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ファニーガール

ファニーガール

梅田芸術劇場

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/01/08 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度

あまりにも、安易な企画?
これは、完全に企画ミス?
ひっどいなぁ・・・と思う、個人的には。

いろんな人が勘違いをしている。
まず、一番イライラしたところが、全くコメディエンヌの要素を感じられない春野スミレさんが、
「私って、面白いでしょ」みたいな、
そう職場にもいる「俺って3枚目キャラ?」「あたしって、
天然ボケキャラなの」みたいに思ってか、
くだらない振る舞いをするストレスの原因になる人って、
いるじゃないですか。
まさに、それを見せ付けられているようだった。
春野スミレが勘違いをしているのか、ホリプロが勘違いしているのか、
TBSが勘違いしているのか知らないけど、
クールビューティがお似合いなスミレさんには、あまりにも
目障りな役どころであった。
・・・と思う、個人的に。

歌も楽曲もセンスも悪くないんだけど、これこそクリエで、
9800円程度で上演すべきスケールの作品で、
間口の広い、赤坂アクトシアターの空間を埋めることはできない。
というより、お客が半分程度しか入らないのを前提に企画したのかな。
キャストも含め、非常にコストダウンというか、
安かろう~まずかろう~ 的な作品。
・・・と思う、個人的に。

みんないいひと。

みんないいひと。

ガラス玉遊戯

「劇」小劇場(東京都)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★

本年、三本目の観劇。
全体的に重たい空気の芝居でした。
印刷所を営むとある一家の風景を描いた作品。登場人物一人ずつの心理描写を丁寧に描いていた感じがしましたが、落とし所の決め手にかけている印象です。

ネタバレBOX

同僚の子供を不倫の末に身ごもりながら内緒にしている長女に、何も知らない母は結婚の話や出産の話をするシーンが印象的だった。母としては、なにげない会話のつもりなのに、タイミングの悪さから娘にとっては残酷な言葉になってしまう。人は知らず知らずのうちに誰かを傷つけているのかも知れないと思い知らされた気がする。

ただ、気になったのは一家の両親の人物設定。どうも二人が幼く見えてしまった。3人の子供を育て上げ、二代目とはいえ30年にも渡って一つの事業を営んできた大黒柱の父の発する「それが、わからんのだ」の一言に、年相応の重さが感じられなかった。誰も彼もが人生の賢者ではないだろうが、それにしても線が細すぎたように思う。母も同じく、天然キャラでかわいらしいという狙いは分かるが、それでもどこか肝が据わっていないと、親子に見えない印象を受けた。
第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

大船高等学校・ ミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』
ここの高校の顧問の野間哲先生が実力のある方で大会の常連校です。実に楽しみにしていたミュージカル♪

セットがひじょうに凝っています。道後温泉のセットなど、お金かかってんだろうなー。と思いっきり感じた。気合入ってます。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

明治の文豪夏目漱石が「坊ちゃん」を書き上げた11日間をミュージカルで描く。漱石は癇癪持ちで、家族とも上手くいかない、そんな自己嫌悪との日々を戦いながら「坊ちゃん」を執筆するわけだけれど、自ら書いた登場人物に励まされたり、気づかされながら、自己を見出していく様をびっくりするくらい完璧にミュージカルに仕立てていた。

悪妻と言われた鏡子の真相も解き明かされ、「坊ちゃん」のストーリー展開とともに漱石の人間的成長が明らかになる。夫婦愛や盟友・正岡子規との友情をも織り込み、完璧でまったく欠点のないミュージカルでした。お馴染みの猫が登場するのだけれど、この猫役のキャストがバレーを習ってるのか、キャッツのような動きで、実に美しいのです。高校生のキャッツ!素晴らしい!

そして、山嵐と正岡子規役のキャストがいい味出してました。人が人らしくあるための正義なんつって赤シャツをやり込めるシーンはスカッとした!(^0^)ものすっごいハイレベルな高校生たちで、プロ並み。こうした有名校にありがちに部員も多いようでミュージカルに欠かせない出演者の多いこと、多いこと!(^0^)

いつも完全ばかりを求めているから満たされない漱石に、正岡子規は言うんですね、「キャッチボールの基本は相手の胸をめがけて、しっかりと投げる。例え相手がひねくれた球を投げても文句言わずに拾う。」
人生の基本かもしれないね。(^0^)

こんなに完璧で素晴らしいミュージカルだったのに受賞出来ませんでした。やっぱ、ミュージカルは高校演劇に不向きだったんでしょか?
ワタクシは十二分に楽しんじゃった!飛んだ高さにも感動!(^0^)

ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ラフ
あのラフな感じ好きですね。なんかのんびり、構えず、見ていいんだと思う。この飴屋さんは好きかも。もちろん黒田さんも素敵。

S高原から

S高原から

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

通ってみよう
はじめてみる三条会。わたしにはちょっと衝撃でした。嫌いではないので、ちと慣れが必要か。もう少し通ってみようと思う。

この街の冬

この街の冬

スプリングマン

OFF・OFFシアター(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

相変わらず。
普通を見せるのが上手い。
そして内容が良い意味で厨2臭い。
澁谷さんの脚本・演出は生暖かくて好きです。
次の公演も楽しみだー。

シネマ歌舞伎「法界坊」

シネマ歌舞伎「法界坊」

シネマ歌舞伎

MOVIX京都(京都府)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/29 (金)公演終了

満足度★★★

笑いと空虚と画期性と精力と
その場限りの笑いの連続に、途中で疲れてしまったりもしたんですが、あとで考えたら、この公演こそ生で体験しないと意味がないのかも。(映像でも様子はうかがえますが)

あと、私は花組芝居を見慣れているのであまり新鮮に思うこともなかったんですが、歌舞伎しか観ないような人には、画期的なことが満載だったのかも。

地の演目自体は、歌舞伎らしい、ナンセンスやお約束たっぷりの作品だと思います。

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

ダンスがみたい! One Year Program & 新人シリーズ8

die pratze

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/01/06 (水) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ノイズは関係から生まれる~「新人シリーズ8 Gグループ」
ノイズは受信側のものだ。
デジタル化はノイズを排除する。
人類に自然のまま残されたアナログのビオトープ:劇場。
おしまいは「ロンドンオリンピック代表候補合宿」の風景でしたね。

第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

静岡市立商業高等学校「 はなまぼろし」
脚本は既成のもの。

ただ自分が思う事をしただけで、誰一人として悪かった訳じゃなく、みんな、それぞれひたむきに誰かを愛していただけなのです。それぞれの想いが交差する物語。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

その昔、貧しい村では間引きと言って子供を水子にさせた時代があった。その水子の霊が見える桜子と学生の恋の物語。

自分を無能だと卑下していた学生は学校から逃げ出して死のうと考えて死の旅に出る。その途中、満開の桜に魅入られ山に入った学生は美しい桜子に出会う。聞けば桜子は幼いころ、桜塚に捨てられていた女だったという。学生は何故か桜子の前では素直になれる自分がいて、自殺しようと考えていた事までも話してしまう。(究極の恋愛は同情から始まるって言うけれど、どうやら本当のようだ!)
そんな学生に桜子も恋心を抱くが、桜子にはいいなづけが居たことから、ほのかな恋心を抱いた学生も桜子を諦めてしまう。しかし桜子は学生の子を産みたいと考え、この村に言い伝えられている「好きな人の飲み残しの茶を飲むとややこが宿る」というのを信じて学生が帰郷した後に飲み干してしまう。

やがて、桜子はいいなづけの作蔵と結婚する前に子供が生まれてしまうが、作蔵は俺の子だと桜子を庇ってまでも結婚する。しかし、学生が元気になって村に訪れると、桜子の抱いていたややこは溶けて桜の花びらになってしまう。桜子は自分を淫らな女の血が流れてる、呪われた水子の定めだと言って崩れ落ちるが、やがてこの物語自体が現実の世界で、子供を水子にさせてしまった少女の妄想だと知る。

現実では少女が両親に付き添われて、「何も心配ないからね。何もなかったんだから・・・。」と理解させようとしているシーンが現れる。少女が愛に敗れ傷ついて慰められている場面で終わる。

本来なら、きっと頭上から舞い散る桜の花びらが幻想的で美しいはずだったのだと思う。籠の中に花びらを入れすぎたようで、舞台の上でゆっさゆっさ音を立てて花びら入りの籠を揺らしてるのに、はらはら・・・はら・・は・・・、しか落ちてこない。きっととんだ失敗にすごく悔んだろうと思うと言葉がない。

それでも物語は幻想的で美しく儚いのでした。役者の演技力は秀逸でした。



冬のライオン

冬のライオン

幹の会+リリック

東京グローブ座(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻!
とにかく、平幹二朗さんと麻実れいさんがスゴイ!!あのセリフの応酬は、圧巻でした。家族みんな、腹割って話しすぎるし、愛憎たっぷりすぎて、私があの中にいないことを幸せに感じたほどです。かなり見ごたえのあるものでした。

第45回関東高等学校演劇研究大会

第45回関東高等学校演劇研究大会

関東高等学校演劇協議会

ひたちなか会場(ひたちなか市文化会館)(茨城県)

2010/01/16 (土) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

竹園高等学校「 桜の香 」
脚本は既成のもの。

どの生徒も的確な立ち位置と大人顔負けの演技力でした。特にマーリン(盲導犬)役の百生成美は物語を解説するナビ役も引き受けて実に素晴らしかった!

