最新の観てきた!クチコミ一覧

169981-170000件 / 189912件中
【終幕】暗ポップ 【劇団員募集中】

【終幕】暗ポップ 【劇団員募集中】

空間ゼリー

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/08/26 (水) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

「普通」なのは誰?
入院施設のある心療内科専門病院に、あたらしく併設されたショートステイの診療セラピー参加者と、医師・看護師などの医療従事者の7日間を描いた作品。
アップフロントエージェンシーのいわゆるアイドルたちが出演しているということで、気軽に見れる舞台と思いきや、いい意味で裏切られた。。。

ネタバレBOX

合宿に参加したのは、それぞれ、心に傷持つ人ばかり。①「足が太い」と友人に言われたことがきっかけで拒食症になった女子高生、②自分は常に正しいと思い、相手の価値観を受容することができない幼稚園教諭、③締め切りに間に合わず、原稿を落としてしまったことで、職場から逃げ出したフリーライター、④極度の人見知りで対人恐怖症の女子大生、⑤裕福な家庭に育ち、引きこもりとなったオタク、⑥ちょっとしたことですぐにキレ、同居する女性にもDVをはたらく「ひも」、⑦働きすぎが原因で電車に乗ることができなる適応障害のサラリーマン。そんな彼らではあるが、7日間の合宿を通して、参加者どおし、医療従事者、または入院患者との交流を通じて、自分と向き合い、相手との距離感の保ち方などを徐々につかみ、多くのメンバーは一定の成果を上げる。

一方で、かれらの支えるはずの医療従事者は医療従事者なりの課題を抱えていた。
物事をすべて白か黒かで判断しようとする心療内科医、一生懸命なばっかりにがんばりすぎて、精神安定剤が手放せない心療内科医、患者のことを思い、自分こそが患者の一番の理解者であると自認しながらも、ある事件が起こった際には、患者を信用することができなかった心療内科医など。

舞台の進行によって、「普通」でないはずのセラピー参加者は、実は「普通」で、「普通」であるはずの医療従事者が、実は「普通でない」様が明らかになってくる仕掛けはなかなか見ごたえがあった。
その典型は、セラピー参加者でありながら、自分は他の参加者とは違い、「普通」の人間であると自覚し、1日早くセラピーを切り上げ、社会復帰を果たしたはずのサラリーマン(前述の⑦)と思われる人物が、電車への飛び込み自殺を図ったことが暗示されるラストに象徴されている。

セラピーで交わされる参加者、医療従事者たちの会話・コミュニケーションの危うさを通して、万人が精神的に病んでいてもおかしくないこの時代に、仲間と普通にコミュニケーションがとれることが奇跡ではないか、と思わせられるような、そんなラストがわりと心地よかった。

狭き門より入れ

狭き門より入れ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

前川さんワールド、満喫しました。
イキウメファンとしては欲を言えばそちらのメンツでも観てみたい!というのが本音ではありますが。
各役者陣も好きな俳優さん達で、且つ当然ながら見応えあるものでした。

昏睡

昏睡

青年団若手自主企画 山内・兵藤企画

アトリエ春風舎(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/08/26 (水)公演終了

満足度★★★★★

すごく良かったです
観た。
観てしまった。
ものすごく良かった。

来来来来来

来来来来来

劇団、本谷有希子

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2009/08/25 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

刺激的!!!
年齢さまざまな女たちが狂気と正気の境をいったりきたり。
カーテンコールで出てきた本谷さんはなんて可愛らしいことか。
どつぼにはまった作品でした。

来来来来来

来来来来来

劇団、本谷有希子

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2009/08/25 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★

本谷節だった
この劇団を観たのは初めてだったけど、
うん、期待通り。
好き嫌いは分かれそうだけど私は好き。
でも私が男だったらたぶん嫌い。

女6人がぎゃんぎゃん騒ぐ話。
それだけ。っちゃーそれだけ。うん。

このひとの作品はそんなんばっかなイメージだけど、なんか好きです。
それだけだったけど、楽しめました。

ネタバレBOX

「頭小さすぎ 脳みそ垂れてんじゃねーの」
みたいなセリフは日替わりだったのかな。

集会所のひとたちは助かったのかな。
本筋と関係ないから、まあどちらでもいんだけど。

じいさん役は誰だったんだろう。
パンフ買えば良かったなあ。
"Are You Experienced?"

"Are You Experienced?"

