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BUG 【美保純が降板⇒代役は西山水木】

BUG 【美保純が降板⇒代役は西山水木】

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2009/09/18 (金) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★

侵食する虫
それはアグネスと元兵士のピーターの二人だけが見える幻覚なのか・・。
それともピーターの言う軍の仕業なのか・・。
ピーターのいうのも何となく納得してしまう。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

モーテルで暮らすアグネスは、過去を背負う元兵士のピーターと出会い心を通わせる。ピーターは部屋に小さな「虫(バグ)」が存在し、虫に刺されたとアグネスに訴える。
当初、あまり重要視していなかったアグネスもやがてピーターと同じ虫が見えてくる。彼らが見える小さな「虫(バグ)」は蠢きながら彼らの皮膚から肉体を侵食し、増殖していくと考えていたピーターは、自分は軍の実験台になっている。とアグネスに秘密を教える。
それはピーターの体にアリマキという幼虫を植えつけて人間に寄生し増殖させて人間自体を滅びさせるという研究だった。その使用目的はバグダッドに寄生虫を撒き散らす為だ。要はバグ戦争だ。
なんだか、ここまでくると枯葉作戦や細菌戦争じゃあないけれど、現実味を帯びてて軍の考える人体実験もありうるような気もする。

そんなある日、「善意の訪問だ」といって軍医が訪ねてくる。彼はピーターが幻覚と妄想を伴うパラノイアの患者だと説明した矢先、ピーターは、アグネスの前でこの軍医こそが情報をプロミングされたロボットだと主張し刺し殺してしまう。巨大な組織による陰謀だと訴えるピーターの説得力のある言葉にアグネスは、誘い水を吸い込むように、「私たちが知り合ったのも実は綿密に練られた計画の元に遂行し、私たちの周りの人たちはみんなグルでミッションは確実に行われた。そうか・・私達二人が結ばれた事によって雌の虫と雄の虫が交尾して増殖することに成功させた。虫を作ったのは私たち!私がスーパーマザーだったんだわ!」と解釈してしまう。

だとしたら、虫を殺さなきゃ!殺すしかないわね!
と二人は裸になってガソリンをかぶって火を放つ。
「愛してる。」
「愛してるわ。」と最後に契りながら。


虫の存在は本当のところ軍の差し金だったのか、妄想だったのか明確ではないが、虫は確実に皮膚から奥へ奥へ奥へと侵入し、彼らの脳味噌の中をやたらと這い進んだに違いない。
その虫は軍という特殊な環境で病んだ兵士の産物かもしれないし、実験と称したバグ戦争の為の人体実験だったかもしれない。
それでも彼らは自分を破壊することでこの戦争を終わりにしようと考えるあたり、実にアメリカ的だ。

当初、舞台に登場したアグネス(西山水木)のぴっちりとしたシャツから見える上を向いた乳首のラインを観た時、これは脱ぐな・・。(期待を込めた遠い目)
脱いでくれるな・・。(確信に満ちた煌く目)(^^)と直感したが、やはり脱いでくれた。そんな頑張り屋さんの西山は終演後、口を押さえて泣いてた。

そう、貴方達がいい舞台を作るのです。


ありとあらゆる涙

ありとあらゆる涙

散歩道楽

サブテレニアン(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

200909301430
200909301430@演劇フリースペース・サブテレニアン

milk

milk

高襟〜HAIKARA〜

d-倉庫(東京都)

2009/09/29 (火) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

milk

milk

高襟〜HAIKARA〜

d-倉庫(東京都)

2009/09/29 (火) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

ふわふわ
かわいい、だけでなく、かっこよくてユーモラスでした。全体的には、やっぱりかわいい!

コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ

コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/09/12 (土) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

3部-役者たちの集中
発売日翌日に注文した 3部のみのチケットでしたが
わりと満足いく席でした。

ふだんは
主に 役者の集中密度を一番に楽しんでいる私には
なじみにくい舞台でしたが・・・高尚なものなのかもしれません。

ただエンディングが近くなるにつれて役者の力がつながってきて
集中の高まる感じが すごくて、コレヨコレヨと思う。
人のハーモニーがすごい。

安部寛さん モデルのころからやっぱり特別です。 アベチャン♪ミトレル

中国の不思議な役人【寺山修司×白井晃】公演終了

中国の不思議な役人【寺山修司×白井晃】公演終了

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2009/09/12 (土) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

空席目立つのが
不思議だけど、値段との兼ね合いか?
全然それだけの価値はあると思いつつ。

はちみつ

はちみつ

こゆび侍

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/09/23 (水) ~ 2009/09/28 (月)公演終了

とりあえず
また書く。
面白かったです。

BUG 【美保純が降板⇒代役は西山水木】

BUG 【美保純が降板⇒代役は西山水木】

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2009/09/18 (金) ~ 2009/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