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

幕開け、鶯の里泣きの声から舞台は始まる。実に美しいシーンで導入音楽も素敵だった。この物語の繊細な部分を音楽、演出でしっとりと表現していたと思う。

ある中学教師は網膜剥離から完全に全盲になってしまい、絶望の底に落とされてしまった。先生自身、やけになったり怒鳴ったりと自らの精神を安定させることが出来ない。妻にも当たってしまい、そんな折れそうな心の先生を繋ぎとめようと、立ち直らせようと支える周りの人々。先生と同じように全盲になりながらも教壇に立つ教師が何度も電話をして支えるシーンや、糖尿病のために全盲になり両足は切断、手の指も何本かを残して切断、更に脳梗塞になっても教師を続けているという女性教師が「さしづめ日本のヘレンケラーかしら?それでも心が負けない限り元気なの」と明るく笑いながら語るシーンは圧巻でした。

そんななか、全盲先生(新井先生)も少しずつ変わっていく。そうして、また教壇に立ちたい。盲学校の教師ではなく普通中学校の教師になりたい、と思うようになる。「なぜ、普通中学校の教育に拘るのか?」という問いに「子供にとって日常に障害を持つ人と接することで他社を思いやる心が育つ」と答えるのだった。

やがて新井先生は普通中学校への移動が決まり戻ることが出来たのだった。「先生の夢は何ですか?」「いつか担任を持つことです。そうして亡くなる直前まで授業をしていたい。あのヘレンケラーのように・・。」
先生と生徒達が楽しく会話するシーンもそして終盤、妻と桜を香るシーンも美しい舞台でした。
椿姫

椿姫

SPAC・静岡県舞台芸術センター

グランシップ中ホール・大地(静岡県)

2009/12/11 (金) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

まさか
過剰な身振りを極端に排除した演出によって、椿姫の言葉(歌)が生々しいモノとしてぶつかってきました。
こんなに人間臭いなんて!

そして、まさか‥‥‥

ネタバレBOX

まさか、二つの劇場を使うなんて‥‥‥


公開リハーサルを観させて頂きました。
ありがとうございました。
ソコバケツノソコ

ソコバケツノソコ

BATIK(黒田育世)

シアタートラム(東京都)

2010/01/15 (金) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

20100116
。・`ω´・)ノ 

美しいヒポリタ

美しいヒポリタ

世田谷シルク

小劇場 楽園(東京都)

2010/01/13 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

大変楽しうございました
ネットビジネスを手がける小規模オフィスで社員同士の結婚が決まり、夜には社長の音頭による祝賀飲み会が開かれる…という1日を描いた物語。
ベースはシェイクスピアの『夏の夜の夢』ながら、単なる翻案ではなく翻案したストーリーの中に原典が表出して、さらにその原典を「おしゃアプ(=おしゃべりアプリ)」の中のトラブルとして再度取り込むという、ひとひねりどころか「2回転半ひねり」くらいした構造が面白い。
で、その翻案部分と原典部分を照明で切り替えるとか、ところどころ「3倍速再生」でトバすとかの演出もわかりやすいし、ちょっとテクノ系?なダンスやそれにラップも組み合わせてさらにそこに出てくるコトバを壁に投射するなんてのがカッコイイ。
そんないろんな要素の取り合わせ、他に類を見ない感覚で大変楽しうございました。

小鳥のさえずり

小鳥のさえずり

SPPTテエイパーズハウス

銀座みゆき館劇場(東京都)

