天魔界の外れで人間のカルチャーを楽しんでいるスペースに紛れ込むが、……って、もうベタでドタバタ(誉めています!)で楽しい展開。お笑いとマンガとロックバンドを人間のカルチャーだと思ってる天使と悪魔を相手にカナタが人間界に戻ろうとするストーリーは予定調和的に収束し、熱中して観た。役者陣は熱演するが、中でもルゥ役のさんなぎとサタン役の有栖川姫子がいい。やや耳障りな発声をする役者がいて気になってしまったのが残念。

ハートランド

ハートランド

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2023/04/20 (木) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

この劇団は一度は観ようと思っていた。糞つまらないか滅茶苦茶好きかのどちらかだろうと。何か今までの感想から受けるイメージだと考え過ぎで自滅しているパターンの作風。開演前に延々流れる単館日本映画の予告篇にうんざりしつつ。

劇中流れるアニメが面白い。舌がベロンと出て女の顔、女の身体、女の下半身、アゲハや鳩が飛んで行く。サブリミナルな奇妙な感覚。作者のりょこさんは何を思って創ったのか?

sara さんが気になる。LIVEが見てみたい。

ネタバレBOX

延々流れる予告篇、これがネタで映画館の盗撮犯を捕まえるオープニングが客席内で始まる。もうちょっと巧くやってくれ。本当に観客が騒然とするぐらいやらないとすべる。

saraさんがQUEENの「Somebody to Love」を熱唱するクライマックスが最高。一番興奮した。

正直、かなりつまらなかった。受け手の自分が悪いのか?と自己嫌悪すら覚えた。何かどこをどうすればとかではなく、根本的な問題。逃げ道をいっぱい用意している感じがつまらない。大して才能ないんだから剥き出しでやってくれ。(皆ハッタリだけで才能なんか誰も持っちゃいない)。批評家に褒められようとか思わない方がいい。権威ではなく、観客と向き合って欲しい。

そこそこ著名な映画監督が『ハートランド』という映画を撮る。田舎の山奥にあるブックカフェ的でシェアハウス的な店、『ハートランド』を借りてあるシーンを撮影。監督はそこで端役で出演していた女優(児玉磨利さん)と肉体関係をもつ。その物語は海外で非合法な仕事をしてきた父親が逮捕され服役中に女房が亡くなる。出所した時には息子の居場所が分からなくて捜すというもの。
その映画の公開日の初日、監督の息子(鈴鹿通儀〈みちよし〉氏)は盗撮していた男(相島一之氏)を捕まえる。男は海賊版で生計を立てているプロであった。その後、息子は映画製作に興味を持ち自主映画を撮り始める。
駆け込み寺的に機能していた『ハートランド』に台湾からやって来た美人(saraさん)が転がり込む。そこに住んでいた皆と関係を持ったとの噂、男達は気まずくなって出て行ったそうだ。いじめられっ子の過去を引きずる童貞キモヲタのハッさん。異才のアニメーター。店のマスター。
今残っているのは後からやって来たVRゴーグルを装着したメタバースに嵌った男(相島一之氏)。美人と何十台ものスマホを並べ、仮想現実で何かを探している。
モキュメンタリー(ドキュメンタリー調のフィクション)映画の撮影で若手監督(鈴鹿通儀氏)と女優(児玉磨利さん)がやって来る。父と不倫関係にあった女優の目線から、父親を描いていくのが狙い。店に現れる昔からの常連(高野ゆらこさん)と新顔のアーティスト(田中祐希氏)。

仮想現実に隠されている自殺スポットの遺書。データが消える前に息子の痕跡を探す相島一之氏。彼は映画『ハートランド』のモデルで、勝手に自分の人生を映画化されたことに怒りを覚えていた。

高野ゆらこさんが池田亮氏に勧めた、小松原織香の『当事者は嘘をつく』という本がメチャメチャ気になる。
立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/04/20 (木) 19:00

立ちBTTT観ました。
1980年代の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」大好きなので、
どんなコメディ作品に仕上がっているかと思いきや…話の内容があまり入って来ず;
その理由は、物語の合間に入る膨大なコメディやギャグの数々。
時事問題あり、下ネタ、薬中(ネタ)なんでもござれの超個性派舞台でございました。
物語を楽しむというよりは、下ネタのオンパレードSHOWを楽しみたい方はお勧めです。

ネタバレBOX

歌とダンスが思いのほか迫力があって、二部も楽しめました。
歌詞が単純で旋律も覚えやすいので、一緒に歌えました。
グッズの販売が何回もあるのは少しあざといかな。
立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

宴会芸の雰囲気がありました。

ネタバレBOX

下ネタを中途半端ではなく、思いっきり大胆に表現することで、構えずに肩の力を抜いて観ることができました。狭いステージをめくりを使うことで小刻みに変わる舞台設定がうまく展開されていました。平成と令和の行き来が途中から分かりづらくなりました。歌やダンスがいいタイミングで入り、単調で冗長的にならなかったのがよかったです。
立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

永吉さんという女優さんが可愛いし、華もある。歌もダンスも上手い。
なのに、この舞台で引退だそうな。

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

時事ネタや30年ほど前のパロディ満載。
小学生が見にきていたが、全くわからなっただろうなあ。

私も見失った。
えーっと、何やってんだっけ?

