最新の観てきた!クチコミ一覧

166981-167000件 / 190089件中
動物大集会

動物大集会

五反田団

いわき芸術文化交流館アリオス(福島県)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/05 (土)公演終了

満足度★★★

五反田団、初見
なんとなく想像してた感じ。面白かったですが、アリオスの小劇場ではちょっと間口もタッパも大きすぎたような気がします。こまばアゴラ劇場やアトリエ春風舎で見たら、印象が違っていたのかも。

プログラムE「イサムよりよろしく」

プログラムE「イサムよりよろしく」

杜の都の演劇祭プロジェクト

カフェ・シナモン・エ・ラパン(宮城県)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

センターにステージのある不思議なお店
空間を上手く使っていて、いつの間にか物語に巻き込まれている感じがしました。ストリッパー役の上島さんがキュート。真田さんが演じたイサムの役は切なかったです。

 絞首台の上の馬鹿 

 絞首台の上の馬鹿 

TheatreGroup“OCT/PASS”

GalleryOneLIFE(宮城県)

2009/11/26 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

久しぶりの作風
なんだか集中して観てしまいました。パンフレットで「死刑」を国家による犯罪と言い切ってしまった上で、目の前でおきている状況を笑うのは、なかなか難易度高かったです。

自分で考えろっ

自分で考えろっ

Ballet Company ~demain~

エル・パーク仙台 スタジオホール(宮城県)

2009/12/04 (金) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

美しい時間
コミカルでもあり、時に切なくもあり。美しい時間を過ごしました。

あの角を曲がれば

あの角を曲がれば

トラブルカフェシアター

いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)

2009/11/28 (土) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

答えない答え
TCTがアクション芝居から一変して路線変更。
静かに進行する家族劇といった感じでした。

ネタバレBOX

全ての伏線(長男の嫁の浮気etc…)が回収できていなかったのが気になりつつも、全編を通して次男の想いに共感するところがあり、楽しんでみることが出来ました。
出オチのロッカーは賛否が分かれるところなのかもしれませんが、自分は好きでした。
ラスト近くの朝倉さんのセリフ、「答えを出さないことも答え」というのが自分の中にストンと落ちてきただけでも、この芝居を見た価値はあったのかなと思えました。

とは言え、アクションや殺陣を駆使する劇団も盛岡ではTCTしかいないわけで、そういう劇も楽しみなわけで・・・。今後の活動に注目します!
奇々怪々

奇々怪々

カートエンターテイメント

SPACE107(東京都)

2009/12/02 (水) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

唇に聴いてみる

唇に聴いてみる

劇団ミカヅキミナト

池袋GEKIBA(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

抗菌バスターZ3 チェンジ

抗菌バスターZ3 チェンジ

ACファクトリー

シアターサンモール(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

錦繍 KINSHU

錦繍 KINSHU

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2009/11/04 (水) ~ 2009/11/13 (金)公演終了

満足度★★★★

(水戸公演)
好きな小説だったので舞台も観てみました。

書簡小説をどのうように舞台で表現するのか期待と不安が半分半分でしたが、舞台は小説のイメージを崩すことなく、生きている登場人物を感じることが出来て感動しました。

小島聖さんの熱演、そして眼の輝きに鳥肌が立ちました。

生の瑕疵

生の瑕疵

集団as if~

萬劇場(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘

東宝

日生劇場(東京都)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/28 (月)公演終了

満足度★★★

舞台美術がステキ
エンドレスな生演奏。歌・ダンス…ミュージカルの醍醐味!!子役あっぱれ!!!舞台美術はなかなか工夫されていて面白かったし、良くできていて、無駄がなく、素敵でした。あの曲線の使い方がなんともいえず良かったです。もちろんそれをあてる照明もなかなか。本当に舞台って役者だけじゃできない!って感じましたね。

遊星カノン

遊星カノン

劇団 pH-7

pH-7地下劇場(愛知県)

2009/11/20 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

アングラ?
ここは始めての観劇でした。
40歳前後のスキンヘッドの子役忍者がバニーガールの格好で出てきた
瞬間が最も面白かったです。
アングラって言うような感じではなかったんですが。。。