語るに値する舞台
すごかったなあ。こういうの、アメリカ人好きだからなあ。主人公の男女の設定が、戦争からの帰還兵とDVの被害者という・・・アメリカの今を象徴する二人だ。まあ、それがどういう状態なのか、日本人にはピンとこないんですけど。

でも、オフブロードウェイでこれを見た坂手さんが、日本で上演しようと思うあたりがすごい。坂手さんならではだ。ただし、「日本人はわかりづらい部分」を、映画じゃなくて演劇で伝えるためには、役者さんに背負ってもらわねばならないわけで・・・ご苦労さまです。水木さんは充分がんばってたと思います。しかし、体力持つのか・・・とうっかり心配してしまいました。

ハッピーエンドクラッシャー

ハッピーエンドクラッシャー

ゴジゲン

シアターブラッツ(東京都)

2009/09/09 (水) ~ 2009/09/15 (火)公演終了

満足度★★★★

初めて見ました
初ゴジゲンでした。



甘酸っぱいというかなんというか。

頭突き衝撃的でした。

パンクック

パンクック

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

満足度

ん~
物足りなかったな~

客演の中村さんがよかった!

後は見どころなかったかも

世田谷カフカ 

世田谷カフカ 

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2009/09/28 (月) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

みかんのこころぼし
楽しかった。カフカか~~。ありとあらゆるものが…不条理!?帰り道、電車の窓に映った自分の目玉が飛び出して踊っていた。終わりが本人にもわからない…。あーーできれば何度でも観たい。観直したいです。

勘吉郎の会

勘吉郎の会

藤間勘吉郎

国立文楽劇場(大阪府)

2009/09/27 (日) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★

昼の回を観たのですが
最後のほうに踊られた方はさすが上手くて、気持ち良かったです。

亀治郎さんの踊りには、私は疑問に感じるところもありましたが、本来どうあるべきかが分からないので、何とも言えません…。

高麗犬おるんー花モ嵐モー

高麗犬おるんー花モ嵐モー

マダマダムーン

サンモールスタジオ(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/09/28 (月)公演終了

満足度★★★

犬だと思って、舐めんなよう~
おるん、ふえ、そして、・・・小峰。ジーと魅入っていました。 

ネタバレBOX

コマイヌが立つ、喋る、踊る、歌う、ひとつ間違えたらドン引きしそうだけど、そうならないのは鈴木ハルニさんの力量かと。幕間のダンスシーン良かったですね。三味線の演奏も。 衣装が素敵ですね。
STAR★MINE

STAR★MINE

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2009/09/21 (月) ~ 2009/09/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

秋祭り!
小さい劇場に豪華スターがずらり。その上にトップ2の桜花・高世が煌めくとなれば平常心で帰れるはずがありません。

「秋祭り」の名の通り、お遊び要素もあり、今年の公演の再現もあり、チャレンジもあり、かっこよくしびれるダンスもキラキラうっとりなデュエットもある、充実した公演でした。

サディスティック 殿様 ダブルダウン

サディスティック 殿様 ダブルダウン

village80%

ぽんプラザホール(福岡県)

2009/09/26 (土) ~ 2009/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ぞくぞくした
福岡の演劇界にあって異色な劇風。
内容なんて問題でない。その舞台風景そのものが
意識にすりこまれる。
好きだな~~ここ。

て

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

あ、すごく良い
これは観たほうがいい。
観れてかなり嬉しい。
めちゃくちゃ面白かった。
一緒にいった知り合いが空気読めないくらい笑ってました。
もう1度観たい!

天狼新星 restored

天狼新星 restored

演劇レーベルBo″-tanz

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2009/09/26 (土) ~ 2009/10/01 (木)公演終了

満足度★★★★★

意識を持った双子
2010年の日本と未来の2049年の宇宙での物語。双子の市川姉妹をこの物語に起用したのが当たりだと思う。
非常に綿密に練られたストーリーに息つく暇もないほど感動した作品。

ものすっごくお勧めです。
池袋演劇祭の賞を狙ってるんじゃないかなー。
たぶん、取るでしょ。その位、高レベル。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

2010年、大容量の情報を超高速で受け渡しができる通信技術『光ソリトン通信』では、光ソリトン通信網の中に通信の障害や接続された端末をも破壊してしまう可能性を秘めた「ソリタリーパケット」と呼ばれる正体不明のノイズが存在していた為、問題を解決するべき対策チームが作られる。

「ソリタリーパケット」とは自立的に自己増殖が可能な独立した情報だ。それがどのような経緯で生じたものなのかをチームは研究していた。

一方で巨大な廃墟の中に少女は居た。「もうすぐよ。もうすぐやってくる・・。」未来を予言するようなその少女は「やがて世界は焼き尽くされる。」と、か細き声で警鐘する。この少女とは探索機だ。そしてもう一方は発射基地の地下深くに設置された。双子の片割れだ。この双子の少女はテレパシーのようなものが存在し、何光年離れていようと情報伝達が可能だった。双子は2049年、太陽系の外を探索するという目的で地球から打ち上げられた。