第76回「a・la・ALA・Live」

第76回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

座・高円寺2(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/19 (水)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

橋の上で

橋の上で

タテヨコ企画

小劇場B1(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★

タテヨコ企画の最初は、三軒茶屋の住宅街の一角の「やや広い」というだけの部屋を借景として上演された芝居(椅子も置けないので少ない観客だった記憶)。ちょっと変わった試み、であったから観に行ったのだがそれ以降タテヨコ企画は劇場で「普通に」公演を打っている。横田氏作演出のを二回、柳井祥緒作を青木氏が演出を一回、だったか。青木柳葉魚氏作品は初めてとなる。
秋田の連続児童殺傷事件が題材である。そのもの、のようでもあるし、別の設定、のようでもある。後半は正に件の母による「その瞬間」が描かれる。橋の欄干での、娘とのやり取り。その後に起きた娘の幼友達である近所の男の子との接触場面。「殺意」を否定した想定で作られた場面が、作者が事実を紐解いて蓋然性を得た結論なのか、ワンオブゼム=可能性のストーリーなのか、実際には起きなかった「もう一つの物語」なのかは、この事件の事を詳しく知らないので判らない。
こういう場合、舞台と事実との関連が明確でないことが通常ストレスになりもするが、不思議とそれが無く、芝居として面白く、引き込まれて観た。
とは言っても、「没入」が起き難い映像鑑賞(舞台の)の際のパターンで、一度ざっと見て、後で細部にも目を届かせながら見るという手順を考えていたが、二度目を見ない内に期限を過ぎてしまった。芝居に引き込む要因が何か、あるいはちゃんと見れていたかは確認できず終いである。
以前この同じ事件を題材にした舞台をどこかで観た。その舞台は母の「男関係」の時間を中心に描いていた記憶であるが、今作は事件を振り返る「場」として地元雑誌の編集室を設定し、敬遠されるこの題材を取り上げようと熱く訴える女性記者と、周囲とのやり取りと事件に関わる再現場面が地続きに相互に入れ替わる。この方法が効を奏して観客にも事件との一定の距離感を保たせ、かつ芝居に緊張感を与えていた。

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Peachboys初観劇。いやー、ホントに酷い(=褒め言葉)んだけど、楽しいんだから仕方ない。パロディネタは自分より一世代下のものが多めだったが、その点、下ネタは普遍だな。

二次会のひとたち

二次会のひとたち

エイベックス・エンタテインメント

紀伊國屋ホール(東京都)

2023/04/14 (金) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

レトロで良質なコメディー映画風の演出がよく合っている
結婚式に招待されなかったけれど、二次会の幹事を頼まれるという微妙な扱いの男女4人
初対面同志、新郎新婦の悪口を言い合いながらも二次会のプランを練っていく過程が何気に楽しい
自然な演技、大人になってからの友人論がめっちゃ染み入ってきます
良質な舞台

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

peachboys公演、初日に初<体験>観劇。公演は二部構成。

微笑、失笑、冷笑、爆笑など<笑い>のオンパレードで、しんみりとするシーンは皆無。本作も含め過去作のタイトルは下ネタばかりで、既に劇風は定着しているようだが…。

これが前説かと思えるような長いお願い事?が、もう笑いの一人芝居になっている。しょうもない話、ぃゃショーはあった。二部構成・後半(15分程度)は、レビューショーになっている。本編に続き 間髪入れず突然ショーが始まるので驚かないようにとのこと。観客に楽しんでもらおうという姿勢に好印象、初体験は満足した🙆。
(上演時間2時間5分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

低レベルのマンガチックな劇作(そもそも脚本らしいものがない、本当か?)ゆえ、肩の力を抜いて リラックスして観てほしい旨の説明。そして物語の時間(時代)や場所が必ず分からなくなるので、下手に めくり を用意していると。素舞台に色々な小道具・小物を持ち込み、いや それだけではなく被り物や裸体になり場面を展開していく。それが寸劇を連射するように次々と、それも脈略があるのか ないのか分からないほど変転していく。が 不思議とドラマは成り立っており観入ってしまう。そこがこの劇団公演の魅力かも知れない。そうクセになるとはこういう感じなのだろう。とは言っても人好き好きで、好みが分かれるだろう。

上演時間125分と案内された時、仕事帰りの身には辛いか と思ったが、まったくの杞憂だった。良い意味でのバカバカしさが逆に素直に楽しんで観られる。タイトルから連想するような下ネタというよりは、それをキーワードにしたドラマという印象だ。勿論 アメリカのSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパロディ内容であり、令和5年と平成5年を往還する。そして当時の時事ネタや風潮を大盛り込みし、カオスな時間旅行を楽しませる。説明にある「薬」ならぬ「クスッ」りなのである。

