最新の観てきた!クチコミ一覧

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ジャンクヤード・エンジェル

ジャンクヤード・エンジェル

ルナ・パンク・ヴァリエーションズ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/05/14 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しずくまち♭[フラット]

d-倉庫(東京都)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/19 (火)公演終了

満足度★★★

メロドラマ
題材はやっぱり面白いです。
まるきしの再演と思ったら、書き直しがされていて、驚きました。

ネタバレBOX

原作がある本などがドラマ化や映画化されると、意見に賛否が分かれるような、そんな少し残念な印象も残りました。

戯曲を拝見した時は、不思議な感覚を味わう事も出来たので、これの舞台化はどうなるのかと少し期待値を上げてしまっていたので、特に目新しくはない普通の演出に物足りなさすら覚えます。

初演は近未来のおとぎ話だった作品を評価を受けたにも関わらず、現代版へと改訂した心意気は好感が持てます。

しかしその現代版が仇となったというか、この劇団の役者の皆さんはどちらかと言うと濃いめの芝居だったので、昼ドラチックな完成形になったなという後味になりました。

近未来など、少し異次元の世界観の方が団体としても、魅力的に見えるのではないでしょうか。


ロープで縛り付けるシーンの手際の良さと人々が感覚を読み取る為に繋がるシーンは、良かったです。

女々しくて

女々しくて

ブルドッキングヘッドロック

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

得した!
って気分になりました。
ちっっちゃい劇場に、妥協のない情熱がつまっていて、
なんといっても女性陣がいろんな意味で女々しくて良かったです。
小学生→おばあちゃんまでの説得力が、お見事でした。

山など

山など

ナカゴー

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2009/05/19 (火) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

二人芝居「告白」 ナカゴー的な独特の会話劇に大笑い!
会話劇というか、愚痴り合いというか、当て擦り合いというか、
過剰すぎる自意識の持ち主たちの会話が、
上っ面なペラペラな感情と腹の底のドロドロした感情とが交錯しながら、
予想外の方向に迷走していく、ナカゴー的世界に大満足。

ネタバレBOX

高畑遊(ナカゴー)が、森桃子(客演)の暴走に翻弄されるキャラとみせかけて
ピンポイントで斬り返していく切れ味の鋭さに大笑い。
ケーキがズル過ぎる!
控訴審

控訴審

劇団衛星

真宗仏光寺派大善院(京都府)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが、徹底してる
この劇団の世界つくりにはいつも頭が下がる。
多少無茶な展開はあるものの、世界を壊さない範囲。
観客は陪審員として判決をしないといけないのだが
真剣に考え込んでしまいました。
どちらが勝ってもおかしくない内容。

ネタバレBOX

お寺、という環境が途中の「アソビ」にうまく効いていて
これは、あの会場で観てよかったなあ、と思った。
本堂の奥のほうから観たので見えにくかったけど。
熊/結婚申し込み

熊/結婚申し込み

劇団 アントンクルー

福岡女学院大学(福岡県)

2009/05/14 (木) ~ 2009/05/23 (土)公演終了

チェーホフ版「婚カツ」(??)
30分の一幕もの2つ。気軽に楽しめた。
なんのかんの言いながらも「結婚したい」と言い出す男女がおかしかった。
そこらへんは時代や国のギャップはないんだなぁと。

台詞から伝わる、気持ちの、微妙な変化や激変。その大波小波が面白い。

ネタバレBOX

背景の空と白い雲に、舞台上の赤い椅子がおしゃれ。
奇抜すぎる衣装は、芝居にそぐわない気もしましたが。
朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了

満足度★★★

気持ちはセックスよりビール!w
冨士山アネットの客演のときも思ったけど、深井順子の吸引力はやっぱり凄い。
あと、『真夏の夜の夢』を思わせる冒頭部分(←そうでもない?w)での、キムユスと鯉和鮎美の佇まいとかも素敵☆

ネタバレBOX

ただ、台詞の真っ直ぐすぎな感じがあまり好みではなかったので、ちょびっと時間を縮めて、70~90分ぐらいで歌とダンスだけで突っ走って欲しかった、なんて希望も。

あと、「HOTEL SeaSide」はスズナリのときのようにステージを仰ぎみる感じのほうがよかった気がするし(単にテンションの違いかも?)、かたや前半とかは車座になって観たかったかも。

いや、なによりも、ビール飲みながら観たかったなあ(笑)
ジャンクヤード・エンジェル

ジャンクヤード・エンジェル

ルナ・パンク・ヴァリエーションズ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/05/14 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★★

観客の椅子の位置によって評価が変わるかも?
客席は指定席。
ワタクシは左サイドの前列での観劇。なのに舞台セットは高く見上げる位置。
いやはや、首が痛いのなんのってww。
つまりは集中力に欠けた。だって観ていて少し経つと首をグルグル回していないと本当に疲れる。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX


火星から密輸したドラッグ、エルゼットをめぐっての抗争劇。
連邦保安局は精神病院に入院している、かつてのエリート取締官に仕事を依頼する。依頼された彼の取った行動は自らをドラッグ中毒にする事だった。その理由はドラッグ売人の中にクレオという透視能力のあるものが居たからだ。彼女の透視能力は頭のイカれたジャンキーや頭のオカシイ奴の透視ができない。意識がそこに無いかららしいが、その透視の裏をかいて精神病院入院患者らと共に戦う事になる。しかし、捜査していくうちに悪の組織は自分を雇った連邦保安局だったことが明るみになる。彼らの狙いは、売人もろとも一網打尽にする事だった。そして、その背景にあるエルゼットとは火星産のドラッグではなく、合成ドラッグで連邦保安局が製造していた、という筋。

やがて連邦保安局は精神病院の患者らを隔離してしまう。彼らを逃がすべく取締官は奔走するも、ルネ(患者の一人)が他の皆も助けなきゃ!と、取締官の注意も聞かずに個人行動をとり、結果、連邦保安局に捕まり、ルネを救う為に取締官の命が犠牲になる。というストーリー。

ルネが個人行動をとった辺りから、なんだか興ざめしてしまった。
割にありがちな展開で、ストーリー終盤に新鮮味がない。
ハードボイルドも近くで観すぎると微妙に格闘のシーンでのキャスト同士の隙間が気になる。まあ、本当に殴ってるはずはないのだけれど、ちょっと離れすぎだろ?!みたいな・・。

キャスト陣はキャラが強くひじょうに素晴らしい面々でした。捜査官がドラッグ中毒で夢見る心の天使の登場の仕方はファンタジー的で素敵でした。




容疑者χの献身

容疑者χの献身

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2009/04/30 (木) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつものキャラメルと違う?
神戸で一度観たあと、映画DVDを観て、原作を読んで、サンシャインでもう一度観ました

原作に忠実と成井さんが仰られていましたが本当に忠実だった
もともとのストーリーがよいためか、物語にぐいぐい引き込まれました

ゆうれいも出てこないし、タイムトラベルもないし、ダンスもない
しかも殺人シーンがある
・・・といつものキャラメルとは、少し違うテイストではありました

ただ、大森美紀子さんや前田綾さんのキャラクターは、明らかにキャラメルテイストでした(笑)

KWANNON CABARET in OJI

KWANNON CABARET in OJI

仏団観音びらき

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★

そうでした、これも
観たのでした。タイトルが「道頓堀スナックママ三人衆」とかでしたらしっくりきます。王子小劇場っぽくない為びっくりしましたが、巣鴨とかでやるとウケると思うんです。きっと需要はあるはず。

楽屋

楽屋

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2009/05/10 (日) ~ 2009/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

『楽屋』を観た
この作品を観るのは2回目。
前回は役者友達のもの。
初見のインパクトが強かった分、今回は落ち着いて観れた。

日本の作品なのに途中内容が前回と違っていた気がした。
渡辺えり演ずる女1の部分。

戯曲を読んだ訳じゃないから何とも言えないけど。

あと、蒼井優演じた女4が初見の時ほど変じゃなかった。
個人的にはより変でずれてる方が好きだ。

夢を達成できなかった役者の情念の話だが、
自分はとにかく役者をやることで後悔しない人生と考えているが、
死んだ後望んだ役を掴めなかったと情念が彷徨ったどうしよう…と思った。
やらなくても後悔、やっても後悔。
でも世の中のほとんどの事は、そういうものじゃないかとも感じる。

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)

FUKAIPRODUCE羽衣

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了

満足度

最低最悪醜悪・不快さんのオナニーショー
ただのエロオナニーを「芝居」と言い張ってるだけ。
叫びすぎで声は枯れ、がむしゃらという名の暑苦しい自己満足。
ダンスと呼ぶにはダンスに失礼だ。
ミョージカルといってももじられたミュージカルに失礼だ。
芝居ではない。
AVの方がまだマシである。
深井氏以外の役者たちは良かった。

PRIFIX2

PRIFIX2

PRIFIX2実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

気力。
13時開場だと14時開演までの1時間、席で待っていなくてはいけないのが大変。(遅く行けば良かったのですが開演前なら外出してもいいかと私が勝手に思い込んでいた為)席が空いているのか判断できるようになにか、あればいいんですけどね。
初回では案内人は時々顔を出すくらいだったので、上段にどうすれば辿り着くのか迷うお客さんが目立ちました。どの団体の人でもいいので一人はいた方が安心です。もし時間が予定よりぽっかり空いてしまった場合、短篇映画の上映とかあったら嬉しいかな。東方力丸さんに漫画読んでもらうとか(笑

無頼茫々

無頼茫々

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2009/05/10 (日) ~ 2009/05/18 (月)公演終了

せすじがのびる。
筆圧の感じる脚本もさることながらキャスティングがすごく良くて。
登場人物全員を好きになった。
浅倉さんがハマリ役。
いつもながら風琴工房のここまで真摯に芝居と向き合う姿勢には思わず背筋が伸びる。

