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「エリザベート」-愛と死の輪舞(ロンド)-

「エリザベート」-愛と死の輪舞(ロンド)-

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★

こんな、つまらないエリザって・・・
いろいろなバージョンで、おそらく10回以上見ている、この演目。
確かに、もう古いってのはあるでしょう。
でも楽曲の持つ力には、まだまだ素晴らしさがあるんだけど。

瀬名じゅんが座頭の、今回は、本当に間延びして、
舞台から迫力の感じられない、オーラが伝わらない仕上がりであった。
1階の前のほうの席は、良いのかもしれない。
でも、2階のA席には、全く感じられない。
この2000席の劇場を包み込む求心力がなかった。

去年のミーマイも、そうであったが、
既に出来上がっている作品で、誰が演じても、そこそこ楽しめるはずなのに、
もちろん、比較されるハンディはあるにしても。

宝塚の人材不足を、とても感じた日曜の昼下がりでした。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

自然を感じる
幕開けと同時にいきなり会場がアフリカの大地に変わる。
人を巻き込む第一声を出すあの舞台役者さんは素晴らしすぎる。

最初の一幕だけでも荘厳さを感じ、
大自然の絶景を見たときと同じような感覚で涙が出そうになる。
それだけでもよかったと思える作品。

本当に劇団四季のTOPの舞台は素晴らしい。
世界観にブレがないし、相当の稽古を積んでいるのがわかる。

ライオンキングはまさに日本最高峰のエンタテイメントだと思う。
舞台のダイナミズムでこれを超えるものはいまだに見たことがない。
ロングランなのも心底納得できる。

奇ッ怪

奇ッ怪

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2009/07/03 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

良いですね!

個人的な話で、好きな芸人の方として、
既に引退した上岡龍太郎が
「笑かす芸ありゃ泣く芸、怒る芸もあり」などと
コメントしていたことがありましたが、

同様の表現をすれば
感動させる演劇、涙させる演劇あれば、恐怖に怯えさせる演劇、
背筋を凍らせる演劇もある、というところでしょうか。


出演しているメンバの演技は良いし、暗転の間も良い。
演出、構成も良いですね。

いやぁ、なかなか良い舞台です。

キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

泣かせ上手
な櫻井さんの恋愛観は他の作品からも見受けられます。ドッタンバッタンがあってもきっと愛に向かって走っているのだろう、という安心感が常にある。前回同様、近藤美月さんは飛んでいる。あずきさんのトランポリンで遊んでるみたいな強弱が抱きしめたくなる可愛さ。櫻井さんの本を熟知してるだけあってぐぐっと込み上げてくる終盤のシーンは見応えありました。櫻井節が60分に濃縮されていたので台本読みたい。ドリチョコは30人以内の観客で観るのがベストなんじゃないかしらーなんて。もはや人気があるので無理な願望ですが。

Dear My Hero

Dear My Hero

LIVES(ライヴズ)

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

人、多すぎ
あってもなくても良い役と台詞が多いのではないでしょうか。
それを減らせば、もっとスッキリしたのではないかと思います。時間も短くてすむし。

あと、役者と役の年齢があってない気がします。

侍CRASH

侍CRASH

Shibaiya遊歩堂

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2009/07/02 (木) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でした!
初日~千秋楽まで7ステージ。
初めは「大澤さんが武田信玄?」と思いましたが、初日で払拭。
キャスティングがどれもドンピシャで、ストーリーもわかりやすかった。
家康が実は信玄の息子、という斬新なアイディアも『実は本当にそうなんじゃ…』と思いたくなるような内容でした。
チーム極楽歌劇団も大活躍のダンス、殺陣。
終盤の大殺陣は圧巻でトリ肌ものでした。
遊歩堂のエンタメ公演はスゴイ、って聞いてはいたけど体感できてよかったです。

キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待通りでした
肩の力が抜けて、自然と笑ってしまうお芝居でした。
この技は凄いものです。次回作にも期待できそうです。

スメル

スメル

キリンバズウカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

よいはなしでおわらない
ラストの暗黒なかんじが意外に効いて

卵の中の白雪姫

卵の中の白雪姫

演劇集団若人

池袋小劇場(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

思い込みとは妄想なのです。
乞食とはこういうものだ。白雪姫とはこういうものだ。という思い込みからそんなはずはない!なんちゃって爆走する物語。

やっぱ、別役実って独特の毒があるよね。それゆえに評価が割れるのは当然のことで、それを解ってて演出したという松井の勇気は素晴らしい!(苦笑!)

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

ある紳士と給仕は乞食を探す。目の前にいる乞食に「乞食を見かけませんでしたか?」と尋ねる。割と小奇麗な乞食を乞食と思わなかった給仕の思い込みが、そうさせた。

乞食は「自分が乞食だ。」と訴える。何かお恵みを貰えるのではないかとの思い込みから必死だった。

しかし、紳士は乞食の前で椅子とテーブルを出して豪華な食事を食べ、乞食が物欲しそうに眺めてる様子を見るのを趣味にしていた。

そんな場所に魔法使いだと名乗る女とその魔法を見たい、という女が現れる。彼女たちも一種の思い込みを持っている。そのうちに市長と泥棒が現れ、更に巨大な卵を車輪に乗せた女が登場する。
彼らは一様にこの卵の中には白雪姫が入ってると思い込む。
一方で、市のイベントに白雪姫tがニシキヘビを首に巻いて口から火を吹き大きな刀を持って暴れてる、という。
それを聞いた彼らは、それは本当の白雪姫ではないという思い込みから、やはり、この卵の中から生まれてくるのは、きっと清楚で可愛らしいはずの白雪姫だと、思い込み、幻想と妄想の中、架空の白雪姫が生まれるまで待つ。

物語の筋としては面白い。
ただ、こういう種類の物語って人間の裏側をどのように表現するかで舞台の重みみたいなものが違ってきちゃうような気がする。

次回も観てみたい劇団の一つだ。
ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

正直期待してませんでした。
三年物語という劇団も知りませんでした。
2時間15分と聞き、眠くなったらどうしようと思ってました。
最近期待して観た作品がことごとくつまらなかったのですが・・・・・・・これは!どんどん引きこまれました。
良い感じに裏切られました。
緊張感とゆったり感がうまく調和されてました。
素晴らしいです。
三年物語ファンになりました。

ネタバレBOX

虚構の劇団の小名木美里さんが出てなかったら出会えなかった作品です。
ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

書き直します
多重投稿になってしまったみたいです。時田役とライトニング役と流星役がかっこよくて素敵ですね。他の役者さん達も更にパワーがあふれてました。弘道役も好みですが、もっとレベルを上げてね。応援したいです。ミライ・操・トム・サチ・ラン・正子・光子は安定してるし個々に良い女優さんです。個人的には団員の馬渡さんと他劇団から参加の小名木さんが好きです。

上海異人娼館-チャイナ・ドール -

上海異人娼館-チャイナ・ドール -

青蛾館

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

デカダン
寺山修司が亡くなったのが1983年。その2年前に作られた映画「上海異人娼館」をもとに、岸田理生が今から20年ほど前に構成・脚本を担当した舞台劇。
私が芝居を見始めたのは寺山の没後だし、岸田理生が関わった芝居を見るのもこれが初めて。古典を見るときのように、予備知識ゼロで見るのはなかなかむずかしい作品で、見ているうちにもその時代背景が気になってくる。
映画はポーリーヌ・レアージュの「O嬢の物語」の続編を寺山が上海を舞台に置き換えたものだという。城館で繰りひろげられる退廃的でエロチックな世界というのは、ジャンルとはいわないまでも、映画や文学作品の系譜としてはそれなりにある。王侯貴族による酒池肉林の宴なんてのがそもそもの始まりではないだろうか。