2010/01/14 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

シナトラ・ナンバーもイイ感じ
2009年の大晦日、留守中の燐家に届いたために預かっていたマロングラッセをちょっとした事情から三女が食べてしまい…という状況から始まる「お馬鹿サスペンスコメディ」。
まずは舞台となる家で飼われているセキセイインコを狂言回し(あるいはストーリーテラー)に使うアイデアが面白い。
カゴの中に実物大の模型があり、その台詞や動作はそのそばにいる役者が担当するというのが独特で、カゴを揺すられると役者も揺れたり、セリフのない時には小鳥っぽく頭を小刻みに動かしていたりするのが愉快。
また、内容的には前述のような出だしから、怪しげ(と言っても犯罪などとはまったくもって無縁)な人物が何人か登場し、家族側にも(マロングラッセを食べたこと以外(笑)に)隠し事をしているような者がいたりして「それって何?」と興味をつないで、実は薄れていた母と娘たちの絆を取り戻させようとする伯母(母にとっては義姉)の策略(←σ(^-^) の弱点パターンだ(笑))だったというのが巧い。
さらに亡くなった父(夫)の見せ方やかすかに交流する部分に堤泰之の『煙が目にしみる』(これがまた大好きなもんで)に似た薫りを感じたりもする。
あと、暗転時(開演直前も含む)に流れるシナトラ・ナンバーもイイ感じ。

FUTURE

FUTURE

ブラジル

駅前劇場(東京都)

2009/12/16 (水) ~ 2009/12/21 (月)公演終了

満足度★★★★

俳優力
くせのある役をそれぞれが色濃く演じていて惹き付けられる。
これだけの役者が集まってくることだけでもスゴイ。

『カガクするココロ』『北限の猿』

『カガクするココロ』『北限の猿』

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/12/26 (土) ~ 2010/01/26 (火)公演終了

満足度★★★★

青年団を見る楽しみ
先週の「北限の猿」につづいて「カガクするココロ」も見てきた。
どこからが始まりなのかも分からない、場面転換も暗転もないワンシーンなのだが、その物語の前後、その物語の外側を想像させて広がっていく。物語を説明しないセリフにもかかわらず世界が広がっていくことが気持ちよい。そのあたりが青年団を見る楽しみであったりする。

役者もよい。木引優子、鄭亜美の存在感。一度見ると忘れられない。

黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

初ブルでした。
永井幸子さんがとても素敵。酔っ払った後のギャップにキュンキュンしてしまったっ。
内容的には、女の様々が描かれてますが、女目線から言うと、妥当なラインという印象。

僕らの声の届かない場所

僕らの声の届かない場所

ろばの葉文庫

The Art Complex Center of Tokyo(東京都)

2010/01/12 (火) ~ 2010/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

芸術へのそれぞれ想いがより際立って
08年夏の空想組曲によるオリジナル版と比べて人員的にも時間的にもコンパクト(後で聞いた話によると台本の頁数は増えたそうな)になり、しかも笑える部分が増えたことにより、芸術に対するそれぞれの想いがより際立った感じ?
凝った装置のオリジナルに対してこちらは割とシンプルということも含めてその印象に既視感的なものがあったのは、コロブチカの『証明』とダルカラの『プルーフ』の時と似ていたからなのね…。
でもって、その時にしても今回にしても、内容がより迫って来たように感じられたのは、演出の違いだけではなく1度観ていたからという要素も多分にあるワケなんだが…(笑)
また、オリジナル版の自分のレビューを読むまで省略された部分に気付かなかったのは、改訂の巧さに加えてσ(^-^) の記憶能力の衰えによるものも少なからずあると思われ…(自爆)
あと、劇中では「絵画に対する」想いや才能ではあるものの、内容的には芸術全般に拡大解釈できるワケで、演ずる側も身につまされたりするのかしら?などとも思ったり…(大きなお世話?(笑))
いずれにしても、古典的な作品ではなく、こういった最近の作品を新たに仕立て上げるという企画も面白いので今後のトレンド(の1つ)になったらイイなぁ。

黒いインクの輝き

黒いインクの輝き

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★★

抜群の安定感
北関東にある売れっ子女流マンガ家の自宅兼仕事場で、打ち合わせを始めようにも肝心のセンセイの行方がわからず、アシスタントたちや編集者(+α)が彼女を待っている一夜(+回想シーン)に垣間見える人間関係…な物語。
全体の印象はジックリ基礎固めをしたシッカリした土台の上にガッシリ建てられた堅牢な建物の如く抜群の安定感あり。
邸内の3つの部屋をうまく組み合わせた装置の中で描かれる時折ドス黒いものが噴出する「女の園」、各人物もそれぞれ個性が際立って存在感があり観応え十分、的な。
また、回想シーンとのクロスのさせ方も巧みで、5年前や10年前の場面ではちょっとした違いだけなのにちゃんとその期間分若返っているのも見事。
さらに、センセイの状況を明示せず、しかし推測させるに十分なヒントを与えて各人の想像に委ねて終わるのも余韻が残って面白い。(賛否あるかもしれんが…)
こりゃあ次回以降にも期待だな。

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