CASTAYA PROJECT

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

【The last stage】鳴り止まぬカーテンコールのように、
いわゆる終演後になっても、客電が灯り、小屋の扉が開け放たれても、
少なからぬお客さんたちが席を立たず、舞台上に佇む役者(多田淳之介)を凝視しつづけていた。
おそらく、客がすべて退出しないかぎり、役者は舞台を降りない覚悟、なのだろう。

一方、観客の側も、劇中で、「役者がいれば舞台はつづく」「観客は劇場をでると観客ではなくなる」といったことが語られていたこともあり、自分たちが帰らないかぎり終わらない芝居のつづきを観たがっていた。舞台上には身動きしない役者が立っているだけで(表情は変化する)、これ以上のなにかが起こる可能性などなさそうなのに。

ネタバレBOX

自分は、ちょっと人と約束があって早々に退席、ロビーで取材の依頼などを。
その間に、徐々に観客は減っていく。
けれど、最終的に客席には十数人は残り、芝居は終わらなくなる。

21時前には客電がついたというのに、22時近くになっても状況に変化なく。
スタッフが5分後に閉館ですのでお帰りの準備をしてくださいと告げ、
その後には、照明やパイプ椅子(役者や観客に関係ある部分を除いて)などの撤去作業も行われるが、まだ、芝居が終わる気配はなかったという。
逆に、観客のなかには、「まだ芝居中なのに、片付けはじめるのはおかしいのでは?」とスタッフに注意しようかと思った人もいたようだ。

最終的には、スタッフが強制終了させるような形で完全に終演。
客電がついてから、約1時間半後のことだった。

はたから観ていると、我慢大会とも思えそうな様相ではあったが、
参加者の意見はまるで違い、
「もっと長く観ていたかった」「最後のひとりの観客になりたかった」など、口々に至福の時間を語る。
そして多くの人が、真剣勝負に水を差された形の終わり方への不満を口にしつつ、「終電までは大丈夫だったのに」「朝までも覚悟した」なんて声も。

ああ、なんかすごい場にいあわせちゃったなあ。
と、思いつつ、最後まで直で体験できなかったのを激しく悔やむ。
愛が足りない、ということか…。
昏睡

昏睡

青年団若手自主企画 山内・兵藤企画

アトリエ春風舎(東京都)

2009/08/17 (月) ~ 2009/08/26 (水)公演終了

観ました。
世界が終わる。2人の俳優で描く7つの詩編。

役者さん2人で14人分を演じたと思うと
役者さんのパワフルさに感嘆しました。


ネタバレBOX

もやもやとしたものが残りました。
自分の理解力がないのが悔しいです。

結合の時にお客様が笑っていたのを私は素直に笑えなかった。
滑稽さに苦味的な笑いだったのかもしれないのですが。
ちょっとわざとらしさを感じてしまいなんとも言えませんでした。

好き嫌いという前に癖のあるものだと思いました。
巨人は熟睡中(ご来場ありがとうございましたっ!!)

巨人は熟睡中(ご来場ありがとうございましたっ!!)

贅沢な妥協策

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★

小ネタ満載
トラックドライバーの高橋です!

ところどころ小さな笑いがあって、後半は展開がおもしろかったです。

前半はもっと気合で押しちゃっていい気がしました。

ネタバレBOX

お前はドン小西か~
緑の方舟

緑の方舟

劇団TIME LIMITS

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/07/17 (金) ~ 2009/07/20 (月)公演終了

満足度★★

普遍的でした
なんか、小学生ぐらいのときから、きいたことがあるようなお話で。こういったテーマの普遍性をかんじました。魅力的なんだろうな。。。黒いピタTをきて、カクカクうごくアンドロイドさんたちに、ちょっと笑いそうになったけど、みんなが真剣だったので、真面目に観ました。人のではけが、順番に上手にはけたら、他の人が順番に下手から出てくるような、ベルトコンベアーのようなかんじで、なんだか不思議でした。でも、帰ろうとか、寝ようとか思わず、観ようと思わせる力がある公演でした。最後までしっかりみました。長い劇団さんの力を感じました。

エル・スール~わが心の博多、そして西鉄ライオンズ~

エル・スール~わが心の博多、そして西鉄ライオンズ~

トム・プロジェクト

本多劇場(東京都)

2009/08/25 (火) ~ 2009/08/31 (月)公演終了

満足度★★★★

脚本力!!?
野球がわからなくても、十分に楽しめました。好きなものへの執着というか、作・演出の東さんならではの福岡への愛情というか。。。役者さんのベテランの方々でとても安心して観ることができました。今日、初日だったのですね。

くすり(^^)フィンガー

くすり(^^)フィンガー

Cappa

駅前劇場(東京都)

2009/06/25 (木) ~ 2009/06/29 (月)公演終了

満足度★★★

男の子っていうか人って
こういうかんじで、ものごと考えてるのかなーって、おもったり。女の発想ではないかんじに触れられて、なんか覗き見気分。
キャンセル待ちの補助席で、箱馬みたいな箱の上に座布団しいたせきで、通路からみました。そんなわけで、それがつらかった。じぶんが予約遅いからいけないんだけど。