午后は、すっかり雪

午后は、すっかり雪

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

さりげなく強く、染み込んでくる感覚
舞台上の時間が
ひとつずつ
魔法のように実存感を与えられて。
さらにその時代を受け取る別の時代と重なっていきます。

いとおしさを感じても
閉じ込められることがない、
過ぎた時間への感覚に浸潤されて。

遅れて降りてくるかすかな高揚の匂いにも
心惹かれました。

ネタバレBOX

冒頭の空気が、観る側をすっと捉えます。
舞台隅に見える雪を模した美術と
毛布に包まる人が季節を伝えて・・・。
そして、二人の時間、ちょっと古風に見える大人の世界。
それは時間の断片。

物語が重なっていきます。
昭和30年代に生きる人々、
そして昭和が平成に変わる頃にその時代を俯瞰する。
昭和30年代の日々のスライスが、
昭和60年代の色に時間をやさしく磨かれて。
舞台上の空気につつまれて、
折り目正しく丁寧に観る側の今に手渡されていきます。

昭和30年代って
まだ一般に家族の愛情や男女の愛情に
ある種の箍がしっかりとはまっていた時代だと思うのです。
父親が帰宅するときの一家の雰囲気など
今からみると滑稽ですらあるけれど、
それは当時のホワイトカラーの
ありふれた家族の縛めであったはず。
次第に家族の規律がほどけていきながらも、
中産階級の家ではまだ父親と母親、あるいは夫と妻が
それぞれのロールをステレオタイプに担っていた時代。
今とは隔絶したような感覚もあるのですが、
そこに事象だけではなく空気が演じられているから、
観ている側に奇異な感じや違和感がない。
姉妹たちのそれぞれの結婚観や愛情の色に加えて、
日々の暮らしの肌合いまでが
キャラクターの体温とともに伝わってくるのです。

父親がその場をはずしたときの
母親と姉妹たちのほどけたようなかしましさ。
お見合いに失敗した末娘に
父親が用意したバター飴からつたわってくる愛情の愚直さ。
さりげない道具立てがその場を瑞々しく際立たせて・・。
そこに役者たちの解像度の高い演技が重なり合って
向田家の日々が香り立つ。

向田邦子自身から滲む、
その家の枠をさらりと踏み越えたような
愛情にも息を呑みます。
琥珀のような色に染められたしなやかでに濃密な時間。
冒頭の足をなぜる仕草にはじまって、
相手を強く想う気持ちと
相手を愛おしむが故の距離感が、
男と女の普遍的なつながりの重さから
さらに溢れるようにそこにあって。
食べ物や日々の暮らし、
スープや昔ながらの駄菓子に編み込まれた心の交わりが美しく光る。
日々の買い物の値段が下世話に流れる毎日を映し、
その繰り返しが男が病に蝕まれいく時間軸にかわっていくなかで、
一つの毛布の内側のぬくもりが
皮膚だけではなく包み込むように心を温めていく。
刹那の慰安。
そこに宿る感覚の実存感が、
時代の感覚をそっと隠して
観る側を深くやわらかく浸潤していくのです。

そんな時代や邦子のことをを受け止める昭和60年代の向田家も
実にしなやかに描かれていました。
家の匂いを残したなかに、
流れ着いた時代のあるがままの空気があって。
昭和の終りという見知った時代での質感から、
さらに過ぎ去った時代が垣間見え、
その時代の座標が観る側にも浮かんでくる。

とまどいながらも
邦子の愛猫の死をきっかけに
30年代を一つの時代として受け入れる妹の変化に、
昭和という時代の滅失への諦観と柔らかな受容を感じて。
気が付けば、
観る側も同じように時代を俯瞰する場所に置かれている。

ただ過ぎ去った時代への愛惜だけに閉じこもるのではなく
いたずらに、過ぎた時間を捨て去るのでもなく
そこから昔を袋に詰めてさらに歩き出すような感覚。
過去の人々や時代の記憶を今として
力まずに自然体に歩き始める三女の姿に
柔らかい高揚を感じながら
終幕を迎えたことでした。

で、ですね・・・
アロマのように染み込んできた
作り手の想いが
終わってしばらくしても、驚くほど消えないのですよ。

さりげなく強く観る側を取り込んでいく
吉田作劇のしたたかさにも、改めて舌を巻いたことでした。
シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘

東宝

日生劇場(東京都)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/28 (月)公演終了

満足度★★★★

おしゃれな舞台でした
いかんせん本が古いので、もう少し演出に工夫があれば現代でももう少し話の盛り上がりが感じられたのではないかなぁと思います。セット転換がワンパターンで飽きますが、おしゃれです。アンサンブルの方々のダンスが素晴らしくて、転換場面も宝塚のレビューの一場面を見ているようで楽しめました(謝先生の振り付けのニュアンスですね)。ただ、如何せんワンパターンすぎて飽きてきます。
台詞系の旋律がここまで歌にしなくてもいいような。。。これも飽きてきます。
また、女性の旋律が高すぎて、聞き取りにくい事も多々あり。疲れてきます。
テーマ音楽は幕間、開演前ずーっと流れているので嫌でも耳につきます。
美しい旋律なので、物語の感動を載せて切ない気持ちになります。
が、飽きてきます。
ロマンティックでノスタルジックな気分になりたい方にはお勧めです。

パイレート・クイーン

パイレート・クイーン

東宝

帝国劇場(東京都)

2009/11/28 (土) ~ 2009/12/25 (金)公演終了

満足度★★★★★

期待通り+以上のアドベンチャーエンターテインメント!
初日以来3回ほど拝見してます。
こんな贅沢なミュージカルはさすが東宝さんならではという気がします。
話の展開が長期間を凝縮しているのでコンパクトにされすぎてて物足りない感じがしますが、プリンシパル、アンサンブルいずれも抜群の歌唱力でドラマティックに物語を進めてくれるので大満足です!
特に保坂さんはあの小柄な体でかなりのアクション入り、出ずっぱり、歌いっぱなし状況で怪我をしないかはらはらしてしまう熱演振りが素晴らしいです。
また、涼風さんとの超高音デュオは圧巻なのですが、次の場面のつなぎに突入してしまい、拍手するタイミングが無い。。。!
純粋にアドベンチャーエンターテインメントとしてどなたにも楽しんでいただける作品と思います。

西遊記 龍王編

西遊記 龍王編

劇団やぶさか

相鉄本多劇場(神奈川県)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でございました。
密かにやぶさか様ファンの者です。春の公演は観に行けなかったので、9回公演のストーリー以来、1年間待っての観劇でした。待った甲斐ありまくり!のパワー溢れる、そして興奮する劇でした。物語冒頭のオープニングデモのような演出がすごくかっこよかったです。これからも観に行ける限りはやぶさか様を追いかけていきたいと思います。

太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)

太陽と下着の見える町(庭劇団ペニノ)

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2009/12/05 (土) ~ 2009/12/13 (日)公演終了

満足度★★★

カットバック&グロテスクな衛生(精神)博覧会
単に「並べてあるだけ」の感じがしてしまった。
期待が大きかった割には、残念ながら楽しめなかった。

ネタバレBOX

幕が開いて「病院みたいだな」と思ったら、結局そのまんまだった。
音と場面のカットバックによるオープニングから期待は高まったのだが、先に進むも、それ以上の深みのようなものは感じなかった。

後で二つ折りのパンフを読むと、作・演出の方は現役の精神科医とのこと。
「ああ、なるほど」とは後から思ったものの、舞台の上からは、その表層的なものしか受け取れず、それぞれの深いところへ連れて行ってはもらえなかった。
もちろん、私の受け取り方に関する問題なのかもしれないが。

本職の視点あるいは、本職とは思えないような歪んだ視点(あるいは偏見)が見せてもらえたら、もう少しは楽しめたように思える。

精神に異変をきたした人たちを、病室のような箱にきれいに並べて、まるで展示して見せているような悪趣味的な舞台に見えてしまった。

下着が見えることに関しては、どうでもいいかなと思ってしまった。楽しくもなければ苦しくもない、もちろん面白くはまったくない(下から風が起きるシーンはバカバカしくもあり、これは面白くなるのかと思ったりしたのだが)。

世代ごとに区切られ、それぞれの登場人物の妄想のようなものがカットバックのように示され、それが軽く交錯する。
世代と言っても、自称であるので、もちろんそのあたりも怪しくもあるのだが。