ネタバレBOX

時代は1920年代。場所は上海の租界にある娼婦館。そこに新顔としてやってきた少女が目にする、妖しくもおぞましい人間模様。
娼婦館の女主人は黒蜥蜴という。美輪明宏主演のアレを思い出したけど、そもそも両者に繋がりはあるのだろうか。女主人が銃弾に倒れたあと、少女がやがて2代目を継いで幕切れというのが面白い。
娼婦たちのエピソードには寺山らしさがのぞいていた。娼婦と客との関係は、一種のRPG(ロール・プレーイング・ゲーム)だなと思う。

個人的には、こういう時代がかったものを、いかにも凄みをきかせた演技・演出で見るのはあまり好きではない。
キドクラッチ

キドクラッチ

MCR

中野スタジオあくとれ(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通り
いや、期待以上。面白いであろう事は分かっていたが、やはり面白かった。

箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

なかなかの出来映えですね。
人間の深層と真実の姿をこんな風に描く事を考え付く、その発想がとても面白く、なるほどと言える現実に対比できる事柄が沢山身の回りにあるような気がして、とても興味深く観劇。
ただ欲を言えば、ガナリ立てる声が聞き取りにくい場面が多かったので、一考を。
全体的なテンポもよく、背景に静かに積まれてゆく白い箱が意味深く、構成は良かったと思う。
この発想をますます進化させ、私達を楽しませ、そして何かを気付かせてくれるだろう。

箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/07/10 (金) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★

自分はどんな箱を持っているのだろう?
「劇団おおきりみかん」を観劇するのは2回目でしたが、前回と同じようにとても印象に残りました。前回は他の劇団とは違う匂いを感じるなぁと思ったのですが、やはり今回も感じました。とても好きな劇団です。
話の発想はとても面白く良かったです。どんどん箱が積み上がっていく所が印象的で、最後まで積み上がっていったらどうなるんだろう?と思いながら観劇してました。
でも話の途中の展開が悪く、何度か眠たくなってしまいました。もっと話に変化が欲しかったです。後半は良かったので残念でした。
役者さんは皆さんとても良かったです。
アフタートークはとても楽しくて良かったです。いい劇団だなぁと思いました。
本当は質問したかったのですが、恥ずかしくて出来ませんでした。
おおきりみかん10周年おめでとうございました。20周年に向けて頑張ってください。

Dear My Hero

Dear My Hero

LIVES(ライヴズ)

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2009/07/08 (水) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演だからこそ完成されてた!
ホント、素晴らしい舞台でした。初演と比較すると全体的な筋は変わらないものの、脚本を見直し批判を繰り返し更に練り上げた跡が見て取れるような完成された舞台でした。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX



初演の時の評価は星3つでした。理由は笑いが少なかったこと。そうして練が甘かったこと。

しかし、今回の芝居は全然ちゃいます。微妙に演出を変えてます。
本筋からはそれない程度に脇役のコミカルさを充分に押し出し、以前よりもずっと笑える個所が増えて、しかも、テンポも良かった。

負けっぱなしのボクサーに「人生なんて・・、勝つことなんて滅多にない。負けてもいいじゃねえか!戦い続けよう。」と励ますセリフは、心打たれるものがあったし、スパークの父親に職場の仲間が「あんたの息子は俺たちのヒーローだ!」と言わせるシーンなどは、ホロリ・・。として泣ける。

自分の選んだ道を真面目に一生懸命に生きてきた証。
その誇りがあるなら、試合に負けても自分に負けない。

初演同様、最後の終わりのシーンの演出が上手い。
充分に楽しめる舞台です。お勧め!