『LUXOR』『読後感』

『LUXOR』『読後感』

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2009/06/17 (水) ~ 2009/06/21 (日)公演終了

満足度★★★

LUXORみました
鉄砲こわかった。
エコバックもらえて、ちょっとうれしいです。

ふうふうの神様

ふうふうの神様

劇団桟敷童子

ザ・スズナリ(東京都)

2009/06/19 (金) ~ 2009/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろいよー
真っ赤でした。おみずがなくて、ちょっとさみしかったけど、とっつきやすいお話だし、わかりやすいし、すごくおもしろかった。はじめて桟敷童子を紹介する友達とかにみせたかった。

来来来来来

来来来来来

劇団、本谷有希子

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2009/08/25 (火) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

やっぱすごい!
本谷作品が北九州で観られるなんて幸せ。今まで以上にどん底の絶望の中にあって、からりと前向き。きゃしゃでクールなイメージのりょうさんが、かわいらしくてたくましい。そのほかの女優さんたちも、それぞれにどん底の絶望の中にいるけどみんなたくましい。

サダオのサダメ

サダオのサダメ

劇団たいしゅう小説家

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/08/19 (水) ~ 2009/08/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

良い!
構成も内容も上演時間もとても良い!ストーリーはある程度読めてしまうけど,役者さんも配役にはまっていて,見ごたえはあったし,観ていて楽しかった。満足できる一作じゃないかな。あと,上演前に流れていたアニソンのJazzアレンジ,これも良かったなぁ。誰の演奏なんだろう。CDとか出ているのかなぁ?

遊ぶカネが欲しかった

遊ぶカネが欲しかった

バナナ学園純情乙女組

DRESS AKIBA HALL(東京都)

2009/04/07 (火) ~ 2009/04/07 (火)公演終了

遅ればせながら。
狭くてもバナナは良く熟れていました。

キル

キル

劇団デパス

柏市民文化会館(千葉県)

2008/09/07 (日) ~ 2008/09/07 (日)公演終了

遅ればせながら。
千葉県柏市にて活動している劇団。それこそ移り住んですぐの頃から名前は知っていまして、今回ようやくの拝見。
芝居としては絶対的にテンションが足りなかった。野田秀樹の脚本は呟くように口にしたら荒唐無稽な戯れ言になってしまう。説得力を与えるのは構文ではなく、押し付けて来るほどの勢いで発せられる役者の叫びに他ならない。ただのがなり声ではなく、伝えようとする意志のある大声の事。そういう点では最前列で観てたのに伝わって来なかったかなぁ。非常に疲れました。集中力で浪費した疲れじゃなく、席に長時間座っていた事でのもの。終わった時の不揃いで疎らな客の拍手は如実にそれを示していたかと。役者個人で見るとあまり難のない人もいたのだけど、難があるほうの人は一目でそれが分かるくらいの露見状況。演出者なり共演者がもうちょっと丁寧に指摘していたら改善出来た気もするのでちょっと惜しく思います。

ネタバレBOX

昔この劇団に片桐はづきさんがいたと知って驚きました。
お見合い5

お見合い5

新劇団松葉ステッキ

アミュゼ柏(千葉県)

2009/08/22 (土) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

マシになった。
ひとまず近所の人が暇だったら観に行ってもいいんじゃないかな、とは思える様になりました。

リュウノセナカ

リュウノセナカ

新劇団松葉ステッキ

アミュゼ柏(千葉県)

2009/03/28 (土) ~ 2009/03/29 (日)公演終了

遅ればせながら。
役者の演技が下手で説得力のある遣り取りが出来ない上に、やりたい場面だけ抽出した様な脚本。そして全く仕事をした跡の見られない演出。演劇という概念をレイプするに等しかった。

Trick or Treat

Trick or Treat

日本橋学館大学演劇部

日本橋学館大学(千葉県)

2009/04/16 (木) ~ 2009/04/16 (木)公演終了

遅ればせながら。
様々な大学で100くらいの学内公演を観ましたが、ぶっちゃけ観るに耐えないのが多い。酷いのになると「こいつらは演劇を辱めたいのか?」と憤る時さえある。けれど今回は良いほうだったと思う。
演技に関してはまだまだなレベル。とはいえ演出家の存在と役割がきちんと機能していた。『演技したいでーす』といきなり役者をやって表面上それなりに出来ちゃうケースはあるものの、『演出やりたいでーす』はまず不可能。何かしら経験がある人だったんじゃないかな。そういう人がいてちゃんと演劇が出来る環境というのは、恵まれている。

ネタバレBOX

作中で簡単に人が死ぬのは個人的に好きじゃない。

このページのQRコードです。

拡大