下着がキーワード。ワードというか、ポイントというか。それを「見せる」こと「見せてしまう」ことが、舞台上の彼らの、状態の比喩なのだろうが、それだけにしか見えない。

舞台の上で展開されるのは、作者のイメージの羅列なのだろうが、それはある一定の範囲内だけでのイメージに見え、枠からはみ出ることはない。
同じところをぐるぐる回っている感じで、最後まで突き抜けることはなかった。つまり、「・・・で?」ということ。
「ある一定の枠」は、全体が目指すベクトルを指し示しているようには思えず、舞台上で溜められつつあるエネルギーの向かう先がイマイチつかめない。

その方向は、作者の頭の中にあるのだろうか、それとも作者の頭の中でも未整理なのだろうか。

頭の中にあったとしても、未整理であったとしても、その「ぐるぐるした想い」のようなものは、観客である私にも届けてほしかったように思う。

ぐるぐる回りながら、一定の方向に突き抜けるようなエネルギーの放出があったのならば、カタルシスのようなものを感じただろうし、また逆にヴォルテージが徐々に高まりその頂点での肩すかしがあったのならば、それはそれで感動したかもしれない。
しかし、それは両方ともなく、ちょっと感傷的になりつつも、意外と平坦にラストを迎えてしまった。

否定的な言葉ばかりを書き連ねてしまったが、セットはいい感じで、役者はうまいと思った。セットも含めた「トーン」の統一感もいい。
また、マメ山田さんが黒い衣装でけたたましく笑いながらで登場するところは、グロテスク感が増大し、背筋がぞくっとした。

ところどころ笑いがまぶしてあるようなシーンもあったのだが、笑えるようには設定されていないので、笑えなかった。
ただし、巨大なトンカツには、不覚にもちょっとだけ笑ってしまったのだが。
瞬間キングダム

瞬間キングダム

あなピグモ捕獲団

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2009/11/27 (金) ~ 2009/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

お手伝いも兼ねて・・・
サプライズな装置が好きです。
手作り感満載なのも大好き。

ストーリーを追うってより、この世界観を楽しむお芝居。
いろんな年代にみてほしい。
いろんな人たちにみて欲しいなぁ。

カタルシス夢十夜

カタルシス夢十夜

ムシラセ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2009/12/03 (木) ~ 2009/12/07 (月)公演終了

満足度★★★

お手伝いも兼ねて・・・
マチソワ二回もみせてもらいました。

女性が書く恋愛の話しだなぁ。
メインの役者は男性なんだけど、話が女性。

綺麗な舞台。
男性がもっと個性的に演じ別けられたらいいなぁ。


おもしろかったす。

シャッフル・ルーム

シャッフル・ルーム

東京おいっす!

「劇」小劇場(東京都)

2009/12/01 (火) ~ 2009/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

こういった部屋のシャッフルは
以前も他の劇団で観たけれど、思いのほか、笑えなかった。たぶんそれはワタクシがコメディを見過ぎてるのかもしれないが・・。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

物語はひじょうにベタで解り易い。筋は良く出来ていたと思う。夫のいる身の妻がテニスコーチとちょっとおイタをしちゃおうかしら?なんて下心満点で元カレの同じ作りの部屋と自分の部屋をシャッフルするところから始まるが、なんせ、もっと笑いが欲しい。

おいっす!のコメディって、落語に似てるような気がする。ネタの先取りが出来てしまうのだ。つまり、たぶん、この展開のこの先はこんな笑いを持ってくるんだろうなー。と想像できてしまうのだ。だから、本当にそうなった時に、やっぱり・・。なんつって、妙に醒めてしまってパンチがたりない。コメディって時間との戦いだと思うけれど、そこには意外性というか、「おお~!そうきたか!」と観客を嬉々とさせる技もみたいと思う。

おいっす!は割に緩やかに笑いをとる劇団で、他の小劇団のコメディと比較しても、スピード感に欠けるし、笑いのネタが古いような気がした。むしろこのお芝居はコメディではないんです。と言われた方が納得したかもしれない。

他の劇団のコメディってこんなもんじゃないのだ。

このページのQRコードです。

拡大