そして3つ目の舞台はサイバーフォース2057だ。彼らは電脳戦の為に組織された特殊コマンドだった。

舞台は3か所のブースを同時進行のように操りながら演出する。少女は与えられた自分の任務を遂行しながら爆発を危惧されたシリウスのデータを送り続ける。
電脳空間から脱出できなくなってしまった特殊コマンドは空間のある領域で繋げることを思いつく。しかし定体化するためには誰かを殺してその体に自分を入れることが必要だった。そんな折、『光ソリトン通信』の職員1人と配達員の佐藤が電脳空間にトリップしてしまう。二人を助ける為に職員の岡は電脳空間に自らトリップするのだが・・。
やがて岡は自分の記憶の奥から未来のサイソルという名のコマンドだったことを思い出してしまう。そしてサイソルは少女の「か細き声」をはっきりと聞くのだった。
「ハロールーシー。やがてこの世界は焼き尽くされる。時の揺らぎの中で終わりを見た。」

少女は叫び続ける。人類の滅亡を光よりも速く警告するために。
そして・・やがて双子は死ぬ。

時間のズレの描写が上手い。高度な音楽と映像を駆使した舞台の演出はまるで映画を観ているようでものすっごくレベルが高い。双子の少女が登場した時は鳥肌が立ったほど!(@@!)
要するにニンゲンじゃないような感覚。この世のものとは思えない異次元の双子。その雰囲気がまた抜群で表情と目がいい。
芝居が終る最後のシーンでは死んだ双子がカクカク、カタカタと生き返るような動きに魅了される。

ホント、素晴らしい!拍手喝采でした。

余談だけれど・・この双子の物語って電脳サイバーアニメで見たような記憶があるのだけれど・・・デジャブでしょか? ってかアニメおたく。笑
それほど良く出来た物語でした。
パンクック

パンクック

9-States

OFF OFFシアター(東京都)

2009/09/25 (金) ~ 2009/09/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

3回も観た
通し稽古も合わせたら4回も見た。
さすがに飽きた。
前田くん中村くん橋龍さん、客演陣の芝居がとても良かった。
あと芳川痺さんが作った映像が素晴らしかった。

身内なので評価は無駄に厳しくなったり無茶苦茶甘くなったりしてしまうので
ネット上では避けます。
今年は観てきた芝居はすべて書き込む事にしたので身内書き込みしちゃいました。

次は2月に下北沢演劇祭参加決定です!!
よろしくねー

ネタバレBOX

スタッフパスぶら下げて後ろの方で見ていた人(場内整理+前説の人)が誰も笑ってないトコで大声で笑っていて
ちょっと引きました(と、書かれそうなので先に書いてしまおう)
『ガンバレ!』

『ガンバレ!』

吉日企画

池袋小劇場(東京都)

2009/09/21 (月) ~ 2009/09/23 (水)公演終了

女の子集まれ^m^ 女の子だらけの舞台
セリフ合わせもよくなされていて、そして彼女たちの衣装のしたには
練習で擦りむけた膝こぞうがみえてた。 

観客にも愛おしく包まれ、会場もとてもいい雰囲気。

とてもわかりやすいし、今を意識しようとしているし、
なによりも役者の真摯さ・真面目さがガンガン伝わる。
そこが彼女たちの大きな魅力の ひとつなのかもしれない。

舞台をみる目的はひとそれぞれだと思うが
個人的には、あえて真面目なきもちになるために劇場へ
足を運ぶわけではないの、完全には波に乗り切れなかった。

劇団の特別な色があって、記憶にしっかり残りました。 
声がよかったり、あどけなさがよかったり。。。

女の子ファンが マスマス増えるといいねー 

『君がもしアンデルセンだったら…』

『君がもしアンデルセンだったら…』

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2009/09/26 (土) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣きました。
今回はちょっと毛色が違ったストーリー展開でしたが、いつもの坪田マジックにはまり、しっかり笑い、しっかり泣かせて戴きました。
あとはネタばれになるのでネタばれBOXへ。

ネタバレBOX

裸の王様、みにくいアヒルの子、人魚姫とそれぞれ違うアンデルセンのストーリーをそれぞれの同級生に当てはめ、それを見事に最後にまとめ上げて泣かせるところはキャプチンならでのストーリー展開。
脚本の坪田さん、お見事です!!
初日ということもあって、役者さんも多少の緊張した場面もありましたが、
期待を裏切らない演技に拍手です。
今回ロングランと言うことで、体調に気をつけながら頑張ってください。

次回公演も期待しています。

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