関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

SFファンタジー風味で描く,日常に潜む人の悪意が怖い。
SFやファンタジーの世界を借りて、人の心に迫る独特の世界が得意な、前川知大さんと彼の主催するイキウメの再演作。

「ドミノ幻想」では、世界はある特定の人間を中心にして回っていると考える。
本人が意識しなくても、周囲の人間の運命はその人物が思ったように回り始めるという…。

話の冒頭から、日常生活に「人の悪意」が静かに迫ってくるジリジリとした恐怖が感じられて、観ていて気が気ではありません。
これがあまり強いと、わざわざ観るのも嫌になってしまうところ、それでも好きになって次が観たくなるのは、そこに”救い”が用意されているからか。
意外なラストもまた面白い。
この話は、やはり舞台でしか、イキウメでしか、味わえない独特の感動です。

今回は、ともさと衣さんの狂信的な信念を持つ役が印象に残りました。
鴻上尚史主催の虚構の劇団所属・大久保綾乃さんも好演でした。

BIJOU DE BRUIN

BIJOU DE BRUIN

歌劇★ビジュー

ネザーランズセンター・神戸WYNTERLAND(兵庫県)

2009/04/03 (金) ~ 2009/06/27 (土)公演終了

満足度★★★★★

お勧めですっ!
連休に行ってきました!!
もうもうもうもう~!!大感激!大感動でした!
あのようなエンターティメントが間近で見られる素晴らしさっ!
百聞は一見にしかず。
ぜひ期間中に訪れてみてください!
絶対お勧めですっ!

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しずくまち♭[フラット]

d-倉庫(東京都)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/19 (火)公演終了

満足度★★

しびれ方もいろいろあるし。
近頃あまり観なくなった雰囲気。それは私が観てないだけなのか、こういう雰囲気の劇作が少なくなったのか、わからないけど。たぶん私は作り手側が狙ったのとは全く違った部分でしびれてました。

ネタバレBOX

初演は観ていませんが、皆さんが書かれているとおりリアルさをもたせるために書き直したことが裏目に出たんではないかと思える、しらじらしさ。それでも脚本の持つ世界観はしっとりとよかったんですが。

どうにも演出が私にはなじみませんでした。
簡単に言えば古いってことなんでしょうか。
お芝居って言うのはお客さんにお尻を向けちゃいけません。台詞はちゃんとお客さんに向かって聞こえるように言いましょう。ってな感じです。
途中まで、うわぁって思ってましたが、突き抜けてしまうとどこからどこまで東海テレビ制作のお昼のドラマ。もしくは青春の青臭さを抜いた大映ドラマ。

こう思えてしまうとすばらしいハープの音色も、違った色合い。ある意味とてつもなくぴったりでした。
PRIFIX2

PRIFIX2

PRIFIX2実行委員会

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/05/16 (土) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★

あまりにも実力の差が激しい
劇団の配置。
観劇前はお得なチケットだと喜々としていたが、観た後はえらく高かったなぁ・・。という実感!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

4団体~6団体のオムニバス調の構成があちこちの劇場で盛んな中、これ程までに質の悪い公演を観たのは初めてだった。
観客の口コミとは凄まじいもので大抵の小劇場で観た事のある顔ぶれが揃う。観劇マニアの大方の話題は芝居の公演情報だったり、役者や脚本家の話しに花が咲くわけだ!

そんな情報が効いたのか、客席の空席が目立ち始める。せいぜい満席になったのは14時~16時くらいでそれ以降は余裕で座れる状況だった。

たった2日間の公演なのにこれだけの空席は観客の反響を反映しての事だと思う。
8月にまたこの企画があるようだが、参加する劇団を慎重に選ばないと、次はない。


魂℃OUT~ソウルドアウト~

魂℃OUT~ソウルドアウト~

劇団ナグラチーム

池袋GEKIBA(東京都)

2009/05/14 (木) ~ 2009/05/18 (月)公演終了

満足度★★

観てきた!
旗揚げ公演ということもあって、力入っているなぁとは思うけど‥観客側と作り手側との温度差をかなり感じた。やや下っぽいネタとかアドリブのグダグダ感なんかもちょっとしんどかったかな。



ネタバレBOX

内容は、とある大学のゼミ。そのゼミを受講する生徒たちと教授の一週間の体験を描いた物語。

映像をかなり使っていたけど、これも肝心の舞台の中身が薄っぺらく感じてしまう原因だったかな。今回の経験を活かして、また次に期待します。
しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しびれものがたり(第14回劇作家協会新人戯曲賞受賞作品)

しずくまち♭[フラット]

d-倉庫(東京都)

2009/05/15 (金) ~ 2009/05/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

至福の時間
せつなく物悲しいストーリーとハープの音色が見事な調和で素敵な時間を紡ぎ上げてくれました。観劇後は芝居が好きで良かったなぁと心が満たされています。しずくまち♭の観劇は2度目ですが,その世界観は美しいです。次回作がとても待ち遠しく思います。

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