ホームスチーム

ホームスチーム

トランジスタone

アトリエフォンテーヌ(東京都)

2009/04/14 (火) ~ 2009/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

次も見たいと思いました。

友人の初舞台ということで、拝見しました。

舞台は生き物だと思いますが、

役者さんたちの泣いたり叫んだり笑ったりを見ていると

好きなんだなぁー、芝居って魔力があるんだろうなぁー、

演出って、難しそうだなぁーと思いました。


観に来られているお客さんも様々だと思いますが、
次回作も、感動や”気”をもらえる、前向きで見てよかったぁー!!
この芝居を見に足を運んだ甲斐があった!と思わせてくれる舞台を期待しています。

半蔵~HANZOH

半蔵~HANZOH

劇団 武士道

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2009/07/11 (土) ~ 2009/07/14 (火)公演終了

満足度★★

もっとドラマとしての魅力と深みを
THEちょんまげ軍団SUPERなど時代劇中心に活動してきた幸村宏行が主宰する劇団「武士道」の旗揚げ公演。忍びの者服部半蔵をめぐる愛と死闘の物語。先に麻布十番のライブハウスで上演したダイジェストパフォーマンスの際よりはパワーアップし、総勢約30人がスピード感あふれる殺陣を披露する。
初日マチネーはほぼ満席の盛況だった。ただ、ほとんどが劇団関係者の知り合いで埋められた様子で、若者が客層の中心である小劇場演劇の世界において今後どれだけ新しい観客層を開拓していけるかが大きな課題となるだろう。用意されたアンケートの設問も「時代劇が好き」という前提で書かれているため、このような公演を初めて観に来た客は戸惑ったかもしれない。THEちょんまげ軍団系の芝居とほぼ似たようなストーリーで既視感があり、新味には乏しい。

ネタバレBOX

こういったアクション時代劇畑では既に「いのうえ歌舞伎」と呼ばれる劇団新感線のような優れた劇団が存在し、現代的な演出とスピード感のある殺陣、奇抜で華麗なストーリーで観客をつかんでいる。それに比べれば、平板な筋書きで、「実と思えば嘘、嘘と思えば実」の忍びの観念論を繰り返すだけでドラマとしての深みや面白みに欠ける。主役が終盤前に死んでしまい、山場が弱いなど、脚本には疑問が残る。何より、主役の幸村に華が感じられず、かっこよさには乏しく、3人の女性に慕われるという説得力を感じない。時代劇として酔えないのでは致命的だ。殺陣教室も開いているというが、姿勢が猫背で美しくないのも時代劇の俳優として改めてほしい。
イケメンブームの現代、時代劇の劇団として固定ファンをつかむには、カリスマ性のある美形の俳優が主役でないと厳しいと言わざるをえない。
BGMの音が大きすぎて肝心のせりふが聞き取れなかったのも不満だった。また、男性の衣裳は戦国風なのに、女優の和服が慶長風や昭和風などバラバラで、衣裳考証はもう少しきちんとやってほしい。男性の髪型も自毛でやるにしても統一感がなく、こういう細かいところが雑では、時代劇としてがっかりしてしまう。
ロボット

ロボット

劇団三年物語

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/07/04 (土) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

もっと観たい!
ロボットは今公演4回目の観劇。
何度観ても笑いあり、アクションあり、ダンスあり、涙ありの感動の作品です。最後はまた号泣してしまいました。
まだまだ観たいです!

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

向日葵と夕凪【ご来場頂き誠にありがとうございました。】

七里ガ浜オールスターズ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/07/07 (火) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

賛否・・・
個人的には、とてもよく出来たストーリーで、女性の演技も自然でしたので、好きな舞台でした。

ま、男が書いた脚本(?)だから女心がわからない? とも思うけど・・・。
内容的にはそれほど悪くないと思う。知りたい願望は誰でも持っていることだし・・・。自分のことだけでなく人のことも、「誰かに喋りたい」人も。いるものなのだから。

きっと理伽子と籐子はA型の女性だったのでは?(笑)

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