童貞3人組以外の登場人物は、フワちゃんやユッキーナといった令和イメージ、一方、家なき子やモリタカなど平成イメージの役柄。場面は、当時の官房長官である小渕恵三の「平成」や菅義偉の「令和」といった新元号発表などの時事ネタで時代背景を表す。平成5年当時を実感できない年代でも楽しめるような工夫の あれこれ が嬉しいだろう。勿論 当時 青春を謳歌した年代であれば(ジュリアナ東京など)懐かしくもある。二部は歌・ダンス等のパフォーマンスであるから、一部の劇本編でもジュリアナ東京でのお勃ち台、ド派手な衣装のボディコンお嬢様が踊るシーン等、当時の風物詩というか象徴的な場面があっても良かった。逆に本編で物販シーンを入れているが、やはり違和感があった。
次回公演も楽しみにしております。
【桜、散れ!!】

【桜、散れ!!】

生きることから逃げないために、あの日僕らは逃げ出した

四谷OUTBREAK!(東京都)

2023/04/11 (火) ~ 2023/04/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

劇団名「生きることから逃げないために、あの日僕らは逃げ出した」に夢麻呂さんの『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』を思い出しましたが、熱ら(と略すらしいです)よりは覚えやすいかと。
開演したら、あれ?何だか笑えてしまう。思っていたのと違う展開が・・・。昔話があれこれこんがらがって最後にはやっぱり逃げ出すわけですが、終演後にスタッフさんに伺ったら、今回はコメディ寄りかもしれませんねとのこと。次回はもっと熱い舞台が観れるといいなと思います。

第76回「a・la・ALA・Live」

第76回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

座・高円寺2(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/19 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「a・la・ALA・Live」は今年16周年。芝居・マジック・生演奏・腹話術等様々なジャンルのパフォーマンスが一堂に会し演じられるアラカルト寄席。華4つ☆

ネタバレBOX

 板上はフラット。出演者は、独り芝居を荒山 昌子さん、笑太夢さん&キラリンさんがコンビを組む笑太夢マジックのパフォーマンスとマジック、吟遊詩人たちに用いられたという三日月の両端から音を増幅する為の管状部分と板部分の間に弦を張り底部に接地部を付けた小型の中世ハープを用いた生演奏を村上 栄子さん、“ゴローちゃん”と名付けられた人形を用いたしろたに まもるさんの腹話術。因みに“ゴローちゃん”の年齢設定は小学校1年生である。
 独り芝居は、日本語の乱れについてゆけない中年を過ぎた独り暮らしのキャラクターを登場させることで各短編に繋がりを付け、現代日本の社会情勢を中年から初老を迎えた様々な女性たちの日常をジェンダーの視座から描くことでコミカルでありつつ、批評性のある作品に仕上げた。台詞の下敷きになっているのがシェイクスピア諸作品へのしっかりした理解と実践であることが分る作品群である。
 笑太夢マジックはハンカチから鳩を出す、カードマジックなどの定番から大型のボックスの中にキラリンさんが入り其処に鋸状の金属板を差し込む手の込んだマジック。各々4つのフープを操り乍ら様々な形を作り動作を演じる大道芸を思わせる離れ業等を披露。何といっても様々な形を構成するに当たって各フープの接点の摩擦力を用いて形を維持、操る技術が凄い。
 村上さんの中世ハープ演奏は、現代ハープに比べると随分素朴な音色の中世ハープではあるものの、もっと様々な技法が試せるのではないかとの印象を持った。まあ、音楽に関しては自分も若い頃からたくさんの一流・超一流の音楽家の生演奏を聴いてきたのでちょっと厳しすぎるかも知れないが。
 しろたに まもるさんの腹話術は、適度なジョークと小国民世代等が殊に被害を被った戦前日本の露骨極まるプロパガンダや標語に表された社会に対する戯評が込められ、昔を知る世代の現代日本への懸念が現れたコント作品群として評価する。
あたしら葉桜 東京公演

あたしら葉桜 東京公演

iaku

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2023/04/15 (土) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/19 (水) 14:00

75分。休憩なし。

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

立ちバック・トゥ・ザ・ティーチャー

Peachboys

ザ・ポケット(東京都)

2023/04/19 (水) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/19 (水) 19:00

130分。休憩なし。バカ120%。

星レト短編集 『plumaje』

星レト短編集 『plumaje』

縁劇ユニット 流星レトリック

サンモールスタジオ(東京都)

2023/04/14 (金) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【読】を観劇しました。
4本の短編でしたが、切なかったり、ちょっと怖かったり、笑えたりと、それぞれの味わいがあり面白かったです。
役者さん達は皆、とても声が良く、且つ感情豊かな表現で、思わず涙腺が緩みました。
動きのない朗読劇で、こんなに惹き込まれるんだなぁと思いました。
他の方のコメントにもありますが、動きのある舞台を観てみたいと感じました。
良い舞台でした。

3匹のインベーダー

3匹のインベーダー

BABE GO!GO!

テアトルBONBON(東京都)

2023/04/18 (火) ~ 2023/04/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

3匹って地球人?・・・それともG?・・・面白かったが・・・無駄に長い♪

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